2024年09月26日

【屋島】カマタマーレ讃岐が高松に帰ってきた【開催】

今日(9/26)現在、J3で15位に付けているカマタマーレ讃岐。香川県にあるサッカーチームなのですが、ホームスタジアムは、県庁所在地である高松市ではなく、丸亀市にあるPikaraスタジアム(香川県立丸亀競技場)で開催しています。
讃岐のメインスタジアムがPikaraスタジアムになったのは、J参入のためと言ってもいいでしょう。ガイナーレ鳥取との入れ替え戦に勝って得たJ2参入の際、今までメインで利用していたスタジアムがNGになってしまったため、準本拠地になっていたPikaraスタジアムをメインに据えたのです。

じゃあ、地域リーグやJFL時代は、どこでやっていたのかというと、ちゃんと(と言うのもおかしいが)高松市内にあるスタジアムで行っていたのです。その一つが、屋島レグザムフィールド(高松市立屋島陸上競技場)です。ここをメインに据えていたのです。
ところが、先程も書いた通り、J基準に満たしていないことから、丸亀に移り、以降は讃岐の練習場として使われることはあったものの、試合は開催されませんでした。実は、J2やJ1ライセンスではNGなものの、J3ライセンスならOKというスタジアムでもあります。
讃岐は2019年からJ3で戦っています。しかしながら、ライセンスの関係上、丸亀で開催していました
それだけではありません。屋島レグザムフィールドは、近隣に居住地があることから騒音問題がネックになっており、なかなか開催に漕ぎ着けられなかったのでしょう。これまた実は・・・の話なんですが、屋島レグザムフィールドは改修工事を行っており、その際J2規格のスタジアムにする予定でした。ところが、先述の騒音問題や敷地の狭さ、さらにサッカーありきの改修に高松市が難色を示し、結果ご破算となってしまったのです(ただし、将来的にJ2規格にできるように配慮するとのこと)。
ちなみに、Pikaraスタジアムができた理由も屋島レグザムフィールドが関係しており、屋島レグザムフィールドが日本陸上連盟が認めた第2種の規格から第3種に落ちてしまったことから、第2種以上のスタジアムが欲しいという要請が出たため、Pikaraスタジアム着工に至ったというわけです。
ただ、屋島レグザムフィールドは、アクセス面では良好で、ことでん(志度線)の琴電屋島駅ないしは潟元駅から徒歩2分、JR(高徳線)屋島駅からでも徒歩10分JR(土讃線)金蔵寺駅から徒歩20分・JR(予讃線)丸亀駅からコミュニティバスないしはシャトルバスで15~20分ということを考えても、非常に便利ではあります。


正直なところ、平均観客動員数が2000人程度ということを考えれば、デカ過ぎてスカスカに見えてしまうPikaraスタジアムよりも屋島レグザムフィールドの方が見栄えはいいと思います。ただ、スタジアムの設計を屋島レグザムフィールドの公式サイトやJリーグチケットの席表を見てみると、かなり狭いなぁと思わせるものに。騒音問題で鳴り物はNG、恐らく大旗を振るのも難しい状況になるのではと考えられます。このあたりがクリアできないと、不定期開催さえも難しい(つまり今回限りになる)でしょうでしょうね・・・。

ちなみに、今回屋島レグザムフィールドで開催されるのは、10/6の第31節、奇しくも相手は、J2・J3の分岐点になった入れ替え戦を戦った鳥取です。過去の遺恨もあるので、燃える試合にはなるのでしょうけど、そんな試合が屋島レグザムフィールドなのは、もったいないというのか、何ともはや・・・


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2024年08月08日

いよいよ佳境に入ってきた2024年のJ3を見る 残留争い編

光あるところ闇もまたあり。ということで、昨年から始まった残留争い、つまりはJFLへの入れ替え争いを見ていきましょう。左から順位・チーム名・勝ち点・得失点差になります。


17位 鳥 取(22)-16
18位 讃 岐(19)-8
=== 入 れ 替 え ラ イ ン ===
19位 宮 崎(16)-16
=== 強 制 入 れ 替 え ラ イ ン ===
20位 盛 岡(14)-30


今年ヤバいと思えるのは、この4チームかなと。


一番の危険水域は、いわてグルージャ盛岡で、ここ5試合は全く勝てていない(1分4敗)状況監督交代も行ったものの、前任者がヘッドコーチに残るという不思議人事まで繰り出され、なかなかにカオスです。
そんな中で、スタジアム問題が噴き出し、いわぎんスタジアムの全面改修のために、国や自治体の資金援助を求めることとなりそうで、口の悪い言い方をすれば、国や自治体にカネをたかっているというふうにもなっており、盛岡自身はちゃんと資金を出せるのかという課題も噴き出しています。なお、盛岡は地域リーグからJリーグに参入した経緯があるので、JFLを経験していないことから、今回の状況次第では、初めてのJFL参入となります。

次に問題になりそうなのは、テゲバジャーロ宮崎ここもなかなか勝てない状況が続いており、直近5試合は全敗という有様です。しかし、ここは天皇杯では3回戦まで進出しているので、歯車が合えば窮地を乗り越えられると思います。その点では盛岡よりも救いはあるのかも。
ここのもう一つの問題は、観客動員。この問題、盛岡もそうですけど、平均2000人を割っているんですね。しかも女子サッカーよりも観客動員が悪いという有様で、JFLからJ3に参入した頃の熱気が冷めてしまったのかなと思えてなりません。何とか宮崎県のサッカーチームになるべく動いており、いちごがオーナーになったり、都城市・綾町・国富町との包括協定を結んだりというのが、その一例になりそうですね。それが実ってくれば、宮崎の未来は明るいと思いますが・・・。

そして、カマタマーレ讃岐とガイナーレ鳥取が、この2チームに続く格好になります。
讃岐に関しては、開幕からなかなか勝てない状況が続き、引き分け数は奈良クラブと同数の10となっています。この10の勝ち点があるおかげで、入れ替え枠にギリギリ入らず踏みとどまっていると思うんですよ。選手同士の連携が上手くいっていないとか選手の配置に無理があったんじゃないかとかいろいろ言われていますけど、勝ち切れない試合が多いのが原因なんでしょうね・・・。これは個人の意識の問題だと思います。
鳥取は長いトンネルをやっと抜けたところで、今後もしかすると再び上昇気流を掴めるかなと思っていますが、やはりここも個人の意識の問題かつ監督・スタッフの意識の問題でしょうね・・・。


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2024年07月29日

FC岐阜観戦記2024 第11節 勝てない者同士の戦い

FC岐阜、昨日はガイナーレ鳥取と戦いました。
岐阜・鳥取、共に背負っているのは、勝利への渇望。しかし、その渇望具合に少し違いはあります。
岐阜に関して言えば、ホームで勝てない状況が続いています。何と3/24のいわてグルージャ盛岡戦以来ずっと勝っていないんです。しかもその間にあった天皇杯も勝ててないんですよ。天皇杯勝ってるじゃんと思ったあなた、1回戦は同じ長良川でもメドウなんだよな・・・(汗)。
一方の鳥取は、長い間勝ちに恵まれていないんですね。最後に勝ったのは4/28のFC琉球戦。その間一切勝っていないんですね。もちろん、その間に天皇杯を挟んでいるのですが、その相手は地域リーグのチームで、PK戦の末に敗れるというジャイアントキリングを食らってしまったんです。その間にはウチとの試合も挟んでおり、そう考えると、頑張れば勝てるよね・・・となるわけですよ。


ここで、移籍ウィンドウが開いたということなので、ここまでの間に決まった移籍を紹介しましょうか。

まず最初に決まったのは、7/10にJFLの高知ユナイテッドFCへの期限付き移籍が決まった和田侑樹選手
今年に関して言えば、カップ戦(ルヴァンカップと天皇杯)の出場のみでした。昨年は11試合出場していたのですけど、ケガとかがあったんだろうなと。高知は、J参入に向けて懸命になっているので、その一助になれるように頑張ってほしいです。

その次は、7/17にロアッソ熊本から期限付き移籍で加入した岡崎慎選手
FC東京に入団したものの、メインで出場したのは、当時J3にあったFC東京U-23で、J1での試合出場は2ケタいかない状況でした(ただ、下部組織出身なので、期待はされていたらしい)。2020年に約1年間期限付き移籍で清水エスパルス、2023年には完全移籍で熊本にそれぞれ在籍したものの、そこでは度重なるケガで出場機会に恵まれない格好となり、清水に至っては、シーズン終了前に呼び戻されることとなりました。今年もケガをしている中での移籍になるので、再発しないか懸念はしているものの、守備のセンスはあるとのことなので、期待したいですし、何より東京・清水時代にも一緒にプレーした吉本一謙(かずのり)選手が期限付き移籍で在籍していたチーム。何か思うものがあるのではないのでしょうか。

そして一番衝撃だったのは、7/23にJFLのヴィアティン三重に期限付き移籍が決まった山内寛史選手
昨年はキャリアハイの6得点を挙げたものの、今年はケガで出遅れ、やっとアウェイの鳥取戦で得点を挙げたのに・・・。点の取れるフォワードの印象が強く、正直今サブにいるイ・ヨンジェ選手を出すなら・・・とさえ思っていたほどです。天野さんになってからフィットしなくなったのかなと思っています。本当に残念でなりません。新天地になる三重で、試合数的に2ケタ得点は無理でも、キャリアハイだった6得点に近付けるように、そして三重のJ参入に貢献できるように頑張ってほしいです。

そこから、今度は水戸ホーリーホックから中山開帆選手が期限付き移籍で加入します。
ポジションはゴールキーパーで、あまり目立った成績は無いものの、長年活躍している選手です。なぜこの補強・・・と思ってしまいましたね。茂木秀選手のケガがあるとはいえ、3人でも十分に戦っていけるはず。もしや茂木選手の身に・・・と思ってしまうのですが、はてさて。

そして一番最近では、7/26に藤枝MYFCから期限付き移籍で水野泰輔選手が復帰しました。実に8年ぶりとのこと。
ウチに在籍していたのは、2013年の途中~2016年。当時は名古屋グランパスから移籍となり、当初は期限付き移籍、2014年シーズン終了時に完全移籍で加入となりました。2017年から当時はJ3だった藤枝に在籍し、チームの主力として活躍したものの、2021年に熊本に完全移籍。ところが、大木武監督の采配にフィットしなかったのか、2022年に再び藤枝に戻ります。そこからは、藤枝のJ2昇格に貢献し、昨年も活躍していました。今年は1試合の出場のみに留まっており、年齢的な面もあるのかなと思っています。
ただね、彼はあまりいい印象が無い消極的なプレーと後ろ向きなパス回し、試合終了後に負け試合なのにへらへら笑っていたのにものすごく怒りを覚えたことは忘れもしない。なので、藤枝・熊本にいた間にどのくらい人として変わったのかを見ていこうと思います。


