2025年01月14日

冬の新アニメ2025 その19 異修羅(第2期)

冬の新アニメ2025、19回目は、投稿小説サイトである「小説家になろう」と同じく投稿小説サイトでKADOKAWAが運営する「カクヨム」で連載し、後にKADOKAWAのレーベルである電撃の新文芸で刊行されている「異修羅」の第2期です。
前期に関して言えば、わけのわからないまま先に話が進んでしまい、今に至るということとなり、今期に関しても、正直状況のわからないまま見ていくことになるかもしれません正直切ってもいいと思ったんですけど、乗ってしまった船なので、見ていくことになるわけです(苦笑)。


あらすじは続きモノなので無し。新興国と覇権国家との全面戦争の結果が凄惨なものとなりながらも、まだまだいさかいが起こっているあたりから始まります。


・・・相変わらず難解というのか、話の筋がよくわからない1話1話がバラバラになっているかのようなオムニバスチックな作りになっているため、本当に困る下手すると1話を見逃すと、話の筋がわからなくなるんじゃないかと不安になってきます。見逃していない人間がそう言うのですから・・・。


これは1期を見ていた人も辛い。正直配信でゆっくり見て、やっと評価できるかなという作品です。何でこの作品が2期までで来たのか不思議です。恐らく2期までがセットで放送されるという契約になっているんでしょうね。じゃなきゃここまでやれない。


放送局・放送時間の詳細は、「続きを読む」にて。


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Posted by alexey_calvanov at 23:29Comments(0)

2024年10月02日

秋の新アニメ2024 その2 嘆きの亡霊は引退したい

秋の新アニメ2024、2回目は投稿小説サイトの「小説家になろう」が大元の作品で、後にマイクロマガジン社から刊行しているGCノベルズで連載中の「嘆きの亡霊は引退したい 〜最弱ハンターによる最強パーティ育成術〜」が原作になる「嘆きの亡霊は引退したい」です。
いわゆるなろう系の作品なんですけど、昨今は、なろう系=つまらないという作品は、前よりかは鳴りを潜めているのかなと(時に地雷級の作品がありますけど(苦笑))。実際のところ、キービジュアルだけでは、あまり何の作品なのかわからないので、実際の映像を見て判断していきましょうか。


あらすじはこう(以下PCではイタリック体で表記)。


主人公は、幼馴染み6人と共にトレジャーハンター(世界最強の英雄)になるべく作られたパーティの中で、唯一これといった才能を持っていなかった男。彼自身、あまりの才能の無さに、パーティからの離脱を考えたものの、仲間達からリーダーに据えられ、最強ともてはやされた今でもその地位にいる。今や、周囲の期待から、主人公の何気ない言動一つでも勘違いされ、予想しない展開を見せることにまでなる。

ある日、新規メンバー募集を掛けたところ、彼が無責任極まりない発言と起こした行動で、ひと騒動が起きてしまうその責任を取るために、探索者協会の依頼をこなすことになるのだが、やりたくない主人公は、人任せにしようと画策し・・・。



というふう。


よくいうコレジャナイ感がよく出ている作品ですね(ニヤニヤ)。ホントは最強なんでしょ?と思っていたら、実は何にもできず、神輿に担がれた人なんですわ。政治家でもいますよね、神輿に乗せられて、周りが色々やってしまうというあの事態つい最近就任した石破何某さんもその臭いがプンプンしますよ(ギャハ)。

・・・と、現実世界の話は、ここまでにしておいて(苦笑)、その軽薄で人でなしのようにも思える主人公の人となりが、否が応でも感じられるものになっており、コイツクズだわと吐き捨てられてもおかしくない話になっていました。あの崇高な理念(冒頭数分に出てきたトレジャーハンターになる下りの話)は、どこに行った!?

