2019年11月12日

???「ゲームは1日90分!」

その昔、高橋名人こと高橋利幸さんが「ゲームは1日1時間」と述べていました。しかもゲームメーカーの社員がそんな発言をするもんですから、何事ぞと当時は言われたそうです。結果、日本におけるテレビゲームはサブカルチャーの一端を担い、いわゆる洋ゲーがメインになってきた今でも日本のゲームは一定の評価を得ています


さて、そんな中で中国では、政府が18歳未満の子供に対して、平日のオンラインゲームの利用制限を打ち出し、その制限時間を90分までと定めました。なお、休日の場合は3時間までと定められました
さらに22時~翌8時まではゲーム禁止(ログイン不可)・アカウント開設の際には実名登録必須・課金は400元(約6300円)/月まで(18歳未満に対する企業向けの対応という名のお達し)という規制も併せて設けられました
この手の規制は、カリスマのある人が言うから効果があるわけで、政府の人間が言ってしまっては、反発を招きかねないなと。ただ政府が本腰を入れてきたということは、それだけゲーム障害と言われるゲームのし過ぎによる日常生活の困難さが顕著になってきたとも取れるわけです。そんな人達が増えてしまったら、中国という国家が回らなくなってしまう。それを恐れての措置なんでしょうね。そう考えると仕方のない措置なんでしょうけど、きちんとやっていた人にとっては、何と窮屈な・・・と思われるでしょうね。
ゆえに、これらの措置は親の名義にしてしまえば一挙解決となるから、規制は困難だろうという見方が大半を占めています。昔の日本で起こったことが、オンラインゲームとはいえ中国でも起こるとは・・・。そういえば、韓国でもPC房(バン)に引きこもったプレイヤーが何十時間もプレーしていたため、最後には死んでしまうという事件が頻発していたなぁ。この時もIDカードの登録義務化で抑えたんだったっけか?


いずれにしても、国に規制を設けられるようでは、ゲームが文化として発展していくのは難しいでしょう。特に中国は社会主義国国によって都合が悪くなったら、規制で今は済んでいますが、禁止の方向に傾きかねません。1億7000万人いるとされる若年層のインターネット利用者の未来のために、表向きでもいいので、今回の規制は飲んだ方が身のためなんじゃないかなと思います。


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Posted by alexey_calvanov at 23:56Comments(0)

2019年03月28日

オンラインゲームにおける協力プレイの不安

昨今は、オンラインでプレーするゲームが増えてきました。中でもパーティーを組んでプレーする協力プレイは、作品のウリとして展開されており、RPGを中心に、最近はアクションゲームやFPS・TPSといったシューティングゲームなどでも展開されるようになりました。昨今流行りのeスポーツの中にもオンラインゲームの中でパーティーを組んで戦うRTS(リアルタイムストラテジー)なんてのもありますし。

そんな中で、オンラインゲームでパーティーを組んでいて、自分のプレーが相手に迷惑を掛けていないかなどと過剰に心配する人も増えてきているそうです。知らない人とのマッチングが多用され、ゲームを進めていく過程で生じているのでしょう。この手の症状は、いわゆるコミュ障(コミュニケーション障害)のある人だけだと思われたのですが、どうも普通の人にも過剰に人の動きを気にする人が出てきているのです。
この一連の他人への過剰な気遣い・不安をとあるツイッターユーザーが、「マルチプレイ恐怖症」と名付けているのですけど、このツイートが挙がった途端、納得や共感のリツイートが相次いでいるのです。皆コミュニケーション疲れを患っているようです。


私もそれなりにゲームをプレーしていますし、オンラインゲームもドツボとまではいかないものの、それなりにプレーしたこともあります。ただ、一つ言えるのは、「そこまで深く気にするな」ということでしょう。
相手が不快な行為を受けたと思えば、それに対して注意や忠告をするでしょうし、それが止まなければ相手はあなたから離れる、最悪ブロックをして二度とあなたとプレーできないような行動を取ると思います。そこまで取らないということは、基本的には不満は無いと思うんです。それでもものすごく気遣いをしてしまうのが人間ですから、しないよりした方がいいのは当然の成り行き。でも、そこで過剰に心配するのではなく、相手が何も言わないのであれば、今のところ自分のプレーに問題は無いんだな・・・とポジティブに捉えていけばいいのではないのでしょうか。
どうしても気になるのなら、それとなく聞くのがいいのでしょうけど、これがまた難しい(苦笑)。何十回プレーを共にした仲でも何だか知らない『壁』というのはありますからね。

