2014年10月13日

史上初の中止

今日は台風19号が列島を縦断したため、スポーツにも大きな影響を与えました。


まずは、プロ野球・クライマックスシリーズ第3戦大阪ドームでオリックス×日本ハムの試合が14:00から開始予定だったのですけれども、台風がその時間帯には大阪周辺を襲来する可能性があったということもあり中止になりました。JRが17:00から在来線を運休させるという措置を取ったのも大きな要因となったでしょう。仮にやれたとしても、試合終了時にJRが止まってしまっていたら、地下鉄や一部の私鉄が動いていたとしても大混乱に陥っていたでしょうし。


ここまでの試合の展開はどうなっていたのかというと、第1戦は大谷選手が乱調ながら何とか踏ん張って2失点に留め、オリックスのエース金子千尋選手を6回表に近藤・ミランダ両選手が打ち崩し、7回表に中島卓也選手のスクイズ、8回表に近藤選手の犠牲フライと西川選手が押し出しの四球を選び、3-6と大逆転勝利を収めました。
第2戦は、上沢選手が6回までゲームを作った(5回まではパーフェクトピッチング)ものの、7回に捕まりクロッタ選手に繋げたものの、結局は同点に追い付かれ、一時(8回表に)は稲葉選手の逆転タイムリーで突き放したものの、8回裏の谷元選手がT-岡田選手に放たれた3ランホームランで万事休す6-4で逆転負けになりました。T-岡田選手は3三振で当たってなかっただけに、この一打は痛恨とも言える当たりになりました。

そんな状況下だったので、オリックスがイケドンの中で戦うのかと思うと、この試合が中止になったのは日本ハムサイドとしてはありがたかったのではないのでしょうか。一呼吸付けるということで、気持ちを切り替えて戦いやすくなりましたし。逆にオリックスは一気に畳み掛ける機会を失ったので、明日以降の戦い方は慎重になるのかもしれません

ちなみに、先発はオリックスが西選手、日本ハムはメンドーサ選手が投げることとなるでしょう。メンドーサ大丈夫か(汗)?そして、どちらも総力戦で当たりたいでしょうけど、10/15のファイナルステージアがあるだけに、そこまで使い切れる勇気があるのかも見どころですね。


そして、もう一つは出雲全日本大学選抜駅伝競走(出雲駅伝)
こちらは開始直前に暴風雨の状態になったために、開催を取りやめることとなったそうです。出雲駅伝の中止は史上初で、この大会で国際千葉駅伝のメンバーも決まったり、次回以降のシード権も決めるふうになっていたので、今後どういうふうになるかは未定のようです。まだ後日に行う可能性もあるらしいので、今は何とも言えんですわね。そもそも箱根駅伝に出る大学ベストメンバーで出さないというふうなので。


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2014年10月02日

10.2決戦、その結末は・・・

近年まれに見るいい試合でした。劇的でした。


パリーグ、ソフトバンク×オリックスが福岡にあるヤフオク!ドームで行われました。この試合、ソフトバンクはシーズン最終戦ということで、絶対に負けられない試合、対するオリックスもここで勝てばマジック2が再点灯するということなので、こちらも絶対負けられない試合になりました。


試合はソフトバンク先発大隣選手が好投。オリックスのディクソン選手も細川選手の犠牲フライで1点取られたものの、粘りのピッチングを見せていました。ディクソン選手は5回表でマウンドを降り、その後は継投策という、最近の試合ではお決まりのパターンを取りました。
オリックスも7回表、2番手に上がった森選手から原拓也選手がライト前タイムリーを放って同点に。血のにじんだかのような1点となりました。
それ以降、ランナーは出すものの、得点できないという状況が続き、試合は延長戦に。
迎えた10回裏、オリックスの6人目マエストリ選手が乱調で捕まり、1アウト満塁まで追い込まれ、たまらず森脇監督は比嘉選手にスイッチしたものの、万事休すソフトバンクの松田選手にサヨナラのレフト前ヒットを打たれ、ソフトバンクは3年ぶりの優勝を掴みました。オリックスは最後の最後まで健闘したものの、あと一歩のところで18年ぶりの優勝には届きませんでした


ソフトバンクはホームで戦えたのが一番大きかったでしょうね。しかも最後の試合、負けたら優勝の可能性が大きく遠のくかもしれない大事な試合という位置付けで戦っていたのではないのでしょうか。
対して、オリックスはプレッシャーにやられた、特にヘルマン・ペーニャ両選手が全く機能してくれなかったのが痛かったですね。正直延長になった段階で、イキのいい若手を出すべきだったのではないのかといぶかしながら見ておりましたね。まぁ、逆に彼らを外すとチームが崩壊するという意味になるので、やれなかったんでしょうね。


これで、首位ソフトバンク・2位オリックス・3位日本ハムとなりました。来週週末から行われるクライマックスシリーズで、オリックスは立て直せるか、ソフトバンクはこのまま盤石の体制を作り上げられるのかが課題になるでしょう。