KYG03_20240728_161939258ちょいと移籍話で長くなってしまったので、サクッとスタメシ紹介。
今回は、満開堂が1day出店しておりました。紹介するのは、2017年の名古屋グランパス戦以来なんだね。その間にも来てたような気がするが・・・。



KYG03_20240728_163021504もちろん、「おにまんじゅう」です。今回は、緑のチームカラーだからということで、よもぎにしました(笑)。



相変わらず、ちょっとボソッとしているものの、それなりにもちっとした食感はある。何よりよもぎのいい香りがして、よかったですね。


KYG03_20240728_164735266この日は、チキングルメということで、アウェイキッチンのぶんごやで「清流美どり かぶりつけ骨付きもも」を買ってきました



単純に塩で味付けしてカラッと揚げたものなのかな・・・と思っていたんですけど、どうも油淋鶏っぽい甘酸っぱいソースが掛かっていたのかな。そんな甘酸っぱさをわずかに感じました。うん、そうだったに違いない(苦笑)。


KYG03_20240728_180507071かさなるステージでは、SKE48(FC岐阜応援隊)と共に、柏木陽介クラブアンバサダー(左)、粟飯原尚平選手(中央)、上野輝人選手(右)が登壇しておりました。
SKE48の子達とペアを組んで行ったフライングディスクゴルフでは、上野選手が見事にカップインさせて優勝をさらっておりました。そこはボケないと・・・と思いながらも、いい意味で主役に躍り出ましたね。



KYG03_20240728_195842383そして、読売ジャイアンツとのコラボデー、再び。そんなことなら、あのタオル持ってくればよかった・・・。
9/5に長良川球場で行われる巨人×東京ヤクルトスワローズ戦の宣伝も兼ねて、ジャビット(右)と巨人のマスコットガールであるVENUSが来場していました。






KYG03_20240728_205725345試合ですが、岐阜は鳥取に対して圧倒していたんですね。積極的に展開して、ゴールも狙えていた。あとは放ったシュートが入りさえすれば・・・というところが、結果的にダメだったんだなと。まぁ、藤岡浩介選手をサブに、粟飯原選手を外していた時点で、得点源が薄まっていたとしか言えません。暑い時期だからこそ、確実に仕留めるということをできないと、後々自分達に重くのしかかってくるんですよ・・・。
この試合では、プレースタイルが気になった。今シーズンは、相手の間隙を縫って縦パスで展開することが多いような気がするんですけど、今やってるプレーはギャンブルチックな部分が強いんですわ。開幕当初のこのプレーは、自信を持ってやっていた気がするんです。ここを確実に通すという明確な意思を持って。でも今は、通ればいいなぁ、通るかなとおっかなびっくりでやっているので、相手に見透かされたら終わりですわ。
もう一つ気になったのは、少々舐めプでやってないかいと。相手に攻め込めるだけ攻め込めたので、パス回しや守備の面とかで甘さが出ていなかったかと。実際失点劇は、パスミスから生まれたもの守備の甘さで後ろに抜かれるシーンもあったので、この日の気温が30°C近かったとはいえ、アウェイで勝ったからと舐めたプレーをすれば、そうなるわな・・・。

その後は、暑さもあってか堅い展開に陥ってしまい、選手交代も機能せず、舐めプのツケを払えず負け積極的に攻めていた時には、これなら勝てると思ったけど、あのプレー以降は一切その思いが失せたこのままズルズル行くなと思ったら、案の定だったとしか言えません。



と、KONOZAMAだから、試合後のゴール裏は大荒れに荒れるわけだ(ニヤニヤ)。コルリがブチ切れていましたね。その責を庄司悦大選手に求めた(いわく、しゃべってないとのことらしい)ら、庄司選手もブチ切れた。もう言い争いというより戦争状態ですわ。チームがバラバラじゃねぇかと大分トリニータのサポーターから揶揄されそうな展開ですな(苦笑)。<ちゃんとまとまってるよ・・・な?
どうも、声を出してくれとケンカを売られたとコルリは言っているので、次はかなり気合を入れて声を出せとなるのかね・・・。
とまぁ、最悪と言うのか最低の展開で中断期間に入ります約半月試合の無い中で、天野さんで立て直せるのだろうか・・・。いや正直ムリだわ(ギャハ)。サポと選手がドンパチやってる時点で、今年の昇格はもう無い。むしろ残留争いに突入し、あまつさえ入れ替え戦に片足突っ込んじゃったんじゃないのとさえ思えてなりません。もっとも、来年J3に仮に残留できたとしても、3年連続赤字を叩き出して2025年で強制退会(JFL行き)になるのがオチなんじゃないかとさえ思っています。ウチならやらかしかねない・・・。


この気持ちの中で、ヴァンラーレ八戸戦をアウェイで迎えないといけないのよ。勝てる気がしないどころか惜敗の仕方もわからなくなるんじゃないかとさえ思っております。この負のスパイラルは、いつ終わらせられるのか。そして、この状況で残り試合を出していくのね・・・。


残り試合は15。プレーオフ進出までの勝ち点差は6、JFL入れ替え戦に至る勝ち点差は14。


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Posted by alexey_calvanov at 23:10Comments(0)

2024年06月24日

FC岐阜観戦記2024 アウェイ編 その9 おまけ 大雨が降ろうとも腹は減る

ここでは、6/22にAxisバードスタジアムで行われたガイナーレ鳥取×FC岐阜で出店していたスタメシの紹介です。


そういえば、この日は日本海テレビで放送している「KICK OFF! SANIN」の取材が行われており、スタメシの紹介をしておりました。その中でスイーツを紹介していたんですけど、番組の司会を務める岡村尚子さん、スタッフからスイーツをお預けされているようになっていて、それを見つめる姿がとても切なそうに見えてしまい、「おじさんがもう1個買ってあげようか」と言いたくなるくらいに、こちらも切なくなってきた(苦笑)。どうもBGMがうるさいので、別のところで・・・となったかららしい。物撮りもして、さぁ頂こうと思った時からそうなっていたからねぇ。


KYG03_20240622_163352957というわけで、切なさ炸裂状態(笑)で、スタメシを買ってきた。待たされたからねぇ・・・。


最初は、主食屋の「本日の炭火焼牛焼肉弁当」毎試合ごとに使用部位が変わるとのことで、聞いてみたところ、今回はモモとバラ肉とのこと。



こちら、薄切り肉でしたけど、柔らかく、かつ脂も乗っていて美味かったです。また、まぶしていたタレも美味しくて、ご飯との相性ピッタリです。


KYG03_20240622_163824593お次は、ベルフルの「鳥取牛すじカレー」今回はソーセージトッピングの方を頂きました。



カレーそのものはスパイシーなものだそうですけど、あまり辛くない作り。それでいて、牛すじは細かくなっていながらも結構入っているようで、カレーの中に旨味として溶け込んでいるように感じました。それゆえに、ソーセージは、普段ならブロックで入っている肉の代わりになるのかなとも。以前食べたホットドッグに入っているような、パリっとしたもので、こちらも肉の美味さ引き立つものになっていました。


KYG03_20240622_172425150最後は、とりかねの「とりドライカレー」どうしても食べたかった一品でした。
こちらは、スタメシの中でも歴史があるようで、10年ほどメニューとして並んでいる人気の一品なんですね。



こちらは、鶏ミンチの旨味が強くて、カレーのスパイシーさと対極の少し甘みを持った旨味になっているんですね。このコントラストの利きがいいものですから、ややお腹いっぱい目だったんですけど、ペロリと食べられた(笑)。これはホントに美味い。人気メニューなわけですよ。


Axisバードスタジアムのスタメシは、そんなに多くはないものの、毎回食べたくなるような素晴らしいメニューがいっぱいありますね。うむ、これはまた来・・・年は行かんぞ!来年はJ2に行ってるから、行けないんだ!<はいはい、来年も行きたいんですね、わかります(ニヤニヤ)。


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Posted by alexey_calvanov at 23:45Comments(0)

2024年06月23日

FC岐阜観戦記2024 アウェイ編 その9 雨も嵐も踏み越えて

FC岐阜、昨日は鳥取県鳥取市にあるAxisバードスタジアムでガイナーレ鳥取と戦いました。
前節Y.S.C.C.横浜戦で、内容が悪い中でも何とか勝利を掴んだ岐阜。ここで波に乗ってさらに上へ目指せるのか。その見極めも兼ねて今回鳥取と戦っていきます。
一方で、鳥取はFC琉球戦の勝利を最後に、引き分けを挟んで5連敗中(1分5敗)天皇杯も地域リーグ(中国リーグ)のFCバレイン下関にPK戦の末に負けているので、勝利への渇望が半端ないはず。ただ、攻守に乱れが見られるとのことなので、勝利までの道程は一筋縄ではいかないと思われます。岐阜はそこを叩けるか、鳥取はそこを出さないように戦い抜けるかがカギになるんでしょうな。
この日は、試合会場に着いた時から雨脚が強くなっていました。この日に山陰地方は梅雨入りとなったようで、平年より24日、昨年よりも12日遅くなったそうです。





KYG03_20240622_205627711そんな中で行われた試合、前半は雨の強い中で行われたものの、徐々に雨脚は弱まり、後半開始前はほぼ止んでいたので、このままいくかな・・・と思ったら、今度は風が強くなり、横断幕が吹き飛ばされそうになったほど後半が進むにつれ、再び雨脚が強くなり、雨がオーロラのような流れる状況になっておりました。とても梅雨の走りとは思えない雨でしたよ・・・。


前半に関しては、勝つことにベクトルを置いていた鳥取ペース。それでも岐阜は守備で何とか奮闘し、そこから派生した少ないチャンスをモノにしようとシュートを打つんだけど、今度は鳥取のキーパーが冴えていた。ことごとくパンチングされてしまったんですわ。


ところが後半に入ってから一変。鳥取の守備が乱れ始めたんです。
まずは後半7(52)分、相手からのパスを奪った野澤陸選手が一気に田口裕也選手にパス。それをすぐさま前方にいた藤岡浩介選手に回します。ところが、前方に2選手がいて動けなかった藤岡選手は、再び走り込んできた田口選手に横流し。すると田口選手は間髪入れずに一閃を放つと、それが見事に飛び込んだキーパーをすり抜け、ゴールマウスに刺さりました途中鳥取の選手が滑り込んで止めようとしたけど、届かなかったんですね・・・。

続いて後半11(56)分、今度は鳥取の守備の乱れを突いた新垣貴之選手が一気に駆け抜け、鳥取の守備陣をかいくぐり、一発で決めた!鳥取の守備をたった1人でかく乱して、たった1人で点を入れてしまった。今季のゴールの中で、一番とんでもないものになりそうです(苦笑)。

