2019年03月30日

FC岐阜観戦記2019 第4節 で、中田一三さん祭はいつやるの(ニヤニヤ)?

FC岐阜、今日は京都サンガF.C.との一戦を迎えました。


先週、横浜FCの三浦知良選手のお膳立てをしてしまった感のある岐阜は、今日勝たないと、大木武監督が短期目標としていた6試合で勝ち点10を達成できなくなってしまいます。そこに立ちはだかるのは、中田一三新監督率いる京都去年降格寸前まで沈んだ京都を地域リーグ上がりの(つまりJリーグ監督経験の無い)人物が立て直せるのかに期待と注目が集まっていました。
ところが、就任直後にツイッター上で問題発言をして炎上こらえ性が無いがためにさらに炎上してしまうという悪循環にまで。この一連の出来事により、開幕前に解任などというネタ監督枠にされてしまいました。
それでも、蓋を開けたら思った以上に好成績を上げ、何だ意外にイケるんじゃないのとさえ錯覚してしまうほど。ここ最近は引き分けになっているものの、去年のようなズタボロなチームとは大違いになっています。
あ、さっき中田一三監督って言ったけど、呼び捨てにすると怒られるので、中田一三さん監督って言わないかなんだ(ギャハ)。<もう普通に呼べばいいから。


SHV39_4659今日は先週の横浜FC戦や前のホームゲームだった鹿児島ユナイテッド戦に比べれば、あまり寒くはなかったものの、スタジアムに着いた頃から雨が降りしきり、そちらの方が辛かった・・・(泣)。もう少し天気に恵まれないかねぇ・・・。
そんな雨の中でも大勢の京都サポーターがやって来た。そして、「2019シーズンJ2優勝そしてJ1へ」とな。
・・・そんな大きく出て大丈夫?「2019シーズンも落ちひん!」の方がよかったんじゃないの(ニヤニヤ)?



SHV39_4658今日はコラボイベントMATSURIということで、京都のコラボ以外にバスケットボールB3リーグの岐阜スゥープスとのコラボも。
その絡みでやって来た、マスコットのスパーキー森の王様といわれるクマタカをモデルにしてるんだって。

スゥープスは、B3に加盟した1年目のチームで、Bリーグより前にあったNBDL(ナショナル・バスケットボール・デベロップメント・リーグ。NBL(ナショナル・バスケットボール・リーグの下部))やTkbjリーグ(日本プロバスケットボールリーグ)にも属しない全くの新規チームです。まぁ、初年度なので、思うように勝てないのは仕方ない。今は岐阜にプロバスケットボールチームができたんだという認知を上げることが大事です。

ちなみに、京都のマスコットとのポートボール対決の際、ギッフィーと共に大暴れ。パーサくんとコトノちゃんも悪乗りし過ぎて、クラブDJの久世良輔さんがマジで時間が無いと大弱り(苦笑)。



SHV39_4665今日はグッズ紹介から。

上は「ギッフィー養生テープ」、下は「ボトルキャンディー」。下の「ボトルキャンディー」はギッフィーバージョン(中身はギッフィー顔の金太郎飴)とGGG(トリプルジー。中身はハートのキャンディー)になっております。なお、製造は山中製菓です。
養生テープというのは、いわゆるマスキングテープのことで、昨今使い勝手のよさで人気アイテムになっているんですね。ギッフィー愛をさりげなく表せるアイテムになるだけでなく、席取りの際にも粘着力が弱いことから、付きやすくもはがしやすいということで、使い勝手のいいアイテムになるのではないのでしょうか。



飴に関しては、ギッフィーバージョンは甘い飴、GGGバージョンはなぜか桃の味がする(笑)。


SHV39_4655今日は、なぜかキサラエフアールカンパニーズから松茸ごはんが出ていた。もう春だぞ(ニヤニヤ)。栗おこわとかもあったし、季節がおかしい(苦笑)。



季節かおかしくとも、松茸は松茸。ごはんにも松茸の味と香りが移っていたんじゃないかな・・・。まぁ、普通に美味しいご飯でした。


SHV39_4661試合はというと、思った以上に京都は引いていたな。でも、お互い攻めてもゴールまでが遠かった感が。ただ、前半に関しては、京都寄りのジャッジが多く、岐阜サイドの人間には結構なフラストレーションが掛かってきましたね。うーむ、明らかに相手が悪いのにウチが取られちゃうの?で、相手のラフプレーはセーフ?何とも不可解なジャッジにイラつきながら前半終了。後半、この不可解さが京都を勢い付かせなければいいけど・・・。

