室伏選手は予選から他を圧倒する投てきを見せていたんですけれども、この決勝戦でも1回目に80m近いスローを見せ、他の7選手にプレッシャーを与えてきました。その後も2投目に80mをオーバーして以降、3投目まで記録を伸ばし、6投中4投が80mオーバーというベストコンディションを見せつける立派な投てきでした。
ハンガリーのボルシュ選手といった強豪がいた中、本当によく頑張ったなと思います。
実は、オリンピックやアジア大会といった世界選手権では金メダルを獲っているものの、なぜかこの世界陸上だけは今まで金メダルを獲ったことがなかったのです。
期待されていた2007年の大阪大会では6位、前回(2009年)のベルリン大会ではケガの影響で出場すらできない状態でした。そして満を持して挑んだテグ大会でやっと金メダルを掴み取ったのです。
また、室伏選手は36歳で金メダルを獲得したというのも偉大なことですし、マラソンでしか獲得したことなかった金メダルを初めてマラソン以外で獲得したこともとても偉大なことです。
ちなみに、他の日本人選手はというと、男子400mの金丸祐三選手・女子100mの福島千里選手は共に準決勝で敗退。男子棒高跳びの澤野大地選手は決勝戦を戦っている最中です。
外国選手の中で注目されていた男子400mに出場した『ブレードランナー』ことオスカー・ピストリウス選手は準決勝で敗退してしまいました。しかし、ここで走れたことは、きっと次のロンドンオリンピックに繋がってくるはずです。
また、女子4冠を狙うとされていたアリソン・フェリックス選手は残念ながら胸の差でアマントル・モンショー(ボツワナ)に敗れ銀メダルに終わっています。
・・・しかし、織田雄二さんよ。まだ本番中なのに、「室伏ー!」って呼びかけるなよ(苦笑)。まぁ、それが彼のいいところなのかもしれんけど、はっちゃけすぎ(笑)。