2024年09月22日

FC岐阜観戦記2024 アウェイ編 その14 ハンドの罠

FC岐阜、昨日は福岡県北九州市小倉北区にあるミクニワールドスタジアム北九州でギラヴァンツ北九州と戦いました。
先日、天野賢一暫定監督が、正式に監督として就任を発表し、元なでしこ(日本女子サッカー代表)監督の大橋浩司さんがヘッドコーチとして就任しています。
このあたりは、以前嫌というほど書いたので、ここでは特に触れません。天野さんが監督になったからといって、勝てるようになるとは全く思っていませんし、むしろ良くなることはないでしょう。そして、これからの試合は、他のチームにとっては、ボーナスステージになるうれしい事態になったでしょうな(泣)。ウチに勝てなきゃ昇格なんて夢のよう、J残留なんて一瞬の光の矢のようなものだよ(爆)。<誰が「1000年女王」のオープニングを歌えと!


この日、北九州をはじめとした北九州地方(北九州・遠賀地区)では、日中に激しい雨が降る状況になっていました。途中で止んでは、また激しい雨が降るという有様で、試合の時にはどうなるのかと思っていましたけど、試合の時には、時に浜風が吹き込む涼しい気候となりました。それでも風が止むとまだムシムシしていましたけどね・・・。


KYG03_20240921_162423195とりあえずスタメシでも・・・と思って買ったのが、魚cha北九州の「穴子弁当」。大きな穴子が入ったから作ったんだって。



中に入ってるのが、だし入りのつゆだったこともあり、ほんのり甘みのあるものになっていました。穴子は天ぷらになっており、柔らかくてホクホクしていました。それ以外にも、たこをはじめとした北九州近郊の海で獲れたものが入っていて、正に地産品で固めた弁当になっていました。


KYG03_20240921_162433687もう一つが、たけのこの里合馬の「たけのこごはん」新米で炊いたもので、たけのこごはんの素も売ってたんですけど、買っておけばよかったなぁ・・・。



というのも、こちらもだしの風味が利いていて、ほのかに甘みのある仕上がりになっていました。たけのこも柔らかく、エグミが全く無かったんですね。入れて炊くだけだそうなので、結構手軽なのね。





KYG03_20240921_200129154試合に関しては、立ち上がりの悪さが、その後の試合の流れを決定付けたというべきなんでしょうかね・・・。とかく北九州の動きにキレがあり、ウチの攻守を翻弄していたのが、特に前半で見受けられました前半早々の失点劇も、守備陣が詰めていたのに、ディフェンダーにルートを作られてしまって・・・という流れなのね。実に3年ぶりのゴールなんて、みっともないことしないの。



KYG03_20240921_200220509後半になって、やっと岐阜にエンジンが掛ってきたものの、打ったシュートは、ことごとくゴールマウスのバーに嫌われ、自分のチームで選手が倒されてもノージャッジなのに、相手の選手が倒れたら、速攻で笛を吹かれる、ことごとく主審に嫌われていた試合でもありました。

そして、終盤PKを2度も与えてしまうことになりました。
1度目は、後半34(79)分。久しぶりに出場した松本歩夢選手が与えたもので、結果的に失点劇となりました。
2度目は、後半45+5(95)分。ペナルティエリアの揉み合いの末に、倒されていた河波櫻士選手が与える格好になってしまい、こちらはキーパーの後藤大輝選手が必死のセーブをしてくれました。
このPKは、ハンドによるものなんですけど、皆さんはハンドというと、手に当たったものだけを想定しているのではないかと思っているかと。しかし、ハンドの判定は、自身の肩より下、つまり腕の部分に当たったら全てハンドなのです。つまり、ひじに当たってもハンド、二の腕に当たってもハンドになってしまうんですね。だから、あの反則は、正式にはハンドリング(ハンドボール)と言うんですよ。ゆえに、今回の2選手の反則は、ハンドと呼ぶよりもハンドリングと呼ぶべき案件なんですよね・・・。



結果的には、北九州に試合の主導権を握られた試合で、岐阜が盛り返そうとした時には、時既に遅しとなったわけです。後半のいい動きが、なぜ前半でできないんだと、過去言われたことがまた言われるようになってしまったわけですわ・・・。


この状態で、ツエーゲン金沢に勝てるのかと言われたら、NO・・・いやNEVERでしょうね。NEVER SURRENDER(あきらめるな)ならいいんですけど、残念ながらそれはないとしか言えない
そんな下馬評を覆してくれないと、この先勝てる試合なんて無い。そして待っているのは、JFLチームとの入れ替え戦か、JFLへの転落か・・・


残り試合は9。プレーオフ進出までの勝ち点差は10、JFL入れ替え戦に至る勝ち点差は5。


人気ブログランキングへ ブログランキング・にほんブログ村へ  

Posted by alexey_calvanov at 23:15Comments(0)

2024年09月21日

立ち上がりが全て

福岡県北九州市小倉北区にあるミクニワールドスタジアム北九州で行われたギラヴァンツ北九州×FC岐阜の試合は、2-0で敗れました。 立ち上がりの悪さが失点に繋がり、それが最後まで響いた試合となりました。 後半のプレーがいい・・・というか、マシだっただけに、これを最初からやれよと言いたくなりましたよ(泣)。そして、いいプレーができても、ことごとくゴールバーと主審に嫌われたら、攻めるのも上手くいかんわいな。その点だけは、同情を禁じ得ない。
この悪い流れで、ツエーゲン金沢との白山ダービーを迎えないといけないなんて、何とも歯がゆい。田口裕也選手が移籍してよかったと思いかねない惨状だから、なおのこと。金沢戦で悪い流れが止められたら、奇跡だわ・・・と言われるような試合じゃなく、金沢戦で止めてくれたと言われるような試合をしてほしいです。

人気ブログランキングへ ブログランキング・にほんブログ村へ  
Posted by alexey_calvanov at 20:41Comments(0)

北Qに着いたよ

「かしわうどん」と「資さんうどん」食ったら帰るか(ギャハ)。


そう言いたくなるくらい、不安しかない現状FC岐阜の明日はどっちだ・・・を見るためだけに、ミクニワールドスタジアムに行くようなもんです。
まぁ、勝てりゃサポーターの溜飲が降りてくれるかなレベル引き分けなら仕方ないと思い、負けたらダメだこりゃなわけです。特に負けた時に発する負のベクトルは、今回大きいと思うよ。だって、天野賢一暫定監督から『暫定』が取れたんだからね!

実は、今回対戦するギラヴァンツ北九州で一度監督を務めており、その時は最下位ではないそうですけど、何かそうだったんじゃないのと言いたくなるような惨憺たる成績だったようで。ウチに来てもこの成績なんだから、ダメですわ・・・。


だから期待しないどころか、絶望へまっしぐらじゃないのとか思いながら、冒頭の文章に戻る(爆)。<そして、無限ループですね、わかります。


人気ブログランキングへ ブログランキング・にほんブログ村へ  
Posted by alexey_calvanov at 10:32Comments(0)

2024年08月07日

いよいよ佳境に入ってきた2024年のJ3を見る 昇格争い編

現在夏季中断中のJ3ですが、残り試合は15となりました。ここで、どのチームが昇格争いの只中にあるのか、どのチームが残留争いの渦中にあるのかを見ていきましょう。今回は昇格争いを見ていきます。左から順位・チーム名・勝ち点・得失点差になります。


01位 大 宮(53)+25
02位 今 治(42)+7
=== 自 動 昇 格 ラ イ ン ===
03位 沼 津(40)+14
04位 富 山(39)+11
05位 金 沢(39)+6
06位 相模原(36)+6
=== 昇 格 プ レ ー オ フ ラ イ ン ===
07位 北九州(36)+5
08位 福 島(33)+10
09位 大 阪(33)+5
10位 松 本(32)+6
11位 岐 阜(30)+1
12位 八 戸(30) -1
13位 琉 球(30) -5


昨年同様かなりの混戦模様ではあるものの、一つだけ確実に言えるのは、大宮アルディージャの一人勝ち状態が続いていて、このままならJ2昇格は確実でしょう。これは昨年には無い展開ですね。
大宮は、このまま行けば、大分トリニータ以来の1年でのJ2復帰を決めることになります。ただ、大分の時と違うのは、最後までもつれた昇格劇だった大分に対し、大宮はほぼ危なげなく、ある意味蹂躙しているといってもいい展開です。ブラウブリッツ秋田やいわきFCのような強靭なチームと言っていいでしょうね。
何より、J3では反則級の戦力を持っていること、その中でも杉本健勇選手が中心となってチームを引っ張っている点が大宮快進撃の裏にあるのではないかと思っています。
今後の大宮は、ただ勝つのではなく、どうやって90分を戦って、何点差で勝てるかになってくるでしょう。このチームを止めるのは、相当難しいです。


