ドコモのiアプリで2010年11月に配信され、今年の7月からはauのEZアプリで配信が開始されました。
これまでのドラクエモンスターズシリーズと大きく違うのは、わざわざ旅(操作)をすることなしで物語が進められる点でしょうか。今作はクエスト配信がモンスター使いの集うバーで行われ、行きたい場所がどのくらいかかるかを表示してくれます。例えば、「たびだちの荒野」というところに行きたい場合、(往復で)1分と表示されます。そこからクエストの内容の詳細が表示され、どのクエストをこなしたいかを選ぶというふうになっています。
先述の通り、自分で操作することがないので、基本的にはモンスターを派遣させると待ちぼうけの状態になります。その間に町に植わっている樹に水をやったり、他のモンスター使いのいる町に行ったり、アイテム錬金を行ったりして時間を潰します。それでも時間が余る場合は、一旦ゲームを終了して他事をやっているか、モンスターを残しているのであれば、闘技場で戦わせるということもできます(それぞれの詳細は後に回します)。
ところで、クエストにモンスターを派遣させるのにも、闘技場で戦わせるのにも魔物のエサが必要になります。
魔物のエサは1時間ごとに1つ増え、最大は初期は20個まで持つことができます。その後闘技場をこなしていくうちに持てる量が増えていく仕組みです。
しかしながら、初期の頃はすぐに無くなっていくかと。その時は魔物のエサドリンクというのがあり、これが魔物のエサ代わりになります。これは最大で999個持つことができるものの、ゲーム中では一切ゴールドでの購入はできません(最初に20個だけマスターから貰えるのみ)。唯一『買える』のはアイテム課金でのみになります。
このアイテム課金というのが、少々曲者で、魔物のエサドリンクばかりでなく、モンスターを派遣した際に拾ってくる素材アイテムばかりでなく、装備品やモンスターまで『買える』ようになっています。ここでのやり取りはゴールドでなく、「ドラゴンクエスト モバイル」のDQポイントで行われます。もちろん月々のプレイ料金もDQポイントから差し引かれています。そのため、『DQポイント=現金』と思っても差し支えがないでしょう。
ゆえに、基本プレイ料金を支払ってもできるものの、より早く強く育てたい場合は、結局のところカネの力に頼らざるを得ないわけです。悲しいかな今回のドラクエはソーシャルゲーム的な部分が強く垣間見える作品になっているのです。
ただ、カネの力は侮れない部分もあり、集めにくい素材やすぐに使ってしまう素材をすぐ手に入れられるため、ついつい『買って』しまうんですね(苦笑)。このアイテム課金についても詳細は後で話していきます。
あらすじはというと、主人公であるあなたが世界一の賞金稼ぎになるべくモンスター使いとなって活躍していくというもの。成長していくうちにより強いモンスターを討伐でき、より遠くに行くことができます。
とりあえず長くなるので、今回はここまで。
・・・今回後回しばかりですが、それだけ1つのことを語っていくと長く深くなるんですよ(汗)。
次回はクエストについて話していこうかと思います。