さらに後半16(61)分、高い位置で北龍磨選手が奪った後、後方の川上竜選手に預けさせて、前方にいた田口選手にパス田口選手は、さらに前方にいた荒木大吾選手に回す。すると、ペナルティエリア直前でシュートを選択。これが入ってしまった!ホントは、もしかすると横にいた藤岡選手に回す算段だったのを潰してしまったんでしょうね。悔しそうにボールを蹴り込む藤岡選手が印象的でした(泣)。

しかし、ここから鳥取が意地を見せます。後半36(81)分・同じく40(85)分に立て続けに失点を許します。最初の失点は岐阜の守備が上がれなくなってるし、2点目はクリアミスも絡んでいるなぁ・・・。ただ、風上に立っていた鳥取の選手達が上手く立ち回ったとも言え、これ以上やられてはいけないと悟ったのか、2点目の後に円陣が組まれていましたね。

それが功を奏したのか、アディショナルタイム直前の後半45(90)分、上田智樹選手が蹴り出した球は、逆風にも負けず相手陣地内に。相手選手の妨害に遭いながらも粟飯原尚平選手が奪い取り、サイドにいた松本歩夢選手に回すと、再び粟飯原選手に回すワンツーと展開。ペナルティエリアまで走り込んだ粟飯原選手は、同じく侵入した、この日からリーグ戦では復帰になった山内寛史選手に回す山内選手はその流れる球にタイミングよく合わせて一閃を放った!入った!そして、山内選手の復帰弾(かつ今季初ゴール)が決勝点になりました。


今回も途中危ないシーンがあったものの、そこから何とか立て直せたことは大きな収穫だったかなと。これで岐阜は2連勝となりました。一方で鳥取は引き分けを挟んで6連敗となり、向こうの監督交代が現実味を帯びてきてしまったのかなと。そういえば、去年もウチの試合の後で監督交代だった気が・・・。ウチは、おくりびとなのか(汗)?



KYG03_20240622_205852786個人的には、3点目を叩き込んだ荒木選手(右)にMOMをとも、2点目を華麗に決めた新垣選手にMOMとも思ったのですが・・・。



KYG03_20240622_210103440公式は先制点を挙げた田口選手になったようです。
その田口選手から、昇格争いに再び加わっていくという趣旨の発言をしてくれました。皆が同じ方向に向かって走って行ける土台が、この試合でできたのなら、あれだけ負けたことが教訓として生きてくれたのかなと。



KYG03_20240622_210549895そして、鳥取に在籍していた甲斐健太郎選手・田口選手・文仁柱選手と入れ替わるように、富樫選手がやって来ました。苦しい時を進んでいる中でも、これだけ明るい顔をして来てくれました。この笑顔を勝利の時に向けられるように願って止みません(ウチの試合では勘弁な(ニヤニヤ))。



アウェイ2連戦を最高の形で終えられたことで、一気に10位まで戻りました。プレーオフ圏まで勝ち点1、昇格圏まで同じく5とまだまだチャンスがあります。
この勢いを持って、前半戦最後の試合になるヴァンラーレ八戸戦、岐阜市民総力戦になるホームの試合で勝利を迎えたいところです。相手も勢いが乗ってきており、難しい相手ではあるのですが、この難しい相手から勝ち点3を奪えれば、一気に本格的に昇格争いになだれ込めると思います。だからこそ負けられない試合になるでしょう。岐阜市民総力戦は、なかなか勝てない試合だからこそ、そう思ってならないのです。


・・・これだけ試合でアツくなったので、スタメシの紹介は次回に回します(ギャハ)。


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Posted by alexey_calvanov at 23:55Comments(0)

2024年06月22日

何とか波に乗れるか

鳥取県鳥取市にあるAxisバードスタジアムで行われたガイナーレ鳥取×FC岐阜の試合は、2-4で岐阜が勝ちました。

雨と風の強い難しいコンディションの中、何とか戦い抜き、後半怒涛の得点劇に繋がったと思います。
失点に関しては、風上に立った鳥取優勢の末に発生したものだと思って割り切るしかないなぁ・・・。あまりにも酷かったですし。


苦しみながらも連勝を遂げたことは大きい。この大きな財産を次のホームになるヴァンラーレ八戸戦に挑めます。大勢来る岐阜市民の前で大きな勝利を!


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Posted by alexey_calvanov at 21:55Comments(0)

2024年05月10日

Jリーグの無い県でJリーグが盛り上がるきっかけになるのか

現在、Jリーグの無い県は、2024年現在では福井・滋賀・三重・和歌山・島根・高知の6県になります。このうち、あと一歩の段階であるJFLに所属しているチームがあるのは、滋賀・三重・高知の3県で、それ以外の3県は、現状そこまで至っていない状況でもあります。島根に至っては、JFL所属のチームがあったものの、経営危機で解散となり、地域リーグからJFLまで行けるチームが出るのかも怪しい状況です。


そんな中で、和歌山県でJリーグの試合が開催されることが決まりました
6/15に和歌山県和歌山市にある和歌山県立紀三井寺公園陸上競技場で、FC大阪×ガイナーレ鳥取戦が15時に開催されることとなりました。詳しい試合の内容(席割り等)は後日発表となりますが、実際に実施されれば、和歌山県で初めての開催になります。もちろん、過去にもホームタウンを越えた地方開催の実績は、他クラブですが、いくつかあります(九州に準ホームタウンを設置していた横浜フリューゲルスや北陸で開催実績のあったガンバ大阪など)
ちなみに、過去にもセレッソ大阪がU-23設置時代(2020年)にギラヴァンツ北九州との試合を組んでいたものの、新型コロナウイルスの影響などで開催中止に追い込まれています。和歌山県のサッカー協会としては、悲願のJリーグの試合となったことでしょう。


和歌山県に関しては、地域リーグ(関西1部)のアルテリーヴォ和歌山が所属しているものの、先述の通りJFLまで行けるかどうかまだまだ不透明盛り上がりにも欠ける状況です。だからこそ、Jリーグの雰囲気をこの試合で感じ取って、Jリーグチームを和歌山にとなるべく盛り上がっていってほしいです。そのきっかけになってくれればいいですね。


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2023年08月27日

FC岐阜観戦記2023 第10節 天候もチームも何とか持った

FC岐阜、昨日はガイナーレ鳥取と戦いました。
1時間半も順延を食らって挑んだのが功を奏したのか、一挙5点の残虐ショーをAC長野パルセイロに食らわせましたこの勝利で一気に4位には躍り出たものの、相手の長野は主力2人を累積警告で欠くという事態だったことを鑑みれば、まだ真の実力を推し量れない。となると、同じように調子のいい鳥取で同じような試合運びをできて勝てれば、あの実力は本物と言っていいでしょう。

その鳥取、直近5試合で3勝1分1敗と好調です。
鳥取は金鍾成(キム・ジョンソン)監督が、ギラヴァンツ北九州戦の翌日になる6/18に解任され、ヘッドコーチだった増本浩平さんが暫定ながら監督になりました。そういえば、まだ『暫定』なんですよね。公式サイトを見ても、まだ増本監督が正式な監督になったというリリースは出されていません新たな成り手を探しているのか、それとも財政面の苦しさから探せないのか・・・。恐らく、理由は後者だと思っています。だって、彼らがチームバスで来てるの見たら、そう思えてならないもの。前泊しないで、鳥取から6時間(岐阜サポが、アウェイの鳥取戦で、そのくらい掛かって鳥取に向かったらしい)掛かって来ているだろうことを考えれば。
しかし、それでも上位にいた鹿児島ユナイテッドFCをアウェイで破り、北九州をアウェイでリベンジしています。そして、ホームに来た松本山雅FCとテゲバジャーロ宮崎を破って7位にいることを見るにつけ、強小侮ることなかれと思っています。何とか勝てるんじゃないかと思ってはいても。


SOG03_160324そんな長良川競技場、日中(試合前)は、まだまだ暑いひと時の酷暑は、若干鳴りを潜めたものの、気を抜けない暑さでした。そのため、グッズ販売エリアのところに休憩スペース(白いテント)が設けられていましたもうちょっと早くできないものだったのかと思ったのですけど、やらないよりはマシだよねと思い、活用させてもらいました。



SOG03_155335芝生広場では、読売ジャイアンツのアカデミーが来て、ピッチング体験などを行っていました。8/31に長良川球場で試合があるから、その宣伝も兼ねてでしょうけど、もう絶対チケット完売だよ(ニヤニヤ)。



SOG03_155811この日は、ギッフィーの誕生日(誕生日は8/21)を祝す生誕祭が行われていました。
毎度お馴染みの岐阜バスは、ラッピングで祝福しています。



SOG03_155932こちらは、乗車側。大きく腕を広げてお出迎えしておりますな。






SOG03_211751始まる前から、黒い雲が立ち込めてきて、時折雷鳴が見える中で始まった試合となりました。あれだけ晴れてたのにね・・・。
しかし、そんな不安を払しょくするかのように、全力で岐阜のイレブン達は戦っていましたやや鳥取に押され気味であった部分も無くは無いですが、先制点を挙げたのは岐阜でした。

前半24分、生地慶充選手のコーナーキックから始まったセットプレーでした。相手がかき出そうとヘディングを繰り出したものの、そのかき出した球を窪田稜選手が、待ってましたとばかりに追い掛け、相手のゴールマウスに叩き込んだのです。久しぶりの窪田選手の得点が先制点となりました。
そして、4分後にはスーパープレーが飛び出しました
北龍磨→宇賀神友弥→村田透馬3選手の華麗なパス回しで一気に左サイドまで攻め、前線にいたンドカ・チャールス選手に託します。飛んできた球に対し、大きくクロスを上げる選択をしたチャールス選手は、飛び出してきた窪田選手にフィニッシャーとしての役割を演じさせようと思っていたのでしょう。ところが、それを遮って、ダイビングヘッドを決めた選手がいた!何と飯泉涼矢選手がダイビングヘッドでゴールマウスに突き刺した!これはベストゴールを取ってもおかしくないものでしたけど、残念ながらオウンゴールなんですね(ニヤニヤ)。

後半に入って、鳥取も気合いを入れ直し、ギアを上げてきたように思えるシーンが見受けられたものの、岐阜は追加点を挙げます
後半10(55)分、ゴールキーパーのキックを遠藤元一選手が大きくヘディングで返し、藤岡浩介選手が受け取ります。その藤岡選手は右から走り込んできた窪田選手に回し、ボールをコントロールしながら、ペナルティエリア内で緩いパスを回します。ここで中央にいたチャールス選手がワンタッチで落ち着いたシュートを放ち、鳥取を突き放つ点にしたのです。

ところが、鳥取も意地を見せ、後半18(63)分に富樫佑太選手のシュートを守備陣が防いだものの、弾いた球を狙われて、失点になりました。半分仕方ないけど、半分守備を厚くすれば何とかなったのかなとも思える失点でしたね。3点取った後なので、これくらい痛くないと強がれるだけよかったのかな(苦笑)。
ちなみに、この試合では村田選手も好調でしたが、後半23(68)分、飲水タイム前のシュートは惜しかったんだけどねぇ・・・。