自動昇格枠の2つ目が混戦になっているというふうに見ていいのですが、そこに飛び込むチームは、FC今治・アスルクラロ沼津・カターレ富山・ツエーゲン金沢に絞られるかなと思っています。
現状2位に今治がいますけど、個人的に2位に来てもおかしくないのは沼津だと思っています。とにかくホームで強く、中山雅史監督のやりたいサッカーが浸透していることと若い選手・活きのいい選手が多いところで、沼津が最終的に抜けてくると思っています。
今治も安定した実力を持っていますし、過去何度も昇格争いの中に入ってきている経験もあるので、怖い相手ですけど、ここ一番で勝てるかどうかだと思います。

その点は、富山でも同じ。J3の中では強豪なんですけど、ここ一番の勝負で弱く、そこから失速するんですよね・・・。特に秋以降の試合で落とす傾向が見受けられるので、秋(10月以降)に試合を勝ち越せるようになってくれば、自動昇格も夢ではないでしょう。

金沢は序盤大丈夫かと思われたものの、さすが長い間J2にいたチームだと思える実力を発揮していますね。ここも勝負どころで落とさないことと連敗しないことでしょうか。

相模原は、今回のプレーオフ圏内にいる6チームの中で唯一監督交代を行ったところ。リヒャルト・悠紀・シュタルフ監督の下で攻撃的なチームに切り替わっていけるのか心配でしたけど、逆にそれに飢えていたかのようで、かなりフィットをしており、着実に勝ち点を稼いでいます。ここはベテランと若手ががっちり融合しているので、侮れなくなりました。特に若手は戸田和幸元監督の下で大きく成長したのかなと感じています。


プレーオフ圏外の中で怖いのが北九州。こちらは、増本浩平監督が就任し、当初は不安定だったものの、徐々に戦略が浸透していくと、ウノゼロなどロースコアで勝てるようになってきました着実に勝ち点を積み上げているのは、結構怖く、守備も安定しているので、1点を取るのも難しいとなると、プレーオフに最も近いのは北九州だと思います。実際第12節以降負けていないんですね。


それ以外は、何かしらのきっかけでブレイクすれば・・・のレベル。
福島ユナイテッドFCとFC琉球は大勝ちと大負けを繰り返さなければ、FC大阪は連勝できれば、松本山雅FCは内部のゴタゴタがチームの士気に影響しなければ、FC岐阜は監督交代が裏目に出なければ・・・となるでしょう。まぁ、早い段階で振り落とされると思っていますから、それを覆すような粘りを見せてほしいです。


次回は残留争いを見ていきます。


人気ブログランキングへ ブログランキング・にほんブログ村へ  
Posted by alexey_calvanov at 23:02Comments(0)

2024年05月07日

FC岐阜観戦記2024 第6節 降りしきる雨は、涙なのか怒りなのか・・・

FC岐阜、昨日はギラヴァンツ北九州と戦いました。
先日のアウェイAC長野パルセイロ戦で、あり得ない逆転負けを喫し、厳しい戦いを強いられていますケガによる離脱者も相次いでおり、このまま突っ走っていって大丈夫なのかとも思えてきました。今回負けるようなことがあれば、あってはならない連敗にも突入し、普通なら居残りも辞さない格好になるでしょう。去年も、このあたりでつまづいています。不安や懸念が全く消えないんですよ。
だからこそ一番は、勝って安心させること。もし、これができないと、ウチのチーム事情は相当苦しいんだなと感じずにはいられません


KYG03_20240506_161512762今回は大型連休最終日ながらも、陸上大会が行われていたため、ナイトマッチになりました。ゆえに、今回のスタメシは晩ご飯代わりにもなりました。


ということで、中華料理しょうりゅうで、以前にも頂いた「ハヤシライス」をば。実は、調べたら去年の同じ時期に食べていた(爆)。
ということで、付け合わせも一緒にお願いして、「中華玉子スープ」を付けました通常なら300円のところ、丼物とのセットなら100円でプラスできるというので、頼んだわけです。



「中華玉子スープ」は、味はどちらかというと薄めながらも、中華だしの味がしっかりとしていただけでなく、少しだけとろみが付いているのかな。具も多く付け合わせとして最高でした。


KYG03_20240506_174840658もう一つは、グーテライゼから「鶏ちゃんフランク」
鶏ちゃんの味付けが施されたフランクフルト・・・ってそのままやな(ニヤニヤ)。見た感じは、串に刺さっていないフランクフルトです。



こちら、結構鶏ちゃんの味が濃い味噌味だと思うのですが、なかなか濃くて、ともすればしょっぱめ。お酒のつまみに使うレベルの味わいだな(苦笑)。大型連休の最後に持ってこなくても(ニヤニヤ)。


KYG03_20240506_173607438こちらは、かさなるステージで行われた選手トークショウ。
今回は野澤陸選手(左)と河波櫻士選手(右)でした。両人とも同じケガ(左右違えど大腿二頭筋肉離れ)した選手じゃないですか、やだー(苦笑)。






KYG03_20240506_205722713雨が降りしきる中で始まった試合は、意外にもピッチコンディションはよく、水が浮いていないこともあり、よくボールが通っているようにも思えました。長良川競技場で雨脚の強い中で行われるサッカーは、田サッカーとか田ッカーとか揶揄されるくらい水が浮いて酷かったんですけどね・・・。ここまで水はけのいい土壌にしてくれた関係者の皆様には感謝しかありません。
もっと言えば、岐阜が主導権を握っていたし、選手の動きもあまり悪いようには思えなかったパス回しに至っては、とれもキレイな部類になり、こどもの日開催に最も近い試合だから言いたいけど、子供達には、このパスワークをお手本にしてほしいとさえ思った。
しかし、そこから点に繋がらない横山智也選手が気を吐くものの、ネットの中に入らない相手の引いた守備もあったのかもしれないが、最後まで持ってこれず、クルクル回すだけになってしまっていたようにも。やはりブレイクスルーになる選手がいないのは厳しい。そう、藤岡浩介選手がいないのだ。
じゃあ守備で奮闘して・・・という点でも、甲斐健太郎選手が控えに退いた中でも何とか形にはなっていたものの、前半終了間際にPKを与えてしまったこれがまた微妙な場所だったので、運が悪いとしか言いようがないけど、北九州にとっては棚ぼたの決勝点になって、そのまま勝ち逃げされてしまった



これが序盤の調子のいい時に起こっていたのなら、こんな日もある・仕方がない・運が悪いというふうに弁明もできるけど、最悪に至る状況下でやらかしてしまったことを考えると、サポーターの溜飲が下りないのも納得コールリーダーが何か言いたげだったけど、居残りしたくとも、状況が悪いので取りやめたんだろうと個人的には思いたい。


全く去年と同じ状況になってしまった。また個人的な意見を言えば、けが人の状況も考えると、ここで終戦と言っても過言じゃないと思えてならない。何とか踏ん張ってプレーオフに進めても、何もできないまま終わりでしょう。そもそもプレーオフまで行くという発言もおこがましいレベルです。寝言は寝てから言えと言われても反論できませんわ・・・。


そんな中で迎えるリーグ戦は一旦幕引き。5/11・5/12に天皇杯都道府県予選の決勝戦が行われるからですね。岐阜は、県リーグ1部のFC.Bomboneraと戦うことになりました。さすがにここで負けたら、サポーターは怒り爆発だろうし、上野優作監督の解任を訴えかねないでしょうから、彼らの溜飲を下げられる、圧倒的な試合運びをしてほしいと思います。そして、昨年はそこから上向きになっていきました今年も昨年と同じ流れなら、ここから上向いて立て直してほしいです。

しかし、立て直した矢先に迎えるリーグ戦の次の試合が、奈良クラブとは・・・。未だ勝てない関西での試合になるばかりか、未だ勝ってないんだよね。まぁ、『立て直せれば』の話で書いているので、天皇杯の試合でも負けなり、納得のいかない試合をやれば、圧倒されてしまうでしょうね・・・。


正念場だという意識を全員で持ってほしいです。そう思いながらも昨年と同じ泥沼を味わうのか、そう思うから今年こそ上に上がるためにギアを上げられるか。全ては次の試合に掛かっています。


人気ブログランキングへ ブログランキング・にほんブログ村へ  
Posted by alexey_calvanov at 23:29Comments(0)

2023年12月02日

FC岐阜観戦記2023 最終節 明日は我が身だからこそ、呪詛が乗り移らぬことを願わん・・・

SOG03_113621FC岐阜、今日はギラヴァンツ北九州と戦いました。
このメンツで戦うのも、今日で最後。色々と思うところがありますけれども、全力を尽くして戦い抜いてもらいたいです。そうもらったハリセンにできるシートをもらって思うのでした。

この試合を前に、契約満了になった選手が3人リリースされました。納得の選手もいれば、なぜにと思う選手もいて、この時期ならではな悲喜こもごもの感情を受け入れないと・・・。
そして、上野優作監督の更新が発表されました。5月の大型連休(ホームのY.S.C.C.横浜戦)の時に発表されていたら、どうしてこうなったと思っていたでしょうけど、今なら納得できます。あの時から大きく成長しているんだなと感じられたから。



