2016年09月24日

キングレコードのリストラが容赦ない

先日、「林原めぐみのTokyo Boogie Night」のネット局減少が発表され、衝撃的になった人も多かったかと思います。そして、今週「堀江由衣の天使のたまご」でも衝撃的な発表が行われました
既にキー局の文化放送での放送時間の変更(9/30より(金)26:00~26:30に変更)は発表されていたのですが、それ以外のネット局は今日(9/24)から明日(9/25)に掛けての放送で最終回になると発表されたのです。あまりにさらりとした発表なので、一瞬口がぽかーんとなってしまった人も多かったことでしょうこの番組も15年近く続いたので、また一つキングレコードの功労者の番組が実質消えることになります。

まだ終了しないだけマシだと言いたいところ。ただ、露出が減るということは大きいと思いますよ。ラジオ出演(中でもネット局の多さ)は人気のバロメーター的なところもありますし。
一応ラジオ福島とMROラジオ(北陸放送)という新ネットもあるものの、恐らくナイターオフ関係で増えるだけなので、事実上文化放送のみになるのかもしれないですね。

救済措置として、「林原めぐみのTokyo Boogie Night」同様、キングレコード(キング アミューズメント クリエイティブ本部)の公式サイトで聴取可能とはなりましたが、ラジオ関西は打ち切りになったので、同局の運営する「アニたまドットコム」では聞けないですし、そもそもネットラジオの聴取習慣というのは身に付きにくいので、確実にリスナーは減るのかもしれないなぁ・・・。ただ唯一の救いはファン層が若年層に広くいるので、ネットラジオへの抵抗感は薄いのかもしれないかも。


これ以上キングレコードがネットラジオを主軸にしていくとなると、ファンから確実に物申しが出てくるんじゃないのかなぁ。少なからずいい傾向ではない。仮に、これが下手に成功するとラジオ業界は相当な危機になるぞ。アニラジで持っている文化放送やラジオ大阪・ラジオ関西は危機感を持たないといけないところまで来たかもしれないです。


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Posted by alexey_calvanov at 23:53Comments(0)TrackBack(0)

2016年09月11日

「なーんだ」じゃねーよ!?

TBSラジオをはじめ全国17局で放送している「林原めぐみのTokyo Boogie Night」が10月から地上波の放送局を減らす格好になるそうです。
地上波での放送はTBSラジオとラジオ関西の2局のみになりました。
それ以外のネット局は終了となりますが、ウェブ上での配信で継続されることになるそうです。ウェブ上での配信は放送終了後にキングレコード(キング アミューズメント クリエイティブ本部)の公式サイトかラジオ関西にある「あにたまドットコム」のサイト内で行われるとのこと。どちらもスマートフォンからの聴取も可能なので、聞きやすくなったと言えばそうなんでしょうね。もちろん、TBSラジオ・ラジオ関西はradiko配信局でもあるので、これまで通りの時間(ただし10月以降の放送時間は、これまで通りなのか未定)放送されることでしょう。頼むから聞けないようにするとかいうジャニーズ的な配慮はしないでいいからね(苦笑)。


番組を残したい人が頑張ってくれた・負け惜しみで言ってるわけではないがうれしいと本人は述べているものの、これは実質都落ち(リストラ勧告寸前)ですね。時代を飾った声優の一人であった林原めぐみさんでさえも、時代の流れには逆らえなかった・・・とも言えるでしょう。2015年に「林原めぐみのHeartful Station」が終わったことで、「林原めぐみのTokyo Boogie Night」も何かいずれあるだろうと思っていたら、これだもの。


聞けることはありがたいけれども、ネットの聴取習慣って身に付きにくいんですよね、人によっては。めぐさん、楽観視すると、足元をすくわれるよ・・・。


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Posted by alexey_calvanov at 23:58Comments(0)TrackBack(0)

2016年01月30日

スタチャ消滅へ

「この番組は、スターチャイルドレーベルでお馴染みのキングレコードの提供でお送りします。」
アニラジをよく聞く人には、もしかしたらお馴染みのフレーズになるかもしれないキングレコードのアニメ関係のレーベルであるスターチャイルド(通称スタチャ)。特に1980年代の「劇場版 機動戦士ガンダム」や1990年代の「新世紀エヴァンゲリオン」は、スタチャを有名にした代表的な作品でもありますし、同じく林原めぐみさんやangelaは今でもスタチャを背負って立つアーティストの側面があります。そして林原さんは声優がアーティスト活動を行う先駆けになったとも言われています。


そのスターチャイルドが今月末を持って活動を終了2/1より同じキングレコードにある第三クリエイティブ本部(キングレコードのアニメ関係の活動を行う部署。アーティストとしての水樹奈々さんや田村ゆかりさんは、ここの所属)などと統合されて「キング アミューズメント クリエイティブ本部」として生まれ変わります。

スタチャの活動終了理由はわかっていません。ただ、効率的な経営を行いたいというキングレコードの思惑がそうさせたのかもしれません最近はアニメ業界でもCDや映像ソフトが売れないということがささやかれています。そのため、キングレコードの第三クリエイティブ本部とスタチャという2つのアニメ関連事業は非効率で経費がかさむだけという見方もできます(ただ、アニメ系歌手で頑張りたいアーティストとアーティスト活動をメインにしたいというアーティストとの棲み分けはできていたと思う)。もしかすると、スタチャ中興の祖である大月俊倫さんに何かあったのかもしれません(病気云々ではなく、スタチャを辞めなければならない事象で)


1981年に設立され、アニメ関連レーベルでは最古参だっただけに、その消滅は驚きでもありましたし、残念でもあります。ずっと続くものと思っていたので、なおさらです。
新しい部署が、スタチャに負けないほど立派なものになってくれることを願ってやみません。


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Posted by alexey_calvanov at 23:12Comments(0)TrackBack(0)