後半に入って、少しずつお互い動きがよくなってきた。特に岐阜は徐々にゴールまで攻めることができたものの、相変わらずゴール前までで決めきれない。もたもたしている間に、京都に先制を許すハメに。しかも後半26(71)分去年までの岐阜なら、万事休すで致命傷となり、酷いと追加点をねじ込まれ・・・あ、それは先週の横浜FC戦の話だった(爆)。

でも、今年の岐阜は違うと思った。後半17(62)分に入ったルーキー粟飯原(あいはら)尚平選手がやってくれました。
後半38(83)分、宮本航汰選手からのパスを山岸祐也選手はスルーし、その先にいた粟飯原選手が受け取り、ペナルティエリアまで駆け込んで、そこから相手ディフェンダーの股を抜くプロでもなかなか上手くいかない対角線上のシュートを初出場でやってのけた。これがプロ初得点だなんて、何て贅沢なんだよ。これはプロ生活の間、いや下手したら一生思い出に残るゴールになるだろうね。
このルーキーの初ゴールが窮地を救い、引き分けに持ち込みました。



いや、反省点はいくつかあるけど、2つだけピックアップ。
まずは相手を思いやるプレーをしなさい。独りよがりなプレーはあきまへん。パスやクロスなどを出す時は、相手のペースに合わせられるものにしてほしいですね。それができていたのは、恐らく宮本選手だけだと思う。いわゆるポケット(ペナルティエリアの上ないし下側にある、守備陣やキーパーが手薄になる地帯)に蹴り込んでも、相手が追い付けないキックではダメ。ゆえに、中島賢星選手はもっとそのあたりを何とかしなさいと去年も言ったよなぁ・・・。去年の水戸ホーリーホック戦で見せた薮内健人選手(現いわてグルージャ盛岡)に見せたロングキック、あのベストショットを打った時の感覚を思い出してほしい。
あとは、残念ながら目標は未達になってしまった。これは十分に反省してほしい。幸い引き分けにはなったものの、負けていたら、今年も岐阜は変わらないんだという意識をサポーターや選手自身にも植え付けかねなかった。だから、未達だったことは大いに反省してほしい。どうしてこうなったのか。原因はいくつかあるはず。
ただ、この試合で見せた最後まであきらめない執念みたいなところは、大いに誉めるべきところ去年ならズルズル堕ちるところまで堕ちていたのに、今年はそこから同点弾まで持ち込んだ。守備もよくはなっている。気を抜いたり慢心さえなければ、今年1年安心して見られると思います。だからこそ、次の目標は必ず達成できるように頑張ってほしい。厳しい道のりになるのだろうけど。


SHV39_4662そして、スタジアムを後にする粟飯原選手。
かつて岐阜を沸かせた難波宏明アンバサダーの背番号を引き継いだ若き戦士。背負うものは大きく、時には辛いかもしれないけど、24の背番号が映えるような選手に成長してほしいです。



目標は未達ながら、最悪の状況からは脱し、少し上向きになった中で、春の連戦を迎えます。
今回はどちらもアウェイになり、4/3はヴァンフォーレ甲府、4/7は愛媛FCと戦います。東の端に行って、西の端に行くというふうになるので、途中岐阜を挟むような格好での移動になります。まぁ、行って戻ってまた行ってよりかは気分的に楽なんじゃなかろうか。この連戦で、新戦力が続々デビューというふうになるのではないかと思っています。いや、ここでデビューできなきゃ、今年1年出られないと覚悟しないかん。それくらい重要な試合になるでしょう。
高い目標を難なく乗り越えられる、強いチームに育ってほしい。それが今度試される。


大木監督の目標である勝ち点70まであと62。


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Posted by alexey_calvanov at 23:17Comments(0)

2019年03月17日

FC岐阜観戦記2019 第3節 摩訶不思議の一言

FC岐阜、今日は鹿児島ユナイテッドFCとの一戦になりました。
ファジアーノ岡山戦に勝ちホームでは連勝中。まだ見ぬホーム3連勝を掛けて初顔合わせになる鹿児島との一戦になったのですけど、何か初顔合わせになるチームって、個人的観測ですけど、相撲の時期に重なるのよね。2014年のカマタマーレ讃岐しかり、2017年のアルビレックス新潟しかり・・・。今年も初顔合わせが3月と5月(5月はFC琉球戦)に定められておりますわ。来年もそうなるのかねぇ・・・。