SOG03_100929さて、話はJR岐阜駅に巻き戻ります。
JR岐阜駅のバスターミナルに自動運転バスが運行されるというのぼりが立っていました。「GIFU HEART BUS」というこの運行、11/25から2028年3月いっぱいまでの約5年間行われる長期的な実証実験になります。



SOG03_102220その自動運転を行うバスが、岐阜市役所に停車していました。
この実証実験は、毎日運行される市中心部のルートと土日祝のみ運行となる市役所を経由して岐阜公園に向かうルートの2種類(どちらも循環バス)設定され、おおよそ10:00~16:00となります。原則事前(30日前からの)予約制(電話ないしはLINE)になるので、すぐに乗れるわけではないものの、空席があれば飛び乗りもOKとのこと。なお、定員は10名になり、無料とのことなので、岐阜バスの乗車賃(市内区間なので、230円)を節約できるというのは、いいのかも。



SOG03_120900さて、今日はバス待ちが競技場内で行える試合になっていました。大事な試合というわけでもないのに、最終節(そして柏木陽介・田中順也両選手の引退試合)というのもあって、ここまで気合いの入ったものになっているのでしょう。
またこの日の試合は、ビッグフラッグの掲揚もあったので、やれることは全てやっておくというふうな流れになっておりましたね。



SOG03_110751今日は、美濃市のホームタウンデーでもあるので、美濃市の(非公式)ご当地VTuberである一二美(ひふみ)家から一二美アユが来場しておりました。
・・・あれ、以前よりかわいく描かれている以前あったくやしいのう感が無くなっているぞ(ニヤニヤ)!



SOG03_122704こちらは、かさなるステージ。
SKE48が行っているFC岐阜応援隊の紹介の前に一人のサポーターが引退するとのことなので、その紹介がなされていました。
彼の名は、G GREEN(ジーグリーン)10年前から岐阜に多くのお客さんが来てくれるように、この格好をしていたようです。ホームのゴール裏などで見掛けられた方は多いかと思いますけど、しゃべってるのは初めて見た(笑)。
丁度区切りでいいかなというのと先述のSKE48などのように岐阜を盛り上げてくれる人達がたくさん出てきたので、自分の役割は終わったかなと感じて、今回引退に至ったそうです。
ご苦労様でした・・・と言いたいところですけど、来年からは、この格好をしないで来るという意味なのではないかと思うと、(知っている人なら)何の気なしに会えるんじゃねーかと思ったのは内緒(ニヤニヤ)。



SOG03_124346同じくかさなるステージでは、川上竜選手(左)と村田透馬選手(右)が来場しました何となく来るんじゃないかなと思っていたら、その通りになった(ギャハ)。ナンチャンがいなくてよかった・・・。ナンチャンいたら絶対村田選手は、色々といじられていたに違いない(苦笑)。
しかし、市橋大輔さんが3回も川上選手の名前を間違えるなんて・・・(汗)。



SOG03_131132こちらは北九州の応援団の皆様。
先週行われたヴィアティン三重×レイラック滋賀の試合で滋賀が引き分け、鈴鹿ポイントゲッターズ×ラインメール青森の試合で青森が負け、FCマルヤス岡崎×ブリオベッカ浦安の試合で浦安が勝ったことで、滋賀と青森のJ参入が閉ざされてしまったため、北九州はJリーグの残留が決まった中での試合となりました。



SOG03_131147今シーズンは、全くもって思ったようにいかなかったであろう北九州。先週の福島ユナイテッドFC戦は最後に1点は入れたものの、逃げられてしまった試合になり、ホーム最終戦を白星で飾れなかった中、選手達に「最後まで闘う姿を」というお気持ち弾幕を出して後押ししていましたもう一つお気持ち弾幕が出ており、たぶん「繋ごう未来へ」というふうに書かれていたと思います。残留は決まったとはいえ、最後まで勝利のために戦えと言う意識を持って挑んでほしいと思ったんでしょうね。そうすることで来年はもっと戦えると思っているのでしょう。






SOG03_155652そんな気持ちが北九州のイレブンはわかっていたのか、その気持ちが乗り移ったのか、粗削りかつ前のめりながらも、岐阜のイレブンより早いスピードでパスをカットし、ゆったりと攻めようとする選手達に対して寄せてきて、岐阜にプレッシャーを掛けていましたとても最下位のチームがやることじゃないと思いましたけど、いずれほころびが出るんじゃないかと私も含め、甘く見ていたんじゃないのかな・・・

そうしていたら、後半になっても北九州の気持ちが切れてこない岐阜も北九州のエリアを攻めているものの、最後が決まらない、または途中で跳ね返される。気合の入り方が、ウチのそれよりもはるかに上だったのかもしれません。
すると、最終盤に岐阜の守備陣を半ば強引とも言える感じで崩してこじ開けられ、岐阜はそのまま立て直せれずに試合終了
山内寛之選手の負傷交代があったとはいえ、川上選手の累積警告があったとはいえ、気持ちの面で一枚上だった北九州にウノゼロ(0-1)でやられました相性の問題(実はJ3では一度も勝てていない)でこうなったのかというふうでもなかったしなぁ・・・。



ある意味呪いが掛かっていたんじゃないかという北九州に負けたということは、その呪詛が乗り移ってしまわないか心配になってきました。そうなったのか否かは、来年の試合運びを見ないとわかりませんけど、私だったら、この後お払いに行こうと思いますね。病は気からとも言うので、まずは気持ちの面で楽になりたい・・・。


ところでJリーグの慣例で、最終節はJ1・J2・J3ともに全ての試合が(不測の事態に陥らない限り)同時開催となります。
J2昇格最後の一枠を争っていた鹿児島ユナイテッドFCとカターレ富山、鹿児島はアウェイでガイナーレ鳥取と富山はホームでY.S.C.C.とそれぞれ戦い、鹿児島は鳥取に引き分け、富山はY.S.C.C.に逆転勝利を飾ったものの、得失点差で鹿児島が逃げ切る格好になりました。やっぱりAxisバードスタジアムって、何かしら持っているところなんだなぁ・・・。
一方で、J1昇格最後の一枠を掛けて行われたJ1昇格プレーオフは、3位だった東京ヴェルディと4位だった清水エスパルスとの一戦になり、当初は清水が先制して逃げ切りを図ろうとしていたものの、最終盤で清水が与えたファウルを東京Vが決め、1-1の引き分けに。このため、レギュレーションによって東京Vが上位にいることから、東京VがJ1昇格となりました。実に16年ぶりの昇格になった東京Vは、FC東京・FC町田ゼルビアとの三つ巴の東京対決を戦い抜くことになります。

一方岐阜はというと、最終節に負けたことで、8位になりました一時の酷さを思うと本当によく立て直したと思うし、何より松本山雅FC(9位)より上に立ったのはエライ(ニヤニヤ)。ただ、奈良クラブ(5位)を最後まで抜けなかったなぁ・・・。


この後はサンクスセレモニーが行われ、様々な方のコメントの他、引退をする柏木・田中両選手のあいさつが行われました。
柏木選手が最後奥さんへの感謝で目を潤ませていた辺り、岐阜に来た時の苦しい状況を思うと、相当負担を掛けてしまったことへの負い目を感じていたのではないかなと。交代時にも泣いていたようだったので、やはりピッチを離れることに対して何かしらの思いがあったんでしょうね・・・。
田中選手は、言葉を選び噛みしめながらしゃべっていたのが印象的でした。頭の中が真っ白になっちゃったんじゃないかと心配になってしまいましたけど(ニヤニヤ)。


SOG03_164850セレモニーの後のサンクスパレードの際、ゴール裏で柏木選手の胴上げが行われました。たぶん田中選手の胴上げも行われたんだろうと思う(苦笑)。



SOG03_165112パレード後、引退・満了になった5人の選手達が、ゴール裏にメッセージを届けてくれました。


一番最初に話したのが、松本拓也選手。
何でも、近々発表できることがあるようです。皆、何々って聞いてこようとしていましたが、プレスリリースまで待って下さいとはぐらかされる(苦笑)。
まだやりたいと思っているのなら、他のチームへの移籍だと思うし、逆に引退して岐阜のゴールキーパーコーチに就任という可能性もある。発表を待つことにしましょう。



SOG03_1652052番手は、三國スティビアエブス選手。
・・・恩返し弾を放つとか随分大口を叩いてくれましたなぁ。もしそうなってもそうならなくても、絶対許さないからな(ギャハ)!また出会うことがあったら、全力で挑もうぞ!



