2014年09月01日

レコゲー2014 9月 据え置き機編① XBOX ONEスペシャル

9月、ゲーム業界にとっては重要な月になりました。
上半期の決算ということもさることながら、9/18~9/21まで東京ゲームショウも開催されます。ここで展開される作品などから、業界および販売会社の現状を垣間見ることができるのではないかと思います。
そして、忘れてはならないのが、XBOX ONE。いよいよ9/4に発売されます。日本はゲーム先進国の中では最後発にあたる時期での発売となり、ソフトは充実しているものの、日本でのプロモーション(CMなどの目立ったもの)がほぼ皆無なだけに、本当に売る気があるのかと心配だったりします。なお、色はこれまでと同じく緑にしていきます。


そんなXBOX Oneを最初は紹介していきましょう。前述の通りソフトラインナップは充実しているのですが、ほとんど他機種で展開されたものが移植されたレベルのものです。


その中でオリジナル作品になるのが、Kinect スポーツ ライバルズ(★)
Kinectを介して行うスポーツゲームで、サッカー・クライミング・ウェイク レース・射撃・テニス・ボウリングの6 種目がプレイできます。
Kinectセンサーが向上しているので、より細やかな動きに対応できるだけでなく、プレイヤーがゲームから外れている時もプレイヤーの動きを学んだNPCとして、つまり他のプレイヤーのライバルとして活動し続けているのです。なお、個性的な3つのチームに身を置いて戦うふうになっています。
上達すればするほど、その動きがきちんと反映されてライバル達に一目を置かれるようになるというふうなので、闘争心がかき立てられますね。なかなか面白い試みだと思います。

もう一つは、デッドライジング3(★)
ゾンビがわらわら出てくるオープンワールド的なアクションゲーム。これまではカプコンで発売していましたが、今作はマイクロソフトから発売されます。
今作は2から10年後が舞台となっており、主人公はロスペルディドスの街を自由に散策でき、そこでわらわら出てくるゾンビはXbox SmartGrassでサーチすることが可能です。
なみいるゾンビを打倒するために、コンボウェポンという武器合成が可能です。非常に過激な組み合わせもできるので、作る楽しみもありますね(笑)。


それ以外は、他機種で出ていた作品の移植なので、簡単に紹介していきましょう。


ウォッチドッグス(★)
コンピューターによって管理されたシカゴが舞台のオープンワールド(アクションアドベンチャー)。追加的な要素はないものの、高精細なグラフィックでプレイヤーを引き付けることでしょう。

ウルフェンシュタイン:ザ ニューオーダー
FPSの先駆けとなった同シリーズのリブート(再出発)作品で、シングルプレイ専用になっています。こちらも追加要素はないです。

トゥームレイダー ディフィニティブエディション
2014年2月にPS4で発売した同作品の移植版。今作は、高精細な映像だけでなく、全てのダウンロードコンテンツも搭載したオトクなものになっています。

アサシン クリード4 ブラック フラッグ(★)
カリブ海を舞台にしたアクションアドベンチャーで、暗殺者であり海賊でもある主人公が街で森で、そして海で様々な活躍をする物語になっています。
この作品はオンライン対戦も可能になっているので、他機種同士の対戦も可能になるでしょう。

Thief
ステルスアクションの先駆けになった同作品の最新作でリブート作品。盗むことをコンセプトにしたファーストパーソン(一人称視点の)ゲームになっています。

無双OROCHI 2 Ultimate(★)
無双OROCHIシリーズの第3弾。総勢145人の武将と様々なモードが用意されています。高精細な画像で一騎当千の世界がよりきれいになって再現されています。

Zoo Tycoon(★)
2014年3月にXBOX360で発売した同作品の移植版。
今作では、最大100種類以上の動物が登場するだけでなく、オンラインプレイで最大4人でXBOX360版よりも拡張された動物園を建設・運営・動物の交換をすることもできます。


次回はマルチ展開の作品紹介です。


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Posted by alexey_calvanov at 23:21Comments(0)TrackBack(0)