まぁ、ランダムマッチングで一期一会の相手と当たった場合は、一期一会と割り切って自分の中でベストを尽くせばいいですし、「そこまで深く気にするな」の精神でプレーすればいいわけです。作品の中で深い仲になっていった場合は、難しいけども、それとなく聞けるようにするのがいいのかもしれません。ただ、相手もリラックスしてプレーしたい(要は遊びとして楽しんでいる)でしょうから、「そこまで深く気にするな」の精神で、敢えて不問にするというふうでもいいのかなと。


自分を追い込んで気遣って疲れてまでプレーするゲームって楽しいですか?それだったら、あくまでオンラインゲームは遊びの一種なんだとリラックスして楽しめばいいのではないのでしょうか。そこで粗暴になってもいいわけではなく、少なくとも一般常識の範囲内で楽しむということも重要なのは、言わずもがな。
ルールを守って遊んでいれば、相手に過剰に気を遣うことも無くなるのではないかなと。それにeスポーツではないのですから、勝ち負けはあれども、あくまでゲームなのだと割り切りってプレーすればいいんじゃないのかねぇ。


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Posted by alexey_calvanov at 23:25Comments(0)

2015年03月01日

タダのゲームじゃ終わらせない!

・・・何とも威勢のいいキャッチフレーズだなぁ。


と思わせたのは、エヌ・シー・ジャパンの発表会で打ち上げたキャンペーン。何と4種類のオンラインゲームが基本プレイ料金無料(既に無料で楽しめる作品も含む)で楽しめるだけでなく、コンテンツを充実させるとのこと。
対象作品は、「リネージュ」・「リネージュⅡ」・「タワーオブアイアン」・「ブレイドアンドソウル」。見てわかると思いますが、オンライン作品として有名かつエヌ・シー・ジャパンの看板作品でもありますね。


しかも先程書いたように、基本プレイ料金が無料になるだけではないとのこと。

既に無料化が果たされている「リネージュ」は、主要狩場のリニューアルやドラゴンレイドでの難易度調整・サービス面での強化・新職業「戦士」の投入などが今後のアップデートで対応となります。

「リネージュⅡ」では、過去実装されたサーバークラシックサーバーとして復活。それに加え、レベル制限も撤廃されるとのこと。
「タワーオブアイアン」では、エピソード1.5までの部分をマスターサービスとして無料プレイが可能に。これに伴い、対人戦や大規模戦争が手軽に楽しめるように特化したサービスも開始されるとのこと。もちろん現行プレイヤーはそのままの能力を引き継ぎできるように配慮されています。
さらに、これまであった3つの大陸に代わって新大陸が登場します。また課金になりますが、特典付のサービスも受けられるようになるとのこと。

「ブレイドアンドソウル」はもうすぐ1周年ということもあり、新舞台の設置だけでなく、新職業(邪術師)の追加、冒険を進めやすくなるプレミアムサービス(課金制)の追加、現行プレイヤーに配慮した5大特典付補償(ゲーム内通貨での還元など)が行われます。


これだけ充実させるのは、「徹底的なキャラクターの育成」・「結束力の固いコミュニティの形成」・「オンラインでの冒険や大戦の共感」という理念を一人でも多くのプレイヤーに体感させるため(確かに実現・体感できるまでには時間がかかる)なんでしょうけど、逆を言えば、そこまでしないと現状MMORPG・MORPGをはじめとするオンラインゲームはプレイヤーの争奪戦になっていると思いますね。
わかるだけでも「ドラクエⅩ」・「FFXI」・「FFXIV」・「ファンタシースターオンライン2」・「モンスターハンター」などコンシューマー発のオンラインも充実しているわけですし、「ディアブロ」・「ウルティマオンライン」など老舗海外のオンラインゲームも現役で稼働しています。最近では通常のゲームにもオンラインモードを投入しているだけあって、争奪戦に拍車がかかってます。正直遊ばせる部分(基本プレイ)で赤字になっても、もっと遊ばせたい部分(プレミアムサービスに入ることでプレイを充実できるようにする)や広告収入・タイアップで得られる収入で稼ぐというふうになるでしょう。


この展開が吉と出るか凶と出るかは、1年後のサービス展開で明らかになるかもしれません。


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Posted by alexey_calvanov at 23:58Comments(0)TrackBack(0)

2013年09月07日

【PSO2】誰もが目を見張る驚きの白さ【俺のPC】

名古屋が大雨で四苦八苦していたその日(9/4)、セガから配布している「ファンタシースターオンライン2」(以下PSO2)で四苦八苦する人が続出していました。
それはアップデートで起こったとのこと。
アップデートを実施しようとクリックしたところ、PCの中に入っていたデータのいくつかが消え去ったり上書きされてしまっており、中にはPCがクラッシュしたかのように起動できなくなる・・・という最悪の事態を招いている人もいたとか。この一件で、ツイッターをメインに阿鼻叫喚の地獄絵図のようなツイートであふれかえる事態になり、NHKで放送している「NEWS WEB」の「つぶやきビッグデータ」の中でもPSO2として出てきたほどでした。