その飲水タイムの後、審判が選手達に引き揚げを要請した。ええ、雷雨による中断に入ったんです(岐阜・鳥取双方中断ないしは順延が連続して起こっているという稀有な事態でもあった)。写真は、再開後のもの(中断時間で止まっている時計付きというレアケース(笑))ですけど、この雷雨の影響で50分ほど中断となりました。大きな雷鳴が轟き、稲光もくっきりと見えるふうだったので、このまま中止になるのではないかと思われましたが、何とか続行に。鳥取は再びここまで来るくらいなら・・・というのと、1点入れて勢い付いていたのもあって、中止→再開試合(ないしは決着)にしたくなかったんでしょう。



SOG03_214659試合再開後は、鳥取の猛攻となりましたけど、主審の不可解なジャッジに悩まされることにも。
後半35(80)分の接触プレーで何と庄司悦大選手がレッドカードで一発退場。映像を何度も見たけど、あれでレッドなら、鳥取のラフプレーはどうなのよと問いたいわ。その後も変わった山内寛史選手にもイエローカードが出るという不可解采配その直前に鳥取の選手が川上竜選手を引きずり倒したのはファウルだけだったんですよ。悪質なプレーでもないのにカードというふうになった基準がわからない。
そんな苦しい状況下の中でも何とか耐えきり、試合終了。午後9時20分頃終わった試合は、3-1で勝ちました。



SOG03_215252この時は、何とも無い現れ方でしたけど、アイツら、第4コーナー辺りまでスキップスキップランランランしてたんだぜ(ニヤニヤ)。
ということで、チャールス選手とギッフィーがヒーローインタビューから戻ってきました



SOG03_215732その後やって来た富樫選手。牛之濱拓・普光院誠・重松健太郎(敬称略)というそうそうたるメンツの中で、20試合出場5得点ですから、よく頑張っていると思いますよ。



勝つには勝った。念願のダブルも取った。実力は本物だと思える。しかし、庄司選手の退場による出場停止は痛い彼のいない中で次のアウェイになる鹿児島戦を挑まないといけない。しかも、累積3枚なので、再登板になっても再び出場停止の恐怖が憑きまとう。
ただ、逆を言えば、代えがたい選手が抜けた中で、勝てれば本物以上の本物だと思うし、試してほしい選手はいっぱいいると思うの。個人的には、後ろを張っている川上選手か生地選手を庄司選手の位置に持ってきて、守備的ボランチをやらせてみるいい機会になったと思いますね。空いたところは控えにいる萩野滉大選手か三國ステヴィアエブス選手を据えてもいい。最近出ていない羽田一平選手や和田侑樹選手でも構わない誰が入っても戦力が保てるというふうなら、上位対決であっても、全力で戦えると思っています。ピンチはチャンスだと信じて、鹿児島を撃破しましょう。

なお、同じ日に行われた2位のカターレ富山は、いわてグルージャ盛岡に負け、今日行われた3位のアスルクラロ沼津もFC大阪に負けていますFC大阪が5位にジャンプアップし、奈良クラブが6位に着いて脅威を感じるものの、追い風は確実に私達に吹いている。そのことも次の試合を迎える時に忘れないでほしい。


残り試合14。J2昇格への勝ち点差は3。


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2023年06月05日

FC岐阜観戦記2023 アウェイ編 その6 3年越しで生で見たかったものが見えた

SOG03_113028FC岐阜、昨日は鳥取県鳥取市にあるAxisバードスタジアムでガイナーレ鳥取と戦いました。
写真は、そのAxisバードスタジアム。国安というバス停から東に向かって歩いて7分(鳥取の公式サイトより)ほど歩いてやって来た時に撮ったものです。バードスタジアムというバス停もあり、そこからなら歩いて1分ほど(同じく公式サイトより)なのだそうですけど、本数が著しく少ないという致命的なものに。うーむ、クルマ社会ここに極まれり・・・。
あとは、見て頂くとわかりますが、田畑の中にぽっかり浮かぶスタジアムなんですよね。近隣に家も無くは無いですけど、あまりの場違い感にもビックリ
ちなみに正式名称は、鳥取市営サッカー場といい、アクシスというシステム開発及びITコンサルティング会社がネーミングライツを取得する前は、鳥取銀行(とりぎん)が取得(2008年~2020年)していました。



この鳥取のスタジアムに行くまでに3年掛かったんですよね。本当なら2020年8月には行ってたはずなんですよね・・・。しかしながら、


  • 2020年は、コロナ真っ只中でJ3の開幕が6月になり、その過程で試合日程も変わり、かつ無観客試合のため行けず(試合は勝ち)

  • 2021年は、岐阜の選手にコロナが発生し、急遽中止になり、代替日は平日になったので行けず(試合は勝ち)

  • 2022年は、土曜だったものの所用で行けず(試合は負け)。



とまぁ、そんな感じで山陰地方には、あまりいい縁が無いんですよ・・・。それでも2度行っているのは、ここをよく読んでいる方々ならご存じだろうと。<中止になることがわからずに行った2021年と去年の年末だな。


SOG03_114005さて、こちらがスタジアムの中。
最近まで中四国地方で唯一のサッカースタジアムだっただけに、簡易的ではありながらも設備が行き届いています。ただし今年、FC今治のホームである里山スタジアムができたので、現在は中国地方唯一のサッカースタジアムとなっています。さらに来年(2024年)に広島県広島市中区に中央公園サッカースタジアム(仮称)というサンフレッチェ広島F.Cのホームスタジアムが完成するので、その冠も無くなります
なお、鳥取にはオールガイナーレYAJINスタジアムという露天掘り式のサッカースタジアムもあるのに、Axisバードスタジアムが唯一のサッカースタジアムとされているらしい(汗)。



SOG03_114051鳥取には岐阜に在籍していた富樫佑太選手が在籍しています。しかし、それ以外にもJ3を知っている人なら聞いたことのある選手が・・・。
えーと、SC相模原とアスルクラロ沼津に在籍していた去年までブラウブリッツ秋田に在籍していた普光院誠選手、鹿児島ユナイテッドFCに4年半在籍していた牛之濱拓選手(期限付き移籍)、カマタマーレ讃岐に5年在籍していた重松健太郎選手・・・だと!
こんなすごい選手がいるから、鳥取は攻撃的なチームになっているのだなと。なお、ここに今シーズン途中からFC町田ゼルビアに在籍していた長谷川アーリアジャスール選手が入団したのですから、怖い怖い。



SOG03_151210こちらは、鳥取のマスコットであるガイナマンボールが飛んでくる時の注意事項でも登場するすごいヤツ(笑)。<ガイナマン、あぶない!






SOG03_145858試合はどうなったのかというと、攻撃的な鳥取の動きが岐阜のそれより勝り、主導権を握られてしまっていたものの、要所要所で何とか防ぎ、チャンスを窺うという流れになっていました。

すると、前半12分。富樫選手と松本歩夢選手のデュエルのもつれから何とかボールを奪い取り、近くにいた窪田稜選手が回収。そこから藤岡浩介選手に回し、さらに前方に駆け抜けているンドカ・チャールス選手に回すと、チャールス選手は冷静に受け取って、ゴールキーパーとのデュエルに持ち込むと、これまた冷静に左隅に蹴り込んで、先制点!昨年は期待されながらも活躍できず、今年もなかなか得点に恵まれなかったチャールス選手が、ここに来て覚醒したのかなと思わせる活躍を見せています。

その後も鳥取優勢のままで進んでいる中でも、最終防衛ラインは破られまいと奮闘した岐阜の粘り強い守備とキーパー茂木秀選手の頑張りで前半は終えます。ただ、ジャッジメントでストレスの溜まる展開だったなぁ・・・。
後半も鳥取が猛攻撃を見せており手を焼いている中で、柏木陽介・田中順也両ベテランの選手が投入されると、いきなり試合の流れが変わります
柏木選手が高く蹴り上げたボールは、一旦敵に回るものの、後ろから村田透馬選手が高い位置で奪い取り、前方にいた田中選手が落ち着いてペナルティエリアまで運んだら、キーパーの目の前でシュート。そのシュートは、まるで芝を読んだゴルフのパットのように、見事に転がってほしいルートをたどり、ゴールマウスにナイスイン!欲しかった2点目を奪うことができたのです。

苛烈を極めた鳥取の攻撃は終盤で結実します。まぁ、牛之濱選手の守備の誘い出しの上手いこと上手いこと。あの誘い出しを何とか対策しないといかんわな。それでも最終盤の波状攻撃にも何とか耐え、1-2で逃げ切りました



SOG03_150802試合後にやって来た富樫選手。
鳥取の攻撃の要となって1年頑張ってほしいものです。



日程的に厳しいアウェイ3連戦の初戦、少々大変ではあったものの、勝つことができましたわ。ただ心配なのは、宇賀神友弥選手が試合後に担架で運ばれたことですけど、動揺する若手をベテラン陣が抑え込めるようにしないと、次の試合に響きますからねぇ・・・。


その次の試合、直近では天皇杯の2回戦となり、清水エスパルスと戦います監督が代ってからは調子がよかった時期があったものの、現在は少々落ち着いてしまっているかなといったふう。ただ、昨年J1だったJ2のチームなので、実力は間違いなくある。胸を借りるつもりで戦ってほしいです。

リーグ戦ではアスルクラロ沼津と戦います。こちらも中山雅史監督が新監督として就任したものの、まだまだこれからといったふう。ただし現役の頃とは違い、守備を堅く敷くタイプのサッカーを行うようなので、1点勝負になるかもしれません。少ないチャンスを生かす攻撃を行ってほしいです。


あ、スタメシとかは、次回に行います(ニヤニヤ)。


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Posted by alexey_calvanov at 23:18Comments(0)

2023年06月04日

勝つには勝ったが

鳥取県鳥取市にあるAxisバードスタジア厶で行われたガイナーレ鳥取×FC岐阜の試合は、1-2で岐阜が勝ちました。


流れが悪い中でも勝てたことは大きく、ジャッジメントでストレスは溜まったけど、勝てばよかろうなのだ。
・・・と言いたいところですけど、宇賀神友弥選手が最後担架で運ばれたので、そこが心配ですね。流れに乗ったところで、またケガ人というのは、後味が悪過ぎる。もちろんその悪い雰囲気を跳ね返せればいいのですが、若いチームなので大丈夫かいなと。ここはベテラン勢が落ち着かせる番。若い選手達をいい雰囲気に持ってこれるように鼓舞してほしいです。


さて、名古屋に帰る列車も怪しくなって、因備線内の枕木から煙が出たらしく、現在足止めを食らってます新幹線の乗り継ぎは大丈夫かいなと心配になりますわ・・・。まぁ、帰れるとは思うけど(苦笑)。