しかし、今日は寒かったし天候が目まぐるしく変わった
名古屋を出た時は晴れていたのに、岐阜駅に着いたらみぞれのようなものが降り、会場では雨にたたられたり日が照ってきて暑くなってきたり、暑くなったかなと思ったら今度は風が吹いてきて寒くなるし、晴れてるかと思ってたら雨がざざっと降ってくる(いわゆるキツネの嫁入りってヤツだよ(泣))。そんで名古屋に帰ると晴れてやがるの。もうやだ今日1日(大泣)。


SHV39_4553会場に着いた時、サブメンバーの皆様が練習中。早くチームにフィットしてほしいやね・・・。
その後、ゴールマウスの網を取っている時に、サブメンバーの面々が和気あいあいとしていて、少しほっとする



SHV39_4554今日の試合は、鹿児島県のチームとの一戦なので、姉妹県マッチという位置付けに。
岐阜県は鹿児島県と姉妹県関係にあるそうなんですが、そのきっかけになったのは宝暦治水という出来事
江戸時代に、木曽三川は現在のように整備されておらず、3本の川が髪を束ねたような感じの流れになっており、日本屈指の暴れ川になっていたのでした。その流れを整備せいという幕府の命令で、治水に何の知識も無かった薩摩藩(現在の鹿児島県)の藩士達は、同じ日本の同胞を救うと理由だけで愛知・岐阜・三重にまたがる木曽三川の治水工事を行ったのです。
最終的な改修工事は明治になって完了するのですが、多くの犠牲を出してまで、また責任者の切腹(多くの犠牲者を出し、多額の資金を費やしてしまった責任を取る形)をするまでの難工事を引き受けたこと、そして現在の治水事業に繋がったことで、岐阜県は1971年に鹿児島県と友好関係を締結したのです。



SHV39_4564そんな鹿児島のサポーターの皆様。こんな天気だったのと遠いからね。よくぞ来て頂きましたと申し上げたい。
鹿児島ユナイテッドFCの歴史は以前に語ったので割愛しますが、2013年のJFL昇格から2年2015年のJ3参入からわずか3年でJ2まで進んできました。ここまで一気にくるチームというと、レノファ山口を思い出す。あそこのように一気呵成でJ2をひっかき回すのか・・・。実際に初戦の徳島ヴォルティス戦は打ち合いの末に勝っているからなぁ。侮れないとは思うけど、このところは守備のもろさが目立ってきているから、イケるかなぁ・・・とか思っていましたよ。



SHV39_4555まぁ、こんな寒い日だったので、温かいものが恋しく、美味い。
開幕戦から気になっていたキサラエフアールカンパニーズの「飛騨牛の牛すじカレーうどん」にアタックできるわ(ニヤニヤ)。
飛騨牛のすじ肉を甘辛のタレで煮込んだものをカレーうどんに乗せた一品です。
今回は男性の人が渡していたせいなのか、山盛りに持ってくれたネギが普通に盛られてた。チクショー(泣)。



いやはや、温かいものが身体に沁みる。
和風だしの利いたスパイシーな味わいが最高です。そこに入れられたすじ肉もトロっとしていてなおのこと美味い。ここは五平餅も美味いけど、カレーうどんも美味いとは。でも、これから暑くなる季節に突入することを考えると、夏メニューは熱いカレーうどんじゃないよね(ニヤニヤ)?


SHV39_4563お次はこちらも頂きたかったひだコロッケ本舗の「Victoryコロッケ(ブイコロ)」上にチーズが掛かったオシャレなものになっています。



これはチーズの濃厚さがコロッケの味をさらに引き立てますね。普段はソースも何も無くて食べるけど、これはこれでいいと思う。


SHV39_4556そしてアウェーキッチン。
今回の串カツに掛けるソースは、サクラカネヨの「The 3rd Sauce(第3のソース)」。
こちら、ウスターでもとんかつでもないソースという触れ込み。フルーツをたくさん使っているんだって。



にしては、味が薄かったかな。掛ける量をケチったか?そんなつもりはないんだけどなぁ・・・。


SHV39_4557アウェーキッチンからはもう一つ。今回のメインになっていた「さつま揚げ串」。鹿児島の名物、さつま揚げを串に刺したものです。
上から、チーズ天・いかにら天・上棒天(スケトウダラと白身魚のすり身)となっています。



