2024年10月24日

秋の新アニメ2024 その22 ありふれた職業で世界最強 season 3

秋の新アニメ2024、22回目は投稿小説サイトである「小説家になろう」が原作で、後にオーバーラップのオーバーラップ文庫で刊行されている「ありふれた職業で世界最強」の第3期になる「ありふれた職業で世界最強 season 3」です。
何だかんだ言って、第3期の放送まで漕ぎ着けました。当初は、こんな作品で大丈夫なのかという評価だったんですけど、この手の作品では珍しく、尻上がりの評価を受けています。確かに話としてもメリハリが付いてきましたし、キャラの個性と掛け合いも面白味が出てきました。今期は、そのあたりに磨きをかけていけるのでしょうか。


あらすじは続きモノなのでなし。神の使徒を撃破し、魔人族の王都侵攻を退けた主人公達が、新たな一手を打って出るところから始まります。


久しぶりの放送になったことから、第3期1話放送前に振り返り特番を組んでいたので、それを見ていたら大丈夫かなと思っています。もちろん、第3期1話の中でも簡単な振り借りはやっていましたけど。
ということで、内容を見ていくと、何かコメディタッチな進み方していて、これから大事を済ませる感じじゃなかったような(苦笑)。それでも、〆るところは〆いているので、緩急の付け方は上手くなっているなと思います。
仲間が増えたので、多様な振る舞いが見られるようになったのですが、コメディに走る部分やシリアスに進む部分でコロコロ展開しているので、少し絞ってもよかったようにも。各キャラのディテールが上手く表現できればなぁとも。それでも上手くまとめていると思いますがねぇ・・・。


今後は、帝国との戦いに軸が写っていくように思いますが、どう決着をつけていくのか、楽しみではあります。


放送局・放送時間の詳細は、「続きを読む」にて。


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2024年10月05日

秋の新アニメ2024 その5 ひとりぼっちの異世界攻略

秋の新アニメ2024、5回目は投稿小説サイトである「小説家になろう」(後に「小説家になろう」と同じ会社が手掛ける18禁投稿小説サイトである「ノクターンノベルズ」に移籍)が原作で、後にオーバーラップのレーベルであるオーバーラップ文庫で展開している「ひとりぼっちの異世界攻略」です。
まぁ、名前から見て、一人で冒険をしていくもの・・・くらいしかわからないし、キービジュアルだと仲間がいるかのような展開を見せていますけど、たぶん違うだろうなぁ(ニヤニヤ)。この手の物は、見て判断するしかないということで、早速見ていきましょうか。


あらすじはこう(以下PCではイタリック体で表記)。


主人公は、ごく普通の高校生で、クラスの中ではどのグループにも属さずに一人で生活していた

ある日、教室に謎の魔法陣が展開され、必死になって逃げたものの、結局捕まってしまい、異世界に飛ばされてしまう
抗っていたことが災いしたのか、神様からもらえるスキルのいいものは、全てクラスメイトに持っていかれ、残ったものははずれスキルばかりで使い物にならないと思われるものだった。しかも、その残ったスキルを神様に全て押し付けられることに・・・。



というふう。


初回は、主人公の異世界ライフを描いたものになっていました。そこで過去も併せて語られるのですが、ホンマモンのぼっちや(汗)。はずれスキルばかりと主人公は嘆いていましたけど、実際のところ、案外役に立つスキルばかりなんですよね。村人のセットは、干し肉とか調理器具とかが入っているし、温度魔法は、火起こしの道具にもなる。いわゆる、残り物には福がある的な展開を見せていたんですね。


mujintouこれって、どこかで・・・と思ったら、ドラえもんの「無人島へ家出」に似てる展開なんですよね(写真は、そのワンショット)。
あれは、のび太が家出をして無人島に行ったものの、ドラえもんから奪い取った道具が役立たずだったので、万事休すと思ったら、使いようによっては役に立って、無事困難を乗り越える・・・という話なんですよ。ある意味、それをなろう風に落とし込んだようになっていて、わかりやすいといえばわかりやすい。それに付随して、主人公の使っているスキルなどの説明が丁寧なので、情報量の多さは困る部分があるものの、そのあたりは視聴者の方で調整して下さいというふうなんでしょうな。ただ、個人的には悪くないと思いました。



