2024年07月05日

夏の新アニメ2024 その4 俺は全てを【パリイ】する 〜逆勘違いの世界最強は冒険者になりたい〜

夏の新アニメ2024、4回目は投稿小説サイトの「小説家になろう」が原作で、後にアース・スター エンターテイメントのレーベルであるアース・スター ノベルで展開している「俺は全てを【パリイ】する 〜逆勘違いの世界最強は冒険者になりたい〜」です。
・・・まずパリイって何やねんと思って調べたところ、剣などの武器で相手の攻撃を弾くことをいうのだそうな。なので、敵の攻撃を紙一重で防いでいくことに執念を燃やした人の作品なんだなと思うと、結構すごいかも・・・。


あらすじはこう(以下PCではイタリック体で表記)。


主人公は、病弱の母と2人暮らしで街から遠く離れたところに住んでいた。
しかしながら、子どもの頃に母を亡くし、以降一人で憧れだった冒険者になるべく街に出てくるのだが、どこの養成所に行っても才能なしと判断されてしまう
それでも、鍛錬すれば何とかなるのではないかと思い、何とか身に付けた6種類の最低限のスキルのうち、敵の攻撃を弾くパリイの技術を十数年ひたすら磨き続け、遂には千の剣を弾き返せるほどの腕前になる。

だからといって、冒険者として生きるなると話は別で、最低スキルを磨いただけではなれるわけがなく、ギルドのお情けで最低限の冒険者ランクに登録をしてもらい、街の雑用を担っていた


そんなある日、街外れで魔物に襲われている少女に出くわすのだが・・・。



というふう。


初回は、主人公の身の上話になっていて、主人公の不遇っぷりが大きくクローズアップされていましたね。もうここまで来ると、お涙頂戴レベルだった(苦笑)。やっと得たのは、冒険者の中でも最低ランクで、冒険者として外に出て魔物と戦うこともできず、街中での雑用だけしかできないという、本来物乞いの人間に与えられるようなものでも、ありがたがって受け取ってしまうのですから、何とも悲しくなってきた
酷い言い方ですけど、主人公には教養というものがほぼほぼ無いようで、魔物と動物の区別がつかないのと、最低限のレベルのスキルでも何とかなるんじゃないのかと思い込んでいましたからね。だから、ミノタウロスとの戦いで、その井の中の蛙っぷりに自分自身気付いて、これではダメだと悟ってしまうわけですよ。そこの部分は、主人公の中でいい部分で、自分の身の丈は、何かしらをきっかけにすればわかってくれるわけですよ。でも、勘違いしっ放しらしいけど(汗)。
何より一番驚いたのは、パリイでミノタウロスの首が落とせたことですわ(ニヤニヤ)。そんなことがあるのかとツッコみたくなったど、そうしないと話が進まないのか(汗)。


今後、主人公の言動にツッコミどころ満載になるのかもしれないけど、それを面白いと取れれば、この作品も面白く感じるのかなと思います。とりあえず、いつも垣間見える「はいはい、なろうなろう」的なものは、あまり無いですね。


放送局・放送時間の詳細は、「続きを読む」にて。


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Posted by alexey_calvanov at 19:35Comments(0)

2023年10月12日

秋の新アニメ2023 その18 冒険者になりたいと都に出て行った娘がSランクになってた

秋の新アニメ2023、18回目は投稿小説サイトの「小説家になろう」が原作で、後にアース・スター エンターテイメントから刊行されているアース・スターノベルで展開されている「冒険者になりたいと都に出て行った娘がSランクになってた」です。
この作品は、既に原作が完結しているため、基本的には1クールでも全話描こうと思えば描けます。ただ、人気が出たらもう1期・・・というふうなことを思って、原作の半分くらいまで進めばいいのかなと思っているんじゃないかなと。キービジュアルを見るに面白そうなので、ちょっと期待しております。


