2012年09月25日

本当にソフトバンクは詰めが甘い

「iPhone5購入を予定している方には、現在持っているiPhoneを最大2万円で下取りします」。
これはソフトバンクモバイルが打った大バクチiPhone5発売日から11/30まで行われているキャンペーンで、現在は下取り対象機種がiPhone以外のケータイでも一部対象になっているとのこと(詳細は公式サイトで確認下さい)。

このキャンペーン、確かに一定の効果を揚げる結果になったものの、ソフトバンクモバイルサイドで買い取り可能か否かを判断するという点と機種に応じて引き取り額が違うという点が古物営業法に違反するとのことで、警察から指導を受ける結果にもなりました。
今回古物営業法違反で問われたことというのは、いわゆるゲームソフトやDVDなどの中古買い取り基準と同じような感覚になるのではないかと思います。


まぁ、毎度のことというのか、ソフトバンクモバイルは詰めが甘い0円販売の時にはドコモやauでも同じようなことをやって行政指導を受けていましたけど、口火になったのはソフトバンクモバイル。そこから芋づる式に他社に至ったという経緯があります。
それ以外にも、MNP(番号ポータビリティ)でシステムダウンを引き起こしたり、個人情報が漏えいしたり、振り込め詐欺対策が未だなされていなかったり本当に携帯電話会社としての体がなっていない。ドコモもauも時に酷いなと思うけど、ソフトバンクモバイルのひどさは目に余るものがあります一時のセガのようとも思ったのですが、それを例えに出すのも申し訳ないとさえ思えるほど


なお、今回のキャンペーンは古物商の免許を持つソフトバンクの関連会社ソフトバンクテレコムが引き継いで行うとのこと。そのため、これまでショップ引き取りになっていたと思われる端末が郵送扱いになります。しかし、この方法は煩雑になりがちなのと、送ってからしか判断されない(要はこれまでショップのチェックが入ったことでOKかNGかの判断ができた)ので、買った後でダメだから割引なし・・・なんてことになった場合、買った店とのトラブルになりかねないぞと。
今後この手のトラブルが増えると(過去ソフトバンクショップで働いていた経緯を踏まえても)私は確信しています。こんなことは言いたくないですが、ソフトバンクを買う人は正直かなりナーバスな人が多いので、この手のトラブルを引き起こしやすいと感じているからです。
詰めが甘いで終わればいいですが、パンドラの箱を開いちゃったとなると火消しが大変になるからなぁ・・・。


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Posted by alexey_calvanov at 23:17Comments(0)TrackBack(0)