今後は、かつてのクラスメイト達が絡んできそうな展開になるのですが、どうも主人公は幼馴染みのことを気に掛けている様子何らかの理由で絡むことになるのでしょう。そして主人公の運命や、いかに・・・。


放送局・放送時間の詳細は、「続きを読む」にて。


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2024年04月13日

春の新アニメ2024 その16 Lv2からチートだった元勇者候補のまったり異世界ライフ

春の新アニメ2024、16回目は投稿小説サイトの「小説家になろう」が原作で、後にオーバーラップより刊行されているオーバーラップノベルズで連載されている「Lv2からチートだった元勇者候補のまったり異世界ライフ」です。
こちらは、なろう系の作品になるということ以外は全くわかりませんね。しかもチート系という部類になるので、差別化をいかに図っていくのかもポイントになるかと。これは結構大変になるぞ・・・。


あらすじはこう(以下PCではイタリック体で表記)。


主人公は商人として働いていたごく普通の男。彼の住んでいた世界は人間以外の種族に対しての差別意識が強く、そのことに疑問を抱いていた主人公は、彼らにも分け隔てなく接しており、彼らへの差別が無くなることを望んでいた。


すると、ある日突然彼は異世界に飛ばされてしまう勇者候補として選定されたのだ。
しかし彼の能力は、異世界でも一般的な大人の能力程度とわかり、一緒に飛ばされた男の能力の方が勇者の素質があるとみなされ、主人公の存在は邪魔なものになっていた。さらに、主人公を元の世界に戻したくともできないという事情もあり、彼に王様から得たわずかな資金を持たせ、国の外れにある森に住むことを命じた。事実上の追放である。

森に着いた時に出てきたスライムを必死になって倒すと、レベルが上がったので、確認して見ると、そのステータスには、『∞』という見慣れないものが並んでおり・・・

うーむ、なろう系・チート系・追放系という昨今の要素てんこ盛りな作品なんですけど、見ていた感じでは、ヤマがあまり無く、主人公が何かやってしまったのかというレベルの強さになっている感じでしたね。飛ばされた世界の王様もある種の悪者なので、今後は王様に一泡吹かせるのが目的・・・だと思うんですけど、そこまでなるのだろうか(苦笑)。


結論とすれば、はいはいなろうなろうで終わってしまう感じになっていました(苦笑)。今後もこの状態が続くと、3話切りされてもおかしくないふうになってしまうんだろうなぁ・・・。


放送局・放送時間の詳細は、「続きを読む」にて。


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Posted by alexey_calvanov at 21:21Comments(0)

2024年01月12日

冬の新アニメ2024 その18 望まぬ不死の冒険者

冬の新アニメ2024、18回目は投稿小説サイトである「小説家になろう」が原作で、後にオーバーラップから刊行されているオーバーラップノベルズで連載している「望まぬ不死の冒険者」です。
不死というくくりにも色々あるようですけど、生きたまま身体を持つのか、そうでないのかで大きく意味合いが変わってくるんだろうなと思いながらキービジュアルを見ていたのですけど、どうもそうでない方の不死のようです。


あらすじはこう(以下PCではイタリック体で表記)。


主人公は、知識も剣もそこそこあり、ギルドにも貢献しているものの、ランクとしては下位のまま駆け出しから10年以上経っており、数年で辞めてもよかったのに、それでも冒険者を続けているのは、最高位である神銀(ミスリル)級になるためだった。


ある日、低難易度で全て調べ尽くされたと思われた迷宮に隠し通路を発見する。新しいルートを見付けた際は、より慎重にならないといけないのに、浮かれ気分で最深部に向かってしまい、そこで龍に出会ってしまった。そして、彼は龍に食われてしまう


