2026年09月29日

【32年ぶり】アジア大会のカバディを見に行ってきた【日本開催】

SHG15_260922083244718先日、アジア大会の種目の一つであるカバディを見に、愛知県東海市にある東海市民体育館に行ってきました。会場は、名鉄常滑線の尾張横須賀駅から歩いて15分ほどとまま遠い(汗)。ただ、尾張横須賀駅が特急も停まる駅なので、非常に便利がいい。ゆえに、少しゆっくりと会場に行けたのがよかったです。

例によって厳しい手荷物検査を終えて中に入ると、東海市のPRコーナーが用意されており、近日行われる横須賀まつりのPRを行っていました。


東海市は、カバディを2025年からPRしており、恐らく競技会場に選定されてからは、さらに熱を帯びたのではないかと思います。カバディを題材にしたマンガである「灼熱カバディ」の原画展を行う・図書館に「灼熱カバディ」を全巻置くなどカバディ熱は高まり、遂にはチームも結成するほどに。いや素晴らしいなぁ・・・。



SHG15_260922083834025こちらが会場の中になります。
2面コートがあるんですけど、実は男女別々になっているんですね。最初、両方のコート使えばいいじゃんと思ったんですよ。ところが、男子と女子ではコートの大きさが違うから、2試合同時にできないんですね。もちろん男女同時に2試合やればいいじゃんと言いたくなるのでしょうけど、カバディの独特な運営でムリということがわかってきます。それは後述・・・するよな(ギャハ)?



SHG15_260922090819483ご丁寧にフォトスポットという場所があったので、パチリ。なるほど、あまり変わらないぞ(ニヤニヤ)。



SHG15_260922090811729こちらは、男子のカバディのコート。先程も書いた通り、女子のコートとは大きさが違い、一回り小さくなります。
コートの左右に並んでいるいす席は、シッティングブロックと言われるところ、コート外に置かれた席はリザーブとコーチ(監督)が座るところになります。なお、カバディは競技中(チームが取った作戦タイム以外)は選手に指示などを出すことはできない決まりになっています。万一出した場合は、警告が出されます。そのことを知っているはずなのに、一部チームのコーチは、指示をうっかり出してしまっているんですね。



SHG15_260922090811730さて、コートの紹介です。ミッドラインを挟んで最初にあるラインが、ボークラインと呼ばれるもの。このラインを越えず、かつ相手の接触もないまま戻ると、ペナルティで相手側に1点加算されてしまいます。さらにその先にあるのが、ボーナスラインと呼ばれるもの。これに関しては、ルールの中でお話ししていきます。そしてミッドラインを挟んで一番左右外側に引かれているのがエンドラインになります。
一方、ミッドラインから垂直に引かれた一番内側のラインがインサイドラインで、同じく外側がアウトサイドラインになります。そしてインサイドライン・アウトサイドライン・エンドラインに囲まれた部分がロビーといわれる場所で、カバディにとって重要な場所になります。こちらもルールの際に説明します。



では、ルールの紹介です。


カバディは国際大会の場合、12人の選手を登録できます。このうち、コートに立てるのは7人、リザーブが5人となります。出場選手は、ドーピングを行っていけないのはもちろんのこと、身体にオイルなどを塗る行為、金属類やガラス製品を身に付けること、爪を長く伸ばすことは禁止されています。あと、一部の大会では、体重制限も課せられることがあるようです。

試合は、男子の場合は前後半20分ずつの合計40分の5分ハーフ・女子の場合は前後半15分ずつの合計30分の5分ハーフで行われ、前後半各2回の作戦タイムを取る権利と同じく各1回のチャレンジの権利を有します。最初コイントスで勝った方が、コートかレイド(攻撃)のどちらかを選択できます。
レイドを取った方が先行となり、レイダーと呼ばれる攻撃役を相手コートに送り込みます。アンティと呼ばれる守備役は、レイダーを敵のコートに戻さなければ1点が加算されます。逆にレイダーがアンティに接触し、コートに戻った場合は、接触した人数が得点になり、同時に接触した人数をシッティングブロックに追いやることができます。仮に全員をシッティングエリアに追いやった場合、オールアウト(ローナ)となり、さらに2点加算されます。それと引き換えに、シッティングブロックに追いやられた7人全員が戻れます。なお、この時起こる接触をストラグルと言い、ストラグルが発生すると、自陣がロビーと言われるところまで拡大されます(拡大されることで、ラインアウト狙いが難しくなる)。ストラグルは、手でも足でも相手に接触すれば対象となります。もう一つ加点されるケースもありますが、それは守備の際に。またレイダーは1人のみ送り込むことができ、2人以上送り込むと、反則でテクニカルポイントの1点が相手に与えられ、やり直しにもなります。また5秒以内にレイダーを送り込まない場合も同様のペナルティとなります。
レイダーは相手コートに侵入したら、カバディという呼称を自陣に戻るまで途切れることなく詠唱しなければなりません。これをキャントと言います。これが途切れたり、不明瞭だとキャントアウトというペナルティで1点相手側に入るばかりでなく、レイダーはシッティングブロックに送られてしまいます。ただ、どうも今回の大会は、キャントを詠唱していないようにも思えるんですね。その代わり30秒以内に自陣に戻らないとキャントアウトが適用されてしまうようです。このあたりは、バスケットボールの制限時間内にシュートまでの攻めに至らないと相手側のボールになるというショットクロックというルールに近い(それよりも厳しい)ですね。