ただ、今回は、それ以外の人物も結構出てくるので、初回であれだけ出されると、人物相関図が上手く描き切れなくて、視聴者置いてけぼりなんですよねぇ・・・。もう少し人を絞ってもよかったんじゃないかと。初回が新規メンバー募集の回なので、どうしてもそうなっちゃうんでしょうけど、ちょっと見る側の配慮が欲しかった
ただ、話そのものは、意外にも悪くない主人公のクズっぷりを面白いと思えるなら、大丈夫でしょう。逆に嫌悪感を抱いたら、その時点で視聴を辞めるべきという、好みの分かれそうな作品になりそうです。


放送局・放送時間の詳細は、「続きを読む」にて。


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Posted by alexey_calvanov at 23:42Comments(0)

2024年07月15日

夏の新アニメ2024 その19 VTuberなんだが配信切り忘れたら伝説になってた

夏の新アニメ2024、19回目は投稿小説サイトの「ハーメルン」とKADOKAWAの運営する投稿小説サイトの「カクヨム」で連載し、後にKADOKAWAのレーベルであるファンタジア文庫で連載している「VTuberなんだが配信切り忘れたら伝説になってた」です。
この作品も、元々は投稿小説から来ているんですね。てっきりライトノベル原作だと思っていましたよ。あと、この作品は、かなり前からCMで流れていたことでも知られており、泥酔VTuberの印象が強過ぎる(爆)。演じている佐倉綾音さんの本性じゃないかと心配になってくるほど(ギャハ)。


あらすじはこう(以下PCではイタリック体で表記)。


主人公は清楚系お嬢様キャラというVTuberとして活躍しているものの、再生数に伸び悩んでおり、他の同期と離されている・収益化も叶わない状況だった。


ある日の配信終了後、切り忘れていたことを知らずに、酒を煽り、他の動画配信サイトを閲覧しながら下ネタ発言を連発。そして、そのまま寝てしまって朝まで配信されてしまい、事務所からの連絡で初めて気付いた時には時既に遅く、トレンド入りするまでに至っていた

しかし、事務所の人間は、むしろ好意的に受け取っており、実際にSNSを見ても批判的な意見は無いわけではないものの、概ね好意的に受け止められていたし、彼女自身の清楚系お嬢様キャラという位置付けには無理(ギャップ)があるとさえ思っていたので、今回の件は渡りに船だったのだ。
事務所的にも問題無いと判断されたこともあり、以降彼女は開き直って、酒を煽りながらありのままの姿を見せるという配信方針に切り替えていくことになる。



というふう。


あのCMを見てしまっているので、全く違和感がない(爆)。というより、CMの収録も切り忘れていた(という設定だった)んかい(汗)!


ということで、主人公自身のVTuberとしての今後を考えていた中で起こった事故だったので、自分自身を見つめ直すいい機会になったように感じられるシーンがいくつか見られました。それに同期の仲間も先輩もいい人達ばかりで、かなり恵まれているんじゃないのとか思えてうらやましいとも。普通は、少々ギスギスした部分が垣間見られるものなのにね・・・。
まぁ、はっちゃけたシーンがこの作品のポイントでもあるので、その点では彼女はとても清楚系お嬢様キャラでないわな(ニヤニヤ)。素の状態も恐らくこんなふうだと思うので、今後は素の状態で出てくることが多くなるんだろうな。というより、あのVTuber的な格好が普段着なんかいとツッコみたくなったのは、ワイだけではないはず(苦笑)。

ただ、気になるのは1話で全てをさらけ出してしまったのではないかという点まだまだネタはありそうですけど、インパクトという時点でこの回を越えるものは少ないと思われるので、出オチ感を出さないようにしていかないと、そのうち飽きられるんじゃないかと思っています。そのあたりが気掛かりですね。


放送局・放送時間の詳細は、「続きを読む」にて。


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Posted by alexey_calvanov at 21:30Comments(0)

2024年07月10日

夏の新アニメ2024 その11 モブから始まる探索英雄譚

夏の新アニメ2024、11回目は投稿小説サイトの「小説家になろう」とKADOKAWAが運営する投稿小説サイトの「カクヨム」で連載され、後にホビージャパンのレーベルであるHJ文庫で刊行されている「モブから始まる探索英雄譚」です。
こちらは、なろう系の作品なんですが、KADOKAWAの「カクヨム」でも連載されていたということなので、実力はある作品なんですね。ただ、キービジュアルからは不安な香りが・・・あまり作画がよろしくない匂いがしているのですけど、大丈夫かしら(ニヤニヤ)?