しかし、彼は死ななかったなぜかスケルトン(アンデッド)として生き続ける彼は、魔物の特性の一つである存在進化を果たすため、迷宮の魔物を狩り続ける。



というふう。


初回は、主人公の鍛錬を怠らない姿と誠実な人柄を垣間見ながら、アンデットとして生きていく姿をほぼ平面で見る格好になりました。この手の演出は、時折わかりにくくさせることがあるものの、今回の作品は、述懐的な使われ方をしていたため、現状を補足するかのように使われていたので、わかりやすさに貢献しているようにも。
しかし、主人公って少し空気のような存在なんだな(泣)。数日行方不明になっているのに、珍しいレベルだし。まぁ、行方不明になる人間って、最初いないよねという感じなんだろうと思う。よほどおかしいと思われないと捜索願とか出されないんだろうなぁ・・・。


今後は、グールになることで街に戻れるようにする(それでもアンデッドと見抜かれないような策を練らないといけないのだろうが)のでしょうし、どうももう一人の主人公がちらりと出ていたので、次回あたり出会うのかもね。同じ迷宮を目指すようにギルドから言われていたし・・・。


放送局・放送時間の詳細は、「続きを読む」にて。


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Posted by alexey_calvanov at 23:58Comments(0)

2024年01月10日

冬の新アニメ2024 その14 ループ7回目の悪役令嬢は、元敵国で自由気ままな花嫁生活を満喫する

冬の新アニメ2024、14回目は投稿小説サイトである「小説家になろう」で連載され、後にオーバーラップのオーバーラップノベルズfより刊行されている「ループ7回目の悪役令嬢は、元敵国で自由気ままな花嫁生活を満喫する」です。
最近は、悪役令嬢モノが増えてきましたね。今期もこの手のジャンルが飛び込んできました。ただ、好き嫌いもはっきりするだけじゃなく、作品の評価もはっきりしている場合があるので、いい作品だったと言われるようなものであってほしいですね・・・。


あらすじはこう(以下PCではイタリック体で表記)。


主人公は侯爵令嬢だったが、敵国の皇太子に殺された。しかし、そこで人生が終わることはなく、彼女はある国の皇太子に婚約破棄をされる場面に戻ってしまうのだ。しかも今回で7回目。もっと言うと、5年以上生きたこともない

過去6回のループの間に、商人・薬師・侍女・騎士など様々な人生を生きてきたものの、どうしても5年以上生きられないことが引っ掛かっていた。だからこそ、今回の人生こそ、長生きしてゴロゴロとしたいと思っていたのだ。


そんな時、彼女は敵国の皇太子に婚約を申し込まれた。そう、6度目の人生で自身を殺したあの皇太子に・・・。



というふう。


話そのものは、7度もループしていることが強調されてはいたのですけど、やはり1話の短い時間に全てを伝えきるのは難しいのかなと。端折ってはいないんだろうけど、若干わかりにくいかなと。あっという間に7度目の人生の話になってしまい、今までどうだったのとなりかねないかなぁと思いました。


この手の作品は、複数回見ないとわからない仕組みなのでしょうね。話そのものは、悪役令嬢っぽく見えない作品なので、意外性はあるんだろうなと。ただ、2話目以降の見せ方次第で面白さが決まるとも思えるので、今後の作り方がキーになると思っています。


放送局・放送時間の詳細は、「続きを読む」にて。


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Posted by alexey_calvanov at 23:58Comments(0)

2023年10月14日

秋の新アニメ2023 その21 最果てのパラディン 鉄錆の山の王

秋の新アニメ2023、21回目は投稿小説サイトの「小説家になろう」が原作で、後にオーバーラップから刊行されているライトノベルレーベルであるオーバーラップ文庫から出版している「最果てのパラディン」の第2期になる「最果てのパラディン 鉄錆の山の王」です。
前作から2年経っての続編になるのですけど、今までなら少し開き過ぎたかな・・・と思えたんですよ。ところが、最近は今作品よりも開いた間隔で放送を行っているものも出てきたので、逆に短いんじゃないかなと思ったり。いずれにせよ、続きが気になる作品ではあったので、期待して見ていきましょう。


