2014年11月10日

結局コネだった?

つい最近、北朝鮮(朝鮮民主主義人民共和国)がアメリカ人の『囚人』を突如解放すると発表しました。何かしらの意図があるのではないかと言われていた解放劇には、実は意外な理由が付いて回っていたのです。


実は、今回解放されたアメリカ人2人のうちの1人の関係者が、金正恩(キム・ジョンウン)第一書記と懇意の間柄であるデニス・ロッドマンさんに解放に一役買ってほしいと依頼したのだそうです。依頼を受けたロッドマンさんは、北朝鮮(恐らく金正恩第一書記)に「全てのアメリカ人を解放しなければ、今後の訪朝を全てキャンセルする」という手紙をしたためたそうです。


国家元首の対応としては意外っちゃあ意外なんですが、金正恩第一書記とロッドマンさんとの関係がここまで深いのかというのと、金正恩第一書記がそこまでロッドマンさんを心酔しきっているというふうだとすれば、北朝鮮の政治は案外感情論で流れているとも言え、今後の北朝鮮の政治が危ういことを実感させられましたね。


ただ、果たして日本にはこれだけできる人がいるのかと言えば、正直いないでしょう
例えばそれに近い人として、アントニオ猪木さんがいますけれども、国が行くなと言うのに行った経緯はあれども、そこまでの実行力やコネクションがあるとは言えないですよねぇ。ましてや国家元首との関係なんてないに等しいですし・・・。


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Posted by alexey_calvanov at 23:35Comments(0)TrackBack(0)

2013年12月10日

遂にトチ狂った北の国

以前北朝鮮のNo.2で金正雲第一書記から見ると叔父にあたる張成沢(チャン・ソンテク)元国防委員会副委員長が解任されたことを書きましたが、遂に解任された張成沢元国防委員会副委員長が処刑されたのではないかという情報が北朝鮮内から漏れ伝わって来ました
それ以前には、張成沢元国防委員会副委員長がしょっ引かれるという場面が12/9の国営放送(朝鮮中央テレビ)で伝えられるという、写真がでっち上げや合成であったとしても極めて異例の事態が起こっており、この一件で復職はもうあり得ないとまで言われていた矢先のことだったので、常軌を逸しているとも、かの国の動きが全く読めないとも言えるわけです。
この処刑されたという日がミソで、複数の証言からどうやら12/5頃、少なくとも国営放送で紹介された12/9よりかは前に執行されたとのことらしいのです。報道が出てきたのが12/3頃ですから、スピード処刑の可能性もあるわけです(それ以前に粛々と進められていた可能性もある)。


しかし、親類縁者関係なく何とも無慈悲な・・・。さながら日本の戦国時代のようにやられる前にやれという暗闘が繰り広げられているんだなと、この件を書いた記事をよんだだけで感じ取れましたね。まぁ、旧ソ連や中国に代表される共産主義社会はこういうふうなんですよねぇ。いわゆる邪魔者は消せ的な社会ですわ。


今後、改革派・親中派と言われる勢力は駆逐され、取って代わるように軍・保守派が台頭してくるものと思われます。既に北朝鮮のNO.2の一人とも言える崔竜海(チェ・リョンヘ)朝鮮人民軍総政治局長が実権を握りつつあるのですが、もしかすると今回の『内紛』は朝鮮人民軍の強硬派が陰で操っているのではとも言われています。
仮にそうだったとした場合、張成沢元国防委員会副委員長のしょっ引かれる姿が、崔竜海朝鮮人民軍総政治局長、さらには金正雲第一書記に重ならないか、改めて今後の動向に注視していかなければなりません。まずは12/17、北朝鮮の金正日元総書記が亡くなってから2年経つこの日、つまりは北朝鮮の服喪の明けるこの日の忌式に誰が現れ、誰がいないのかをしっかと見ておく必要があるでしょう。


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Posted by alexey_calvanov at 23:42Comments(0)TrackBack(0)

2013年12月03日

ヤキが回ったのか、気でも狂ったのか・・・

独立後親子3代にわたって政権を担い、強固な権力基盤を築いている北朝鮮(朝鮮民主主義人民共和国)。2012年に金正日(キム・ジョンイル)元総書記が死去後、三男である金正雲(キム・ジョンウン)第一書記が政権を担っています
金正雲体制になってから、急にドラスティックなことをやることが多くなり、いよいよ不安定極まりないなと思っていたら、こんな話が韓国から舞い込んで来ました。


北朝鮮のNo.2で金正雲第一書記から見ると叔父にあたる張成沢(チャン・ソンテク)国防委員会副委員長が側近の不正により全ての職を解任(側近2名は公開処刑)され、行方不明になっていると報じられました。

何でこうなったのか、これが毎度のことながら全くよくわからない。全て推測の下の話なるのですが、張国防委員会副委員長が改革派と目されており、将来的には北朝鮮を(一部か全体かは別にして)中国のように改革開放路線に導き、国家を再興しようと目論んでいたのでしょう。
ところが、軍部がそれを認めたくなかった改革派に流れると目される資金がとても美味しかったんでしょうね。しかも下手に改革開放が進めば政権基盤を揺るがし、潰されかねないということで何かしらの手を打つように打診したのではないかとも見えるわけです。丁度現在北朝鮮の中枢(つまり金正雲第一書記の側近)は若手の軍人だったはず。そのあたりが入れ知恵をして陥れたのが真相なのではないのかなとも思っています。
もちろん、そんなことをすれば金正日元総書記の妹(張成沢国防副委員長の妻)が黙ってないはずなのですが、病床の身にあるという噂もあり、権力としてはそうないのではとも取れるわけです。実際長老軍人達が追い込まれてますし。


今後、これがきっかけで父親顔負けの先軍政治になる可能性もある、かつ軍部が暴走して何かしでかさなければいいのですが・・・。これが韓国だけじゃなく、日本も含めた周辺諸国の問題になって来かねないので、早いこと国際社会は手を打たないといけないところで、日中が日韓が揉めてるもんなぁ・・・。してやったりと思ってなきゃいいが。


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Posted by alexey_calvanov at 23:59Comments(0)TrackBack(0)