こうなったのも、福岡ソフトバンクホークスがシーズン終了後からキューバ政府と交渉していた(ロッテより高い金額を提示していた)からとも言われており、ロッテの交渉が打ち切られた頃からソフトバンク入りが濃厚だとずーっと言われ続けていたのです。
そして先日、ソフトバンクはデスパイネ選手の入団を発表。3年契約で12億円という大規模契約を発表しました。ロッテと同じだったのね(ロッテも3年契約で12億と言われていた)。もしかすると、ロッテの『3年12億』はまやかしだったのか、ソフトバンクには出来高払いというボーナスが付くのが魅力だったのか。
ちなみに、この年俸は全てデスパイネ選手に落ちるのではなく、キューバ政府を経由して、いわゆる上前を頂いた後に、本人に支払われる仕組みになっています。キューバは社会主義国なので、彼は公務員扱いということもあって、決められた給料を支払われるだけなのです。それでも不満を漏らさないのは、彼もガチの体制支持者の可能性もあるわけですが、そのあたりは今回ノーコメントで。
本人の意向が最優先という報道もあったものの、最終的には政府の意向が働いていた(カネは1円でも多くもらえる方がいいわね)可能性も否定できないでしょう。
これでソフトバンクは、打線に厚みが付いて、得点力が付いたのではないかと思われます。だって昨年ホームランを24本打ってるんですから。4番を引き抜いちゃったんですよ。すごーい(棒読み)!
これでソフトバンクのスタメン争いが激しくなるという見方もあり、若手は特に頑張らんといかんわね。
しかし、ロッテにいたほうがよかったんじゃないのかと個人的には思うわけで。広いヤフオクドームでどれだけホームラン数を伸ばせるのかも気になるし、指名打者でしか出られないわけですから、ちょっとでも調子を崩すとすぐにスタメンを外されそう。ロッテならば少し調子が悪くとも様子を見てくれる部分もあったので、いい意味でおおらかだったのにねぇ・・・。