あらすじは続きモノなので無し。死者の街を出て2年が経ち、その過程で得た新たな仲間と共に自らの領地を栄えさせているところから始まります。


2年間経っているので、何かあらすじ的なものをやるとかキャラ紹介のような部分を出すのかなと思って見ていたのですけど、唐突に話が進むような展開になってしまったので、前期を見ていた人も肩透かしを食らったような感じになってしまいましたね・・・。顔見せの部分が無いので、話の内容に付いていけないまま30分が過ぎていった感があります。


ということなので、短い結論となりますが、面白い作品なのに、ちゃんと続きに向けての紹介を行いなさいと言いたい。2年は短いようで長い。話の筋なんて忙しい人が多い現在、忘れてしまっていてもおかしくない。そこは丁寧にやろうや・・・。


放送局・放送時間の詳細は、「続きを読む」にて。


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Posted by alexey_calvanov at 19:39Comments(0)

2023年01月16日

冬の新アニメ2023 その21 とんでもスキルで異世界放浪メシ

冬の新アニメ2023、21回目は投稿小説サイトの「小説家になろう」で連載され、後にオーバーラップで刊行されているライトノベルレーベルのオーバーラップノベルスで連載中の「とんでもスキルで異世界放浪メシ」です。
この作品は、個人的には期待している作品ではありました。メシ関係はハズレになる作品が少ないのもその一つの理由です。異世界系統でも食堂やら異世界メシやらは当たりやスマッシュヒットが多いんですよね。ということで、『異世界』と名の付く作品の最後の作品、どうなるのでしょうか。


あらすじはこう(以下PCではイタリック体で表記)。


ある日、高校生達と共に異世界に召喚されたごく普通のサラリーマン高校生達は召喚勇者としての能力を持っていたが、主人公だけは一般人より少し強く、鑑定とアイテムボックス、そしてネットスーパーという特異な特技を持っているだけで、召喚勇者達からも王国の召喚士や国王からも疎遠に扱われ、手切れ金のようなお金をもらって召喚された国から出ていくことにする。というのも、勇者を召喚したのも隣国との戦争を企てていたからだ。

しかし、彼の持っていた能力は一般の人達から見たら非常にうらやましがられるもので、中でもネットスーパーは、手持ちのお金をチャージすることで現代社会の食品や道具類を購入できる(ただし高級品扱い)という代物だったのだ。
ただ、この能力と元からあった料理スキルのおかげで、雇い人達の信頼を得たばかりでなく、伝説の魔獣との主従関係も結ぶことになる。



というふう。


この作品も、シンプルな進行ながらも、作品の内容はわかりやすい。話も早くもなく遅くもない展開だったので、付いて来やすいですし、異世界で現代社会の商品を仕入れられるという荒唐無稽さがすごい。さすがイオンネットスーパー(笑)。

今後は、様々な料理が登場し、飯テロ番組とかインフォマーシャルアニメとか言われるのかもしれないけど、いいんだよ、わが道を行って楽しませて下さい。個人的には仲間になる魔獣とかがどう活躍するのかが気になります


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Posted by alexey_calvanov at 23:59Comments(0)

2022年07月15日

夏の新アニメ2022 その16 黒の召喚士

夏の新アニメ2022、16回目は投稿小説サイトである「小説家になろう」が原作で、後にオーバーラップから刊行されているオーバーラップ文庫で連載中の「黒の召喚士」です。


この作品は現状ノーマークの中の一つ。今回似たような作品が出ているので、差別化できるかどうかに掛かってくるでしょうね。


あらすじはこう(以下PCではイタリック体で表記)。


神様の手違いで事故死し、異世界に転生させられてしまった主人公。その補償としてなのか、豊富なスキルと異世界では珍しい職種の召喚士として冒険者デビューを果たす最初の試練としてスライム3匹の討伐クエストを受けるのだが・・・。


