2024年07月09日

夏の新アニメ2024 その9 ダンジョンの中のひと

夏の新アニメ2024、9回目は双葉社のウェブマンガサイトであるwebアクションで連載している「ダンジョンの中のひと」です。
今年は、冬・春アニメで「ダンジョン飯」というダンジョンを舞台にした作品をやっていますが、この作品もダンジョンを舞台にした作品正直ダンジョンを舞台にした作品って結構出ているので、差別化が難しいんじゃないのと思っていますけれども、どう見せ場を作っていくのでしょうか。


あらすじはこう(以下PCではイタリック体で表記)。


主人公は、数年前にダンジョンに消えた父を探しに探索しているシーフギルドに所属している少女。彼女は、前人未到の地下9階を踏破しようとしていた。
その地下9階でボスと思しきモンスターと戦っていると、突如壁が崩れ、謎の下手が露になる。慌てたボスモンスターは、突如戦いを中断することを提案し、しかるべき人が対応すると言っている矢先に・・・



というふう。


初回は、なし崩し的にダンジョンの管理人として雇われることになった主人公と管理人である以上に『敵』としても強い魔法使いの少女との出会いを描いたものになっています。
主人公に関しては、教え下手だった父の教えを、きちんと受け止めかつそれらを身に付け、異様に強い姿を垣間見せてくれました。ただ、次回予告でも真面目過ぎると魔法使いの少女に言われるくらいの真面目っぷり(苦笑)。非常にお堅い人物ですが、それは半分父親のせいだろう(ニヤニヤ)。


今後は、ダンジョンに勤める人々との絡みがメインになるのでしょうけど、やや出オチにならないか心配ではあります。話そのものは、まぁまぁ斬新なんですけどね・・。


放送局・放送時間の詳細は、「続きを読む」にて。


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Posted by alexey_calvanov at 23:58Comments(0)

2023年10月11日

秋の新アニメ2023その15 はめつのおうこく

秋の新アニメ2023、15回目はマックガーデンから刊行されている月刊マンガ雑誌の月刊コミックガーデンで連載中の「はめつのおうこく」です。
タイトルからして、不穏なものになっていますけど、やたらと文明が発達した世界を背に生きる人間というふうにも見えます。どんな作品になるのでしょうか。


あらすじはこう(以下PCではイタリック体で表記)。


かつて、人類に安寧と知恵をもたらした魔女という存在がいた。共に過ごした人類と魔女は、ギア・エクスパンション(超産業革命)を起こした帝国によって、その関係が一変する。帝国に住む人類は、並外れた科学力によって大きな力を持ち、魔女を敵とみなし、魔女狩りを始める


主人公は、生き残った魔女によって拾われ、育てられた中で、魔法を取得した稀有な存在だった。彼は、魔女と共に帝国から逃れ、魔法に寛容な国に向かおうとした矢先に帝国軍に捕らえられ、転送装置によって首都の広場に送られてしまう。
彼女を助けるために皇帝を倒そうと懐に飛び込もうとしたものの、警備隊に捕らえらえ、殺されようとしたその時、魔女の詭弁と懇願によって主人公は救われた。しかしながら、彼女は惨殺されてしまう。


それから10年後、戦争によって捕らえられた奴隷が、機転を利かせて看守から鍵となるスマートフォンを奪い取り、全ての牢の解錠を行う。その時、主人公の捕らえられていた牢も解錠され・・・。



というふう。


初回は、キーパーソンとなる人物の紹介をAパートとBパートに分けて紹介するというふうになりましたけど、Bパートの方が若干短く感じましたね。あくまで魔法を身に付けた少年が主人公という位置付けなのでしょう。
そのAパートは主人公と魔女との逃避行が描かれていましたが、その関係は単なる師匠と弟子の関係でも姉と弟のような関係でもない、もしかすると男女の関係に至らしめんものになっていたと推測されるものになっていました。ゆえに、惨殺という結末を迎え、彼女への思いと帝国(人類)への怒りというのを色濃く演出していたように見えました。その残酷なプロセスが惨殺に現れている(頭に一発撃って即死なところに警備隊がハチの巣にしたにもかかわらず、最後は斧で斬首というむごたらしいもの)ので、視聴者によってはキツい描写ですけど、主人公の恨みを知る上では重要なシーンになっていますね。
一方のBパートは捕虜だった彼女の優しさと芯の強さが描かれていたのが目を引いたくらいで、彼女が何者なのかは捕虜であること以外は詳しく描かれていませんでした。恐らく彼女の描写は次回に続く・・・というふうなのでしょう。


話そのものは、30分が短いと思えるほど引き込まれやすい内容だったと思います。スプラッタなシーンだけが印象深くなりそうな側面はあるものの、主人公の存在がよく引き出されていると思います。今後、主人公の帝国に対してのリベンジが描かれていくのでしょうけど、一緒についていくことになる捕虜だった彼女が主人公に対して色々存在感を出していくのではないかと思います。


