2014年10月12日

秋の新アニメ2014 その10 SHIROBAKO

秋の新アニメ2014、10回目はP.A. WORKSオリジナル作品である「SHIROBAKO」です。
この作品、映像業界が製作会社納品するビデオテープを入れる箱が白いので、白箱と言われており、それがタイトルになっています。
そして、この作品は前評判はそれなりによく、コミケの際に公開されたプロモVもたくさん見ていたそうです。しかしながら、前の作品のアレがね・・・。さすがに誰も付いていけなかったからね。あまりのアレっぷりにP.A.オワタ何て言われてますし、この作品への期待度は半端ないわけですよ。私も個人的には気になってますから、この作品。


あらすじはこう(以下PCではイタリック体で表記)。


上山高校アニメーション同好会の宮森あおい・安原絵麻・坂木しずか・藤堂美沙・今井みどりは、将来この5人でアニメを作りたいという誓いを立てる。やがてあおい・絵麻・しずかは高校を卒業し、上京する。あおいと絵麻は一緒に武蔵野アニメーションというアニメ会社に、しずかは声優プロダクションの赤鬼プロダクションへ・・・。


あの誓いから2年半後、あおいは絵コンテを作画家に納品するために、今日も華麗なドライビングテクニックを発揮していた。


この物語は、5人の目指す夢の挑戦とその先を目指すサクセスストーリーを描いた群像劇である。



というふう。


平たく言うと、この作品は『アニメ業界あるある物語』で、その業界で起こる悲喜こもごもが描かれるわけです。ゆえに、業界の裏側を知ってると知ってないでは評価に大きな違いが出てくるのではないかと思っております。私自身はそれなりに知っている(アニメーターが過酷な労働環境に置かれている現実など)ので、ホントはこうじゃない(より過酷でタイトなという意味で)んだろうなとは感じつつも、すごく面白く見られましたね。武蔵野アニメーションの方々はかなり個性的ですけど(金髪は逆にうざったいぐらい(爆))
この作品の評価を低めに見積もっている人は、業界用語がわからないというところをそのよりどころにしているのではないかと思うのですが、それに関しては公式サイトで説明してくれてますし、そんなにわからなくても話の理解に困らない作りはしてるんじゃないかなと思ってはいます。

でもね、この作品見てると、ホントにアニメ制作って苦労してるんだと実感できますし、最近の13話構成のアニメ作品は、一つコケると皆コケるというのを実感できましたわ。P.A. WORKSの皆さんも理解してるかつ実感してるんですねぇ、アニメ制作って大変なのを。


放送時間・放送局の詳細は、「続きを読む」にて。


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Posted by alexey_calvanov at 23:28Comments(0)TrackBack(0)