というふう。


初回は、何だかノーテンキに明るい女神と主人公のやり取りで進んでいくふうですね。今回のメインは召喚士の基本であるモンスターの使役(仲間にすること)なんですけど、ブルースライム一つとっても苦労しながらなんとか仲間に・・・とか思ったら、そいつが結構強くて、主よりも強くなっている感が(苦笑)。
今後仲間になるんじゃないかというエルフの奴隷が出てきたりするんですけど、正直この作品の印象が薄いのよね・・・(汗)。何か既視感が・・・という点を抜け出せなかったです。前者は「転生賢者の異世界ライフ」、後者は「異世界迷宮でハーレムを」の奴隷制度がそれぞれほぼまんまの感があり、『専門的な作品』を見た方がいいんじゃないのかと言いたくなる。ただ、まだ1話目なので、今後化けるかもしれない・・・と思って見て行きましょう。だって、「転生賢者の異世界ライフ」も相当パッとしない作品ですから(ニヤニヤ)。


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Posted by alexey_calvanov at 23:43Comments(0)

2022年01月15日

冬の新アニメ2022 その14 ありふれた職業で世界最強 2nd season

冬の新アニメ2022、14回目は「小説家になろう」で展開されたウェブ小説が原作で、後にオーバーラップのオーバーラップ文庫で刊行されている「ありふれた職業で世界最強」の第2期になる「ありふれた職業で世界最強 2nd season」です。
この作品は、期間が空いて2期の放送になりましたけど、2期制作が決まったのは、1期放送終了直後(最終話のエンドで発表)。つまり既に制作が決まっている中での展開なので、評価がどうあれ進められていたということなのね。ちなみに、コロナ禍でも無かったのにもかかわらず、1期の放送が1年ほど延期された経緯があります。当時は結構珍しかったんですよね。前評判はよろしくなかっただけに、どうなることやら。


あらすじは続きモノなので無し。かつての仲間の窮地を色々な思いの交錯した中で救い、新たな仲間を加え、次の目的地に向かうところから始まります。


前期がアレだっただけに、今期は正直結構気合が入っていました。オープニングからエンディングまで隙の無い展開になっていました。ここまで変われるのか・・・というのが正直な感想ですけど、同時に何でこれを最初にやらないというツッコミも忘れなかったですよ(ニヤニヤ)。
ただ、放送開始前に1期を見てない人向けの放送を行っているそうなので、それを見ていないと1期の1話が理解しがたい状況になってしまっていますね。初見の人は、ただの下賤な言葉の飛び交うハーレムアニメと思っても不思議じゃない(爆)。


1期を見た人は、意外に見られる作品に進化したと思うのではないのでしょうか。ただ2期から見た人は、(2期に分割した作品のお約束なんでしょうけど)何が何だか・・・になるのかもしれない。ただ、この『進化』がいつまで続くのかも注視したいところです。


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Posted by alexey_calvanov at 23:21Comments(0)

2021年10月16日

秋の新アニメ2021 その17 最果てのパラディン

秋の新アニメ2021、17回目は投稿小説サイトの「小説家になろう」が原作で、後にオーバーラップから刊行されているライトノベルレーベルであるオーバーラップ文庫から出版している「最果てのパラディン」です。
この作品は、前評判は高いようで、期待している声は高いものの、制作会社に対しての懸念が高いという話もちらほら。まぁ私は前から言ってますけれども、作画は少々目をつぶっても、作品の内容さえよければいいと思っております。ただ「テスラノート」、てめぇはダメだ(ギャハ)!