アンティは最大7人でレイダーを防いで、相手に点を与えないようにします。その際、キャッチという抑え込みを行って、相手陣地に戻らせないようにします。相手のキャントが途切れるか戻れない(今回の場合は制限時間内に戻れない)場合、アンティ側の得点になります。同時に抑え込んだ人数分シッティングブロックに送り込めます。一方でアンティ側のシッティングブロックにいる選手を抑え込んだ人数分をコート内に戻すことができます。またアンティが3人以下になった場合にレイダーを抑え込めた場合、スーパータックルというふうになり、倍の得点(2点)が加算されます。ただし、シッティングブロックから戻れるのは、1人のみです。このキャッチがすさまじく、カバディはドッジボールと鬼ごっこを組み合わせたものだと評されるのですが、このキャッチ部分だけなら、まるで格闘技(レスリング)とか警察の逮捕劇(笑)のようです。それでもキャッチできるのは四肢と胴だけで、それ以外の接触は反則になります。
逆にレイダーがセンターコートに指一本でも戻った場合、レイダー側のポイントになり、同時にアンティ側の抑え込んでいた人数分シッティングブロックに送り込めます。一方でレイダー側のシッティングブロックにいる選手を抑え込んでいた人数分をコート内に戻すことができます。
そして、アンティが6人以下ないしは相手よりも少ない人数になっている状況の場合に、ボーナスラインを越えて自陣に戻ると、ボーナスポイントが1点加算されます。ただし、この時シッティングブロックに選手がいても戻れません。このボーナスポイントで点を稼ぐ戦術が光った試合があるので、お楽しみに。

と、必ず攻撃を仕掛けて点を取ることが必要なんですけど、何らかの理由で無得点に終わっても連続2回までならペナルティはありません。ただし、連続3回目になると「DO OR DIE」という特別なレイドになり、ここで無得点に終わると、ペナルティとしてアンティ側に1点が加算されます。なお、3度目のレイドが終わった時点で「DO OR DIE」のカウントはリセットされます。

交代は5回機会を与えられ、ハーフタイム時または自チームの宣誓したタイムアウト時にアシスタントスコアラーに申し出ることで成立し、コート内にいる選手のみ交代可能となります。

作戦タイム(タイムアウト)は、前述の通り各チーム2回までですが、審判団も選手のケガや審議の際にタイムアウト(オフィシャルタイムアウト)を取ることもできます。審判団のタイムアウトは数としてカウントされませんから、何度も可能です。
チャレンジは、前述の通り各チーム1回のみですが、成功・失敗に関わらず消費されます。なお、大型ビジョンは設置されていますけど、今回の大会では該当シーンの映像は表示されなかったです。

時間内に決着がつかなかった場合、ファイブレイドという延長戦に突入します。この際、両チーム5人ずつレイドに行く選手を決め、5回ずつ交互に攻撃を繰り広げます。ファイブレイドでは、通常のタッチでの得点に加え、ボークラインを越えた時点で1点獲得となります。この時にストラグルやキャッチが成功しても、人数の増減は行われません。
これでも決まらない場合、ゴールデンレイドというサドンデス方式の延長戦に突入し、決着をつける格好となります。ただし、今回見た試合の中では、ファイブレイドもゴールデンレイドも適用されませんでした。


SHG15_260922092318573ということで、最初に審判の入場なんですが、何かゾロゾロ来たぞ(爆)。
・・・そうなんです、カバディは選手の数より審判の数が多い(笑)。選手は12人(両チームなら24人だけど)なのに対し、審判は14人いるんですよ。これだけの人数を放り込むので、2面同時進行ってできないんだね・・・。



