FC岐阜、昨日は岩手県盛岡市にあるいわぎんスタジアムで、いわてグルージャ盛岡と戦いました。
こちらは、いわぎんスタジアムの隣にできたいわて盛岡ボールパークという野球場。愛称はきたぎんボールパークというのだそうな。ということは、サッカーは岩手銀行、野球は北日本銀行と棲み分けができているのね。
ちなみに、野球場の隣は室内練習場になります。休憩所も設けられており、イベントがある時は開放されているようです。
そんなきたぎんボールパークは、開けっ広げな構造になっているので、普段から入れるようになっています。
まずは外野席側を見てみましょう。なお、外野席周辺の道は散歩道として開放されています。
外野席は全て芝になっているので、一昔前の西武球場(現在の西武ドーム)のようですね。そして、全面LEDのスコアボードがあります。いわぎんスタジアムには、いつ導入されるのだろう・・・。
こちらは内野席側。結構立派な仕上がりになっています。
きたぎんボールパークは、2023年3月に完成し、4月から開場。5月にはプロ野球の公式戦も開催されています。
この日の盛岡市は
午前中は曇りで昼間から晴れるという予報だったものの、スタジアムに着いたら、雨が本降りまでとは言わないが、しとしととした雨降り。しとしとは言っているものの、本降りに近い雨脚だったなぁ・・・。
写真のように日が差す陽気もありましたが、雨はそれなりに降っていた模様(泣)。
しかし、このように日が出てきて晴れるかな・・・と思っても、まだ雨脚はある(泣)。
とはいえ、晴れてくれば、このように岩手山を拝むことができます。もう雪化粧していますわ。
前節カマタマーレ讃岐戦に勝利したことで、岐阜はホーム2連勝。November Surprise再びとばかりに勝ち進んでいくしかありません。気になるのは、先行して始まっているFC今治×鹿児島ユナイテッドFCとの試合で、鹿児島が勝てば無条件で終戦となり、鹿児島が負けか引き分けで首が繋がることは繋がるものの、首が繋がるのは、この試合で勝たなければという条件付き。
そんな盛岡とは、相性が正直いいとは言えない。攻撃的な部分を守備の硬さを上手いこと使い分けて、のらりくらりとかわすのと、荒っぽい部分で翻弄するところがあり、何とも嫌らしい相手のように思えます。
盛岡といえば、2021年まで岐阜に在籍していた甲斐健太郎選手。盛岡に移籍して今年2年目になり、盛岡の1年でのJ2復帰に奮闘したものの、叶わずこの試合を迎えています。盛岡は監督も変わったので、彼自身もやるせない思いがあったのではないのでしょうか。
そして、マスコットのキヅール。折れない心を持った鶴のマスコットです。
実物を見たのは、2020年の北上以来だと思うのですが、あんなに荒ぶったマスコットだったのか・・・。サポーターを見掛けるや、威嚇しながら襲い掛かって来るヤバいヤツだった(ギャハ)。
・・・普通ね、マスコットが迫ってくると、こっちから抱擁をしたくなる雰囲気になるわけですよ。でもね、アイツが迫ってくると、威圧感満点なもんだから、初めてだよ、マスコットに向かってシッシッシッと追い払おうとしたの(ニヤニヤ)。
スタジアムのイベントでも登場。この時は、ある意味大人しい(笑)。
試合は、雨・曇り・強風・晴と猫の目のように天候の変わるスタジアムの中でも、攻めていたのは岐阜でした。しかし、その勢いが空っ風のように冷たくさせるだけで、盛岡はびくともしなかった。
そして攻めた代償も大きかった。前半34分にンドカ・チャールス選手がケガで藤岡浩介選手と交代に。さらに前半終了間際には村田透馬選手もアクシデントによる退場(後半開始時に浮田健誠選手と交代扱い)でピッチから去りました。その状況を冷静に利用したのが、前節大敗し、かつディフェンダーの一人が出場停止処分になった盛岡。前半終了間際に10人になってしまった岐阜から先制点を奪い取りました。
勝つために執念を見せていたのに、逆に削がれるような結果になった岐阜ですが、後半11(56)分に何とか奮い立たせます。
庄司悦大選手が放つコーナーキック、ペナルティエリア前方中央に飛び込んだボールを藤谷匠選手が狙おうとしたものの、ここは相手キーパーが腕を使って掻き出す格好に。しかし、掻き出した先には誰もいない。そこに駆け抜けてきたのは、2試合連続得点を叩き出している山内寛之選手。右足を振り抜いたシュートは、鋭くゴールマウス右側に突き刺さりました。岐阜のJ2昇格ために何としても勝ちを得ないといけない思いが乗っかったシュートは、自身3試合連続の得点(同点弾)になりました。ちなみに、この日から山内寛之選手のチャントも用意されていたのに、ゴール決定後に歌い忘れたな(ニヤニヤ)。「山内サンキューな」と私が言った時、コアサポ達が「山内!?」と動揺してたもの(苦笑)。どうも萩野滉大選手が打ったんじゃないかと思われていたらしい。
しかし、そんな気持ちが空回りしてしまったのか、いるべき選手がいないことが運の尽きだったのか、ホームの地の利と言うべきか、盛岡にセットプレー(コーナーキック)から決められてしまいます。これはキーパーの大野哲煥(ちょるふぁん)選手が前に出てしまったことで招いた失点だわ・・・。飛び出してしまったことでキーパーの裏を取ってしまってるもの。どっしりゴールマウスで構えていたら、ちょっと違っていたのかなぁ・・・。
その後も岐阜は再び追い付こうと猛攻を掛けたものの、盛岡に2-1の逆転負けを喫しました。
試合後にやって来た甲斐選手。
皆からの話に気さくに応えていました。岐阜に帰ってきてと言うと、どのツラ下げて帰るんだと案外辛辣な一面も(ニヤニヤ)。っていうか、甲斐選手って、こんなにフランクだったっけ(汗)?
なお先行する鹿児島は、この日の試合も負けたのですが、岐阜は盛岡に敗戦した時点で、今年のJ2昇格を逸してしまいました。鹿児島が負けていたのを知っていて、あの動きだとしたら、選手達はよくやってくれたなと思います。そうじゃなかったとしても、よくやってくれたと思います。ただ、鹿児島が負けていたのに、この試合を落としたのは、あまりにも痛かった・・・。勝てば、まだ昇格のチャンスを残したまま次に進めたのですから。
そして、チャールス・村田両選手の動向も気になります。チャールス選手は負傷交代のようなので、次の試合と最終節が出られるのか。酷くないことを願います。もちろん、村田選手もです。何かしらの負傷が無いことを願うばかりです。
次の試合は、アウェイでFC琉球戦です。今年最後のアウェイですが、仕事で行けないので、家に帰ってからDAZN観戦になります(泣)。思えば、ホームの琉球戦もコロナでアウトだったので、つくづく琉球戦に縁が無かったんだな、今年。
もう終戦になったとはいえ、やるべきことはいくつかあるでしょう。特にやるべきことは、一つでも順位を上げること。そのためには連勝で今年を終えることを最重要目標として戦っていきましょう。
あ、スタメシに関しては、試合前と試合中でかなり盛り上がったので、次回に続く(爆)。盛岡の秋田豊社長大活躍(ギャハ)。