あらすじはこう(以下PCではイタリック体で表記)。


ある日突然、日本にダンジョンが現れた。
主人公は、日本に現れたダンジョン探索の英雄にあこがれてダンジョン探索をするものの、第2階層のゴブリンにボコボコにされたことで委縮してしまい、今は第1階層のスライム狩りを行って、小遣い稼ぎをするただの高校生になり下がってしまった。

ある日、スライム狩りに勤しんでいると、金色のスライムを発見し、倒すことに成功する。そのスライムからはレアアイテムなカードが出てきたので、売ろうか使おうか迷った挙句、召喚することにした。すると、主人公よりもはるかに強いヴァルキリーが召喚され・・・。



というふう。


やはりというのか、初回はモブとしての姿を見るのがメインで、かなり淡々とした雰囲気でした。じゃあ、カードを拾って召喚したらどうなのかというと、やはり淡々としている(苦笑)。初回は、主人公の身の回りの人物や主人公の動機など様々なファクターがあって、見どころが多いにもかかわらず、淡々としているふうに思えたのは、なぜだろう。ちょっと見せ方がもったいない気もしないでもないけど、1話で見せるためなら、そうならざるを得ないのかねぇ・・・。


今後ももったいない演出にならないようにしてほしい。丁寧な作りで進めてほしいなぁ。


放送局・放送時間の詳細は、「続きを読む」にて。


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Posted by alexey_calvanov at 23:19Comments(0)

2024年04月05日

春の新アニメ2024 その4 神は遊戯に飢えている。

春の新アニメ2024、4回目はKADOKAWAの投稿小説サイトである「カクヨム」で連載され、後に同じKADOKAWAのレーベルであるMF文庫Jで連載されている「神は遊戯に飢えている。」です。
この作品の作者、過去にも「キミと僕の最後の戦場、あるいは世界が始まる聖戦」がテレビアニメ化されていて、好評だったようです。今回は、いかがなものでしょうかねぇ?ちなみに、「キミと僕の最後の戦場、あるいは世界が始まる聖戦」は7月に第2シーズンが放送予定です。


あらすじはこう(以下PCではイタリック体で表記)。


暇を持て余した神々が作った思考の頭脳ゲームは、「神々の遊び」と呼ばれ、それに10勝した者は莫大な祝福を得ることができるという。しかし、いまだに完全攻略は誰も達成していない。というのも、神々は気まぐれ・理不尽・理解不能だから・・・。

ある日、氷河に閉じ込められた元神様が目を覚ました。彼女は、一番遊戯の上手い人を連れて来てくれと告げる。そこで、ゲームをこよなく愛する少年を連れてくることに。彼は今まで「神々の遊び」に3勝無敗となっており、史上最強のルーキーと呼ばれていた


元神と最強のルーキーのコンビの戦いが今、始まる。



というふう。


・・・と書いたんですけど、初回を見た限りでは、何だかよくわからん作品だった(爆)。ワイのオツムがよろしくないからなのか、ゲーム内容が全く頭に入らない。何やってるのか置いてけぼりになった中で主人公と元神様のトークが混ざるものだから、まぁ面白くない(苦笑)。何で神様半分キレているんかいねぇとか思っておりまして・・・。もう1回見ないとダメ(汗)?
これを見て思ったのが、「ライアー・ライアー」を見せられているような感覚に陥ったところなんですよね。何やっているのかわからないゲームにワーキャー言ってるつまらない展開を思い出したんですわ。うむ、これはク●アニメだ!<もう1回見てから言って下さい。


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Posted by alexey_calvanov at 20:32Comments(0)

2024年01月08日

冬の新アニメ2024 その9 佐々木とピーちゃん

冬の新アニメ2024、9回目は投稿小説サイトである「小説家になろう」とKADOKAWAの運営する「カクヨム」で連載され、後にKADOKAWAのMF文庫Jで刊行されている「佐々木とピーちゃん」です。
CMがまさかの実写展開だったので、アニメで放送されるんだよね・・・と考えてしまうほど、実写になるんじゃないかと思えてしまったんですよ(苦笑)。たぶんあの実写シーン、主人公役は杉田智和さんなんだろうなぁ。


