2011年01月03日

レコゲー2011 1月 携帯ゲーム機編

ここからは携帯ゲーム機編です。
数年来、PSPのゲームの方が勢いがある・・・と散々申していますけど、今年はニンテンドー3DSが登場することになり、一体どうなるのかなと思っています。そんなニンテンドー3DSは来月の発売。いよいよラインナップなどの全貌が明らかになってくるわけですけど、まだまだPSPが優位に立てるのか、はたまたニンテンドー3DS(任天堂)が巻き返すのか楽しみなところです。


では、そんなPSPの作品群から見ていきましょう。
今月は年末と同じくらいに注目作をぶつけてきましたね。
まず最初は、キングダムハーツ バース バイ スリープ ファイナルミックス
キングダムシリーズの最新作で、昨年1月に発売された「キングダムハーツ バース バイ スリープ」の海外版をベースにしたものです。
そのため、全編音声が英語・高難易度モードやボスや新エピソードなどの追加が施されています。さらに、海外版にもなかったオリジナル要素も追加されるとのことなので、今まで遊んでいた人にも楽しめる仕様になっています。

2本目は、戦場のヴァルキュリア3」(★)
アクション要素の入ったシミュレーションRPGに人間ドラマの入ったストーリー性の高さで、たちまち人気作品になったシリーズ最新作です。前作同様PSPでの発売になりました。
今作は最初の作品と同じ年の違う戦闘域での話で、ネームレスという戦争中に(恐らく)名前の残らなかった部隊の話。
ちなみに、主題歌はMay'nこの作品のOVAも発売されるそうです。

3本目は、ヴィーナス&ブレイブス ~魔女と女神と滅びの予言~
2003年にPS2で発売した同作品のリメイク。
100年続く大災厄を逃れるために、不老不死の主人公がその間に出会い別れる仲間と共に紡いでいく物語になっています。この作品もストーリー性の高さで高評価が出ており、ベスト版も出ています。
この作品は世代交代を実感できる作品とも言われ、騎士団の団員同士で結婚し子供が設けられた際、その子供には親の能力が引き継がれます。また子供も含め、一度死ぬと(一部の例外を除き)死ぬと二度と生き返らないため、生き残らせるための慎重な戦略も必要です。
なお、今回のリメイクにあたり、テイルズシリーズのキャラが登場するとのこと。

4番目は、俺の妹がこんなに可愛いわけがない ポータブル
昨年秋アニメ化され大人気になったライトノベルが原作。今作はオリジナルシナリオで、妹以外の登場人物の『人生相談』に乗るのが主な内容になっています。
バンナム制作の作品ということもあって、過去にハルヒシリーズなどで培ったリアルタイムに顔の表情を変化させるシステムが今作でも培われています(ただし、今作のシステムはモーション制作会社が違うため、オリジナルとしている)
アニメ化で急に火が付いただけあって、このゲーム化でどういうふうに勢いが増すのか(あるいはその逆になるのか)が気になるところです。

5番目は、喧嘩番長5 ~漢の法則(ルール)~」。
こちらはPS2から続く人気シリーズで、もう5作目になるんですね。
勢力同士の抗争に一触即発状態の地域に放り込まれた主人公。そこは5つの高校が覇権を握ろうと日夜抗争が繰り広げられていたというふう。
様々なミニゲームが追加要素に加えられ、中でも3のキャラを利用した対戦格闘や警備員になり、町のチンピラを倒して小遣い稼ぎ、仔犬の飼育というようなものまであります。
サブシナリオでも結構いい具合に時間がつぶせる作品に仕上がっていますね。

PSP最後は、カオスヘッド らぶChu☆Chu!
こちらは昨年X様で発売された同作品の移植。ファンディスクとも続編とも言われています(作品の進め方次第で大きく変わってくる)。
ニュージェネレーションの狂気後、知らぬ間に夏を迎えた拓巳。その際に6人のギガロマニアックスの少女に出会ったものの、何をしても怒られない不思議な状況に。この不思議な世界の真実を突き止めるか、はたまたその世界を受け入れるか・・・というふう。
今作には新規のキャラも登場したりと、豪勢な作りになっています。またPSP移植ということで、オープニングも一新されます。


対してDSは、ニンテンドー3DS発売前ということで、1本のみ。
それが「サガ3時空の覇者 Shadow or Light」。
1991年の「時空の覇者 Sa・Ga3 完結編」のリメイクではあるものの、レベルアップの概念がない今までのサガシリーズにシステムが準じるなど大幅な改変が加えられ、むしろリメイクというよりオリジナル作品を作ったかのような感じです。
また時空を操るシステムが追加され、より作品に深みと重みが増すようになりました。
ある種完全新作というふうに味わえるようになり、新規ファンにも楽しめる作品になりそうです。


携帯ゲーム機編 結論
PSPの圧倒的なパワーを感じる月。オリジナルとリメイクのバランスがよく、新規ファンにもこれまでのファンにも楽しめる内容になっている。ある意味PSPが成熟して来たのを感じさせる月にもなりそう。  

Posted by alexey_calvanov at 21:49Comments(0)TrackBack(0)