もう既に色々なところで買うことができるようになった現在、第2波の恐れもあって再度需要が増える可能性があるかもしれないけれども、生産体制を整った現状を考えると、不必要になっているかもしれない。だからといって捨てるのはおかしな話。何とかならないかと思っていた中、NHKのニュースでこんな話が出ていたそうな。
いわく、不必要になった「アベノマスク」を寄付できるというのだ。これはいい機会だと思い、寄付を受け付けているところに行くことにしました。丁度、バスで行ける場所だったというのもあるのだが。

このキョーワ薬局というのは、調剤薬局。つまり、病院に行った際に処方箋を出してくれるのですが、それを持って薬を調合してくれる場所です。昔は病院が行ってくれたのですけど、今は調剤薬局で作った方が割がいいのだそうで(要は、詳しい経緯は忘れた)。
で、キョーワ薬局は今回医療従事者・介護事業者が組織した団体「なごや高齢者見守りネットワーク(みま~も名古屋)」の主催した回収プロジェクトのお手伝いを担ったわけです。今回のようにキョーワ薬局全店(東海地方に86店舗)で受け付けており、郵送でも対応しているとのこと(6/30まで)。なお、今回頂いたマスクは未開封かつ未使用が条件になっているので、開封してしまったらNGということを留意しておきましょう。
実際受付に置かれた回収箱を見たのですが、思った以上にマスクいっぱい。回収開始時刻(平日は10時~17時、土曜は10時~12時)早々だったにも関わらず、もう5袋ほど入ってた。皆同じようなことを考えてたんだね・・・。
今回回収されたマスクは、介護施設や障害者施設など必要とされる施設に優先して配られるとのこと。小さくとも何度も洗える使い勝手はいいマスクなので、本当に必要な人に役立ってくれるなら、悪いことではないはずです。
今回のような取り組みは、他のところでも行っているそうなので、自分の地域は・・・と思いながら検索してみてはいかがでしょうか。確かに今回の「アベノマスク」は愚策。でもその愚策を少しでも和らげなければ、本当の意味で取り返しのつかない愚策になってしまうことでしょう。

