日本時間の明日から、ロシアでサッカー(FIFA(国際サッカー連盟))ワールドカップが開催されますけれども、そのロシアで開かれたFIFAの総会で、2026年のワールドカップの開催地が決められました。
その結果、モロッコを抑えて勝ち取ったのは、アメリカ・メキシコ・カナダの3ヶ国連合。何と史上初めて3ヶ国による共催となったのです。
過去にワールドカップの共催といえば、2002年に開催された日本と韓国との共催が思い浮かびます。日本と韓国が誘致に熾烈なデッドヒートを繰り広げた結果、FIFAが妥協策として双方に共催で落としどころとしたのが、共催になった結果だったかと思います。この件により、ワールドカップは共催でも開催可能という道筋ができましたけど、悪く言えばごね得なんじゃないのという見方もできなくはないわけで。ただ、今回は最初から3ヶ国が足並みを揃えて開催に動いたふうなので、日韓共催の時とは違う展開とも言えるわけで。
しかし、3ヶ国でモロッコをいたぶるようにも見えて、何だか大人げない。モロッコ単独でできるのかと言われれば、十中八九無理とも言えるけど、だからと言って相手は相手でなりふり構わないようにも見えるわね・・・。
ちなみに、アメリカは2度目、メキシコは3度目、カナダは初めての開催になります。
この3ヶ国共催によって、開催試合配分(出場枠は48チームに増える)をどうするのか、開幕戦と決勝戦をどの国が受け持つのか、メキシコとアメリカに壁ができた場合の対応など国ごとのビザ対策など難題は多いですよ。どうするんだろうね。