2013年06月22日

元虎の4番、ロッテへ

交流戦も終わり、これからオールスターまでの時期は戦力の見直しの利く重大な期間この時期に戦力を補充しておけば、戦力補充の利かなくなる8月以降不利な戦いを強いられることになります。
例えば、中継ぎが非常に脆弱になった中日は、マドリガル選手を獲得し、中継ぎ陣の引き締めと強化を図っています。もちろん日本人選手も対象になり、交流戦中の話でしたが、2011年には横浜(現DeNA)の中村紀洋選手が途中入団し、チームの勝利に貢献しています
そして、打線強化を図りたいロッテも、この時期に選手を獲得することになりました。様々な候補がいたそうで、スポーツ紙ではマニー・ラミレス選手やDeNAのアレックス・ラミレス選手も挙がっていたそうです。しかしながら、「何人か候補のDVDを見たけれど、使い物にならない選手ばかり」という首脳陣の判断で、日本で活躍した外国人選手からリストアップしたそうです(そのため、アレックス・ラミレス選手のような人がリストアップされたのだろう)。

その時、渡りに船とばかりに、自ら売り込みを掛けてきたのが元阪神所属のブラゼル選手今年はアメリカの独立リーグでプレイ中でした。首脳陣は右の強打者が欲しかった(だからアレックス・ラ(以下略(笑)))そうですが、丁度『飛ぶボール』(正確には飛びにくかったボールに補正が掛かっただけ)問題で、ボールの質が過去2年間とは違うということなので、獲っても問題ないだろうということで動いたのでした。契約金は15万ドル(約1500万円)+出来高払いとのこと。


ロッテは中軸として期待していたホワイトセル選手が左手首を痛めたばかりかシーズン通じて不調ということもあり、計算ができない状況下でした。しかも左手首の件で帰ってしまったそうなので、早いこと打てる4番が欲しいという事態になっていました(そういうわけで、アレ(以下略(爆)))。


というわけで、ブラゼル選手はどういう人なのかというと、2007年に西武に入団し、2008年まで活躍。一旦アメリカに帰国した後、2009年に阪神が当時獲得した外国人選手の不振から獲得2012年まで在籍していました。タイトル獲得はないものの、2010年には47本のホームランを打っています。
ちなみに、ロッテは過去(2008年)にブラゼル選手獲得に動いていた時期があったそうです。しかしながら、当時大リーグに所属していた井口選手が獲得できたことに伴い立ち消えになったとのこと。実に5年越しだったんですねぇ。


『飛ぶボール』になったとはいえ、そんなに打てるわけではないと思います。きちんと芯で当てなければ飛ばない仕様は変わらないはずなので、2010年までの基準で計るのはいささか疑問は残るものの、打てる4番が欲しいという事実は不変。早いこと順応して穴埋めをしてほしいものです。


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Posted by alexey_calvanov at 23:24Comments(0)TrackBack(0)