2015年09月03日

オーストラリアでもっこもこすぎる羊を発見→毛刈りチャンピオンの手できれいになりました

オーストラリアで先日、あまりに毛のモコモコしている羊が発見され、大きな話題になりました。この羊、相当な毛の量(大人3人がかりで施設に運んだのだとか)のようで、状況次第では生命に関わる(深刻な疾患を発症する恐れがあったのだそうな)とのことで、オーストラリアの動物保護団体がツイッターやフェイスブック上で毛刈りのできる人を呼び掛けたそうです。

すると、それを見ていたオーストラリアで行われている毛刈り選手権のチャンピオンがやりましょうと名乗り出て、翌日例に羊の毛刈りが執行されましたおよそ1時間ほどで全ての毛が刈り取られ、羊も無事でした。で、その刈り取られた毛の量はおよそ40kg。セーターにしたら何着作れるのかいなぁ・・・。


ともあれ、羊が無事でよかった。しかもオーストラリアはこれから春になって暑くなってくるでしょうから、毛のおかげでしんどい思いをしなくてよかったと思います。
そして、今回の一件で初めて知ったこと。羊の毛は自然と抜け変わることが無い(汗)。どうやら品種改良によって抜け変わるという機会を失っているようです。人間が施したことで、逆に人間が苦労するというのは、何とも皮肉だなぁと思いましたね・・・。


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Posted by alexey_calvanov at 23:52Comments(0)TrackBack(0)

2015年01月30日

オーストラリアはアジアにあらず?

オーストラリアはアジアではない。まぁ、一般常識的には当たり前の話です(笑)。
しかし、スポーツの中でもサッカーの世界ではこれが『非常識』になります


2006年からオーストラリアはそれまで所属していたオセアニアサッカー連盟からアジアサッカー連盟に転籍し、アジア代表を掛けて戦ってきました。これによりアジアのサッカーレベルが上がったとも言われており、転籍の効果はあったと個人的には思っています今まではどうしても東アジア(日本や韓国)が、1990年代までは湾岸諸国が強いとされてきましたからね。

しかし、『非常識』が非常識になっていると感じているのが主に湾岸諸国。平たく言えば優勝できないからというひがみ根性とも取れる言い訳のようなものなんですけど、湾岸諸国以外にもその考えが広まっているというのですから根深いわけです。もちろん、現実的な理由としては移動が酷(アジア西端とオーストラリアまで最大9時間の時差がある)というのもあり、そこを突かれるとあながちこの話題も正当性が出てきます


じゃあ、何でオーストラリアはアジアサッカー連盟に移ってきたのかといえば、かつて所属していたオセアニアサッカー連盟にいたら、自分達の実力をフルに発揮できないからという理由があるからです。
実は、オセアニアサッカー連盟はオーストラリア以外は皆弱といった有様で、オーストラリアはいとも簡単に予選突破を遂げ、それを毎度おなじみの・・・とやられてしまったら、オーストラリアの中でも、もっと強い相手と戦いたいという意識が働いてしまうことになりました(もっとも、その後中南米のチームと戦うことがほぼ義務付けられたため、そうも簡単にワールドカップへ出場できたわけではない)。
オーストラリアの例以外にも、アジアサッカー連盟に所属していたカザフスタンは、もっと強い相手と戦いたいというのとファンの要望という理由でヨーロッパサッカー連盟に転籍しています。もちろん、それ以外にも政治的な理由で移ったイスラエルの例もありますが、そのへんは割愛。


というわけで、アジアカップ開催中にこんな話題を出されてオーストラリアとしてはたまったもんじゃないですわね。一生懸命戦っている中で、お前らイラネなんて言われるわけですから。しかも地元開催でですよ。屈辱以外の何物でもないわけで、心中お察し致します。


そこまで言うんだったら、オーストラリアとやりたくない人達で組織作ればいいじゃないと言いたくもなりますけれども、皆そうなるといけないので、移動時間の酷という地域を切り離して行うか、オセアニアサッカー連盟と統合して分割するというふうにすれば何とかなるんじゃないのかなと。
まぁ、一番はオセアニア地域の底上げなんですけど、大変ですわねぇ・・・。


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Posted by alexey_calvanov at 23:59Comments(0)TrackBack(0)