あらすじはこう(以下PCではイタリック体で表記)。


若き日に猛獣に襲われ、片足を失った元冒険者が、故郷の村でひっそりと暮らしていた。彼は村近くの森で捨てられた女の子を拾い、立派に育て上げた。


ある日、彼女は義父のように立派な冒険者になりたいと言って、都にあるギルドに向かった。しばらく会うことのできなかった義父ではあったものの、彼女がSランクの冒険者になっていることは手紙で知っていたそんな彼女に会いたいと思いながら、5年が経ち、いよいよ彼女が帰ってくるはずだったが・・・。



というふう。


初回は、義父のことが好きで好きでたまらない主人公が、やっとのことで帰れる・・・かと思ったら、様々な障害(休暇をぶち破る出来事)が振り掛かって来てストレスをためながら、今度こそは今度こそはと歯を食いしばっている姿が印象的でしたね。
義父も、会いたいなぁと思いながらも、穏やかに村での生活を楽しんでおり、冒険者として過ごせなかったことに後悔を抱いている部分もあるものの、今の生活を十分楽しんでいるのかなというふうに見えましたね。


今後は、そのすれ違いを募らせている状況が打破できるのかその時は涙のご対面になるんじゃないかと思えてなりません(笑)。話そのものはシンプルで、2人の思いもよくわかるものになっておりました。全ては、ホントに再会してからじゃないかと思っているのですけど、それ以外でも見どころがあれば、もっと面白くなるかもしれませんね。


放送局・放送時間の詳細は、「続きを読む」にて。


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Posted by alexey_calvanov at 23:55Comments(0)

2019年10月15日

秋の新アニメ2019 その12 私、能力は平均値でって言ったよね!

秋の新アニメ2019、12回目は投稿小説サイトの「小説家になろう」から登場し、アース・スター エンターテイメントから刊行されているアース・スター ノベルから刊行されている小説が原作の「私、能力は平均値でって言ったよね!」です。
この作品も異世界転生モノ。いわゆる『なろう系』の作品でもあります。既視感をいかに振り払って、面白い作品を打ち出すのにはどうすればいいのかを考えながらやっていかないといけないわけです。アニメ化をされるということは、売れたからだけではない何かを持っていると思うので、見たことのない作品ならなおのこと重要ですね。


あらすじはこう(以下PCではイタリック体で表記)。


主人公は前世の記憶をある日突然思い出した女の子。前世では、よくできる女の子として過ごしていたが、常に孤独で過ごしずらい一生を送っていた


そんな彼女は、1人の少女を救った時、トラックにはねられ死亡する。転生する際、彼女は神様にあるお願いをした。「能力は、その世界の平均値でお願いします」と。
しかし、神様は意地悪だったのか、それとも理解できなかったのか、彼女に異世界のあらゆる生き物の能力の平均値を与えてしまったのだ。その事実を知った途端、彼女の理想は崩壊したものの、何とか普通の女の子として過ごそうとしたのだが・・・。



というふう。


主人公は、一見すれば、ごく普通の女の子なんですけど、初っ端から自分のチート能力とも言える『平均的な』魔力を駆使して過ごしており、何だ上手く使ってんじゃないの・・・と思ったら、やはり自分の過剰な能力を嘆いていいる節があって、この力の行使をどうするか、使い慣らしていないんだなと思わせる部分も。
あとは、コメディタッチで全体が進められているばかりか、どこかで見た作品のオマージュだよな・・・と思わせるシーンが散見されます(苦笑)。もちろん、主人公と視聴者は、その作品が何なのかがわかるわけですけど、異世界のキャラは全く分からないというギャップも面白さになっていますね。これは映像化したからこそ生かされる表現だと思います。映像化で正解だと思わせる部分かつ他の作品を出すということになるので、かなり慎重になる部分でもあるのですが、今のところ上手くいってます。


今後コメディタッチで進行するのがメインになるのでしょうけど、この先主人公と仲間達に様々な出来事が降り掛かってくるでしょう。それでも主人公の能力で切り抜けられるのか、仲間と一緒に成長できるのか、気にはなりますね。


放送局・放送時間の詳細は、「続きを読む」にて。


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Posted by alexey_calvanov at 23:25Comments(0)