SOG03_1653163番手は、大野哲煥(ちょるふぁん)選手。
カマタマーレ讃岐戦の時に見せてくれたPKストップは、茂木秀選手が出られなっても十分やってくれるんだと確信させてくれました。契約満了になって残念です。
あの6試合を見ているスカウトがいれば、必ずウチに来てくれって言ってくれるはずです。嫌な相手になってしまうことも残念ですけど、このまま埋もれるには惜しいキーパーだってことを知れただけでも十分うれしいことです。いいチームに移籍して、いい活躍ができることを期待します。あ、ウチの時にはお手柔らかにお願いします(ニヤニヤ)。



SOG03_1654194番手は、田中選手。
引退試合がJ通算300試合出場だなんて、何とも持っているなぁ。そして熱いメッセージを下さってありがとうございます。今後何かの機会に岐阜に関わることがあったら、よろしくお願い致します。



SOG03_165537そして、トリは柏木選手。
・・・もう言うこと無いとか、これ以上言うと怒られるとか、かなり窮した状況の中、私達にメッセージを届けてくれたことに感謝します。引退会見の時に語られることをしっかり受け止めたいと思います。
・・・が、まさかのフロント入りには驚かされましたよ。まだ何をやるのか明かされていないですけど、フロント入りということでいいんですかね?そうなると、ナンチャンの後釜としてクラブアンバサダーになるということでいいんですかね(ニヤニヤ)?
・・・まさか、来年のかさなるステージで、柏木さんとして登壇することになるのか。とすると、先日の田中選手との登壇は、『練習試合』ってことでいいんですかね(ギャハ)?



SOG03_165810全てが終わったピッチを見ると、今年のシーズンが終わってしまった寂しさを感じてしまう。
来年は、どうなるのか。今いる選手達が、どのくらい残ってくれるのか。これから来てくれる選手が、どのくらい有益をもたらしてくれるのか。これからは選手達の引き留めとスカウトのせめぎ合いになるでしょう。
ベテランが宇賀神友弥選手と庄司悦大選手だけになった中で、どんなチームを作り上げていくのかも気になります。極端な若手起用で窮地に陥ったのが、SC相模原。夏の補強でベテランを獲得し、何とか窮地を脱出したものの、ハマると怖いチームとのこと来年のウチが今年の相模原のようになってしまうのか、更なる進化を遂げて今年の愛媛FCみたくなれるのか。来シーズンは、もう始まっているのです。



今年は、ホームもアウェイもFC琉球戦以外はコンプリート。ホームが行けなかったのは何年ぶりだろうか・・・(下手したら初かも)。
来年は、何とかコンプリートと思っていますけど、そう上手くはいかない(泣)。


それでは、また来年ホームかアウェイのどこかで・・・。<と、思っているのか。


SOG03_145907ハーフタイム中から始まった、何かの作業。
そう、明日も長良川競技場で試合が行われます豊田スタジアムがラリージャパンの影響で試合が行えない・パロマ瑞穂陸上競技場がアジア大会に向け改修しているため、またここで試合を行うのです。そのための待機列作りが、もう行われていたのです。
相手は柏レイソルです。ほぼほぼ残留を決めているとはいえ、大量失点を食らったら、最下位の横浜FCにかわされてしまう。気の引き締まった試合になることでしょう。



さて、スタメシの紹介がまだ終わっていません(ギャハ)。後日スタメシの紹介をして行きたいと思います。<タグが10個しか付けられないからできないとはいえ・・・。


人気ブログランキングへ ブログランキング・にほんブログ村へ  
Posted by alexey_calvanov at 23:05Comments(0)

2023年11月10日

【2023年】激戦の果てに・・・【J3リーグ】

J3の試合も残り4試合になりました。昇格の行方はまだ決まらない。例年以上に団子なレースになった中、1位だけがもう決まってもいいんじゃないのとか思って見てるのに、まだ決まらない(汗)。2位に至っては、まだかなり下の順位までイケそうだという状況が長く続いたものだから、感覚がマヒしてしまっている(苦笑)。それでも、次の試合で終わりかねない予感はしてならないんですけどね(たぶん(苦笑))・・・。


そこをふまえ、上位陣の順位を見ていきましょう(左から、順位・チーム名・勝ち点・得失点差になります)。なお、ここでの大阪はFC大阪、横浜はY.S.C.C.横浜になります。


01位 愛 媛(67)+13
02位 鹿児島(58)+18
=== 昇 格 ラ イ ン ===
03位 富 山(56) +7
04位 大 阪(52)+11 ×
05位 松 本(52) +7
06位 今 治(50) +9
07位 鳥 取(49) +4
08位 奈 良(48)+10
09位 岐 阜(48) +9
10位 沼 津(48) +3
11位 横 浜(48) -2


・・・まぁ、残り4試合だっていうのに、昇格の希望があるチームだけ列挙したら、こんだけ残るんだもんな(爆)。ただ、実際は残り試合数で積み上げられる勝ち点(この場合は12)の半分ゲットできれば上等だと思うので、愛媛FC・鹿児島ユナイテッドFC・カターレ富山の3チームになるだろうなぁ・・・。3試合勝てるという条件なら、FC大阪・松本山雅FCまでだと思う。抗え抗えと言ってはいますが、FC岐阜に昇格の望みというのは、結構厳しいんですね。それは同じ勝ち点にいる奈良クラブ・アスルクラロ沼津・Y.S.C.C.横浜とその1点上なガイナーレ鳥取にも言えることです。

正直沼津はよくやっています。最近は失速気味ですけど、中山雅史監督が的確な采配を敷いていて、戦っている相手としては恐ろしい。守備中心のドン引きサッカーなので、相手はなかなか点を奪えないんですね。攻撃的ではないにしても、ちゃんと点は複数点挙げているところが、中山監督ゆえにとも。ストライカーの育成能力は高いのかもしれない。
あとは、FC大阪の動向がどうなるかでしょう。先述の通り、昇格は厳しいでしょう。ただ、仮に3試合以上の勝利を取ってしまうと、2位の鹿児島を上回る可能性が出てきます。FC大阪は昇格争いしているチームの中で、唯一J2ライセンスが不交付になっており、仮に2位に滑り込んでも、昇格できなくなります。そうなると、J2で21位の大宮アルディージャないしは22位のツエーゲン金沢のどちらかが21位になった場合、J2残留ができるというシナリオになるのです。
FC大阪は攻撃的なサッカーを展開しているのですけど、今後今治と愛媛を控えているので、かなり難しいんじゃないのかな・・・。同順位にいる松本山雅の方が、日程的に楽で、最終節の奈良戦だけ気を付ければいいふうなのよね。なので、厳しいとはいえチャンスがありそうなのは、松本山雅と見ています。
・・・そう考えると、一番日程的に楽なのは、他ならぬ岐阜なのか(汗)。カマタマーレ讃岐・いわてグルージャ盛岡・FC琉球・ギラヴァンツ北九州と下位のチームのみ。しかも昇格の可能性が潰えてしまったチームばかりなのですよ。一番怖いのは、残留争いを繰り広げている琉球と北九州なんですけど、このあたりをこれから話していきましょう。


JFLへの入れ替え戦が絡む残留争いですけど、実は北九州でほぼ確定になってしまったんですよね・・・。先日の試合で松本山雅に負けたことで、勝ち点24の北九州は、残り4試合全勝しても36となり、現状19位のSC相模原と同じになります。しかし、相模原の得失点差が-8なのに対し、北九州が-17と9点差と大きな差になっています。残り4試合で相手チームに3点差以上の勝利を挙げないといけない。これはかなり絶望的です。しかも連敗中でそこまでのモチベーションが出せるのかという心配も。もうJFLの動向だけ見てサッカーやってるんじゃないかという閉塞感さえあります。なので、北九州より上のチームは、実質残留確定なんですよね。ここまで明暗が分かれるとは・・・。

ちなみに、JFLの日程は11/26に最終節を迎え、この日に順位が確定となります。現状では、Honda FCとソニー仙台FCが上位に就けているため、北九州の首は意外に太く繋がっているとも言えるのですけど、J3ライセンスが継続審議ながらも、レイラック滋賀とラインメール青森にもJ参入のチャンスが残されているだけに、北九州としては、入れ替え戦を想定して気を抜けない。そして、滋賀と青森が猛チャージをして、Honda FCとソニーを抜いてしまおうものなら、19位のチームも入れ替え戦に巻き込まれる事態に。仮にそうなったら、もう一度、その手の記事を書こうかと思います(苦笑)が、現状ではHonda FCの優勝は確定でしょう。2位がまだわからないという点でいけば、J3と似ているのかも。まさか実力面だけでなく、試合動向まで似るとは・・・。


残り試合は4。苛烈極まりない2023年のJ3の終着点は、いつなのでしょうか。


人気ブログランキングへ ブログランキング・にほんブログ村へ  
Posted by alexey_calvanov at 23:53Comments(0)

2023年09月06日

【8チーム目の】遂に本丸の一角が崩れた【監督交代劇!】

サッカーJ3のギラヴァンツ北九州は、田坂和昭監督が辞任すると発表しました。
田坂監督は、今年就任した監督ですが、監督としての経験は豊富で、大分トリニータ・清水エスパルス・福島ユナイテッドFC・栃木SCで務めています。ただ、目立った実績はというと、大分のJ1昇格くらい。あとは栃木の奇跡のJ2残留と言われた2019年の残留劇くらいで、それ以外は・・・と辛口なサッカーファンからはモノ申されていたようです。
その田坂監督は、今年から指揮を執っていたものの、第2節で勝利して以降はなかなか勝てず、第9節で最下位に落ちます。その後も一向に這いあがれず11試合勝ち星から遠ざかっていました一旦順位は19位に上がりますけど、夏の補強でSC相模原が調子を取り戻し始めたと思われるあたりから再び最下位に転落し、再び勝てない時期を迎えたことで、今回の事態になったようです。一部では、サポーターに対する対応の悪さから、サポーターがそっぽを向いていたとのこと。これではダメだわ・・・。