あらすじはこう(以下PCではイタリック体で表記)。


主人公は、冴えない平凡なサラリーマン就職氷河期を渡り歩いてきた以外は、年齢的には中年のおっさんである。


ある時、何気なく入ったペットショップで星柄の入った文鳥を購入する。するとこの文鳥が思っていた以上に喋る。しかも自身を別の世界では高名な賢者だと。

高名な賢者だった文鳥との出会いをきっかけに、異世界転生能力を思いがけず手に入れ、同時に彼から魔法を操る力も手に入れる(ただし移動魔法に関しては、引き続き彼の力を借りることになるのだが)。異世界に行けるようになったことで、現代社会の商品を売る商人となって交易を行い、徐々にもうけが出るようになった。できることなら異世界でスローライフ生活を送ろうと思っていたのだが・・・。



というふう。


初回は1時間スペシャルというふうになっており、主人公のディティールが掘り下げられておりました
現代社会との交易で儲ける部分は、過去にも別の作品であったんですけど、過去にあった作品と違うのは、嫌味ったらしくなっていない点でしょうかねぇ。自分で道を切り開く正攻法で挑んでいて、どこかの貴族に不快な演技で取り込んでというふうでは無かった点は評価したい。
しかし、この作品は、そこで終わりではなく、もう一ひねり加えてきたので、結構どんでん返しやジェットコースター的な展開を持っているのかなと。現代社会で異能力者として同じ異能力を悪用するものを取り締まる立ち位置になってしまって、スローライフはどこへやらとなってしまった様子。しかも文鳥の存在を知られないように気の抜けない生活を送らないといけないのも大変だと思える部分ですね。


話としては、1時間あったこともあって、非常にきれいにまとまっていて、わかりやすかったと思います。他のキャラも出てはきたんですけど、文鳥以外は、あまり大きく関わらないので、今後触れる機会が増えてくるのかなと(たぶん現代社会で異能力を見抜いた『婦警』とその上司は大きく絡むと思うが)。


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Posted by alexey_calvanov at 22:30Comments(0)

2024年01月06日

冬の新アニメ2024 その5 異修羅

冬の新アニメ2024、5回目は投稿小説サイトである「小説家になろう」と同じく投稿小説サイトでKADOKAWAが運営する「カクヨム」で連載し、後にKADOKAWAのレーベルである電撃の新文芸で刊行されている「異修羅」です。
キービジュアルを見てみると、バトルロワイヤル的な作品になりそうだとは思うのですが、どんなふうな展開になるかわからないので、実際に見てみるしかないなぁ・・・。


あらすじはこう(以下PCではイタリック体で表記)。


かつて存在した本物の魔王によって恐怖と狂気に脅かされた世界があった。その世界は、何者かによって起こされた魔王の討伐で平穏になるはずだった。


ある日、一つの街が壊滅する。ゴーレムが街の中で暴れたのだ。しかし、そのゴーレムは一本の鈍(なまくら)を持った少年によって討伐される。彼こそ、異世界からやって来たという剣豪、この世界でいう修羅だったのだ。



というふう。


初回は、大きな街に住む少女で、将来探索士になるべく友と共に修練していた中で、ゴーレムに襲われ、友を生きながら解体されて死する姿を見るという憂き目に遭うわけです。絶望の中に叩き込まれ、死することも選択肢に入っていた中で、異世界の剣豪が現れ、あっという間にやっつけてしまうのです。
ただ、この少年に対する少女の目は、愛憎半ばしたものになっていたように感じましたね。助けてくれたことには感謝しているものの、彼さえ現れなければ、ゴーレムは稼働しなかったのではないか、ひいては友の平穏・街の平和は維持できたのではないかとある意味逆恨みのようなものではあるのですけど、少年に対する憎しみを内面に秘めながら、彼について行くというふうになったようです。

今回だけ見ると、他の修羅がどんな人なのかわからないので、次回以降様子見なのかなとも。
この作品、アクションは派手だし、人間模様は複雑なものになっているので、今後どうなるのかは気になる作りではあるのよ。これはどうなるか・・・。


