2011年08月02日

コンシューマーとケータイアプリを支えた人物の早すぎる死

「テグザー」・「LUNAR」・「グランディア」・「シルフィード」・「ガングリフォン」などを手掛けた株式会社ゲームアーツ、「テトリス&Getプチアプリ」・「テトリス&100円ゲーム」のサイトなどを立ち上げ、オンラインゲームの運営協力、過去の優良ゲームを掘り起こした株式会社ジー・モード(G-mode)を運営し、自身も経営者としてだけでなくゲームクリエイター・ディレクターとして活躍していた宮路武さんが7/27に急死したそうです。
このことは現在経営している会社であるジー・モードのIRニュースで明らかになりました。なお、亡くなった原因(死因)は明かされていません


宮路さんは中学時代(本格的な活動は15歳)からゲームに携わっていましたが、特にサターン時代に有名になりました(それ以前からも制作には携わっていたが、知る人ぞ知るという感じだったかと)。特にRPGの少なかったサターンで「グランディア」という3D・2D・アニメーションを融合させた当時としては斬新な作品を、また「ガングリフォン」でまだサターンが発売されて1年経つか経たないかという時期なのにもかかわらず能力を最大限引き出した作品としてユーザーやファンを唸らせたと言われています

また、当時はまだ海千山千だった携帯電話のアプリ事業に参入し、その中で高性能かつ低価格、そして面白い作品を生み出すのを手助けしてきました。そのサポートによって、ケータイアプリでは評価の高い「フライハイトクラウディア」・「空気読み。」・「ゆるゆる劇場」・「勇者死す。」などを生み出したのだと思います


これからソーシャルゲームが伸びてくる時。彼ならばどうゆう道を切り開いていくつもりだったのでしょう。
創業10年を越え、これからの10年を築き上げようと、そして新たなる社員達と共に「世界の幸せを増やす人になりませんか?」と呼びかけたその刹那、帰らぬ人になってしまったことに対し、さぞかし無念な思いを抱いているのではないかと思います
ご冥福をお祈り致しますと共に、宮路さんの手掛けた、そして宮路さんの運営した会社の作品がこれからも多くの人に届けられるようお祈りしたいと思います。


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Posted by alexey_calvanov at 23:59Comments(0)TrackBack(0)