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Posted by alexey_calvanov at 16:30Comments(0)

2022年07月31日

FC岐阜観戦記2022 DAZN観戦だぞーん 前編

FC岐阜、昨日は鳥取県鳥取市にあるAxisバードスタジアムでガイナーレ鳥取と戦いました。


昨日は、都合で行けなくなってしまったので、帰って来てからDAZNで観戦することになりました。リアルタイムで見ようかなと思ってたのですが、テレビを見ててすっかり忘れてた(苦笑)。まぁ、DAZNはリアルタイムじゃなくても見逃し配信も(一定期間)やってるし、ハイライトもある(ハイライトはYouTubeでも閲覧可能)。ゆえに、いつでも見られるという安心感があるので、気を抜かなければ大丈夫(爆)。


さて、先日のカマタマーレ讃岐戦を悪い内容ながらも買った岐阜は、連勝を賭けて鳥取と戦います。その鳥取は、4連敗中(直近の試合は終盤に逆転されて負け)と調子を落としており、あまつさえホームでの勝利が無いという状況順位も17位と下から数えた方が早い・・・どころの騒ぎじゃないな(汗)。降格枠があったら、間違いなく落ちる順位にいます。敵の方が心配になる状況ですけど、こちらも本調子じゃないので、なりふり構っていられません。とにかく醜くとも勝つことを心掛けてほしいと思いながら試合を見ていました。


・・・結論から言うと、醜態だけ晒して、いいところがまるで無いこれだったら見に行かなくてよかったとさえ思う、変な安ど感まで持ってしまいましたよ・・・。現地観戦の方々には何とも痛ましい試合になったことでしょう。恐らくアウェイの中では一番悪い内容になるのではないのでしょうか。藤枝MYFCとのアウェイでも4-3だったからね・・・。


最初は一進一退だったかなと思う展開でしたけど、前半14分に元岐阜所属の石川大地選手がクロスに合わせて叩き込まれて、先制点を奪われますこのクロス、ホントは別の選手に合わせるものだったんでしょうけど、見事なフォローですわ・・・。あれが本来の目的の選手にヒットしていたら、失敗で先制点にはならなかったと思うと、運も味方したんでしょうね。
2点目は、ミドルシュートが見事にハマりました。大野哲煥(ちょるふぁん)選手の距離感を見事に計ったものらしいですけど、あのシュートは防げたよね・・・。これによって、鳥取の流れは決定的になり、岐阜にとっては苦しい展開になってしまいます。
後半は、岐阜のもどかしさが何度も出て、いくら球を運んでも上手く回らない。シュートも入らない。そもそも論で岐阜にチャンスがほとんど巡ってこない(泣)。そうこうしていたら、鳥取の高卒ルーキー(しかも初スタメン)の選手にゴールを決められる有様あれは前に出過ぎでしょう。焦燥感がそうさせたのかなと思うと、悲しくてやりきれない最後はアディショナルタイムにねじ込まれ、4-0の惨敗。いやぁ、4点目も大野選手取れてたよね・・・。勢いでやられたのかね・・・。


恩返し弾・高卒ルーキーに初スタメン初ゴール・ホームでの初勝利という、3つの献上してしまった岐阜。ウチの悪いクセ全開の試合になりました。
これはアカンでは済まん。横山雄次監督だけを責められない。もはや選手全員に責任を取ってもらいたいし、フロントは何より反省をしてほしいホントにこのままだと、来年JFLへの降格が始まるようになったら、真っ先に残留争いの1チームに勘定されるわ。そして、何で今日ファン感謝祭にしたの?スタメンに出てる選手達のために、この日に組むなよ。練習はしなくていいから、反省タイムに当てろや・・・。


この日の流れを断ち切る時間をくれたのか、来週はサマーブレイクで休み(一部のチームは新型コロナウイルスの感染で吹き飛んだ試合の代替日)になります。再来週の8/14から試合は再開され、アウェイのFC今治戦となります。お盆休みで皆やって来るのではないかと思います。今回のような無様な試合をしないでほしい・・・と思ってるけど、ホームで無様な試合をやってしまった相手なんだよね(汗)。そして昨年のアウェイも無様な試合だった。ああ、頭が痛い。


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Posted by alexey_calvanov at 21:15Comments(0)

2022年05月19日

FC岐阜観戦記2022 第4節 戦力の厚みというメリットが生きた

FC岐阜、昨日はガイナーレ鳥取、新型コロナウイルスの影響で延期になった一戦を迎えました。
えー、行けないと思っていたのですが、行けたので行ってきました(苦笑)。ええ、会社にケリ付けてきた(ギャハ)!ということで、会社にケリを付けたおかげで試合開始1時間前に間に合いまして。このように試合の状況を書けるわけです。
なお、土曜日の天皇杯が大丈夫かいなと思ったら、そっちも行けそうです。やったね(泣)!<なぜに泣く!
SOG03_190017ということで、先日新型コロナウイルス発生に伴い中止になったウチのホームの代替試合となったこの日。アウェイ側の状況は、こんな感じでした。10人いたかなぁ・・・というふうで、弾幕も大小1つずつしか掲出されていない。仕方ないよねぇ、平日ナイトマッチだもの。観客動員数も2719人だものね。平日ながらも入った方ではあるけれども・・・。



SOG03_185159さて、この日はカツ(勝)フェスということで、カツ関係を推しておりました。今回は中華料理しょうりゅうの「スパイシーソースカツ丼」をチョイス。なお、買う時に数量限定でファミリーマート提供のファミリーレジャーシートがもらえました



手作りでやっていたので、完成するまで時間は掛かったものの、待ったかいはあった。
サクサクで揚げたてなのもあるけど、ジューシーかつ肉厚でした。そして掛かっているソースは、野菜と果物の風味の利いた酸味のあるものでしたね。酸味のエッジもあるからか、ご飯も美味い。つまり全部美味い(ニヤニヤ)。


SOG03_205725試合に関しては、最初鳥取のペースになっていたんじゃないかと心配になりました。というのも、中3日の試合になるので、ターンオーバーを図らなければならない。つまりプランBでの展開を張って勝たないといけないのです。それなのに、なかなか繋がらないし、相手にインターセプトをされがちな展開になっていて、少し胃が痛い(苦笑)。大丈夫かいなぁ・・・と思いながら、前半は淡々と過ぎていきました。
潮目が変わったのは、前半36分。
菊池大介選手から田中順也選手に回したパスを今度はバックパスでセンターライン右端にいた吉濱遼平選手に回すと、大きく左中央にクロスを上げる格好に。それを見逃さなかったのが、ンドカ・チャールス選手鳥取の選手に絡まれながらも上手く振り向いて、得意の左足で蹴り込んだ!すると、地を這うようにボールは進み、キーパー右隅の届かないところに入った。やっとチャールス選手に待望の移籍後初得点が入りました。ターンオーバーの時に取れたことも大きかった。誰もが待ちに待った先制点は、ラストチャンスに賭けていた彼の足から生み出されたのです。

後半は、岐阜のイレブンも落ち着きを取り戻したかのようになり、インターセプト・カットもしっかりできていたあとは繋がりくらいかなとか思いながら見ていた後半14(59)分、5分前に変わったばかりのあの選手が2点目を加えます
敵のこぼしたボールに縦横無尽に動いていたヘニキ選手が反応し、藤岡浩介選手に鋭いパスを送る藤岡選手は上がったものの、苦しい展開になったので、一旦チャールス選手に渡して収めてもらう。その後、機を狙ったように、一本の線が藤岡選手まで引けたかのような見事なパスを回し、藤岡選手もそれに応え、少しこねながらもシュートを放ったキーパーは抜けたものの、相手の守備に阻まれた、何とか拾った吉濱選手が振り抜いたけどふかした・・・かと思ったら、主審がゴールインの判定。ゴールマウスの中に入っていたと判断され、藤岡選手は3試合連続の加点を取りました。何か天気決戦に強いのか、藤岡選手って・・・。
そしてダメ押しの3点目は、同じく途中出場の選手から。
後半36(81)分、この日スタメンをもらった小山新選手からヘニキ選手→藤岡選手に回って、後方にいた後半18(63)分から出場していた村田稜選手に渡そうと思ったものの、敵にカットされてしまいます。しかし何とかフォローして再び窪田選手に。窪田選手は左隅にゴロシュートを放つと、キーパーが取れずに決まったのです。

試合終了まで守備もサボらず最後まで集中力を切らさなかった岐阜は、3-0で快勝。プランBで勝つというミッションを果たしたのです。



SOG03_211016MOMはもちろんチャールス選手。
ラストチャンスをモノにしたので、次の試合もスタメンで更なるチャンスを掴めることでしょう。一緒に入った藤岡選手が大きく目立っていますから、俺も俺もとオラオラ感を出してもいいので、とにかく次の点をどん欲に狙っていきましょう。



これでリーグ戦は2連勝。天皇杯の地域決勝も含めれば3連勝になりました。横山雄次さんという、失礼ながらプランBの監督ではありますが、全く危なげを感じさせないまま、そして選手を上手くコントロールして厳しいミッションをこなしています。この人なら信じてもいいと思いますし、この人で負けが込むなら、もうウチに勝てる要素が無いと諦めも付きますわ・・・。


さぁ、この勢いで次の試合は天皇杯の本戦1回戦は愛知県代表の中京大学になります。何せJFLトップのFCマルヤス岡崎破った相手なので、気は抜けないけど、恐らくプランC(この2試合に出ていない選手を中心にスタメンを組むこと)になるでしょうから、このプランで勝てたら大きいね。何とか勝って、リーグ戦としての次の試合になるAC長野パルセイロのアウェイ戦を勝ち抜いてほしいのです。松本山雅FCとの信州ダービーをやり抜いた直後なだけに、かなりアツいチーム状況になっていることでしょう。このアツさを上手く使って、相手の熱を奪い取ってやりましょう。横山監督にとっては古巣のチームなので、ある程度の事情も分かるでしょうし・・・。


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Posted by alexey_calvanov at 23:55Comments(0)

2021年09月12日

FC岐阜観戦記2021 第9節 恩返しならぬしっぺ返し

FC岐阜、昨日はガイナーレ鳥取との一戦になりました。
前回のホームで0-4と屈辱的な敗北を喫した岐阜は、先週行われたアウェイのY.S.C.C.横浜で3-0と全てではないものの取り返すことができました。そこで迎えたホーム、相手は現状最下位に沈んでいるチームです。鳥取はやや上向き気味ではあるものの、サマーブレイク明け以降連敗しており、ここで叩いておけば、岐阜は上位陣にくさびを打ち込むことができると思っています。


さて鳥取には、昨年まで岐阜に在籍していた石川大地選手と永島悠史選手が移籍しています。もしかしたら来るのかなと思っていたら、スタメンで石川選手が控えで永島選手がそれぞれ名を連ねていました。気を付けねば・・・と思っていたら、あんなふうになるなんて。


SHV47_1565先週と同じく緊急事態宣言下で行われた試合、一部イベントは中止ないしはスタジアム内での開催に変更となっていました。
しかしながら、この日の試合ではグッズ販売と飲料の販売が屋台村のあった広場で行われていました。特に飲料の販売は、まだまだ暑い日が続く中で2500人程度の観客が訪れると、自動販売機だけでは全てを賄いきれないでしょうから、いい試みではあったと思います。
グッズ販売は、マーサ21で買いに行くことは無いのかとちょっと安心(苦笑)。



SHV47_1569この日は、10月から第2期の放送が決まった「やくならマグカップも」のコラボ試合ではあったものの、この状況下だからなのかあまり大々的に行っておらず、グッズだけ売ってみた感が強かったなぁ(汗)。これは多治見市とのコラボデーの時にやらなければ盛り上がらんつくづく岐阜はこの手のイベントが下手と思ってしまうのであった。

なお、コラボタオルは買った。「やくならマグカップも」っていうんだから、マグカップを買うんじゃないのかって?残念でした(ギャハ)!