しかし、一番気になるのはスポンサーがいない点以前紹介した「サクガン」でも同様なことがあったので、出オチ的作品にならないことを願いたい・・・


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Posted by alexey_calvanov at 22:58Comments(0)

2023年10月07日

秋の新アニメ2023 その9 ブルバスター

秋の新アニメ2023、9回目はKADOKAWAが運営する投稿小説サイトの「カクヨム」で連載し、後に角川書店で書籍化されている「ブルバスター」です。
今作は、福岡県北九州市とコラボしているようで、キャラの1人が北九州ポップカルチャーフェスティバルのマスコットに就任したり、北九州市内でロケハンを行ったりしているようです。作品そのものは、まぁまぁ硬派なものになるのかなと思っておりますが、さてどうなるのか。


あらすじはこう(以下PCではイタリック体で表記)。


火山性のガスによって謎の生き物である巨獣が害獣として跋扈する島があった。その駆除のためにロボットが開発されるものの、未だ島の巨獣を討伐できないでいた。

ある日、若き技術者が島の害獣駆除などにあたる会社に出向してきた。出向した矢先、島に巨獣が出現。早速出陣・・・と思ったら、いきなり出向先の会社の経理が文句を付けに来て・・・



というふう。


今回は、島に置いてきたロボットの回収も兼ねて巨獣の討伐に挑むことになるのですが、中小企業である出向先の厳しい現実を突き付けられることになりながら戦うふうでしたね。
戦いそのものには大きな制約は無かったものの、先頭に至るまでの過程が面倒くさいことに。まだ出向先との契約を結んでいなかったために、分厚い契約書や補償関係書類に目を通し、やっと戦えるという流れになっていました。どうもコストに関してはかなりうるさい人が会社にいるようなので、弾丸数や装甲の破壊に関してもケチを付けられそうだなぁ・・・。
キャラに関しては、主人公はまだまだ若い青い人間なものの、熱血主義者っぽい。スパロボに出てきそうなキャラ(笑)。対して、同じパイロットなのにクールビューティ的なヒロインがいて、今後は彼女との絡みが比較のようになって展開されるのでしょう。巨獣もよくわからない部分が多いので、これから暴かれていくのでしょうね。話そのものも悪くない展開だったので、今後どうなるのかも楽しみではあります。


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Posted by alexey_calvanov at 23:05Comments(0)

2023年04月10日

春の新アニメ2023 その10 異世界でチート能力を手にした俺は、現実世界をも無双する〜レベルアップは人生を変えた〜

春の新アニメ2023、10回目はKADOKAWAが運営する投稿小説サイト「カクヨム」が原作で、後に富士見ファンタジア文庫で連載している「異世界でチート能力を手にした俺は、現実世界をも無双する〜レベルアップは人生を変えた〜」です。
どこかで見たことのあるプロモVだなぁ・・・と思いながら、この作品を評していくわけですけど、「カクヨム」も、いわゆるなろう系の一種とみなされるわけですね。いい作品もあるけど、そうでない作品もそれなりにあるのが、なろう系(苦笑)。


あらすじはこう(以下PCではイタリック体で表記)。


主人公は、幼い頃から周囲によって酷いいじめに遭い、その風貌から、両親からかわいがられていた他のきょうだい(弟と妹)と違い、虐げられていた。唯一祖父だけが、主人公をかわいがっていた。

ある時、その祖父が亡くなり、彼を守る人が誰もいなくなってしまい、絶望に打ちひしがれ、世の中が嫌になったと思ったその時、突然隠し扉が現れ、開くそこは隠し部屋になっており、さらにその先には謎の扉があった。彼がそこを開けると、『異世界』の部屋に通じ、以降驚異的な成長と変化を遂げることになる