今年からJFLへの入れ替え制度が始まり、北九州が最下位になれば、JFL1位のチームだけがJ参入の条件を満たしていた場合、即入れ替え同じく2位のチームだけがJ参入の条件を満たしていた場合、そのチームとの入れ替え戦(ホーム&アウェイ戦)に突入します。願わくば19位に上がりたいところですけど、19位に上がっても、JFL1位と2位のチームがJ参入の条件を満たしていた場合、入れ替え戦になります

遂に辞めろ辞めろと言われていた監督が辞めますな。ただ、遅きに失したと思います。何でここまで引っ張って辞めたのか。辞めるタイミングは必ずどこかにあったはずです。個人的には、一度目の最下位になって11試合勝てなかった時に解任でもよかったのではないかと思います。あとはサポーターの心が離れていっているとフロントが掴んだ段階で手を打ってもよかったはずです。


そして、後任は小林伸二スポーツダイレクターが就任することになりました。小林スポーツダイレクターは北九州の『台所事情』をよく知っているともいえ、2019年より3年間監督と兼任しており、去年からはスポーツダイレクターを専任することとなりました。監督としての経歴も大分・セレッソ大阪・モンテディオ山形・徳島ヴォルティス・清水と豊富です。ただ、過去に北九州をJ2に復帰させた経緯のある人間でも、今の状況を打開できるのかというと未知数で、残留させるのも大変なんじゃないかなと思っております。18位にいるFC琉球の勝ち点8差を13試合で埋めるのは至難の業だと思います。相手が負けが込む事態を待ち望むことになり、あまりに消極的だからです。勝ち進む力があるかもわかりません。一度波に乗ってしまえば・・・とも言えましょうが、沈んでいる時期の多いシーズンだっただけに、かなり苦しいと言えるでしょう。


人気ブログランキングへ ブログランキング・にほんブログ村へ  
Posted by alexey_calvanov at 23:56Comments(0)

2023年05月30日

【2023】J3とJFLの順位を見てみよう【入れ替え】

丁度J3は全日程(全38試合)の1/4ほど、JFLは同じく(全28試合)1/3が過ぎました。一度、順位を見てみましょう。とはいっても、どちらも団子レースなので、順位を書き出すとエライことになりますから、かいつまんで・・・(括弧書きのプラス・マイナスは、得失点差)


まずJ3の上位陣は、トップが鹿児島ユナイテッドFCで勝ち点21(+7)、2位がAC長野パルセイロで同じく20(+7)、3位がカターレ富山で同じく20(+6)になっています。
昇格本命とされていた松本山雅FCは9位で勝ち点15(+1)と不振にあえいでいます。直近5試合でわずか1勝しかしておらず、やはり信州ダービーの敗戦が響いているのかなと。いわてグルージャ盛岡も11位で勝ち点14(+2)と振るわず、苦戦しているようです。

一方で、残留争いは現状3チームが目立つ格好になり、18位がFC琉球で勝ち点11(-5)、19位がSC相模原で同じく9(-3)、最下位がギラヴァンツ北九州で同じく6(-7)となっています。
琉球に関しては、監督交代が施されたものの、まだ上昇のきっかけを掴めない状況ですが、上位との勝ち点は1なので、一つ勝てば上向きになる可能性は十分あります。むしろ一つ勝っても上向けないのが相模原と北九州で、共に新監督を迎えたチームでもあります。
相模原に関しては、監督経験が乏しく(アマチュア(大学)チームの監督を1年務めたのみ)、コーチ陣もヘッドコーチ以外は恐らく実戦をまだ積んでいないのかなと思えるので、暗中模索といった感じでしょうか。
北九州に関しては、百戦錬磨の田坂和昭監督・北九州でコーチ経験もある長島裕明ヘッドコーチが勤めてるにもかかわらず、直近5試合1分4敗と惨憺(さんたん)たる成績。どうしてもうなった・・・。もしや、レトルトカレーの呪い(汗)?それとも、船頭多くして船山に上るなのか。もしかすると監督交代があるかもしれないなぁ・・・。
とりあえず、最下位のみが強制入れ替え、19位が入れ替え戦を行う格好になる(JFLのチーム1位・2位が参入資格を有する場合)ので、とにかく最下位にならないように戦い抜くしかないのよね・・・。


JFLに関しても団子レースとなっており、1位がレイラック滋賀(旧MIOびわこ滋賀)で勝ち点17(+6)、2位がソニー仙台FCで勝ち点15(+3)となっています。現状共にJリーグライセンスを所有していませんが、ソニー仙台は企業チームなので、Jリーグ参入の可能性は無いでしょう。問題は滋賀で、10年以上前から百年構想クラブへの申請を行い、受理されていない状況が続いています。今年チーム名を変えたので、改めてライセンス申請を行うことになるのでしょうけど、今年国体が行われるということで新規に作られた平和堂HATOスタジアムで申請することになると思います。このスタジアムはJリーグのライセンスを取得できる条件を満たしているとされるので、残り財務状況や観客動員などで問題無ければ、一気にJリーグ参入となるでしょう。
なお、J3ライセンス取得チームの状況はというと、ラインメール青森が3位で勝ち点14(+3)、ヴェルスパ大分が4位で勝ち点14(-1)、高知ユナイテッドSCが7位で勝ち点12(+3)、ヴィアティン三重が12位で勝ち点10(+5)となっています。

一方の残留争いは、13位がFCマルヤス岡崎で勝ち点9(-4)、14位が沖縄SVで勝ち点7(-6)、最下位がブリオベッカ浦安で勝ち点3(-9)となっています。先述の通り団子レースなので、まだ何とも言えないのですが、浦安だけ危機的状況になっているのはJ3と同じかも。岡崎と沖縄はまだ踏ん張れる状況かなと思いますね。引きずられないことを祈るのみです。なお、こちらは基本的には最下位は全国地域チャンピオンズリーグ2位との入れ替え戦に進みます(状況により変わる場合アリ)


まだ半分も試合が進んでいないので、大きく変わる可能性も十分あります。とにかく今はひとつでも多く勝ち点を積み上げる時期だと思いますけど、早く膿を出さないといけないチームは、素早い処置が必要となってくるでしょう。


人気ブログランキングへ ブログランキング・にほんブログ村へ  
Posted by alexey_calvanov at 23:45Comments(0)

2023年03月06日

FC岐阜観戦記2023 アウェイ編 その1 若き戦士達の躍動

FC岐阜、昨日は福岡県北九州市小倉北区にあるミクニワールドスタジアム北九州にてギラヴァンツ北九州と戦いました。
いよいよ、熾烈なJ3が開幕します。これまでは昇格はあれど、降格は無かったJ3。しかし、今年から降格にあたるJFLとの入れ替えが始まります諸条件をクリアする必要があるとはいえ、のほほんと過ごしていたら、入れ替え必至になってしまいます(特に最下位は強制入れ替えなので、なおのこと)
各チーム厳しいシーズンになることを踏まえた上で、大きく補強を掛けています。岐阜に関しては、監督が交代したということもあってか、ベテラン偏重から若手重視の補強に動きました。やっとか・・・と言いたくなる部分はあれど、4年越しのJ2復帰を達成するために、まずは昨年コテンパンにやられた北九州に勝ちたいところです。しかも、昨年の最終節から『連戦』になるんですよね。おまけに今年の最終節も北九州戦ここの試合運びが、今年の試合運びになると思ってやらないと、ホントに今年はヤバいぞとも思いました。


SOG03_110346いつものように、夜行バスで小倉駅着だったのですけど、今回はとあるところに向かってからのミクニ入り。どこへ行ったのかは後日紹介します。

去年までは北ゲートだった入場が、今年から東ゲートに変更になったミクニワールドスタジアム。北九州のサポーターと一般入場者とは同じになりました。場所的に狭いかなと思ったのですが、松本山雅FCのような大量動員、同じ九州にあるチームじゃない限り大丈夫なのかなと。ちなみに、未確認情報ですが、岐阜サポは200人くらい来ていたらしい。
写真は、北九州のマスコットであるギラン。お久しぶりです怪鳥(ニヤニヤ)。



SOG03_121318この日の試合は、茶道裏千家淡交会の北九州青年部と小石観音寺が主催する必勝茶会が行われていました。茶会に必勝祈願なんてあったのか・・・。



SOG03_123305開場がお昼時ということで、スタメシを頂きましょう。

最初は、珍丼やの「ギラ珍丼」。厳選素材で調理されたもので、国産牛肉が入っているとのこと。それを某有名店のステーキソースで味付けしたのだそうな。ちなみに、赤と黄色のパプリカは北九州のチームカラーを表しています。