セガは即日アップデートを中止し、後日補償内容を発表。

  • 対象ユーザーには5000円相当の金券ないしは10,000AC(ゲーム内通貨で1AC=1円相当)

  • データ削除で困っているユーザーには個別で対処を行う(専門業者によるデータ復旧作業のための訪問)


としました。

そして先日、PSO2の酒井プロデューサーが詳細を発表し、今回の一件の原因が「開発中のプログラムが不完全のまま混入されていた」と公表し、アップデート中の一時データが本来削除されるはずが、意図しない処理を行われたとのことらしい。この中では対象ユーザーの補償についても「大切なデータの補償額が5000円や10,000ACだとは思ってない」とし、「被害者へのせめてものお詫び」ということで、まずは誠意を見せようという意味でこの金額になっているとのことだそうです。


これら一連の対応に対し、ユーザー内からも「思い切った対応をした」という人もいれば、「大切なデータにこれっぽっちの補償しかしないのか」という賛否両論が続出。特に補償面に関しては先述の酒井プロデューサーの発言にも現れているわけで。


これに関しては、ユーザーの一人じゃなくてよかったなと思ったのと、これ他の作品でも起こりかねないよなぁと思って見てましたね。
決して今回の一件は他山の石ではないと思うんですよね。
オンラインゲームをプレイしていれば、必ずアップデートというのは避けて取れない事態でして、これがないとゲーム中の不具合の修正はできない、改良点を組み込めない、新しいゲーム内容も発信できないわけです。ゆえに、アップデートでこういった事態が起これば、酒井プロデューサーも言ってましたが、信頼問題になりかねないわけです。それは形は違えど、「ファイナルファンタジーXIV」で奇しくも証明されています。


最悪、ゲームの終了まで考慮しなければならない事態に、これからこの作品はどう立ち向かっていくのでしょう。今回の一件はFFXIV以上の逆境の中から回復しなければならないことになります。これまでも基本プレイは無料(しかし、ちょっとしたことで有料)というプレイスタイルにも色々意見があっただけに、今後どうなるのかが気になるところでもありますし、日本のオンラインゲームの歴史にとって曲がり角になるのではないかとも感じています。


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Posted by alexey_calvanov at 23:24Comments(0)TrackBack(0)

2011年12月23日

みんなのGOLF6 後編

「みんなのGOLF6」、後編はオンラインについて。
オンラインは、デイリー全国大会とビジュアルロビー、そしてマルチ対戦モードの3つがあります。今回プレイしたのはデイリー全国大会とビジュアルロビー。


デイリー全国大会は、オフラインのチャレンジモードに近いもので、相手がその日にプレイした人達というふう。とはいっても、シングルプレイでやっているのと何ら変わらないので、オンラインでプレイしているとは思えない状態で進めることになるでしょう。これが他のオンラインゲームと若干違う部分なんじゃないのでしょうか。
この全国大会は3つあり、出場できるのは1回のみ(すなわち、3つある大会全てに出られるものの、1つの大会に2回出ることはできないという意味)

ビジュアルロビーに関しては、他のオンラインゲームと同じく、クラブハウス(大ロビーに相当)から、さらに細やかなクラブハウス(中ロビーに相当)に分かれ、そこからホール(小ロビーに相当)に進んでいきます。ちなみに、クラブハウスはアニマル(動物)となっており、さらに細やかなクラブハウスは動物の名前になっています。
で、そのホール(定員30人)、ただチャットをしたり歩き回れるだけでなく、ジャンプしたりすることもでき、中には階段の欄干で滑り台代わりに滑ることもできます。恐ろしいことに水浴びも可能(笑)。
そのロビーの中では大会の参加申し込みが行われており、□ボタンを押すことで、自分が参加できる大会を選ぶこともできます大会内容は多種多様多岐にわたっているので、どれか1つは自分の出たい大会にあたるものと思います。
プレイ時間は総じて1時間弱で、プレイの際に制限時間が設けられており、中には早く打たないと罰1打扱いになるので、できるだけ的確にかつ素早く打つことがポイントになるでしょう。
ただ、プレイが全員終了しても(または全員揃っても)、スキップして進むことができないのがちょっとマイナスポイントになるでしょうか。あとまれに通信が切れることがあるので、そうなった場合はリタイア扱いいなるので気を付けましょう。
通信は相手を気にすることは少ないものの、相手と戦ったという実感が沸きにくいのが現状。複数人で協議するスポーツゲームとはいえ、もう少し相手がいると実感できるふうならもう少し面白みが違うのですが・・・。