あらすじはこう(以下PCではイタリック体で表記)。


人里離れたところにある死者の街と呼ばれるところに一人の子がいた。その子は、3人の死者(不死身)によって育てられていた豪快な骸骨剣士からは剣術と狩りを教えられ、偏屈な魔法使いの幽霊は魔術の使い方を教えられ、神官のミイラからは生きる術を教えられた。


ある日、自身の秘密と3人が隠している秘密を知るために行動を起こすが・・・。



というふう。


初回は3歳~5歳の主人公が描かれていて、不思議な縁で結ばれた3人の死者とのやり取りがメインになっていました。それぞれの役割が短い時間の中でも丁寧に描かれていましたね。3人とも主人公に対して父のように母のように祖父のように接し、時に厳しく、時に優しく見守っているところに、死んでいるのに生きている人間のようなものを感じ取ることができました
自身の秘密と3人の死者の秘密の話は、思っていた以上に重たかったですね。特に神官のミイラは、ある意味自身の身を削っているのではないかと思わされ、彼女がまるで自分の子のように接していたのをひしひしと感じ取れました


今後主人公は成長し、やがて大きな出来事に出会うことになるのでしょうけど、この初回を見る限り、丁寧に描かれるものと思います。期待したいところです。


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Posted by alexey_calvanov at 23:02Comments(0)

2021年07月07日

夏の新アニメ2021 その5 現実主義勇者の王国再建記

夏の新アニメ2021、5回目は小説家になろうが原作で、後にpixivを経て、オーバーラップのレーベルであるオーバーラップ文庫から刊行されている「現実主義勇者の王国再建記」です。
小説家になろうでの刊行が行き詰ったのは、作者のコメントのレスポンスに問題があった(替え歌で答えたのが、著作権法違反に問われたため)ことでバン(削除)されてしまったかららしい。そのためpixivで続きを刊行し、商業化されたという異色の経緯をたどっています。発言に問題があったと言うには、少々かわいそうな部分はあるなぁと思いますね。


あらすじはこう(以下PCではイタリック体で表記)。


主人公は、たった1人の肉親である祖父を亡くした学生。ある時、図書室にいると、異世界の勇者召喚の儀によって呼び出されてしまう

始めはどうしてこうなったのかわからないまま振り回されるものの、自分自身が勇者として西方にある帝国に身売りされるというのを知って、召喚をした王国の現状を調べ、改善に取り組むことを決意する。すると、彼の非凡な才能を見抜いた王は、彼を新しい王様に据え、自らの娘を婚約者にすることを決めてしまう・・・



というふう。


この作品は、総じて地味だなぁ(苦笑)。正直淡々とし過ぎて、面白くないと思った人もいるんじゃないかと思われても納得してしまいそう(汗)。ただ、彼自身がマキャヴェリの「君主論」など歴史書を愛読していることから、人の仕切り方・モノの動かし方・カネの使い方を上手く活用している点は、地味なこの作品の中で光る部分だと思いました。


今後は、婚約者になる国王の娘と主人公、前国王の宰相とのトロイカ体制をメインに動くことになると思います。仲間も増えるようですから、そのあたりとの絡みも彩りになってくれれば、もっと面白いと評価されるんだろうけどなぁ・・・。


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Posted by alexey_calvanov at 23:39Comments(0)

2019年07月14日

夏の新アニメ2019 その10 ありふれた職業で世界最強

夏の新アニメ2019、10回目は「小説家になろう」で展開されたウェブ小説が原作で、後にオーバーラップのオーバーラップ文庫で刊行されている「ありふれた職業で世界最強」です。
こちらも、なろう系の作品異世界転生した主人公を軸にする本当に『ありふれた』世界観ですが、これを打破できるのかが注目点でしょう。


あらすじはこう(以下PCではイタリック体で表記)。


主人公は、いわゆるオタクな高校生クラスではマドンナに親身にされていたことから、様々ないじめに遭っていた。


そんな中、クラス全員が異世界に転移してしまう。そこで主人公は錬成師という冒険者の中でも役に立たない職業になってしまい、クラス中から足手まといのような扱いをされる。さらに、クラスメイトの不注意で凶暴なモンスターを呼び出してしまう。それでもクラスメイトを救おうと必死になっていた主人公は、クラスメイトの1人からの裏切りにも遭い、奈落の底に落とされてしまう
そこで凶暴なモンスターに襲われ、左腕を失い、絶望の淵に落ちてしまったが、元の世界への帰還を生きる糧にして、様々なステータスを身に付けるようになっていく



