2023年03月06日

FC岐阜観戦記2023 アウェイ編 その1 若き戦士達の躍動

FC岐阜、昨日は福岡県北九州市小倉北区にあるミクニワールドスタジアム北九州にてギラヴァンツ北九州と戦いました。
いよいよ、熾烈なJ3が開幕します。これまでは昇格はあれど、降格は無かったJ3。しかし、今年から降格にあたるJFLとの入れ替えが始まります諸条件をクリアする必要があるとはいえ、のほほんと過ごしていたら、入れ替え必至になってしまいます(特に最下位は強制入れ替えなので、なおのこと)
各チーム厳しいシーズンになることを踏まえた上で、大きく補強を掛けています。岐阜に関しては、監督が交代したということもあってか、ベテラン偏重から若手重視の補強に動きました。やっとか・・・と言いたくなる部分はあれど、4年越しのJ2復帰を達成するために、まずは昨年コテンパンにやられた北九州に勝ちたいところです。しかも、昨年の最終節から『連戦』になるんですよね。おまけに今年の最終節も北九州戦ここの試合運びが、今年の試合運びになると思ってやらないと、ホントに今年はヤバいぞとも思いました。


SOG03_110346いつものように、夜行バスで小倉駅着だったのですけど、今回はとあるところに向かってからのミクニ入り。どこへ行ったのかは後日紹介します。

去年までは北ゲートだった入場が、今年から東ゲートに変更になったミクニワールドスタジアム。北九州のサポーターと一般入場者とは同じになりました。場所的に狭いかなと思ったのですが、松本山雅FCのような大量動員、同じ九州にあるチームじゃない限り大丈夫なのかなと。ちなみに、未確認情報ですが、岐阜サポは200人くらい来ていたらしい。
写真は、北九州のマスコットであるギラン。お久しぶりです怪鳥(ニヤニヤ)。



SOG03_121318この日の試合は、茶道裏千家淡交会の北九州青年部と小石観音寺が主催する必勝茶会が行われていました。茶会に必勝祈願なんてあったのか・・・。



SOG03_123305開場がお昼時ということで、スタメシを頂きましょう。

最初は、珍丼やの「ギラ珍丼」。厳選素材で調理されたもので、国産牛肉が入っているとのこと。それを某有名店のステーキソースで味付けしたのだそうな。ちなみに、赤と黄色のパプリカは北九州のチームカラーを表しています。



薄切りの肉ではありましたが、柔らかいので、海苔のようにご飯に巻いて食べるということもでき、ステーキソースの甘めの味付けもあって、ご飯が足りないくらい進む(苦笑)。パプリカは生だったので、シャキッとした食感が楽しめたものの、味が付いていないので、ステーキソースを馴染ませれば、もっとよかったのかなと思った次第。800円(税込)と値段は高いけど、十分に元は取れます。


SOG03_123328もう一つは、創作割烹 博多溝家の「牛もつ焼き(味噌)」塩で炒めた牛もつに味噌をわさびのように塗って食べるようです。



もつそのものは、塩味が付いており、それはそれでいいお味。そこに赤い味噌を塗ると、辛味が付いているので、味変を楽しめます味噌そのものにも少し塩気があるのよね。もつはプリプリしていました。


SOG03_155451試合に関しては、岐阜の新戦力が大きく打ち出させたスタメンになりました。総じて若くなったなと思いました。大卒ルーキーが4人(萩野滉大選手も大卒だが、名古屋グランパスの2種登録経験と出場ありなので含めず)も入るという刷新とも言える人事には驚きを隠せなかったですね。特に関西大学の練習試合であまり活躍できなかったと思えた上野輝人選手がリザーブで入っていたのは一番驚いた調子のよかった横山智也選手がメンバー入りできないのにももっと驚いたけど。一平ちゃんこと羽田一平選手は順当にスタメン入りしていましたね。