最後に、ソフトバンクの皆様、優勝おめでとうございます。


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2014年06月16日

これは役に立たない(笑)

現在絶好調なオリックス。この時期まで好調を維持しているのは、正に奇跡的。前評判はそれほど高くなっただけに、なおさらです。


そんなオリックスがアプリ製作会社と共同でファン向けに製作したアプリが「オリックス・バファローズ カメラ ~君もプロ野球カードになろう!~」アプリ名を見る限りでは、プロ野球カードの一場面に自分が出られるんだな・・・と思うことでしょう。それは確かに半分正解で半分間違い(笑)。
Frameボタンを押せば、自分が野球カードの一枚になれるようなフレームが登場し撮影ができます。ところが、Playerボタンを押すと、撮影の際にオリックスの森脇監督や選手一同、そしてマスコットであるバファローブルとバファローベルが何の気なしに写り込むというファン以外は誰得なアプリでございます(苦笑)。いや、これはファンでも困りものなんじゃないのか(爆)?
なお、登場したオリックスの監督・選手・マスコットはバファローズ図鑑に登録されるとのこと。また出てくる人を指定したい場合は、写真を撮る際に加えられるCCPointsというポイントを使えば可能になるとのことだそうです。
このアプリは現在iOSでのみ対応というふうになっており、対象はiOS 6.0以上になっています。Google Play(Android)には対応していないので注意が必要です。


うーん、改めて何とも役に立ってくれるのかわからないアプリだ(苦笑)。例えば、ドラえもんのひみつ道具にある「差すと雨が降る傘」みたいなもんだなぁ。<あれは水が欲しい時に役に立つだろう。


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Posted by alexey_calvanov at 22:59Comments(0)TrackBack(0)

2014年05月31日

金子千尋、報われず

野球用語とも言える言葉の一つで、援護されずに終わった選手のことをムエンゴという言葉があります。語源はもちろん無援護から来ており、特に敗戦投手になった際に付けられることが多いです。


今日行われているオリックス×巨人の一戦、先発の金子千尋選手が素晴らしいピッチングを見せており、9回までノーヒットピッチングを遂げていました。しかしながら、打線が全く機能せず、全く援護のない中、代打を送られるという結果になりました。正に今回の言葉通りです(ちなみに、ノーヒットノーランは参考記録で残るらしい)。
実は代打の送られた9回はいいところまで行ってたんですけどねぇ・・・。いかんせん3番に入っていたヘルマン選手が初球を振ってしまって、ライトフライに終わっちゃったんですよねぇ・・・。まぁ、打てる球だと判断して振ったことなんでしょうけど、結果的には早打ちに見られてしまいました、と。解説者の吉田義男さんと有田修三さんの予測が当たってしまった例にもなってしまいました。

その試合、午後11時過ぎても続いているという今季最長試合になっていました。12回表に亀井選手のホームランで値千金の1点をもぎ取って、総力戦とも言える継投を見せて巨人が勝ちを収めたというのですから、オリックスにとっては何とも後味の悪い試合になってしまいました。
ここまで差が付いたのは何なのか・・・。オリックスナインの勝ちたいという意欲はないわけじゃなかった。でも、巨人の方が一枚上手だったんでしょうね。本人の意思があれば、点を取られるかヒットを打たれるまで、または本人が納得するまで投げさせてもよかったんじゃないのかなとも思えてきましたね。
正に勝負は時の運。しびれる試合ではありましたが、オリックスにツキの無い試合になってしまい、今後の試合展開に支障が出ないか心配でもあります。


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2014年05月19日

2014年交流戦の展望

今年も交流戦の季節がやって来ました。


今年は交流戦が始まって10年目の記念すべき年。近鉄の消滅と楽天の誕生というプロ野球再編の渦中より生み出されたと言っても過言ではないこのシリーズ。近年では少なくなった試合をさらに少なくしようとか無くそうとかいう動きがちらほらしていますけれども、そんなのセリーグが勝てないから言ってるだけなんじゃないのかと思えてなりません。この交流戦によって、各リーグの順位動向がそう簡単に動かなくなり、一生懸命戦っているチームがいつの間にか上位に上がって来るという面白さここで持ち直して上位に食い込んでくるチームが出てくるという意外性が楽しめるんじゃないですか、と。それにこの時期じゃないとセとパのチームが争わないので、各チームの状態を伺い知れるいい機会でもあります。毎年見ても新発見のあるこのシリーズをみすみす減らそう・辞めようというのは何とももったいない。


さて、今年の交流戦は、セの本拠地で指名打者制、パの本拠地で投手が打席に立つという異例の設定が施行されます。まぁ、普段投手が打席に立つことのないパの本拠地にはいいのかもしれないですけど、何のメリットがあるのかなと。雰囲気が変わるわけでもなし、戦術面に大きな影響があるわけでもなし。はっきり言ってこの企画は無いわ(苦笑)。