本場鹿児島の有名店から直送ということだけあって、美味いです。すり身の上品な味がいい上棒天、チーズのコクがいい味出してるチーズ天、ニラの風味が生きたいかにら天、それぞれに個性があっていいじゃありませんか。


SHV39_4561今回雨の中やってきたのは、サポーターだけじゃない。
鹿児島のマスコットのゆないくーも来場してくれたよ!薩摩犬をモチーフにしたマスコットだぞ。
ゆないくーかわいいよ、ゆないくー(ニヤニヤ)。



SHV39_4566しかし、そのゆないくー、マスコット対決に負け、ギッフィーのしもべと化してしまう(苦笑)。始めてきた相手に、この仕打ちとは・・・。
虐待よー!新手の虐待よー(ゲラゲラゲラ)!<双方同意の下でやっているので、許してやって下さい。



SHV39_4569マスコット対決では勝った岐阜ですが、試合はどうなのかというと・・・。


鹿児島に関して言えば、早くて勢いのあるチーム。序盤から速攻でごり押しの展開で行こうと思ったものの、岐阜はそこを読んでいたのか、ボールを奪って攻めこむ。ただ、なぜか鹿児島の硬くなさそうな守備が守備を破れない。硬くなさそうで硬いのか。ここ何試合かで守備の面をテコ入れしているのか・・・。

前半を攻めきれなかった岐阜に対して、岐阜の猛攻を耐え忍んだ鹿児島。こういうケースは鹿児島有利になって岐阜が負けるパターン(形態は違うものの、徳島ヴォルティス戦で負けたね)。そんな不安で迎えた後半、案の定鹿児島は攻めに転じます早さと勢いはなくなったものの、岐阜の展開が読めてきたからか、パスを出せない戦術に切り替えた模様。どっしり構えて反転攻勢を狙う格好になりました。岐阜はパスが回せないので、攻め切れない。逆にゴール前ではパス回しにこだわるあまり、シュートに持ち込めない、いや持ち込まなかったのか。
さらに、長倉颯選手のスクランブル交代。相手との接触プレーによるものですけど、徳島戦で北谷史孝選手が同じようなプレーで交代になっているので、心配です。


結局、双方決め手が無いままに引き分け。ただ、もしかしたら鹿児島は引き分け狙いだったのかもしれない。もしそうなら、怖いチームだ。思った以上にクレバーだぞ。



先程も書いた長倉選手のスクランブル交代が大きな誤算だったのではと思います。実のところ、結果論なら無駄になった1人目の交代、柳澤亘選手から会津雄生選手への交代は妥当だと思ったんです。
というのも、推測ですが、大木武監督は若手(ルーキー)3人で2つのポジションを回す計算だったのでしょう。柳澤・長倉・会津の3選手の中で、出ずっぱりだったのは、柳澤選手だけ。つまり、この試合を途中で交代させることで3人の稼働時間をほぼ同じにしようという魂胆があったのではと思っています。ところが接触プレーで動けなくなった長倉選手を変えざるを得なくなった。そのためプランが狂って、本来なら前田遼一・富樫佑太・石川大地の3選手の2選手を出す予定だったところを富樫選手になってしまった、そう思えてならないのです。このあたりも徳島戦と同じ流れ。よく失点を断ち切ったと思いますよ。これも替えで入ったイヨハ・理(おさむ)・ヘンリー選手の動きがよかったからなんでしょうね。だからこそシュートを放ってほしかった、決めてほしかった・・・
この出来事が大きな痛手にならないことを願いつつ、次に進もうと思いますが、ナンちゃん(難波宏明アンバサダー)が勝ち点をもらえただけ儲けと言っていたものの、勝てたんじゃないかなと思うと、もったいない、悔しい試合になりました。


これで6試合で勝ち点10という目標に黄色信号が灯ったと思う中、次の対戦相手はアウェイで横浜FC、その次はホームで京都サンガF.C.を迎えます。前者は今年調子が悪いとはいえ、岐阜にとっては相性が悪い相手。後者は新監督になって当初の予想より強いぞとなってまた読めない。この2戦のどちらかを勝たないと、今回のミッション突破は厳しいぞ・・・。


大木監督の目標である勝ち点70まであと63。


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Posted by alexey_calvanov at 23:08Comments(0)