2021年06月15日

よし、Xは無いな(意味深)

1980年代のPCゲーム史を語る上で外せない作品の一つである「夢幻戦士ヴァリス」がNintendo Switchに移植されることが決まりました。


「夢幻戦士ヴァリス」は、1986年に日本テレネットから販売されたもので、当初はPC88・MSX・X1で展開され、翌年PC98・FM-7・ファミコンに、1991年にメガドライブ、1992年にPCエンジンCD-ROM2(ロムロム)に移植されました。2000年代にプロジェクトEGGとしてWindowsに移植されたり、ケータイアプリにも移植されています。
主人公の女子高生が大いにウケてファンクラブができるほどになった他、当時としてはセクシーな格好も話題になりました。特に初期作は一緒に異世界に飛ばされたクラスメイトかつライバルキャラとの死闘も話題になりました。
今回、「夢幻戦士ヴァリス」の他に「ヴァリスⅡ」(PCエンジン版で、PCシリーズで出ている「夢幻戦士ヴァリスⅡ」とは別物)と「ヴァリスⅢ」の移植も併せて決定し、その資金をクラウドファンディングで募ることになりました。ちなみに、今年でシリーズ展開開始35周年とのことで、ヴァリスシリーズの権利を買い取った会社(エディア)は鼻息が荒そうです。
このクラウドファンディング、達成すると貴重なリターン品がもらえるようで、主人公の声を担当した島本須美さんのサイン入りPCエンジン版ソフトや発売当時の原画や資料集なんかがあるようですね。もちろん、この手のものではお馴染みのオリジナルグッズ(Tシャツやマグカップ)・作中クレジットに名前の載る権利なんかもあります。


後にギャルゲーの始祖と言われたこの作品、遊ぶのが困難になりつつあるので、今回の移植は素直にうれしいことでもあります。問題はどのバージョンでの移植になるかでしょう(特に初期作)。全てのバージョンが移植されるのが一番うれしいのでしょうけど、普通にプレイするなら遊びやすいバージョンの方がいいわけで・・・。


なお、このヴァリスシリーズはアレンジ版などを入れて6作品ありますが、そのうちの3作品の展開となります。海外での展開のみですが、既に「SUPERヴァリス 赤き月の乙女」はNintendo Switch Onlineで遊べるようになっています。あと実は18禁作品もあるのですが、ファンの間でも黒歴史扱いなので触れてはいけない(ギャハ)。


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Posted by alexey_calvanov at 23:55Comments(0)