2014年06月01日

レコゲー2014 6月 据え置き機編①

6月、じめじめする梅雨の季節・・・と思いきや、いきなり真夏日の気温を叩き出す地域も出て来て、夏先取りとも言える展開になってきました。今後本格的な梅雨に突入するんでしょうけど、湿っぽさ+猛暑となるとこれまで以上に過ごしにくい時期になってしまうんでしょうねぇ・・・。
そんなゲーム業界も湿り気たっぷりな時期になっていますけれども、ここは3月・7月・9月・12月に並ぶ新作ソフトの乱立期(会社によっては決算期)にあたるわけですから、何とかして売り上げを伸ばしたいところではありますね。


というわけで、レコゲー最初は、いつものごとく、複数ハードで展開される作品の紹介です。


最初は、「ウォッチドッグス」(PS4PS3XBOX360PC)(★)
E3での発表の際、その滑らかな動きで世界を驚かせたあの作品がいよいよ登場します。
あらゆる物がネットワークで繋がった近未来のシカゴを舞台に、ハッキングの達人とも言える主人公が自身のめいを殺した師匠への復讐をするという作品です。
システムとしては、スマートフォンに設定されている「ctOS」を駆使し、追手から逃れたり、経歴を詐称したりセキュリティを無効化して侵入したりなど多彩なハッキングによるプレイが可能になっています。その方式はほぼ無限大で、プレイの仕方によって多彩なプレイスタイルが見出せる自由度の高い作品です。もちろん、銃撃戦といったケースもあれば、乗り物に乗って移動するというプレイも可能です。その他、ポーカー・チェス・カーレースなどのミニゲームもあり、本編以外にも楽しめる要素が盛りだくさんです。さながらGTAのようとも言えます。
オンラインプレイも可能な他、スマートフォンを利用して本作を所有していなくても本作を所有しているプレイヤーとの対戦も可能なアプリ(無料)も配信されているので、どういう作品かを知りたい人はそちらから入っていくのもオススメですね。

2番目は、「ウルフェンシュタイン:ザ・ニューオーダー」(PS4PS3XBOX360
FPSの元祖とも言われている作品で、後に世界的ヒットを収めた「DOOM」のプロトタイプ的作品にもなっています。
今作は第2次世界大戦後の1960年が舞台で、ナチスドイツがデスヘッドという超兵器により第2次世界大戦に勝利したという設定で始まります。植物人間状態からカムバックした主人公が、ナチスドイツへの復讐心をたぎらせ挑むというものになっています。
1960年代という舞台設定でありながら、SF設定が色濃くなっており、巨大ロボットも登場します。シリーズ当初のような城からの脱出ではなく、市街戦が中心になってはいるものの、緊迫した雰囲気は伝わってきています。
なお、今作はシングルプレイのみとなっているので、マルチプレイを楽しみたかった人には残念ですが、その分深い作品を楽しめれば言うことなしでしょう。

3番目は、「Thief」(PS4PS3XBOX360
世界初とされる第一人称視点でのステルスアクション。この作品、気配を消して相手のモノを盗むというのがメインなのですが、時には戦士ではなくとも剣やナイフなどを持って衛兵やアンデッドなどのクリーチャーと戦闘するということもあります。
今作は1999年にアメリカで発売された同作品のリブート作品ですが、日本では初めて登場することとなりました。発売元がスクウェア・エニックスということもあり、発売前からファイナルファンタジーシリーズに登場するシーフ(盗賊)のアイコンを利用したバナーが打たれていたことで注目されましたね。

最後は、「CROSS†CHANNEL ~for all people~」(PS3PS Vita)(★)
2003年に発売した「CROSS†CHANNEL」のリメイク作品で、同作品発売10周年記念作品でもあります。
ベースはPSP版で、そこからハイデフ仕様の映像や新エピソードの追加がなされています。クロスプレイには対応していませんが、どちらかでじっくり楽しめるのではないかと思います。この作品で有名になった田中ロミオさんの傑作(他の代表作として、「人類は衰退しました」などがある)でもあるので、まだプレイしたことのない人には是非とも知ってもらいたい作品です。


次回は、各ハード注目作の作品紹介です。


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Posted by alexey_calvanov at 14:55Comments(0)TrackBack(0)