2021年02月28日

週末・月末で容赦のない事態

今日、みずほ銀行で大規模なシステムトラブルが起きています。
その内容は、ATM操作中に通帳やキャッシュカードが取り出せなくなり、顧客が足止めを強いられている他、インターネットバンキングで一部の取引ができない事態にもなっています。この状況が今(2/28現在)でも続いているそうで、明日以降にも影響が長引きそうです。明日になれば、銀行の窓口業務も行われると思うので、そこでも影響が出るようだと、この大規模なシステムトラブルは計り知れないことになりそうです。
問い合わせの電話も繋がらない現状ではどうすることもできないので、飲み込まれてしまった通帳やキャッシュカードは泣く泣く置いていって帰るしかないですね・・・。後日取り出せるようになったら返却するとのことですから、明日以降物理的(修理)に取り出せると思うので、誤って使われる可能性は低いとは思いますが、預金などのデータをどういじくられているかわからないので、そこの怖さはぬぐい切れないでしょうねぇ・・・。週末かつ月末なので、給料を引き出しておこうと思った人もいたことでしょうに。


しかし、みずほ銀行は今回のようなシステムトラブルを何度かやらかしている印象が否めない。そう思って調べてみたら、やっぱりあったよ。
2002年に第一勧業銀行・富士銀行・日本興業銀行の合併に伴うシステムトラブルで5日間停止。あまつさえ、その後の後処理も含めれば1ヶ月に及ぶ事態になりました。
2011年には東日本大震災の義援金振り込みが影響したシステムトラブルが発生。そして3/19~3/21の3連休を利用したシステム改善を経て、9日間に及ぶ事態になりました。
つまり、今回が3度目になります。既に2度目の際には金融庁から銀行法による業務改善命令が出ているとのことなので、今回の一件でさらに重い罰が下される可能性もあります。業務停止処分が入ったら、銀行振り込みとかをやっている企業にとっては致命的だろうけど、そこまでしないと業務を改善できない(であろう)みずほ銀行が悪いわけで・・・。


とにかく全ては明日わかる。明日以降なにもできなければ、みずほ銀行には厳しい処分をお願いしたいものです。


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Posted by alexey_calvanov at 22:21Comments(0)