こちら、ペヤングことまるか食品の「ペヤングやきそば 4種の味が楽しめる四種四昧 ご当地シリーズ」というもの。
以前、ペヤングでは「ペヤングやきそば 4種の味が楽しめる四種四昧」というものを発売しており、その商品の場合だと、ソース味・激辛味に加えて、にんにく味・豚骨味が加えられていました。豚骨味ってあまり聞かない味だなぁ、ペヤングでは。さすがに、これはなぁ・・・と思ったので買わなかったですけど、今回のは、ちょっと興味深かったので、買ってみた。
今回のものは、東北・関東・東海・中国の4地域の焼きそばが楽しめ、それぞれ「横手やきそば」・「上州太田やきそば」・「富士宮やきそば」・「ひるぜんやきそば」となっています。どれも有名な焼きそばですね。
では頂きますけれども、普通なら北から南に向かっていくのがセオリーです。でも、それでは・・・と思い、「ひるぜんやきそば」・「富士宮やきそば」・「横手やきそば」・「上州太田やきそば」の順で頂こうかなと。
「ひるぜんやきそば」は、今回食べた4つの種類の焼きそばの中で一番甘い味わいだったと。味わいの濃い目なソースの風味は、蒜山が味噌ベースのソースだからかもしれません。
「富士宮やきそば」は、酸味のある味わいのソースになっており、普段食べている「富士宮焼きそば」と比べると、コク深さが無いのは、サバやいわしの削り粉や天かすが一緒に入っていないからだなと。名古屋のソース焼そばとも違うし、これは本当の「富士宮焼きそば」と言うには・・・。
「横手やきそば」は、4つのソースの中で最も酸味が強く、「日清焼そばU.F.O.」のソースにクセを付けたような風味になっていました。ただ、あまりにもソースのクセが強く、酸味ばかりの強調された味で、何とも言えないものになっていました。
「上州太田やきそば」は、まるか食品の地元なのに、自分のところのソースじゃない(笑)。こちらも酸味の強めな味わいですが、他の2つ(「富士宮焼きそば」・「横手焼きそば」)と比べて、そこまでではないものの、どちらかというと「横手焼きそば」寄りのものになっていました。クセは強くないけど、スパイシーでしたね。
この中で、また食べたいと思ったのは、「ひるぜんやきそば」のみでした。あとは酸味が強いかクセが強いかの二択を迫られる格好になってしまいましたね・・・。もう少し味のバランスを加味してくれれば、もっと美味しくなったかもしれないのに、惜しい。