というふう。


・・・1話を見て、わかったこと。この作品、「進化の実」をクソ真面目に作ったら、こうなるというふうなんだろうな(ニヤニヤ)。
まず主人公の境遇が、若干似ているんですよね。「進化の実」では、両親やきょうだいとの関係は描かれていないですけど、風貌が太っちょで、周囲から激しいいじめに遭っていた点は共通項に挙げてもいいんじゃないかなと。そして、異世界で驚異的なレベルアップと風貌の変化が訪れるのは、「進化の実」では、謎の実を食べることで起こるのに対して、今作では異世界でモンスターを倒したり、主人公がチートと称する野菜や果物を食べて引き起こされるという違いはあるものの、ほぼ同じような過程で起こっていると思っていいのではないのかなと。そう思うと、「進化の実」はふざけた中でもエンターテイメント要素を持たせて軽く見せていた点は、シリアス路線の苦手な人には評価できるんだろうなぁ・・・とか思ったり。しかし現実は、今作のような展開なんだろうなぁと。
ただ、総じてなろうだったのは変わらずよくある展開(しかも超展開)なので、テンプレのような感覚で見られてしまい、他の作品(この場合、過去作も含めて)に埋もれる格好になるんだろうなと思えてなりません。今後、超エリート校への推薦が絡んでくるようですが、主人公はどうするのか。気になるところですけど、相変わらずのなろう的展開なら、見ても見なくても一緒・・・となりませんように(汗)。
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Posted by alexey_calvanov at 22:28Comments(0)

2022年07月12日

夏の新アニメ2022 その12 継母の連れ子が元カノだった

夏の新アニメ2022、12回目はKADOKAWAの投稿小説サイトである「カクヨム」が原作で、後に同社のライトノベルレーベルである「角川スニーカー文庫」で連載中の「継母の連れ子が元カノだった」です。
こちらも今期の注目作。原作も大ヒットしているようです。原作は佳境を迎えようとしているのですけど、今回はどこまで描かれるのでしょうか。


あらすじはこう(以下PCではイタリック体で表記)。


中学時代は、お互い恋人同士だったものの、ときめきよりもいら立ちの方が濃くなっていき、卒業とともに分かれた

・・・はずだったが、お互いの両親が再婚したことで、元恋人同士が一つ屋根の下で『きょうだい』として過ごすことになってしまった。お互い主導権を握るため、あの手この手を尽くすのだが、一層お互いを意識する事態になってしまい・・・。


というふう。


初っ端から険悪なムード丸出しで(苦笑)。それでもお互いの両親の前では、いい顔をしていようと繕う姿の痛々しいこと。その中で同じ学校に通うようになり、嫌でも同じ家族のきょうだいとして過ごさないといけない時間が増えていく。さらに友人というだしを使って近付こうと思っているのをヒロインは許せない家族のことを思っているヒロインは健気な部分もあるけど、どこか素直じゃないのかなと思える節がある。対して主人公もどこかクールなんだけど、何か想定外のことがあると冷静でいられなくなりそうな部分がある。そしてお互いのことになると、手助けできる間柄

つまりは、普段は仲が悪いけど、どこかしらでお互いを思いやり、お互いを意識し、お互い仲を直すきっかけを求めていたのかなと。それで1話の終盤にいい雰囲気になったのだけど、両親が帰って来てご破算と。まぁ、よくある展開だけど、これほどもどかしく思ったことはない(苦笑)。


ちょっと変わったラブコメの雰囲気を味わえてよかったなぁ。正直「ドメスティックな彼女」という設定は違えど、よく似た作品があったので、そことの差別化を図れたのはよかったのかと思います。


いい意味で1話完結になりそうな作品でもあったので、今後はこのもどかしい関係をどうやってほぐしていくのか、あるいは続けていくのかを気にしながら見て行くことにしましょうか。


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Posted by alexey_calvanov at 23:20Comments(0)

2021年04月11日

春の新アニメ2021 その9 スーパーカブ

春の新アニメ2021、9回目はKADOKAWAが運営する投稿小説サイト「カクヨム」が原作で、後に角川スニーカー文庫で展開しているライトノベル作品の「スーパーカブ」です。
作中に出てくるスーパーカブとは、Hondaが販売しているスクーター「ホンダ・スーパーカブ50」を指し、このカブシリーズ自体は1950年代から生産している息の長いシリーズでもあります。そんなスクーターが生み出す展開がどうなるのか、気になる作品ではあります。