放送局・放送時間の詳細は、「続きを読む」にて。


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Posted by alexey_calvanov at 23:27Comments(0)

2023年04月17日

春の新アニメ2023 その23 魔法少女マジカルデストロイヤーズ

春の新アニメ2023、23回目はオリジナル作品の「魔法少女マジカルデストロイヤーズ」です。
こちらは去年の夏あたりから制作していることがアニメイズムの中で流されていたので、アイキャッチを見る限り、期待は結構していました。いよいよ始まるのか・・・という思いでいっぱいでしたね。
ただ、BSの初回の放送が、普段の放送日がゴルフのマスターズと重なって、月曜日の深夜に順延となってしまったんですよ・・・。何とか見ましたけど、マスターズェ・・・。


あらすじはこう(以下PCではイタリック体で表記)。


2008年、謎の勢力が突如登場し、アニメ・ゲーム・マンガなど様々なオタク文化が禁止・排除となり、マニア達は保護という名目で弾圧され、場合によっては様々な場所で監禁されていた。
徐々になす術がないと思うようになった彼らは、無抵抗のうちに蹂躙され、遂に滅んだかと思われた。

ところが、残存マニア達によるゲリラ組織が結成され、彼らの聖地であるアキバ奪還に成功する。
しかし2011年、マニア達の躍進の源だった3人の魔法少女のうち、1人は離脱、1人は敵組織に捕まり、このことで主人公である組織のリーダーも革命の熱が冷めており、アキバ陥落も時間の問題になっていた。
その時、残った魔法少女が、彼らを奮い立たせた彼女の命懸けの想いがリーダーにも届き、再び革命の情熱を取り戻した彼は、魔法少女の捕らえられている監獄要塞ビッグサイトに向かうのだった。



というふう。


初回は、極めて劣性に立たされたゲリラ組織の状況とマイナスからの再起を図るというものでしたが、主人公の極めて冷めた立ち位置と魔法少女のアツい立ち位置が、まるでコントラストのようにはっきりとしていて、極めてアツい展開になっていましたね。ちょいちょいコメディ色も含ませていましたが、基本的にはアツい作品で、彼らを追い込んだ謎の組織との徹底抗戦への決意が最後は描かれていたと思います。
そして、今後は助け出された魔法少女ともう一人の魔法少女との3人で反転攻勢が描かれるのでしょうけど、かなり癖のある魔法少女達だなぁ(苦笑)。特に青いの(ニヤニヤ)。
よく似た作品はあったけど、物事の熱量が全く違う。嫌味な部分は全くなく、いい意味で面白かったですよ。


放送局・放送時間の詳細は、「続きを読む」にて。


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Posted by alexey_calvanov at 22:50Comments(0)

2023年01月09日

冬の新アニメ2023 その7 ツンデレ悪役令嬢リーゼロッテと実況の遠藤くんと解説の小林さん

冬の新アニメ2023、7回目は投稿小説サイトの「小説家になろう」から展開された作品で、後にKADOKAWAのライトノベルレーベルであるカドカワBOOKSで連載されている「ツンデレ悪役令嬢リーゼロッテと実況の遠藤くんと解説の小林さん」です。
かなり長いタイトルですねぇ・・・。それに実況とか解説とかって野球中継とかのような感じなんだけど、どんな展開になるのか気になるわい。


あらすじはこう(以下PCではイタリック体で表記)。


放送部に所属している遠藤と小林の2人。小林は遠藤にある乙女ゲームの素晴らしさを解くために、必死に勧誘していた。
ある日、その勧誘に折れた遠藤は、彼女と一緒にプレイすることになる放送部の発声練習も兼ねて、遠藤は実況・小林が解説という形で。
すると、2人の声が作品の世界の一人に伝わっていたのだ。彼は2人のことを神として讃え、以降2人の声をアドバイスにして、婚約者の破滅ルートを潰そうと心を砕くことになる。



というふう。


この作品は、ゲームの中の世界と現実世界がリンクしているかのように進んでいくのですが、最初はわけがわかんないよーという雰囲気を出していたんですわ(苦笑)。特に、何で声が届くようになったのかという動機が全くわからないので、ゲーム内の人物がなぜ疑わずに行動に移ってくれたのかがわからなくなっているんですよね・・・。もう少しその動機部分をわかるようにしてくれればと思うのですけど、それがこの作品のキモかもしれないので、わざとぼかしているようにも思えてなりません


話の展開としては、悪くないのですけど、声の届く部分がモヤモヤしているので、このあたりがすっきりすると面白くなるんでしょう。この作品は、もう少し様子を見ていこうかなぁ。


放送局・放送時間の詳細は、「続きを読む」にて。


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Posted by alexey_calvanov at 23:33Comments(0)