2020年10月29日

秋の新アニメ2020 ワースト

秋の新アニメ2020、今回はワースト編です。
ベスト編でも書きましたけど、いい意味でも悪い意味でも、いい作品は揃っていながらも佳作扱いの作品ばかりで、よく見ればクオリティが高い、悪く言えばどんぐりの背比べなんです。ただ、その中でぶっちぎりで悪い作品と似た系統の作品ばかりでネタ切れなんじゃないのと思われてもおかしく無い作品が候補として残り、残る1つは見せ方の問題で、ワースト3作品を固めました。では、見てきましょう。


今期のワーストは、「まえせつ!」
・・・正直ダダ滑りのギャグを見せられるという拷問的な作品です。これ面白いか?ええ、そう言いたくなりましたわ。
吉本興業が絡んでいることもあって、役者として素人な芸人さんを声優に据えなければならないという点で、スタッフがアニメをわかってんのかと思うし、話の作りもお笑いを舐めているなとお笑いに詳しくない人間でさえも思ってしまう
正直スタッフの皆様は、森田まさのりさんの「べしゃり暮らし」をよーく読んで、一から作り直せと言ってしまいそうだなぁ・・・。
なお、唯一評価できるのは、聖地巡礼が捗(はかど)るくらいか(ニヤニヤ)。

2番目は、「神達に拾われた男」
この作品は、いわゆるなろう系の作品がにじみ出ていて、基本はできているけど、発展も応用もないんですよね。ああ、またお決まりのパターンか・・・と思われるパターンが読まれる作品なんです。話も平坦で、気持ち的にわかるシーンもあるものの、それ以上が無い。
よく読まれた作品なんだろうけど、今見ると前時代的過ぎて面白味に欠けるんだろうと思いました。その点では、古臭くとも1周回って面白かった「キングスレイド 意志を継ぐものたち」は、曲がりなりにもよくできているんだな、と。

3番目は、「アサルトリリィ BOUQUET」
これは一言、見せ方が悪い1話目で登場人物を多く出すな。以上。
ちょっと見逃すと、もう頭に入ってこない作品の典型的パターンですわ。2話目以降も頭にあまり入ってこないのは、登場人物の見分けが難しくなっているのかなと。
そう思うと、今期登場人物の多い作品の一つである「ラブライブ!虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会」は、程よく見せているし、「ストライクウィッチーズ ROAD to BERLIN」なんて久しぶりの続編なのに、ちゃんとメインで見せたい人、今回はサブというキャラの距離感が抜群で、シナリオもちゃんと面白味のある、キャラの特性を考えたデキになっていると思いましたわ。
なお、「アニメリコ」は、いい作品と悪い作品の差が激しいけど、今期は「安達としまむら」が思った以上によくなくて、この作品が悪い、悪過ぎるなんですわ・・・。


人気ブログランキングへ ブログランキング・にほんブログ村へ  

Posted by alexey_calvanov at 23:33Comments(0)

2020年10月17日

秋の新アニメ2020 その22 まえせつ!

秋の新アニメ2020、22回目はオリジナル作品の「まえせつ!」です。
こちらは、新型コロナウイルスの影響で7月放送が延期になり、今期の放送になったのですけど、「らきすた」のイラストを描いた人が今回イラストになるということで、期待している人もいるのではないかなと。
お笑いをネタにしたアニメということなのか、吉本興業も企画に参加しています。アニメに関わるのは珍しいんじゃないのかねぇ?


あらすじはこう(以下PCではイタリック体で表記)。


日々バイトや学業に勤しみながらもお笑い芸人を目指す4人の女子達。彼女達は、お笑いの殿堂でもあるなんばグランド花月を目指し、日々ネタ合わせや実践で奮闘していた。

ある日、母校の文化祭に穴が開いたからヘルプが欲しいと妹から電話が掛かってきた。これはチャンスとばかりに馳せ参じたのだが・・・。



というふう。


今回、彼女達のお笑いシーンよりも、エアバンドを組んで披露するシーンがメインになってしまっており、この子達はお笑い芸人を目指しているんじゃないのと懐疑的になってしまいましたね。まぁ、女子高校生ながらもお笑いの席を持っているコンビとのコントラストでそうなったんでしょうけど、それなら、いっそのこと白けるだけの漫才シーンをしっかり見せた方が、彼女達がお笑い芸人の卵なんだというのがわかりやすいんじゃないかと思った次第。もちろん、エアギターで賞を取ったダイノジの一件を意識したんだろうと思うし、それをディスりたいわけではないけど、なんか違うという違和感を感じたのよね・・・。そもそも論で、お笑いコンビが合同(同じステージに一緒に出演してネタを組むという点)で出演すること事態あまりあり得ないかなと思うのですが、ホントにこの製作陣はお笑い芸人の仕事をわかっているのですかねぇ?

作品そのものは、お笑い芸人を目指すという部分では共感は持てたけど、そのアプローチの掛け方がおかしいというところが目立って、もったいないなと。埼玉県を舞台にしているなというのは、見ていてすぐわかったので、聖地巡礼はハマれそう(笑)。まさか、さいたま市(大宮)にあるあの喫茶店が出てくるとは・・・。


放送局・放送時間の詳細は、「続きを読む」にて。


人気ブログランキングへ ブログランキング・にほんブログ村へ  続きを読む
Posted by alexey_calvanov at 23:15Comments(0)