そんな今年の交流戦、セは広島、パはオリックスが好調な中迎えます


広島の場合は、鯉のぼりの時期まで・・・と言われ続け、最後のAクラスから遠ざかってからはそんなこともほとんどなく低空飛行を続けているとも言える状況でした。ところが、今季は打線好調・投手陣も充実して隙のない、絶好調とも言える状態を保っています
個人的には、巨人から大竹選手の人的補償で入団した一岡選手が好調の理由とも言えますね。それまで手薄だった中継ぎ陣に若手が一枚食い込んだことで厚みが増して、フル回転が利くようになりました。まだまだ中継ぎ陣は不安ではあるものの、かつてのように誰もいないというふうにはなっておらず、確実に勝ち星を拾えるようになったのではないかと思います。
打線は小粒ながらも全体で繋ごうとする意識が確実に点を生み出しているんじゃないかと思っています。主軸はキラ選手とエルドレッド選手になってくるとは思いますが、先述のようにチーム全体で点を取ろうとする意識が残れば、交流戦でも十分戦えると思います。特に投手力の高いパの投手でこれができれば、中盤・後半戦でもしかしたら独走できる可能性もありますね。

対してパ首位のオリックス。これがまた勝てる要素がまるでわからない(爆)。評論家も首をひねる展開になっているようです。
個人的には、それほど変わってないんですよね。イ・デホ選手が出て行った代わりにペーニャ選手が入った(事実上ソフトバンクとの間のトレード)とか、バルディリス選手がDeNAに出てった代わりにヘルマン選手が西武から入った・・・そのくらいのレベルですわね。投手陣に関してはまるで変わってない(爆)。
でも、個々の勝つという意欲でここまで回っている感があります。恐らく今年オリックスが創業50周年という節目の年だからと言われていますし、オリックスのオーナーでもある宮内さんが引退するからとか言われていますけれども、動機としてそこまで躍進させるものか、と(汗)。でも、少なからず何かしらの影響を与えているのは間違いないでしょう。
現状投手陣が好調で、この投手陣が交流戦で回しやすくなるので、勝ち星は稼ぎやすくなるでしょうね。打線はヘルマン選手が引っかき回し、糸井選手かペーニャ選手で返すという定石ができれば大丈夫だと思います。

その他の球団も巻き返しのチャンスです。指名打者制で打線に厚みを出せる巨人、投打で存在感のあるソフトバンクはここで首位に肉薄ないしは奪還できれば、中盤戦以降も優位に戦えると思います。


さて、今季の交流戦はどうなるのでしょう。意外なチームが躍進するのか、首位のチームがそのまま勢いに乗れるのか。気になるところです。


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2013年06月13日

地滑り的にソフトバンクが2013年の交流戦優勝を決める

今年ももつれにもつれた交流戦。いよいよ最終盤に突入していったのですけれども、ソフトバンク(1位)・楽天(2位)・オリックス(3位)・阪神(3位)が首位のソフトバンクと1勝ないしは2勝差でひしめき合って迎えていました
その中で、ソフトバンクは自身が勝って他のチームが負けるというふうでないと今日優勝を向かえない厳しい中で試合に臨んでいました


ソフトバンクは疲労から2軍にいた攝津選手が1軍復帰後初先発。攝津選手は5回まで無失点と好投しました(6回0/3まで投げたところで2失点(自責点は4)されたため降板)。その後は後続の投手陣が打ち込まれ4点差に追い付かれたものの、内川選手の3ランホームランがダメ押しになり勝利。他のチームの結果待ちになりました。

対象チームその1だったオリックスは巨人と対戦したものの、澤村選手が非常にいいピッチングを繰り広げたため、完封負け
対象チームその2となった阪神は中田選手の2本のアーチが効き、さらに木佐貫選手のナイスピッチング(フォークが冴えていたらしい)でこれまた完封負け

これで対象チームその3の楽天が負けると、ソフトバンクの優勝が確定してしまうところだったのですが、8回終わった時点では楽天がリード。ルーキーで三重中京大学最後のプロ選手の一人である則本選手が8回1失点と好投。その後を抑えであるラズナー選手に託したものの、見事炎上(苦笑)。あっという間に逆転され、1点返したところで力尽きてしまいました。楽天の救援陣がこうもダメだったとは・・・。こりゃニコ動で『【速報】知ってた完売』になっちゃったんだろうな(苦笑)。


というわけで、タナボタとも地滑り的にとも言えるふうでソフトバンクが2年ぶり4度目の優勝を飾りました4度目というのは史上最多で今年はパリーグが優勝を取り返したということにもなります。おめでとうございます。
ちなみに、この交流戦で着実に白星を重ねたソフトバンクが借金ありの状態から見事に盛り返し、今日現在2位に付けております。もうすぐ交流戦が終わるので、同一リーグ内のチーム対戦が楽しみなところですね。一昨年の優勝も交流戦で首位に立ってそこから猛スパートで一気に優勝していっているので、この後のシーズンはロッテ・ソフトバンク・楽天+西武での戦国パリーグになるのかもしれないなぁ・・・。


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Posted by alexey_calvanov at 22:45Comments(0)TrackBack(0)