SHV47_1566さて試合ですが、先程も書いたように、石川選手と永島選手が名を連ねたのに対し、先週スタメンから外れた川西翔太選手・吉濱遼平選手に加え、今週は守備の要であるはずのキャプテン甲斐健太郎選手も外れていました。確かに甲斐選手は天皇杯の予選も含めこれまでフル出場だっただけに休ませてあげるべきだと思ってはいたものの、このタイミングでいなくなるとなると、ちょっと何かあったのではないかと邪推したくもなります
そんな中で起こった前半は、意外にも危なげない展開を見せ、鳥取に主導権は渡さない展開になっていました。ただ、決定機はあったものの、そこで決めきれなかったのが、後半大きくのしかかってきたのです。

後半に入り、岐阜も鳥取も先制点を得ようと躍起になっていた中、後半10(55)分、守備の隙を作ってしまった岐阜のイレブンその隙間を塗ってパスを回され、最後は裏に抜けてきた石川選手によって決められてしまったのです。
そしてその後、がら空きの守備に石川選手がお膳立てしたクロスを受け取った杉井颯選手にペナルティエリア少し後からシュートを放たれゴラッソとなり、これは福島戦の再放送かと嘆き悲しんでいると、終盤には途中交代した永島選手がゴールマウス前まで詰め寄って冷静に放ち、もうどうしてこうなったと頭の中が真っ白になりました(泣)。守備がら空きでゴールマウス前も詰めました感が・・・。いや、何より特に1点目と2点目がそうでしたけど、桐畑和繁選手が前に飛び出し過ぎなのかなと。そこを相手に突かれてしまったようにも思えたので、やっぱりゴールマウスに張り付くことは重要なんじゃないのかな・・・と思ってたら、3点目がアレだもの(大泣)。
それでも福島戦の時のように心が折れてしまったかのような怠慢なプレーはほぼ見られず、最後まで1点をという姿勢を見せていたのが救いではあったのですが、0-3で負けは負けとてつもなく厳しい現実を最下位のチームに叩き付けられたのは否めません。そして川西・吉濱・甲斐の3選手がいない結果だと考えると、ますますこの先不安でなりません



SHV47_1567試合後にやって来た石川・永島両選手。
勝った後ということもあってか、いい笑顔してやがる(苦笑)。アウェイの時には両選手が出ていなかったので不安ではあったのですけど、頑張っていたようで何よりでもあります。



しかし、この厳しい現実は何だ。もう昇格云々を語れるチームではないと痛感させられました。そうなると、来年落ちてくるチームの対策、来年やって来るチームの対策、そして近い将来やって来るJFL行きにならないための対策を練るべき段階になってしまったのではないかと思っています。ホントにこのままならJ3の中庸から下位に落ちてもおかしくない状況です。来年あたりJFLへの降格制度が起きるのなら、真っ先に窮地に陥っても過言ではないです。今ある戦力が全員しりに火が付いている現状を再認識し、次に備えてほしいものです。今日の試合はまだそれがあるとはいえ、このままではまずい。


次の試合で挽回したいところですけど、そこでお休みが入ってしまいます。最悪の状況を立て直せるか不安なまま、9/25にアウェイの鹿児島ユナイテッド戦が次の試合になります。前回勝っているとはいえ、この状況下でダブルを狙うのではなく、確実に勝てるために動くようにしてほしいです。

ホームは10月に入った最初の試合、10/2のFC今治戦です。アウェイで惨敗だっただけに、ここでも前回の試合の対策と直近の今治の選手達の分析を行ってほしいです。


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Posted by alexey_calvanov at 22:14Comments(0)

2021年04月21日

FC岐阜観戦記2021 DAZN観戦だぞーん①

FC岐阜、いよいよ公式戦再開です。その相手はガイナーレ鳥取となりました。4/4に行われる予定だったアウェイの試合が、今日行われました。
公式戦は、3/28のカマタマーレ讃岐戦以来。実に3週間以上開いたことになります。その間に3人の選手が感染し、スタッフや家族も含めれば8人になったとのこと。いわゆるクラスターと取られてもおかしくない感染でした。どうも原因はロッカールームとマッサージ室らしく、どちらもマスクをしないで密になっていたのが感染に至った経緯らしいです。今後は、練習後はシャワーを浴びたら、すぐマスクしてからの着替えになるのでしょうな。それかできる限りの滅菌を心掛けていくかでしょう。


さて、新型コロナウイルス感染前の岐阜は、2勝1分の成績未だ負け無しで止まっていたのです。その間に色々なチームが抜き去って5位に留まっていますが、負けていないことをポジティブに捉えて試合に挑んでほしいです。いや、勝つことも大事だけど、今は試合がきちんとこなせることの方が大事でしょう。


その試合、Jデビューとなったキム・ホ選手をはじめ3人が入れ替わり、レギュラー出演の川西翔太選手などが控えになっていました。あとは中島賢星選手がケガ明けで帰ってきましたね。

前半は、やや重ための展開になり、奮闘はしているけれども相手の陣地をこじ開けられない、徐々に重苦しいものになっていました。その中でも守備陣が奮闘していたのがポイントになってきました。徐々に鳥取の選手達をプレッシャーに追い込んでいったばかりか疲労も蓄積させていったのです。

後半に入って、岐阜はギアを入れていきます。休ませていた川西翔太選手と村田透馬選手を入れて、引き締めと攻撃性を増やしたのです。
すると、まるで違ったチームのようになってきましたスピーディーになってボールも繋がってきたし、速さも増して鳥取の選手は困惑するようになったかなと思いました。もちろんピンチになる場面もありましたけど、前半同様守備陣がしっかり守ってくれたので、怖いシーンは少なかったですね。
そんな岐阜に勝利の女神は、お力を与えてくれました。
後半23(68)分、セットプレーになったのですけど、蹴り込んだ吉濱遼平選手の球が壁になっていた鳥取の選手に当たったことで変化し、鳥取にとっては運悪くゴールマウスの左隅っこに入ってしまうことになりました。この奇跡的な一発が決勝点になり、岐阜は3連勝を飾ることになりました。


勝つことが大事なんだけど、活動休止明けの試合でそう簡単に上手くいかないと思ってたら、作戦勝ちできたのですから、地力はあるということです。この地力を大切にして、今後の試合に臨んでほしいです。スタメンで出たキム・ホ選手や生地慶充選手は、途中交代で悔しいだろうけど、これが今の自分の全てだと思って、もっと精進してほしいですね。大丈夫、まだチャンスはいっぱいある。


次の試合もアウェイになるカターレ富山戦です。一旦岐阜に帰って練習できるのは強みになりますね。まぁ、同じ一旦でもトンボ帰りで似たようなところに行く方がキツい(苦笑)。
再開後に奇跡的ながらも勝つことができたので、プレッシャーは薄まったと思います。勝ち続けることが大事ですけど、決して驕らずに緊張感を持って試合に臨んでほしいものです。やれるんだと自分に言い聞かせながら。


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Posted by alexey_calvanov at 22:02Comments(0)

2021年04月04日

今はただ無事に事が過ぎ去るのを待つしかない

4/4にAxisバードスタジアムで開催予定だったガイナーレ鳥取×FC岐阜の試合は、岐阜の選手2名に新型コロナウイルスの陽性反応が出たことで中止になりました。
正確には、自宅待機をしていた中で、試合が行えないか模索していたものの、エントリー提出期限を過ぎても保健所から解除が出そうになかったため、やむを得ず中止になったということだそうです。

最初は1名という情報だったので、もう1人出たということにちょっとショックを受けましたね。確実に感染が拡大してるじゃないのよ、と。さらに全員自宅待機ということは、下手したら全員濃厚接触者という位置付けになる可能性もあるので、この2名で済むのか・・・という不安が頭の中をよぎりましたね。それこそガンバ大阪のようなクラスターになろうものならどうなるんだよと。

とにかく今は、この2名だけで終わってほしい。そして感染者の1人が30代と出ていたそうなので、もしかするとメインで出ている選手の可能性が高いと見ています。気に病まず、直すことだけを考えて下さい。


しかし、本当に怖いのは日程
今回のアウェイの試合の代替試合は未定になっています。状況次第では、中止になる可能性もあり、その場合は感染者を出した岐阜の負け扱いになります。しかも主催である鳥取のさじ加減で決まるので、言ってはいけないですけど、恣意的なこと(やれるのに勝ち点欲しさに中止の判断を出す)にならないといいのですが・・・
あまつさえ、次回のホームであるアスルクラロ沼津戦のチケット販売も中止になりました。これは保健所の自宅待機が解除されるのを待っての措置なのでしょうけど、先述の通り、クラスターでも起ころうものなら、1ヶ月は動けなくなるでしょうから、今後先送りした日程が、今年は余裕のある組み方になっているとはいえ、重くのしかかってくるでしょう。

練習が再開できても、これまでのような戦い方ができるのか、ベストコンディションで挑めるのか、不安にさいなまれながら、次の試合を待つことになりそうです。


そして、まだ名古屋を出発する頃(22:30)には、この試合の中止が決まってなかったので、夜行バスに乗って、山陰地方に向かうことになりました。バスの車内で中止を知ったので、着いた先でどうしようかと少し悩んで、「乗換案内」とにらめっこ元々試合を見た後でもギリギリでその日のうちに帰れることはわかっていたので、今回は少し余裕が持てる中で帰ることになりました。ホントは山陰地方のいろんなところを寄れればと思ってたんですけど、ダイヤのせいで時間的な余裕は全くと言っていいほど無かった(泣)。そのあたりのことの顛末は、後日書いていこうかと思います。


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Posted by alexey_calvanov at 22:25Comments(0)

2021年04月03日

こりゃどうなるんだよ・・・

4/2にFC岐阜の選手1名から新型コロナウイルスの陽性反応が出ました。お正月の時(年明け)にも出たので、今回で2度目になります。
誰がなったのか関係なく、一日も早く回復に向かわれることを願います。御自愛下さい。

そして、その後行われたPCR検査の結果、他の選手やスタッフ陣は陰性だったとのことです。まだ何日か経ってから感染が判明する例もあるので、気は抜けませんが、とりあえず一安心だと思います。

ただ、この状況に至ったために、4/4にAxisバードスタジアム行われるガイナーレ鳥取戦の開催が不透明となりました。この記事を書いている現在では、全く開催の可否は決まっていません。


そんなわけで、この後名古屋駅から夜行バスに乗って鳥取(とは言っても、最初は出雲市で降りるので、山陰に行くことになるのだが(苦笑))に向かう予定なのですけど、この試合がやるのか否かでどういうスケジューリングで動けばいいのかわからなくなっちゃった(泣)。おまけに雨だしなぁ・・・。踏んだり蹴ったりというのは、このことを言うんですかねぇ(大泣)。


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Posted by alexey_calvanov at 20:06Comments(0)

2020年12月05日

FC岐阜観戦記2020 第16節 脱落?