前半からルーキー含めた若手が積極的に動いて、北九州の動きを鈍らせていました。攻められている部分もあったけど、いつか突破口が・・・と思って見ておりました。
そうしたら、前半20分、ゴールキックが最終的に庄司悦大選手に回り、庄司選手が一気に縦にパスを回したら、先にいたンドカ・チャールス選手がボールを追い掛けるように一気呵成に攻め込んで、ひと蹴りでゴールマウスに流し込む!見事右隅に決まって、岐阜は速攻で先制を決めました。去年まで無かった攻め方、そしてやるべきパターンだった速攻が決まりました。

前半は堅守が冴えたのですけど、後半になると岐阜側に疲れが出たのか、北九州の動きがよくなったように見えました。粘りの守備という部分では堅守とも言えますが、何もできないまま時間は進むというふうになっていました。もう1点取れる部分があったにもかかわらず、それができないまま時間は進み、結果的に終盤のコーナーキックで同点に追い付かれてしまいました。そしてそのままタイムアップ。
岐阜は勝てた試合を引き分けにしてしまい、北九州は負けた試合を引き分けで拾った格好になりました。いい試合はしていたのですが、90分間足の止まらない試合をやるべきだったなと思いましたし、交代が少し遅いように思いましたね。特に終盤に足の攣(つ)った窪田稜選手を山内彰選手に代えたかったようですけど、結局時間が無くて代えられなかったようで、引っ込められてしまいましたね。後半の動きを見たら積極的に代えるべきだったと思うし、ふん詰まりになるようだったら、それこそ窪田選手は早く代えてあげるべきでしたね。足を攣ったシーンを見せていた時にでも。




ということで、今年からDAZNが上げている試合のハイライト(YouTube版)を掲載しておきます。
上の文章で伝わらない部分は、こちらの動画を参照にして下さいまし(苦笑)。

初戦を惜しい引き分けで終わらせた岐阜。この試合に勝てなかったことを後々後悔しないようにするためにも、次のホーム開幕戦になる松本山雅戦にどう戦うかに掛かっています。松本山雅は初戦アウェイの奈良クラブ戦を快勝しているだけに、意気揚々とやって来るでしょう。ましてや隣県。ホームに近い感覚で挑んでくるでしょう。ホームジャック止む無しの覚悟で挑み、勝ちはやらない覚悟で挑んでいきましょう。今年の岐阜の若き戦士達なら、やれるはずです。


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Posted by alexey_calvanov at 23:08Comments(0)

2022年07月18日

FC岐阜観戦記2022 アウェイ編 その9 前半戦終了で早々と終戦?

SOG03_121437FC岐阜、昨日は福岡県北九州市小倉北区にあるミクニワールドスタジアム北九州(北九州スタジアム)でギラヴァンツ北九州と戦いました。
このスタジアムは2017年に開場され、サッカー以外にもラグビーの国際試合が開催可能(席が個席になっているため)になっています。それ以外だとイベント会場として利用できる側面もあり、北九州でコンサートを開く場合、最もキャパの大きい会場になる模様です。


北九州は元々北九州市立本城陸上競技場(北九州市八幡西区)に構えていましたが、キャパの問題などJ2ライセンス維持およびJ1ライセンス取得には難しい・アクセス面でも厳しいと判断されたため、スペースワールド内・八幡駅北口などの候補を抑え、現在の場所に建設されました。
なお、スタジアムの名前になっているミクニはワールドホールディングスの傘下に入っている不動産会社で、ワールドホールディングスには、人材派遣会社のワールドインテックがあります。


もう5年経っているとはいえ、中は結構きれいで、潮風による浸食とかはまだ起こっていないようです。



SOG03_121835港が近いということもあって、フェリーが泊まっていました。
このフェリーは石崎汽船の関連会社(子会社)になる松山・小倉フェリーが運航していて、小倉港から松山港に向かいます(試合終了後の)21時に出発して翌日の5時に到着とのこと。ただ、一番安い大部屋でも8000円近くするらしい。うーむ。



SOG03_160838さて、スタジアムの中。

スタンド最前列からタッチライン・ゴールラインまでの距離が8m、フェンスの高さも65cm(ピッチから 1.24m)しかないので、非常に臨場感あふれるものになっていますが、同時に練習の際にはボールがバンバン飛び込んでくるので非常に怖い(苦笑)。