薄切りの肉ではありましたが、柔らかいので、海苔のようにご飯に巻いて食べるということもでき、ステーキソースの甘めの味付けもあって、ご飯が足りないくらい進む(苦笑)。パプリカは生だったので、シャキッとした食感が楽しめたものの、味が付いていないので、ステーキソースを馴染ませれば、もっとよかったのかなと思った次第。800円(税込)と値段は高いけど、十分に元は取れます。


SOG03_123328もう一つは、創作割烹 博多溝家の「牛もつ焼き(味噌)」塩で炒めた牛もつに味噌をわさびのように塗って食べるようです。



もつそのものは、塩味が付いており、それはそれでいいお味。そこに赤い味噌を塗ると、辛味が付いているので、味変を楽しめます味噌そのものにも少し塩気があるのよね。もつはプリプリしていました。


SOG03_155451試合に関しては、岐阜の新戦力が大きく打ち出させたスタメンになりました。総じて若くなったなと思いました。大卒ルーキーが4人(萩野滉大選手も大卒だが、名古屋グランパスの2種登録経験と出場ありなので含めず)も入るという刷新とも言える人事には驚きを隠せなかったですね。特に関西大学の練習試合であまり活躍できなかったと思えた上野輝人選手がリザーブで入っていたのは一番驚いた調子のよかった横山智也選手がメンバー入りできないのにももっと驚いたけど。一平ちゃんこと羽田一平選手は順当にスタメン入りしていましたね。

前半からルーキー含めた若手が積極的に動いて、北九州の動きを鈍らせていました。攻められている部分もあったけど、いつか突破口が・・・と思って見ておりました。
そうしたら、前半20分、ゴールキックが最終的に庄司悦大選手に回り、庄司選手が一気に縦にパスを回したら、先にいたンドカ・チャールス選手がボールを追い掛けるように一気呵成に攻め込んで、ひと蹴りでゴールマウスに流し込む!見事右隅に決まって、岐阜は速攻で先制を決めました。去年まで無かった攻め方、そしてやるべきパターンだった速攻が決まりました。

前半は堅守が冴えたのですけど、後半になると岐阜側に疲れが出たのか、北九州の動きがよくなったように見えました。粘りの守備という部分では堅守とも言えますが、何もできないまま時間は進むというふうになっていました。もう1点取れる部分があったにもかかわらず、それができないまま時間は進み、結果的に終盤のコーナーキックで同点に追い付かれてしまいました。そしてそのままタイムアップ。
岐阜は勝てた試合を引き分けにしてしまい、北九州は負けた試合を引き分けで拾った格好になりました。いい試合はしていたのですが、90分間足の止まらない試合をやるべきだったなと思いましたし、交代が少し遅いように思いましたね。特に終盤に足の攣(つ)った窪田稜選手を山内彰選手に代えたかったようですけど、結局時間が無くて代えられなかったようで、引っ込められてしまいましたね。後半の動きを見たら積極的に代えるべきだったと思うし、ふん詰まりになるようだったら、それこそ窪田選手は早く代えてあげるべきでしたね。足を攣ったシーンを見せていた時にでも。




ということで、今年からDAZNが上げている試合のハイライト(YouTube版)を掲載しておきます。
上の文章で伝わらない部分は、こちらの動画を参照にして下さいまし(苦笑)。

初戦を惜しい引き分けで終わらせた岐阜。この試合に勝てなかったことを後々後悔しないようにするためにも、次のホーム開幕戦になる松本山雅戦にどう戦うかに掛かっています。松本山雅は初戦アウェイの奈良クラブ戦を快勝しているだけに、意気揚々とやって来るでしょう。ましてや隣県。ホームに近い感覚で挑んでくるでしょう。ホームジャック止む無しの覚悟で挑み、勝ちはやらない覚悟で挑んでいきましょう。今年の岐阜の若き戦士達なら、やれるはずです。


人気ブログランキングへ ブログランキング・にほんブログ村へ  
Posted by alexey_calvanov at 23:08Comments(0)

2022年11月21日

FC岐阜観戦記2022 最終節 銀河系集団の最期

FC岐阜、昨日はギラヴァンツ北九州と戦いました。
岐阜はアウェイになったSC相模原戦以降勝ちが全くなく、勝てると思っても最後逆転されるという全くよくない状況が続いています。もちろん最終盤で失点という展開は、勝ってる時も引き分けになっている時も起こる現象で、それが治る気配もなく1年が進んでいったのです。
そんなわけで、現在の順位は14位負け越しも決まって、J2時代の悪い時の岐阜がJ3でも見受けられるという結果になっています。銀河系集団と騒がれ、今年の昇格候補として名を馳せた岐阜は、まさかどころかやっぱりねと言われるほどの体たらくになったのでした。


41120こちら、岐阜サポのキイロメガネザルが銀河系集団がピッチ上で躍動する姿を描こうと必死になっているものの、彼の絵画センスが最悪なのは、ご存じの通り
それを川崎フロンターレ兼カターレ富山サポの青ダヌキが、あきらめるんじゃないと叱るのですけれども、絵を見て納得したのか、「なるほど、無理だ」とゲラゲラ笑ってやがる!
・・・まぁ、そうだよね。夏に動けないロートル集団ばっかりだったもの(泣)。ということで、この一場面は、今年の岐阜を象徴しているとも言えるでしょう・・・と思ってセレクトした(ニヤニヤ)。

ちなみに、この後、先端部分を描けと言われ、「つづきスプレー」をプシューと掛けることで、立派な絵が出来上がるのですけど、チームがそんなふうに出来上がったら、苦労しないわい



SOG03_120451シリーズ最終戦ということで、いつもの店に立ち寄った中で、グーテライゼから「名古屋やきそば」なる商品が・・・。
おい、ここ岐阜だそ。岐阜なのに名古屋の名を名乗っていいのか。だいいち、ワイは名古屋から来ている人間だぞ。名古屋の味を再現で来ていないのなら、看板に偽りありと訴えて・・・。



うん、味は薄いけど、名古屋の味だわ(ニヤニヤ)。ウスターソースとあるけど、カゴメかな?それともコーミかな?ウチはコーミ派だから、カゴメは信仰上の理由でトマトジュースしか受け付けないんだよ(ニヤニヤ)。<そんな話聞いたこと無いぞ。


SOG03_155419試合は、『今季を象徴するような試合』(藤谷匠選手)と言わしめるものになりました。


前半21分に、相手選手の蹴った球を庄司悦大選手が必死のカット。その球を窪田稜選手が合わせ、センタリングした球を藤岡浩介選手がドンピシャのヘディングシュートで先制!そう、先制をしているんです。藤岡選手が得点王にあと1点と迫る16点目の得点を挙げたんです。

ところが、後半に北九州が猛攻あっという間に同点からの逆転劇を喰らい、見事な逆転負けになりましたとさ。もう様式美レベルだった(泣)。
実に9人の満了と2人の引退を表明した計11人の選手の中から7人が出てる試合だったというのもあるのでしょうけど、そんなことは関係ない。むしろ、11人全員をスタメンなり控えなりで出した方が、まだマシな試合展開になったんじゃないのとか思ったのは、私だけなのでしょうか。



試合後は、サンクスセレモニーが開催され、小松裕志社長をはじめとするフロントと後援会の方々のコメント、そして引退する舩津徹也選手と本田拓也選手のコメントが寄せられました。


とりあえず、社長のコメントは、小難しいことを言っておけば、サポーター達を納得できるでしょうという小賢しいものに聞こえて、大変不快でした。社長就任当初は何か変えてくれるだろうと期待していましたけど、今は絶望と不満しかないです。お気持ち弾幕も出てましたけど、明確なビジョンが無いのに、フィロソフィー(哲学)を語っても、釈迦に説法のような感じになってしまっているとしか思えないこのままだとJリーグにいられるかも心配です(そうなる理由は後述)。

そして、舩津選手と本田選手には、こんなどうしようもない、最後の試合にも勝てないチームに2年いてくれたことに感謝しかありません。若手の手本になれたでしょうか。いい若手を伸ばすことができたでしょうか。
・・・しかし、舩津選手の感動的なメッセージの後に、本田選手よ、長くなったので手短にって、もらい泣きしそうになったその心を返せ(ギャハ)!あと、久世さんも乗っかるんじゃない(ニヤニヤ)!