FC岐阜、今日はガイナーレ鳥取との一戦になりました。
ここまで2連勝と波に乗ってきた岐阜、むしろ波に乗らないと先の戦いは厳しいとも言え、SC相模原・AC長野パルセイロに猛追するためにも、今日も含めた先々の試合は重要なのです。残りは4試合で、負けは許されない仮に許されるとしたら敵失があった時のみ。しかし、その『敵失』は明日に祈るしかない状況。ゆえに、3度目のプレッシャー掛けができるか否かも争点になってくるでしょう。

鳥取には開幕から2戦目に戦っており、ギリギリで勝っています。その時の鳥取はまだチームとしては未完成だったのではないかと思われ、シーズン最終盤になった今、順位は6位とはいえ、一時2位にまで上がった実績を見ると、鳥取に勝つのは、藤枝MYFCの時より至難の業になりかねないでしょう。


SHV47_0736そんなこの日の試合、グーテライゼを間借りしたマンテルカレーが、「緑のチキンカレー」なるものをプロデュース今回のはスペシャルということで、グーテライゼが普段から販売している「鶏ちゃんからあげ」を乗せたものになっています。
鳥(取)を食らってグリーンが勝つとのことですが、相手の鳥取もグリーン(苦笑)。しかも鶏(鳥)の英語でいうチキンは、チキンレースの『チキン』やんけ!チキンレースに勝てとも言うことですか(泣)!



まぁ、味は美味いんだけどね(ニヤニヤ)。ほうれん草の入ったものなのか、辛さは控え目。中の鶏肉もホロホロになっていて、柔らかいですね。ウチのチームに一番欲しい、どっしりと安定した味でした(苦笑)。


SHV47_0740カレーついでで、この話をば。
関ヶ原町がホームタウンということで、関ケ原の合戦をモチーフにした「カレーなる戦い」という商品が売られていたので、お土産代わりに買ってきた。650円(税込)なら、ままいい値段なのでは。
中身はCoCo壱番屋の「ビーフカレー」と「ポークカレー」のセット。実は、カレーライスは関東(東日本)と関西(西日本)で中の具が異なっており、関東では豚肉、関西では牛肉がメインになっているのです。

ちなみに、CoCo壱番屋のベースは「ポークカレー」になります。「ビーフカレー」は基本的にアレンジできなかったと思うの(トッピングとかは乗せられるはずで、辛さは変えられなかったと思う)



SHV47_0737最後に、873°(ハナサンド)のフルーツサンドをば。「いちご紅茶ホイップ」を買ってきました。
恐らく今年最後の1day出店になると思います。ハーフタイムに行った時は、少し残ってたけど、これまでのことを思えば、結構売れてたんじゃないの?



紅茶のまろやかな風味といちごの甘酸っぱさ、そしてホイップの甘さの塩梅がいいですね。舌と心が落ち着く味です。


SHV47_0738試合に関しては、鳥取のテンポが速い!もう岐阜のもたつきをあざ笑うかのように速いんですわ。処理も早いし、スピードもある。
普通のサッカーというのは、恐らくですが、ボールをもらう→溜める(打ちやすいように整える)→相手に打つという流れなんでしょうけど、鳥取の選手はほとんどボールをもらう→相手に打つというふうで溜める(打ちやすいように整える)が全くないんですよね。処理が速く、かつ的確なので、あうんの呼吸・ツーといえばカーという関係性(連携)ができていたんでしょうね。岐阜への徹底的な対策を練っていたこともあるかもしれません。そんなわけで、前半10分、もうあっという間という言い方の失点
それを取り返すチャンスが前半22分、川西翔太選手がペナルティエリアで倒されて得たPKであったんです。しかし、自身が蹴ったキックをキーパーに阻まれてしまったことが、鳥取の流れを決定付けることになり、その後岐阜にチャンスが巡って来なくなってしまう結果になってしまいました。
最後まで鳥取の早い展開と2得点を取ったことでできた余裕を崩すことができず、非常に痛い敗戦になってしまいました。鳥取は2009~2019年まで『強小』をキーワードに戦っていたことがありました。小粒(背格好が低いという意味もある)で小規模運営のチームながらも強いという意味があったのですけど、これを見事に体現しています。サッカーは背格好で決まるゲームじゃないんだな。山椒は小粒でもぴりりと辛いも体現してたわ。

ある意味アウェイの相模原戦と同じ展開。PKでチャンスを得たのに、高崎寛之選手が外したあの時です。高崎選手からボールが渡った時とPKの時の選手達の緩慢な動きで嫌な予感はしていましたが・・・。『絶対王制』のほころびですかね。いっそのことお詫びも兼ねてイヨハ・理・ヘンリー選手に蹴らせてもよかったんじゃないかという嫌味も言いたくなったわい(苦笑)。



これで岐阜は残り3試合全て勝たないと厳しい状況になりました。明日の相模原・長野の試合次第では、勝ち点差が最大4離されるので、事実上の脱落となります。もう相手の敵失に望みを賭けるという卑しい現実を呑むしかありません。


次は12/9のヴァンラーレ八戸戦になります。3連戦の真ん中、ホーム最終戦になりますが、ホーム勝率4割のウチに八戸をいなせるか心配です。その後はアウェイ2連戦。決戦になる長野戦まで粘れるかも兼ねて八戸戦はますます重要になってきたのです。


残り3試合、自動昇格への勝ち点差は1(ただし明日の試合次第では最大4に広がる可能性アリ)。


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Posted by alexey_calvanov at 23:04Comments(0)

2020年11月20日

J3が例年にない大混戦なんですけど・・・

例年なら、そこまで波風が立たないJ3ですけど、今年は1位の独走の影で、ものすごく大混戦になっております。
そこで、順位表を見てみましょう。☆は昇格決定です。


1位 秋 田(68) +41 ☆
2位 長 野(49) +18
=== 昇 格 ラ イ ン ===
3位 鳥 取(47) +8
4位 相模原(47) +4
5位 岐 阜(46) +11
6位 今 治(46) +9
7位 熊 本(46) +8


たぶん、このあたりまで。以前にも書いた通り、その下にいる鹿児島ユナイテッドFCやカターレ富山くらいまでは・・・と思ってますけど、前者が勝ち点43、後者が勝ち点40なので、上位陣がずっこけない限り無いだろうとも思っています。
個人的には本命じゃないかと思っていたロアッソ熊本が大失速。逆に無いだろうと思っていたFC今治が驚異の粘り腰ですわ。<オマエ、FC岐阜はどうなんだよ!
・・・まぁ、首の皮一枚繋がった事態が続いているので、いつブチ切れてもおかしくありません(ニヤニヤ)。


こう見ると、AC長野パルセイロ・ガイナーレ鳥取・SC相模原が昇格に最も近いところにいるのかなと。ただ、ここまでくると、残り6試合の相手次第だなと思えてならんのです。

ポイントになるのは、対象チームとの直接対決なのは当然のこと。ただ、ここに来てブラウブリッツ秋田の試合を残しているチームが不利、U-23の試合を残しているチームが有利なんじゃないかと。
そこで、対象チームの対戦相手を割り出してみましょう。Hがホーム、Aがアウェイ、対象チームの対戦は『【】』で、秋田との対戦は青字、U-23との対戦は赤字で表示します。


長 野 A沼津 → H【今治】 → A横浜 → AG23 → H【岐阜】 → H岩手
鳥 取 H八戸 → A【相模】 → A【岐阜】 → H秋田 → A福島 → H【熊本】
相模原 A鹿児 → H【鳥取】 → A八戸 → H沼津 → H秋田 → A【今治】
岐 阜 H藤枝 → A讃岐 → H【鳥取】 → H八戸 → A【長野】 → AG23
今 治 H福島 → A【長野】 → A秋田 → H盛岡 → A富山 → H【相模】
熊 本 AC23 → H秋田 → A盛岡 → H富山 → H讃岐 → A【鳥取】


首位をひた走る秋田との対戦を済ませているのは、長野と岐阜のみで、他はまだ終盤に残しています。恐らく優勝しても秋田は手を抜かないでしょう。仮に無双した場合、かなり痛い敗戦となるかもしれません。
そしてU-23との相手を残しているのは、長野・岐阜・熊本の3チーム熊本のみセレッソ大阪U-23、長野と岐阜はガンバ大阪U-23になり、いずれもアウェイになっているのがポイント勝ち点を稼ぎやすい相手だと思って舐めて掛かれば手痛い敗戦を迎えるだろうし、アウェイが苦手なチームならU-23でもコロッと負ける可能性があります。逆に、ここを取りこぼさなければ、昇格に大きく近付けることでしょう。
最後に対象チームとの直接対決。これは節ごとに状況が変わってくるのですけど、現状では、対象チームを一番多く残しているのは鳥取(3試合)で、一番少ないのは熊本(1試合)になります。それ以外は2試合ずつ。最終戦までもつれ込んだ場合、1試合のみとはいえ鳥取と争う熊本もうかうかできないでしょう。


現状でまとめると・・・。


長野
ダークホースの今治がターニングポイント。逆に今治が昇格争いから脱落していると、アウェイのガンバ大阪U-23で落とさなければ、昇格に最も近いかも。

鳥取
対象チームとの直接対決が多い&首位の秋田との試合が残っており、昇格争いの中で最も厳しいかも。逆に相手が自滅してくれれば、怖いのは秋田だけというふうなので、そうなることを願えば、楽になるかもしれない。

相模原
鹿児島・八戸と長距離移動が残っているものの、間にホームを挟んでいるので、思いっきりぶつかれるかもしれない。秋田とのホームが控えている12月の最終3連戦がターニングポイントか。