SHG15_260922092449949ということで、両チームの選手が並ぶと、結構壮観なものが(ニヤニヤ)。



では、この日見た試合の結果を伝えて、最後にしたいと思います。この日見た試合は、男子3試合・女子1試合となりました。


第1試合 : ネパール×パキスタン(43-58)※男子
この試合は、終始パキスタン優勢で運んでいましたが、終盤になって、この試合を落とすと予選敗退になるネパールが善戦し、ボーナスポイント6点・オールアウト2点を加算するものの、要所要所でパキスタンがネパールを抑え込み、圧勝では無かったものの、強いなぁと思わせるものとなりました。

第2試合 : 大韓民国×インド(31-63)※男子
やはり発祥の地であり、プロリーグも存在するインドは強い。しかし、韓国も善戦していました。ただスコアだけならダブルスコアと言えるほどのインドの圧勝。何度も何度も韓国はオールアウトを取られ、ストラグルの過程でボーナスポイントもきっちり稼ぐほど。さらにインドのアンティが少なくなってもスーパータックルが決まるほどの力強さも見せ、韓国はどうしようもならない雰囲気さえ漂っていました。ただ、韓国のイ・ジャンクン選手が抜きん出てすごかった・・・と思ったら、彼は元プロカバディの選手だったんだって(汗)。

第3試合 : タイ×ネパール(43-46)※女子
今回見た中で唯一女子の試合でしたが、一番緊迫し、一番白熱し、唯一逆転劇が生じた試合になりました。前半はタイが優勢な試合運びをしていたものの、ネパールは俊敏さを生かしてボーナスポイントを稼ぐ作戦に出ていました。この作戦で、徐々にタイに精神的なダメージを与えていたようで、後半になってくると、ネパールのキャッチが決まるようになってきました。全46点中17点がボーナスポイントという荒稼ぎをし、要所でキャッチが決まると、ネパールは波に乗ってきて、後半最終盤で遂に逆転。そのまま逃げ切ってしまいました。まるでジャッカルのようなプレイスタイルというべきなのか。ネパールはあっぱれでした。

第4試合 : タイ×マレーシア(66-23)※男子
この試合はタイが終始圧倒し、結局ネパールは一度も同点にならなかったのかな・・・。最終的には、ほぼトリプルスコアというふうでしたけど、一時はトリプルスコアを越えるかもしれないような試合運びになっていただけに、タイはこのまま勝ち進むのかなとこの時は思っていました。


なお、結果はインドが男女共に金メダル。そりゃそうだ(爆)。銀メダルは男女共にイラン・イスラム共和国で、これは意外に思いました。銅メダルは、男子がチャイニーズ・タイペイとタイ、女子がチャイニーズ・タイペイとネパールでした。やはり女子のネパールは、あの戦法で勝ち進んだのかな・・・。


いやはやホントに見ていて楽しかったですし、ルールがある程度わかってくると、こんな戦略的なプレーもあるのかと感心しきりでしたし、とにかくインドのプレーが素晴らしかった。これだけ見られただけでも大枚はたいて見に行った甲斐があるってものです。アジア大会特有の種目ではあるのですけど、何かしらの機会があれば、国際大会を見たいですね。


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Posted by alexey_calvanov at 22:51 │Comments(0) │

2026年09月22日

会場を追い出されました(笑)

先程、愛知県東海市にある東海市民体育館で行われていたカバディの前半戦が終わりました。観客の入れ替えということで、私の持っていたチケットは、あくまで前半戦だけのようです。後半戦は16時開始(15時開門)なのですが、日本戦もあったので、見たかったなぁ・・・。

ただ、カバディの魅力は十分伝わりましたし、何より本場インドの圧倒感が拝めただけでも儲けものです。白熱したいい試合もあったし、実力差の感じられる試合もあったし、最後まで波に乗れないとこうなるんだなと感じる試合もあり、非常によかったです。


さぁ、もう終わったようなものだから、フリーきっぷで高飛びするぞ(ギャハ)。<一仕事終えたような言い方してやがる・・・。


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Posted by alexey_calvanov at 14:55 │Comments(0) │

東海市にやって来たよ

名古屋市の南隣で、工業都市兼ベッドタウンなところに何でいるのと思った方、ここにはアジア大会のカバディ会場になる東海市民体育館があるんですよ。
ほぼ1日いる格好になるんじゃないかなと思っていますが、そうだとしても見てて面白いのは伝わってきたので、飽きないと思います。
何より、カバディの発祥の地であるインドの選手達が見られるだけでも来た価値はあるってもの。楽しみですわい。


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Posted by alexey_calvanov at 10:48 │Comments(0) │