SOG03_162213メインスタンド側には、小さなスコアボードと時計があった。大型ビジョンがそんな見にくいところにあるわけじゃないのにね。



SOG03_162719こちら、北九州のマスコットであるギラン
Jリーグ鳥の会の会長・・・ならぬ怪鳥だそうで。愛想のいいイケメンでしたよ。

なお、後日再びご登場願います(笑)。



SOG03_195828実に4年ぶりのスタメンになる大野哲煥(ちょるふぁん)選手が登場し、何としても連敗を止めるべく挑んだ試合J3降格早々の北九州を押し込む部分も垣間見え、今度こそ・・・という思いがあふれる中での前半22分、宇賀神友弥選手が相手選手をペナルティエリア内で倒したとされ、PKからの失点になってしまいます。正直ギリギリのラインで、これは厳しいなぁ・・・。大野選手も反応していただけに、全くもって運が無い。
この試合も先制された岐阜、それでもすぐに盛り返したんです。
前半29分、畑潤貴選手から渡ったボールを吉濱遼平選手がペナルティエリア内にいた田中順也選手に縦ポンのクロスを入れます。胸でトラップした田中選手はすぐにシュート。キーパーを弾いて何とか押し込んだ1点が、移籍後初得点になりました。やっとTJに点が入った。前半戦最後になってやっとだよ。本人もそんなこと思いもよらなかっただろうなぁ・・・。

その後もさらなる巻き返しを図るものの、北九州が徐々にギアを上げてきているので、その動きに合わせるのがやっとというふうになってしまいました。



SOG03_195503後半はお互い速攻での展開になり、体力勝負・気合いでの勝負になったところで、後半24(69)分に庄司悦大選手が相手選手に食らいついた姿勢が後ろからのファウルとして取られ、2度目のPKになりました。これはガチンコのペナルティエリア内なので、なってしまったら文句の付けようがないのですけど、ちょっとウチに対してPK判定厳しいなぁ・・・。
このPKで更なる失点かと思ったら、久しぶりのスタメンで、かつ先程失点したことを生かしたのか、大野選手が奮起PKストップを果たし、勝利の女神を振り向かせようと躍起になったのです。

それでも勝負の女神は岐阜に微笑んでくれないどころか、残酷な仕打ちをしてくれます。
試合終了間際の後半44(89)分、フレイレ選手のバックパスが読まれ、一気呵成で攻めた北九州のイレブンに気迫で押し込まれてしまい、万事休す。2-1の逆転負けを喫しました。
でも、大野選手は責められない実質失点は1点だけ。厳しいとはいえ、無用なPKを与えた時点で負け確定だったのかもしれません。だから、大野選手は落ち込まず、前を向いてほしい。とはいえ、キックの精度は向上させようね(ニヤニヤ)。



前半戦終了になるこの試合で、3連敗と非常に厳しい展開になっている岐阜。昇格圏内(1位と2位)との勝ち点差は13となり、もはやこれまで・・・の展開にもなってしまいました。恐らく終戦と言っても差し支えないかなと。
間違いなく言えるのは、この状況で後半戦に向かうことはとても怖い。連敗街道まっしぐらになるとは思わないものの、去年・一昨年の順位だった6位になれるかも怪しいホントに来年J3のチームが20になったら、JFLとの入れ替え戦に突入するでしょう。そこの候補になってもおかしくない。そう思えてなりません。


さて後半戦最初の相手は、カマタマーレ讃岐。三浦俊也元監督時代に逆転で負けた相手。勝たないといけない相手に勝てなかったツケが、ここまで響いているなんて、あの時には予想だにしていなかったですよ。今度こそ勝って、そのツケを少しでも取り戻そう。終戦とは言ったけど、最後まであきらめの悪いチームだと言われてもいい。思い切り引っ掻き回してやりましょう。銀河系集団のプライドに賭けてでも。


次回以降、スタメシの紹介とかをしていきます。


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Posted by alexey_calvanov at 20:03Comments(0)