前途は多難どころか苦難しかない現状の岐阜。同じ日に行われたJFLの最終節で、FC大阪がMIOびわこ滋賀との一戦で観客動員数を12,182人とし、全ての条件をクリア60番目のJリーグチームとして来年J3に参入します。
これに伴い、Jリーグの定員が満員となり、状況によってはJFLとの入れ替え戦が再び始まることになると思われます。詳細はJリーグの発表後、わかる範囲で詳しく書いていこうと思われますが、過去の経緯から考えると、最下位は強制入れ替え、ブービーはJFL2位のチームとの入れ替え戦になると思われます。
特に後半戦の成績が非常に悪かった岐阜、来年もこの後半の成績が続くことになれば、残留争いに巻き込まれることになるでしょう。J2で辛酸をなめたあの争いをJ3で繰り返すのか。で、フロントは、この事実を理解したうえで、フィロソフィーを語っているのですよね?海外クラブとの連携も結構ですけど、今は勝つことが最高のパフォーマンスであることを是として、必ずJ2への昇格争いの一角に入り、J2昇格を成し遂げてほしいのです。


そんな不安を残しつつ、また来年ホーム&アウェイのどこかでお会いしましょう。そして、来年がJリーグに所属する最後の年にならぬことを祈らずにはいられません。


人気ブログランキングへ ブログランキング・にほんブログ村へ  
Posted by alexey_calvanov at 23:58Comments(0)

2022年07月20日

【最後のは】THE ミクニめし【ヤケクソ】

先日、ミクニワールドスタジアム北九州で開催されたギラヴァンツ北九州×FC岐阜の試合を見に行きましたが、そこで頂いたスタメシを紹介していなかったので、今回紹介していきましょう。


SOG03_161248最初は、門司港地ビール工房の「フランクフルト」(右)。今回は3連休真っ只中ということもあって、「ギラヴァイツェン」というオリジナル地ビール(左)もセットで買ってきた。公式サイトまでそう薦めるのだもの(ニヤニヤ)。



「フランクフルト」は、すごくジューシーで美味かったです。脂がしたたり落ちましたよ・・・。肉の旨味がとてつもなく詰まっていたと言っておきましょう。
「ギラヴァイツェン」はホップの苦みが際立っていたなと。普通のビールとは明らかに違う味なので、好みが分かれそうです。


SOG03_161720お次は、トータルフーズの「関門海峡たこ焼き」先程のビールのおつまみに消えました(笑)。
北九州のブランドだこである関門海峡だこを入れて焼いたものです。今や珍しい真円を描いたものではなく、∩の形になったものですね。



中のたこは、ちょっと硬いけど、味のよくにじみ出てくるものでした。国産のたこだからなのか、味はしっかりしていましたよ。それ以外は、甘酸っぱいソースがメインの味わいになっておりました。衣は普通で、カリッともしなっともしていないんですわ。


SOG03_164138同じたこでも、魚cha北九州では「煮たこ串」で。
ここは、たこ料理がすごくあったので、次回また<頼むから、来年は行かないぞ!



こちらは逆にすごく柔らかく煮込まれていて、味そのものも濃くないので、たこの風味が生きていますね。


SOG03_162719はい、こちらは以前にも出て頂きました、北九州のマスコットであるギラン
Jリーグ鳥の会の怪鳥という肩書も持っている彼の顔をよ~く覚えておきましょう。



SOG03_202313試合後、ご飯を食べたいなと思って、あらかじめスタジアムで買ってきたのが、北九州駅弁当の「かしわ飯」。今回は、スタジアム内でしか扱っていない「ギランのかしわ飯」を買ってきたよ。
しかし、九州は鶏肉大好きなのよね。特に福岡県は「かしわ飯」なのよね。折尾駅の「かしわめし」は有名ですし。



SOG03_202508中は・・・おお、怪鳥のおフェイスが!それ以外は煮物系・揚げ物が中心のご様子



ギラン先生のおフェイスが模(かたど)られたかしわ飯の部分は、鶏そぼろ(のようなもの)が濃いのよ。しかも「かしわうどん」で食べてるものと全く同じなので甘くて噛むと鶏の旨味と一緒に砂糖やみりんとかの味わいがにじみ出てきます他のおかずが霞んじゃうんじゃないのかと心配になるほど、かしわ飯が美味い
霞みそうなおかずも、何とか頑張って主張しております。魚の煮物と明太子と唐揚げが特に主張しております。一品一品は美味いんですよ。でもかしわ飯には敵わない(苦笑)。


次回は、北九州とやっぱり行ってきたあの街の紹介です。


人気ブログランキングへ ブログランキング・にほんブログ村へ  
Posted by alexey_calvanov at 23:45Comments(0)

2022年07月18日

FC岐阜観戦記2022 アウェイ編 その9 前半戦終了で早々と終戦?

SOG03_121437FC岐阜、昨日は福岡県北九州市小倉北区にあるミクニワールドスタジアム北九州(北九州スタジアム)でギラヴァンツ北九州と戦いました。
このスタジアムは2017年に開場され、サッカー以外にもラグビーの国際試合が開催可能(席が個席になっているため)になっています。それ以外だとイベント会場として利用できる側面もあり、北九州でコンサートを開く場合、最もキャパの大きい会場になる模様です。


北九州は元々北九州市立本城陸上競技場(北九州市八幡西区)に構えていましたが、キャパの問題などJ2ライセンス維持およびJ1ライセンス取得には難しい・アクセス面でも厳しいと判断されたため、スペースワールド内・八幡駅北口などの候補を抑え、現在の場所に建設されました。
なお、スタジアムの名前になっているミクニはワールドホールディングスの傘下に入っている不動産会社で、ワールドホールディングスには、人材派遣会社のワールドインテックがあります。


もう5年経っているとはいえ、中は結構きれいで、潮風による浸食とかはまだ起こっていないようです。



SOG03_121835港が近いということもあって、フェリーが泊まっていました。
このフェリーは石崎汽船の関連会社(子会社)になる松山・小倉フェリーが運航していて、小倉港から松山港に向かいます(試合終了後の)21時に出発して翌日の5時に到着とのこと。ただ、一番安い大部屋でも8000円近くするらしい。うーむ。



SOG03_160838さて、スタジアムの中。

スタンド最前列からタッチライン・ゴールラインまでの距離が8m、フェンスの高さも65cm(ピッチから 1.24m)しかないので、非常に臨場感あふれるものになっていますが、同時に練習の際にはボールがバンバン飛び込んでくるので非常に怖い(苦笑)。



SOG03_162213メインスタンド側には、小さなスコアボードと時計があった。大型ビジョンがそんな見にくいところにあるわけじゃないのにね。



SOG03_162719こちら、北九州のマスコットであるギラン
Jリーグ鳥の会の会長・・・ならぬ怪鳥だそうで。愛想のいいイケメンでしたよ。

なお、後日再びご登場願います(笑)。



SOG03_195828実に4年ぶりのスタメンになる大野哲煥(ちょるふぁん)選手が登場し、何としても連敗を止めるべく挑んだ試合J3降格早々の北九州を押し込む部分も垣間見え、今度こそ・・・という思いがあふれる中での前半22分、宇賀神友弥選手が相手選手をペナルティエリア内で倒したとされ、PKからの失点になってしまいます。正直ギリギリのラインで、これは厳しいなぁ・・・。大野選手も反応していただけに、全くもって運が無い。
この試合も先制された岐阜、それでもすぐに盛り返したんです。
前半29分、畑潤貴選手から渡ったボールを吉濱遼平選手がペナルティエリア内にいた田中順也選手に縦ポンのクロスを入れます。胸でトラップした田中選手はすぐにシュート。キーパーを弾いて何とか押し込んだ1点が、移籍後初得点になりました。やっとTJに点が入った。前半戦最後になってやっとだよ。本人もそんなこと思いもよらなかっただろうなぁ・・・。

その後もさらなる巻き返しを図るものの、北九州が徐々にギアを上げてきているので、その動きに合わせるのがやっとというふうになってしまいました。



SOG03_195503後半はお互い速攻での展開になり、体力勝負・気合いでの勝負になったところで、後半24(69)分に庄司悦大選手が相手選手に食らいついた姿勢が後ろからのファウルとして取られ、2度目のPKになりました。これはガチンコのペナルティエリア内なので、なってしまったら文句の付けようがないのですけど、ちょっとウチに対してPK判定厳しいなぁ・・・。
このPKで更なる失点かと思ったら、久しぶりのスタメンで、かつ先程失点したことを生かしたのか、大野選手が奮起PKストップを果たし、勝利の女神を振り向かせようと躍起になったのです。

それでも勝負の女神は岐阜に微笑んでくれないどころか、残酷な仕打ちをしてくれます。
試合終了間際の後半44(89)分、フレイレ選手のバックパスが読まれ、一気呵成で攻めた北九州のイレブンに気迫で押し込まれてしまい、万事休す。2-1の逆転負けを喫しました。
でも、大野選手は責められない実質失点は1点だけ。厳しいとはいえ、無用なPKを与えた時点で負け確定だったのかもしれません。だから、大野選手は落ち込まず、前を向いてほしい。とはいえ、キックの精度は向上させようね(ニヤニヤ)。



前半戦終了になるこの試合で、3連敗と非常に厳しい展開になっている岐阜。昇格圏内(1位と2位)との勝ち点差は13となり、もはやこれまで・・・の展開にもなってしまいました。恐らく終戦と言っても差し支えないかなと。
間違いなく言えるのは、この状況で後半戦に向かうことはとても怖い。連敗街道まっしぐらになるとは思わないものの、去年・一昨年の順位だった6位になれるかも怪しいホントに来年J3のチームが20になったら、JFLとの入れ替え戦に突入するでしょう。そこの候補になってもおかしくない。そう思えてなりません。