あらすじはこう(以下PCではイタリック体で表記)。


主人公は、山梨県北杜市に住む女子高生。見た感じは普通の女子高生なのだが、父親は幼い頃に死に別れ、母親は失踪し、今は天涯孤独で駅前の団地に一人暮らしている特に友も趣味も無い無機質な中での高校生活。家からは自転車で通うだけの毎日だった。


ある日、学校を通る原付バイクが気になり、普段通う道とは逆になるバイク販売店で原付バイクを物色していると、店主がいわくつきの中古スクーターを用意してくれた。このスクーターこそ、彼女の生活を一変させる代物になるとは、彼女自身も気付かなかった。


というふう。


まぁ、総じて地味や(苦笑)。あまりに地味過ぎて単調なんじゃないかと思ってしまうほど。でも、そこからにじみ出てくる彼女の個性(本人は没個性と思っているようだが)と日常は丁寧に描かれており、確かに彩りの少ない日々を過ごしていることを十分に認識できたあたり、すごいと思いました。
だからこそ、スーパーカブを買ってからの生活というのが生きてくるまだ乗り慣れず、四苦八苦しながら操縦を学んでいるあたりに共感を覚えましたよ。特にガス欠になった狼狽ぶりは、車の免許を取って初めてガス欠寸前になった時とよく似てるスクーターの場合は予備燃料を溜めることができるらしく、それでしばらくは走れる設計になってるのね。
なお、作中ではクラシックを上手く使ってるのも印象的でした。ナイトランを♪月の光にしたのは、何ともセレクトのいい。


このスクーターとの出会いで、これから彼女の視野はさらに広がっていくのでしょうけど、その彩りの変化を楽しみに見ていきたいと思います。くれぐれも地味だからと切ってはいけない地味だと侮ることなかれ・・・と思いながら見ていこうかと思っています。これはいい拾い物をした。


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Posted by alexey_calvanov at 23:58Comments(0)

2021年04月08日

春の新アニメ2021 その3 ひげを剃る。そして女子高生を拾う。

春の新アニメ2021、3回目はKADOKAWAの運営する投稿小説サイト「カクヨム」が原作で、2018年に角川スニーカー文庫で書籍化された「ひげを剃る。そして女子高生を拾う。」です。
この作品は、アニメ化前からCMで放送していたので、それなりに話題になっていたんじゃないかなと思っています。個人的にもかなり気になっていた作品だったので、どうなるのか楽しみです。


あらすじはこう(以下PCではイタリック体で表記)。


主人公はIT企業で働く、26歳のごく普通のサラリーマン。
ある日、5年も片思いをしていた相手にフラれ、やけ酒を食らった帰り、電柱の片隅に座り込んでいる女子高生がいた彼女は自分の身を売る代わりに泊めてくれと願うが、彼は拒否し、酔った勢いも手伝い無条件で泊めることにした。

翌日、彼女はお礼代わりにみそ汁を作るなぜ作ったのかと聞かれたら、あなたが寝言で言ってたのよと返され、ぐうの音も出ない。

色々考えた中で、彼女に『働く』こと(その一つが家の家事全般を行うこと)を条件として、同居生活を許すこととなった



というふう。


1話の展開としては、案外シンプルで淡々としていたのですが、主人公が男前ですなぁ。据え膳食わぬは男の恥とばかりに、普通の人間ならあれこれしてしまいそうだけど、彼は泥酔の中でも自身の良心を天秤に掛けて彼女に接したんですよ。結果的には彼女を守ることにもなったわけですな。その前に色仕掛けで何でもできると思っているクソビッチになってしまった彼女の良心というものがどんなものなのかもわかってしまったけど(苦笑)。


全体として、主人公と同居人になる彼女と向き合う中で、徐々にその距離を詰めていこうとする姿が印象的でした。ともすれば、本人は好みじゃないと言ってるけど、そのうち彼女的な展開になっていくんじゃないのとか思ってしまうのよね。どーせ最後はその彼女と結婚するんだろう・・・とか心の汚れてしまったワイは思ってしまうのでした(ギャハ)。<オマエは主人公が最もクズだと思ってたヤツだぞ!


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Posted by alexey_calvanov at 23:07Comments(0)