岐阜
鳥取とガンバ大阪U-23以外は前半戦で負けないし引き分けの相手で苦労しそう。ただ最後はU-23なので、最終盤までもつれ込んだ場合、最も有利かもしれない。その前に対象チームとの直接対決になる鳥取・長野戦で勝てるかどうかがキーポイントになるだろう。

今治
まずは、イケドンがどこまで持つかプレッシャーとの戦いになってくるので、ベテランがどこまで支えになってあげられるか格下になるであろう福島ユナイテッドFC・富山・いわてグルージャ盛岡に勝てるか否かで決まるかも。

熊本
セレッソ大阪U-23を落としたら、おしまいだし、セレッソ大阪U-23に勝てても秋田を落としたら、これまたおしまいこの2戦さえ乗り切れば、鳥取戦まで一息付けるかもしれない。大木サッカーの神通力がどこまで通じるかもポイントになってくる。


注目の試合は、明日ないし明後日迎えます。一番早いのが、藤枝MYFCとホームで戦う岐阜。この試合を見て、相手は一喜一憂して自分達の試合を迎えることでしょう。岐阜としては、是が非でも勝って相手を狼狽させたいなぁ・・・。


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Posted by alexey_calvanov at 23:08Comments(0)

2020年11月02日

【昇格】コロナ禍でも何とか試合が成立しそうな中で(J3編)【争い】

11月に入り、いよいよJリーグも佳境に入ってきました。J1が残り9試合、J2が残り12試合、J3が残り10試合になっています。今年はコロナ禍で試合が遅くなった中でも、強行日程と東京オリンピックの延期で空いた日程で消化していき、J1は何とか試合成立に必要な75%を確保しました。J2・J3は間もなく成立するとのことなので、とりあえずよかったと。

そこで気になってくるのは、昇格争い今年はコロナ禍の影響で、降格は無しということから、もう一つの華になる残留争いは起こらないので、J1に関しては優勝争いとACL(アジアチャンピオンズリーグ)争いだけに。そこまで面白いかと言われると、何ともというのが個人的感想(苦笑)。


というわけで、今回はJ2とJ3の昇格争いの展望を見ていこうと思います。なお、明日・明後日と試合のあるJ3を先に、明後日のみのJ2を後に紹介して参ります。

そのJ3の順位が以下の通り。昇格の可能性の残っているチームのみ記載します。


1位 秋 田(58) +33
2位 熊 本(45) +13
=== 昇 格 ラ イ ン ===
3位 相模原(43) +4
4位 長 野(42) +16
5位 岐 阜(41) +9
6位 鹿児島(37) +5
7位 鳥 取(37) +3
8位 今 治(36) +4


うーむ、ブラウブリッツ秋田のJ3優勝とJ2昇格は決定事項でしょう。いまだ無敗のチームをどこも止められない無双状態。もう11月中に決定なんてこともあるでしょうね。ウチの時じゃありませんように(ギャハ)。


そうなると2位争いになるわけですが、結構混沌かねてから秋田に併走していたロアッソ熊本が本命だったのですけど、ここに来てSC相模原が驚異の伸びを見せてきました相模原は攻撃陣が安定しているので、守備の面で気を付ければ問題ないと思います。その守備も安定傾向なので、隙が少ないですね。逆に熊本は攻撃面で不安があるので、それが守備の面で響いてこなければ・・・大木武監督ですから、そのあたりはわからないのよね。

AC長野パルセイロも伸びてきたかと思ったのですが、ここ数試合で失速今回の連戦で負けが込むようだと、かなり厳しくなるでしょう。
FC岐阜は、何とか踏みとどまっている状況ですけど、ホーム3連敗が非常に痛い一縷の望みを掛けて、11月勝ちを重ねていけないと、長野と同じく脱落になってくるでしょう。

6位以降の鹿児島ユナイテッドFC・ガイナーレ鳥取・FC今治は、岐阜以上に苦しいでしょう。岐阜との勝ち点差が4以上離れているので、負けはアウトを意味します。この3チームは敵失を望むか直接対決が残っていたら、そこで勝つことだけに全力を注ぐしかないでしょうね。正直昇格は難しいと思っています。
結果的に、秋田はほぼ100%、熊本が30%、相模原が25%、長野が20%、岐阜が15%、鹿児島・鳥取が2%、今治が1%と見ています。鹿児島以下は難しいということですね。


次回はJ2の昇格争いを見ていきましょう。でも、あまりJ2見てないんだよね(爆)。


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Posted by alexey_calvanov at 23:52Comments(0)

2020年07月05日

FC岐阜観戦記2020 アウェイ編 その1 相手の隙を突け!

FC岐阜、今日は鳥取県鳥取市にあるAxisバードスタジアムでガイナーレ鳥取と戦いました日曜の夜開催になり、行きたくても行けないこともあって、DAZN観戦になりました。鳥取県は行ったことのない場所だったので、今年は埋められると思ってたんですけどね・・・。名古屋からでも意外にアクセスがある(夜行バスで行ける)ので、準備するつもりだったのに・・・(泣)。


相手の鳥取は、初戦のセレッソ大阪U-23に勝っており、連勝を狙っているようです。どちらかというと組み立ての早い、粘り強いチームだなというのは去年見た時の感想。ただ、粗さも目立ったので、その隙を突けば、崩せるのかなとも思っています。
一方で岐阜は、初戦のFC今治で引き分けに終わりました相手の隙を付けるチャンスはいくらでもあったものの、初戦の緊張に呑まれて相手のペースを崩せなかったかなと思いました。精度の面でも問題があったので、この試合でその部分を改善できるのかも気掛かりです。

鳥取とはJ2時代に対戦歴があり、鳥取が2013年にJ3に降格するまではほぼ五分の成績。中でも鳥取が降格するきっかけになった大垣市で行われた浅中公園陸上競技場での試合(通称「浅中決戦」)は岐阜サポの中では語り草の一つです。実に7年ぶりの戦いになり、J3ではもちろんお互い初戦になります。今治で失した勝ち点を何とかここで取り返したいものです。


この試合は、YouTubeの生放送にて、久世良輔さんが司会、難波宏明アンバサダーが解説で(居酒屋(ニヤニヤ))実況を行っていました。今回はちゃんとスーパーチャット(投げ銭)ができた(爆)。


そんな試合、鳥取のホームにもかかわらず、岐阜は素早い動きで鳥取を翻弄していたなと。すごい。去年はあんな動きできなかったのに(苦笑)。『格の違い』を見せてやったというふうでしょう。
それでも少し鳥取に攻められる部分もあり、不安がもたげてきた中で見せた前半15分に見せた富樫佑太選手の先制点!これは、相手ゴールキーパーのキックミスという隙(ミス)を突いて流し込んだ、ごっつぁんゴール(ニヤニヤ)。いかなる形であれ、岐阜が先制点を取れたことは大きいのよ!
その後も岐阜は攻撃の形もできていたし、相手よりも先んじて動けていたまだ疲れという疲れがたまっていない中での試合だったことも幸いしているのでしょう。危ないシーンはあったけど、守備陣がしっかり守ってたし、シュート精度もよろしくなかったので安心して見られました。

そして前半44分、センターライン付近から蹴られた対角線上のクロスが粟飯原尚平選手の頭にズドンとハマり、ゴールマウス左端上という絶妙なところにハマって追加点。勝てる!そう思っていましたよ。

ところがその直後(前半45分+1)、ゴール前でのもみくちゃで奮闘した守備陣をあざ笑うかのように鳥取イレブンが粘り、可児壮隆選手のシュートが岐阜の守備に当たって跳ね上がった球をジョアンデルソン選手がオーバーヘッドシュート不発に終わってこぼれたところにスッと坂井大将選手が忍び込んで冷静に決めてきました。守ってはいたんだけど、もったいないプレイ。もっと守備をアグレッシブにしてもよかった気がする、もったいない失点でした。

そのもったいない失点は後半にも現れました。
後半13(58)分、鳥取の新井光選手→三沢直人選手の波状攻撃に何とか耐えてきたにもかからわず、詰め寄っていた坂井選手に振り抜かれて同点に。これを言うのは野暮かもしれないが、もっと固めないと・・・最後の砦になった橋口拓哉選手は、コーナーキック覚悟で蹴り出してほしかったです。
ああ、また岐阜の悪いところが出始めているな・・・と思っていたところ、再び目覚めさせてくれたのが、川西翔太選手です。去年のレベルファイブスタジアム(現:ベスト電器スタジアム。東平尾公園博多の森球技場)でもアビスパ福岡戦、丁度1年前ですわ、最後に勝ちを呼び寄せたシュートを放ってくれています
今回は逆転弾。後半18(63)分、サイドから振られた球をゴールほぼ正面で敵の攻めに遭いながらも上手く処理し、落ち着いたところで値千金の一発!きれいにゴールマウス右隅に決まる、お手本かつ『格の違い』を再認識させるシュートでした。

この後は鳥取も粘り強く攻めるものの、交代カードの豪勢さで岐阜が逃げ切りました。でもね、鳥取のハモン選手やフェルナンジーニョ選手怖いわ・・・。文字通り小兵が多いなという印象でしたけど、選手一人一人の役割がよくわかってて、攻守の切り替えも上手いチーム。あとは選手のバイオリズムとか対戦カードの妙とかの運のよし悪しだけだと思います。チームが噛み合えば、このチーム去年7位どころじゃないぞ・・・。


かつてのJ2時代のライバルを何とか下した岐阜。よくやったとも思いますが、ここまで苦戦すると、次の試合もかなり苦労するぞと言いたいです。
というのも、次の対戦のカマタマーレ讃岐は一昨年までJ2にいた相手去年は夏あたりから失速し、下から数えた方が早いチームになってしまいました。監督が再び変わって一からやり直しになっていますけど、ポテンシャルは高いここも粘り腰のチームなので、しつこく攻め込まれるとヤバいです。J3は降格が無いので、とにかく攻め重視のチームが多いです。守りを固めることが重要ですけど、攻められる時はギアをフルスロットルにしてでも挑まないと相手にやられてしまうのです。ゆえに他のカテゴリー以上に攻守の切り替えとすぐにフルスロットルに持って行けれるかが課題になるのです。その面で岐阜は少し躊躇したかもしれないので、攻守の切り替えを大事にしていきたいものです。
そして、この讃岐戦から、いよいよお客さんが入る試合になります。4000人までと寂しいものになりますが、平均観客動員数より少し少ないだけ(苦笑)なので、そこまで不安がる必要はないかなと。ただ、会場のスカスカ感は半端なく感じるでしょうけど(汗)。


お客を入れた試合で恥ずかしい展開にならないように、全力で挑むだけでなく、完膚無きまで相手を叩くくらいの力を見せられるように日々の練習で課題と対策を見付け出せるよう頑張ってほしいです。


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Posted by alexey_calvanov at 23:46Comments(0)