さて、新規参入して数年(先行サービスインが2019年10月、本格サービスインが2020年4月)経った楽天モバイル、Rakuten UN-LIMITシリーズ(特に「Rakuten UN-LIMIT Ⅵ」)で行っていたあまり使わない人は0円で利用できた、いわゆる0円プランのおかげで、サービスエリアの問題はあったものの急成長を遂げ、日本のあちこちで楽天モバイルのショップが新規開店しました。ところが、0円プランの終了が起こってからというものの、あちこちで新規開店していた楽天モバイルのショップが次々と閉店していくことに。SNSでは、近所の楽天モバイルのショップが閉まった、閉まっていくという報告が挙がっていました。
色々な見方がありますけれども、0円プランの廃止も大きな影響の一つでしょう。実際に0円プランが廃止されてから、大幅な純減が起こったのではと言われていますし、実際伸びが悪くなった(むしろ減少方向に悪化した)とも言われています。
逆に、ショーウィンドウ的な側面のあるキャリアショップ、つまり楽天モバイルの商品と魅力を十分に見せることができたから閉店しようという流れもあるのかもしれません。ただ、後者の場合、できてすぐの店を潰すことなんてあるのでしょうか。そうなると、やはり前者の考えが頭をもたげてくるわけですよ。
真相はどうなのかわかりません。ただ一つ言えるのは、楽天モバイルは少々苦しい状況ではあるだろうと。プラチナバンドが取れないと今後も苦しくなるでしょう。早くプラチナバンドの結論を導き出し、0円プランに変わる魅力的なプランを打ち出す時期に差し掛かってきたのかもしれません。

