2022年01月26日

ガッテン!、ホントに終わる、急に終わる

少し前から番組終了の話が出ていたNHK総合テレビで放送している「ガッテン!」。遂に放送終了が公式サイトで発表されました。しかも、放送終了日が2/2とホントに急展開。何でこんなに急なんだ・・・というのは、後程話そうかと思います。


「ガッテン!」は1995年に始まった「ためしてガッテン」が前身で、現在のタイトルは2016年になってから司会の立川志の輔さんは「ためしてガッテン」の第1回からずっと務めております(アナウンサーの小野文恵さんは、実は2代目)。いわゆる生活情報番組ということで、日常の出来事を科学的見地で見ていくことで、裏技や新知識を提供するスタイルを採っています。この番組がきっかけで新発見に繋がったことも。


番組終了は、マンネリ化してきていたということより、NHKの事情が絡んでいるようです。

まず、視聴年齢層の面で。いわゆる若年層(10代~20代)の視聴者数が少ないため、そこの視聴者層のテコ入れを図りたいということで、番組を変えたいと思っていたようです。ちなみに、NHKは視聴率を重視しているというふうではないようですけど、「ガッテン!」の視聴率はよかったそうです。それだけシニア層の視聴率で持っていて・・・というふうなんでしょうね。それがNHKは気に入らないのでしょう。「うたコン!」も「NHK歌謡コンサート」時代から若年層向けの曲が増えた気がしますし。

もう一つは、NHKの電波事情2023年までに現在放送中のBS1とBSプレミアムを一本化することが決まっています。その過程で番組放送数が減るので、総合・Eテレも含めリストラしないといけないリストアップされた際に、制作費などを勘案して、この番組がリストラされることになったのではないかと見られます。


身近な生活情報だけで27年ネタにできただけでも奇跡だと番組関係者が述べているように、まだまだ掘り下げれることのできる番組だと思っただけに、せめて番組を存続してほしかったなぁと思いますね。


なお、2/2の放送は通常放送。ホントに急に終わる感じが出ています。恐らく終了の話をして終わるのでしょうけど、ここまで急に終了になったのは、この先に北京冬季オリンピックと北京冬季パラリンピックが控えているからでしょう。そして、3月半ばからは特番構成になると思いますから、そうなると「ガッテン!」のやる枠が無くなるので、次週で最終回・・・となったのでしょうね。何ともやるせない。


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Posted by alexey_calvanov at 23:57Comments(0)

2017年09月13日

【ためして】このタイミングで攻めの姿勢を見せたか【ガッテン】

毎週水曜日に放送されているNHKの「ガッテン!」。「ためしてガッテン!」からリニューアルされてもう1年半にならんとしてるのかねぇ・・・。


その「ガッテン!」今日のテーマが、新・現代病となっている手首の痛み。それが親指の酷使から来ているものだったという話でした。その親指の酷使は一体何で起こったのかというと、スマホことスマートフォンのフリック(親指で流す動き)から。ゆえに、英語ではスマートフォンサム(Smartphone Thumb。Thumbは親指という意味)と呼ばれているのです。
さて私達がフリックをする時に、親指を伸ばしたり戻したりするのですけど、伸ばすのはすぐできても、戻すのには時間が掛かるとのこと。しかも、その戻す筋肉というのは手首にあって、酷使することで、そこの腱と腱鞘(けんしょう)がこすれて、しまいには炎症が起こるわけです。これがいわゆる腱鞘炎です。しかも腱鞘の形はいくつかあり、腱鞘が2つに分かれている人は腱鞘炎になりやすい身体の可能性があるとのことなので、なおのこと注意が必要なのです。


普通の人なら、ふーん気を付けなきゃね・・・で終わるところ。ところが、今日が何の日を知っている人から見たら、今日の「ガッテン!」のテーマは中々のチャレンジブルだったとも言えるわけです。そう、今日はアメリカでアップルのスマホiPhoneシリーズの新作発表会の日そんな時に、『スマホ批判』とも取れるようなやり取りなんかやろうものなら、売れ行きに大きな影響を与えかねんだろうとキャリア(携帯電話会社)や販売店が金切り声を上げてしまうのではないかと思ったほどです。まぁ今スマホは世界で15億台(今年の販売予定台数)売れているとのことですから、こんな批判でも微塵も動かないでしょうけどね(ニヤニヤ)。

スマホを擁護するわけじゃないですけど、スマホ以外でも親指を使う動作は全て当てはまりますパソコンの操作やピアノの鍵盤を叩く操作がそうですね。子育てをしている時に子供を抱っこした際、無理に親指を広げて頭を抱える動作も腱鞘炎になりかねません(ゆえに、腱鞘炎はMoms Thumbという通称もある)。親指を使わなくともフライパンを片手で振ったりする場合もなってしまうのはよく言われております。


対策としては、もんではいけないのがまず第一の注意事項。実は、もむと炎症が酷くなります。そして親指を極力使わないというのも対策になります親指でフリックしている人は、しばらく使うのを止めたり、人差し指などを使ったフリックも行うようにしましょう。パソコンで腱鞘炎になった場合はキーボードの前にタオルを置くといいそうです。そうすると、親指が無理して押している感じから普通の押す感じ(親指の広がりが少なくなる)になり、腱の緊張が緩和されるそうです。
なお、育児中や更年期障害が訪れている女性は、治りが遅いとのことなので、親指を使う仕事にご注意あれ。それでも痛みが酷い・治らない場合は整形外科のお世話になるのがいいそうです。放っておくと、最悪手術になりかねないですからね。くわばらくわばら。


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Posted by alexey_calvanov at 22:49Comments(0)