みんなのGOLF6
ソフト版4980円 ダウンロード版3300円
国民的ゴルフゲームとして名高いシリーズ最新作。
ショットの種類が増え、初心者にもやりやすいように配慮されている。また手軽さも増え、携帯ゲーム機に合わせた仕様になっている。
しかしながら、ゴルフコースに人工障害物が多いので、状況によってはプレイへの意欲を萎えさせかねない。オプションで人工障害物が無くせれるようになって欲しかった。

オンラインに関しては、繋がりが時に悪い、他員数でのプレイ感があまりないといったふうではあるものの、可もなく不可もない状況。ただ、プレイオンラインチケット代が900円かかるので、これが高いと見るか安いと見るかでプレイ状況が大きく変わるかも


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Posted by alexey_calvanov at 23:04Comments(0)TrackBack(0)

2011年12月20日

みんなのGOLF6 前編

今回は、PS Vitaのロンチタイトルの一つ、「みんなのGOLF6」を紹介。ナンバリングシリーズとして初めて携帯ゲーム機に登場しました。
今作は初心者にも配慮しながら本格的なゴルフを楽しめるということで話題になったばかりでなく、タッチパネルを利用することで、様々な楽しみ方もできるようになっています。


立ち上げてソフトを挿し込む(ないしはダウンロードする)とメインメニューにあたるLiveAreaが表示され、PlayStation Store・みんGOL.net・デイリー全国大会・ビジュアルロビー・ショップ情報が表示されます。ゲームを始めたい場合は、ここから「はじめる」を選ぶと進められます。

「はじめる」を選ぶと、いよいよ起動。モードとしては、大きく分けるとオンラインとオフライン。オンラインに関しては、デイリー全国大会とビジュアルロビー、そしてマルチ対戦モードがありますけれども、今回はオフラインでできることをば。
オフラインでできるのは、1人プレイにあたる「ひとりでGOLF」、アドホック通信を介したオフライン対戦にあたる「みんなでGOLF」、「オンライン」、プレイヤーキャラをカスタマイズできる「カスタマイズ」、追加キャラ・ロビーキャラのパーツ、クラブやボール、コース(会員権)、果てにはゲーム中のサントラなどが手に入る「ショップ」、プレイデータを確認できる「データ」があります。

今回面白いのがタッチパネルを利用すると落下地点を様々な位置から確認できたり、ティ位置を動かしたりなどができるという点。慣れが必要ですが、慣れてくるとぐっとゴルフの戦略性が増してきます。
ショットに関しては5種類あるのですが、最初に使えるのがゲージショット・サークルショットの2種類のみ従来のショット(横直線ゲージ型)に加え、矢印ショット、「みんなのGOLF5」で採用された本格ショットは、後々ポイント購入という形でしか手に入らないため、既にこの形で慣れたプレイヤーやこれでやりたいと思ったプレイヤーには少々キツいかなと。
慣れてくると、十字キーを使ってスピンをかけたり、本体を振ってエキストラパワーショット(要愛着度アップ)が打てるようになりますが、まぁこのあたりは上級者向けでしょう。

で、モードを細かく見ていくと、「ひとりでGOLF」の中にはストローク・トレーニングの他にチャレンジモードがあります。
チャレンジモードは大会に参加して★を集め、★が一定量集まるとVS(コンピュータ)対戦ができ、それに勝つとランクが上るという仕組み。VSで勝ったキャラはポイントを使用することでプレイヤーキャラとして追加可能になっています。なお、負け続けると優しくなる(おまけにペナルティなし)ので、勝てない人はそれを利用してもいいかも。
「みんなでGOLF」は、ストロークプレイ・マッチプレイと色物ルールでのプレイが可能。詳細はプレイしていないので何とも言えませんが、一人プレイでは味わえないゴルフが楽しめるかと。


実際プレイした感想は、快適の一言。実は初プレイ(横直線ゲージでのゴルフが苦手なため)だったりするのですけど、慣れていない人でもインパクトが取りやすい(ゲージショットの場合)ので、体験版で遊んでOKなら買いです。
コースに関しては、今のところは嫌らしいコースはないものの、ちょっと建物で邪魔してるコースが多いかなとも。自然の障害物ならともかく、人工建築物で障害が出てきているのは少々興ざめの感が・・・。
あとは、キャラやショットの打ち方がポイントをためて買わないといけないのも煩わしいかなとも。
ともあれ、それを払拭できるくらいに快適かつ楽しいゴルフができるのはオトクかも。


次回はオンラインの所感をば。


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Posted by alexey_calvanov at 23:25Comments(0)TrackBack(0)