というふう。


第1話は主人公の壮絶な運命だけがことさら強調されていましたわ。モンスターの肉を食らって死にそうになりながらも、遂にスキルを身に付けていくという流れなんですけど、これを『ありふれた』というのは少々強引なんじゃないかと思うのよね。『ありふれた』というのはあくまで職業なのに、スキルを身に付けたことを強調するのは、『ありふれた』わけではなく、『過酷な状況』なわけですよね。ちょっと表現の仕方が卑怯だなと。
総じて重いのは仕方ない。しかし、表現の仕方が卑怯で支持できない『過酷な状況』でスキルを身に付けたのに、『ありふれた職業』でスキルを磨いたわけではないからです。職業は『過酷な状況』で磨かれたスキルを生かすだけの方法でしかないのです。

あとは、なぜ異世界に飛ばされたのかがさらりとしていて、流し見してしまうと何が何だかわからないのも困りもの。実はオープニングでその模様を流しているのですが、あれは流し見してしまうぞ・・・。


第1話は、今後の視聴のために重要なのに、それを放棄しているかのような作り。かつ作品の内容がタイトルと違うという、言葉は悪いですが詐欺のような作り。今後の展開がよかったとしても、第1話の作りを見てしまった後だと、それも霞むよろしくないものですね・・・。


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Posted by alexey_calvanov at 23:58Comments(0)

2016年01月18日

冬の新アニメ2016 その14 灰と幻想のグリムガル

冬の新アニメ2016、14回目はオーバーラップのオーバーラップ文庫から刊行されているライトノベルが原作の「灰と幻想のグリムガル」です。
オーバーラップ自身が新参会社で、過去にアニメ化されたのもMF文庫Jから移籍して再起動した「IS〈インフィニット・ストラトス〉2」だけだったので、この作品が事実上オーバーラップ文庫として初のアニメ化と言ってもいいかもしれません。


あらすじはこう(以下PCではイタリック体で表記)。


主人公は目覚めると暗闇の中にいた。ここがどこなのかわからないまま、自分の名前以外は何も思い出せない(時に昔住んでいた世界で使っていた物の名を思い出すが、それが何なのかがわからない)。同じ境遇に置かれた何人かの仲間達と共に踏み出した先にあったのは、異世界「グリムガル」
そこでは、義勇兵となり見習いからステップアップして生きていくか、街の人間として細々と生きていくか、いずれにせよ自分自身で身を立て生活していかないといけないのだった。既に仲間の何人かは率先してグループ作りをしていき、残った主人公達は、半ばなし崩し的にグループを作り、ギルドで職を手にし、見習い義勇兵として生きていくのだった。しかし、彼らはゴブリン1匹を倒すのに苦労する有様。彼らは生き延びることができるのだろうか。


というふう。


総じて、この作品は地味です(苦笑)。特に主人公達が活躍して終わりではなく、ゴブリン1匹にも手こずり、日々の生活にも困窮する中で、徐々に仲間としての一体感を高めていこうとする過程が丁寧に描かれています。そういった点では、実に現実的で等身大のキャラたちの集まりとも言えます。そう考えると、かなり異質で今後の展開が楽しみになってきます。

ただ、このまま地味な展開が続くことになると、中だるみになりかねず、見ている人間も飽きてくることでしょう。恐らく今後数話の間で人間的に成長していくのでしょうけど、その過程をいかに上手く見せるかなんでしょうね。ここで超人的な活躍をしてしまえば、第1話の展開が何だったのかと言われてしまいかねないわけで、最初はRPGのレベルアップのように徐々に力を付けていくという流れになるのではないのでしょうか。


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Posted by alexey_calvanov at 23:30Comments(0)TrackBack(0)