秋の新アニメ2020、11回目は小説家になろうが原作で、後にアスキー・メディアワークス(現在のKADOKAWA)のレーベルである電撃文庫から出ているライトノベルの「魔法科高校の劣等生」の続編になる「魔法科高校の劣等生 来訪者編」です。
第1期になる「魔法科高校の劣等生」がアニメ化されたのは2014年で、実に6年ぶりの続編になります。いわゆるなろう系の走りの作品なわけですが、今はなろう系の乱立で、この作品をなろう系とは思わないでしょうね。しかも今のなろう系は、異世界に転生する、ごく普通の人間が主人公ですからね。
あらすじは続きモノなので無し。朝鮮半島にある軍事都市と艦隊が落とされた事件から数ヶ月後、クラスメイトの転校に伴う送別会を開いた主人公達。その翌日には、1人の転校生がアメリカからやって来たものの、その転校生が主人公に対して何かを調べているのではないかというところから始まります。
いきなり始まった感があるので、過去の出来事などこれまでの主人公達の足跡が十分に追い切れていないかなと。6年のブランクがあるのですから、もう少し既存ユーザーも含め、見ている人達への配慮が欲しかった気がするのですけど、話数少ないんじゃと言われると言い返せない(苦笑)。
まぁ、主人公のことを結構調べている転校生がやって来て、CMでも流れていましたけど、劣等生のふりをしているんじゃないのとツッコまれると、主人公も返す刀で、確かにそう見えるかもしれないけど、実際にその扱いなのだから仕方ないという趣旨の発言をして相手をけん制してるんですよね。この言葉の巧みさも主人公のクールかつクレバーな部分だと思うのですけど、見どころが現状それだけなのも・・・。
この先、前期のような派手な戦闘シーンも出てくると思うので、そこまで待ちましょうか。
放送局・放送時間の詳細は、「続きを読む」にて。
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