さて後半戦最初の相手は、カマタマーレ讃岐。三浦俊也元監督時代に逆転で負けた相手。勝たないといけない相手に勝てなかったツケが、ここまで響いているなんて、あの時には予想だにしていなかったですよ。今度こそ勝って、そのツケを少しでも取り戻そう。終戦とは言ったけど、最後まであきらめの悪いチームだと言われてもいい。思い切り引っ掻き回してやりましょう。銀河系集団のプライドに賭けてでも。


次回以降、スタメシの紹介とかをしていきます。


人気ブログランキングへ ブログランキング・にほんブログ村へ  
Posted by alexey_calvanov at 20:03Comments(0)

2021年11月25日

最終展開に差し掛かったJリーグ J2編

J3もまだ決まっていない状況ですけど、J2もまだまだの状況。
・・・といっても、J1への昇格争いはジュビロ磐田が決定京都サンガF.C.は前節引き分けに終わったものの、昇格はほぼ手中にあると思っています。なので、今回は残留争いをクローズアップしていきます。
この残留争い、まだ決まっていない状況なのですけど、遂に次節で決まるんじゃないのかというところまで来ました。しかもJ1の時と同じく3チームというふうだから、何か呪われているんじゃないのかと(汗)。ということで、見ていきましょう(左から、順位・チーム名・勝ち点・得失点差・残り試合になります)。


16位 群 馬(40) -19
17位 大 宮(38) -7
18位 相模原(37) -18
=== 降 格 ラ イ ン ===
19位 金 沢(37) -22
20位 北九州(35) -26
21位 愛 媛(34) -28
22位 松 本(33) -34


上にレノファ山口FC(14位・勝ち点42)と栃木SC(15位・勝ち点42)がいるんですけど、試合数分の勝ち点が取れれば残留できるという法則があるようなので、恐らく残留を手中に収めているというふうかもしれません。そうなると、それより下のチームが危険水域と言えるわけで。

この中で、最も危険なのが松本山雅FCでしょう。何度も言ってますけど、直近5試合で勝てない状況。さらに得失点差も-34とかなり積み上がっている状況で、残り2試合全て勝つしか残留の条件がないという有様。あまつさえ上位が勝ち進むとそこで終戦確定という大窮地。とりあえず直接対決のSC相模原には勝っておきたい
直近5試合で松本山雅よりもヤバいのが愛媛FC。こちらは直近5試合で1分4敗と、ここだけ切り取ったら松本山雅よりも酷い状況。これも何度も言ってますけど、ガス欠の予感が的中(汗)。ガンバ大阪のサポが出した「勝て勝て勝て勝てホームやぞ!!」の弾幕がニンジニアスタジアムで出てこないのが不思議。
ここも浮上のきっかけが掴めないズルズルと言ってしまわないか心配ではあります。というのも、松本山雅も愛媛もJ3に同じ県のチーム(それぞれAC長野パルセイロとFC今治)があり、ダービーマッチになってしまうからです。特に愛媛は南海放送の強力なサポートがあり、録画ながらも全試合放送までしてくれる関係。そう考えると、降格が決まった場合、来年もそのサポートが受けられるのか心配になってきます。

残り2チームがまだわからない。ギラヴァンツ北九州が少しずつ降格の深みにハマっているようですけど、直近5試合で愛媛と同じ状況に陥っている大宮アルディージャが俄然怪しくなってきた。しかも今後の相手が、引き分けを挟みながらも負けなしの町田ゼルビアFCに残留争いを競っているザスパクサツ群馬というやりにくい方々。ただ、町田に勝てば、残留をぐっと引き寄せられるでしょうね。

なお、この残留争いの中でヤバいにおいが漂い始めたのが、群馬。何と元社長の不正会計が明らかになって調査中とのこと。この手の不祥事が出るとチームの勢いに影響が出ますからね・・・。大宮同様、磐田というやりにくい相手の跡に前述の大宮ですから、40勝ち点を積み上げているとはいえ、相手の動向を気にしながら戦わないといけないのね・・・。


ただ、J3の動向が決まっていないので、J2の降格枠も決まらない残留争いをしているチームの関係者は、テゲバジャーロ宮崎のチーム名を念仏のように唱えているんじゃないのかと(苦笑)。ゆえに、私も危険なのは、松本山雅・愛媛・大宮とにらんでるんですけどね・・・。それでもあと1つが決められない(汗)。どうなることやら。


人気ブログランキングへ ブログランキング・にほんブログ村へ  
Posted by alexey_calvanov at 22:01Comments(0)

2021年11月17日

混沌さに深みが出てきた2021年のJ2残留争い

J2の残留争い、以前に比べると混沌さが増して、カオスという表現も生易しくなるほど苛酷さを増してきました。今回はそんなJ2の残留争いを見ていきましょう。

なお昇格争いは、1枠目をジュビロ磐田が決めました。2枠目も京都サンガF.C.でほぼ確定でしょう。今年は、この2チームが強かった・・・。


順位は以下の通りです(左から、順位・チーム名・勝ち点・得失点差・残り試合になります)。


15位 栃 木(39) -15
16位 群 馬(39) -19
17位 大 宮(38) -5
18位 金 沢(37) -21
=== 降 格 ラ イ ン ===
19位 北九州(35) -24
20位 相模原(34) -19
21位 愛 媛(34) -27
22位 松 本(32) -34


前よりも対象チームが増えてる(汗)。実は、この上(14位)にレノファ山口FCも控えているのですが、必要な勝ち点が試合数(J2は42試合)とイコールとされる中、41稼いでいるので実質クリアでもいいのかなと思っているのですよ。ただ、もう落ちて来ないだろうと踏んでいた大宮アルディージャがやって来た(汗)。そうなると、山口も今後の展開次第ではうかうかできないのよね・・・。松本山雅FC(第40節)と愛媛FC(最終節)の試合を残しているから。

この中で次節に負けると降格確定になるのが松本山雅。しかも先程紹介した山口との試合で決まるんですよ・・・。松本山雅は監督交代が裏目に出たとも言われています。なかなか勝てないという評し方が、ここまでしっくりくるのかというふうに思えるくらい負けが込んでいて、来年J3に行った時、1年で帰れるのか心配になってしまうほど反町康治元監督の頃のような圧倒感が無いのがそもそもの原因なんでしょうけど、J3に行った時、その圧倒感を取り戻せるかが課題になるんでしょうね。しかし、J3にやって来ると、レンタルで来ているFC岐阜の三ツ田啓希選手は呼び戻されることが確定だろうなぁ・・・。

次に危険なのが愛媛でしょう。ここは予想通りガス切れを起こしている状況ですね。ホームで勝てないのが全ての原因。これもウチが経験してきたやつだ(苦笑)。SC相模原と山口の試合がホームになるのですけど、このどちらかで勝てないと、残留争いをしている相手という意味でもヤバい

で、また悩む残りの2枠(爆)。
普通に考えれば、ギラヴァンツ北九州とSC相模原なんですよ。ただ、北九州はこの降格枠の中では一番勝ち点を稼いでいる相模原は直近5試合で見ると、勝敗数が残留圏にいるザスパクサツ群馬やツエーゲン金沢と同じ(1勝2分2敗)なんですよね。
そんな中、勢いで見ると、北九州が山口に勝ってブーストを掛けようかという雰囲気(若干ぬけぬけ気味なのが気掛かり)なのに対して、相模原はイマイチ乗り切れない状況(こちらもぬけぬけ気味)。そうなると残留圏にいながら急転直下になってしまっている大宮が非常に危ない誰だよ、無事残留できるなんて言ったのは!<オマエやろ!
同時に直近5試合で2分けのみになってしまっている栃木SCも少々ムチを入れないと危険水域に没しかねないです。ただ、ここは守備の面に力を入れているとのことなので、そこが発揮されれば乗り切れると信じています。


・・・と、ここまで降格枠4で見てきましたけど、現在J3ではテゲバジャーロ宮崎が首位に立っています今後の展開次第では2位以内を確定させる可能性もあるので、降格枠が3になるかもしれないのです。そうなると、19位に飛び込んだチームは生き残れる可能性もあるのです。それが確定できる可能性があるのは、11/21の試合ないしは11/28の試合になると思われます。なお、宮崎は11/28の試合で最終節になるため、11/21で2位以内を決めるんじゃないかなと思います。実は、宮崎が引っ掻き回してくれないと岐阜は2位以内が難しくなるというジレンマも抱えていまして・・・。すまんな(苦笑)。


次回はJ1の残留争いを見て行く予定です。


人気ブログランキングへ ブログランキング・にほんブログ村へ  
Posted by alexey_calvanov at 23:54Comments(0)

2021年10月28日

明はくっきり、暗は混沌のJ2

前回J1の残留争いを書きましたが、今回はJ2の昇格・残留争いをば。
残り7試合となったJ2は昇格枠は変更無し(2枠)となっているものの、降格枠は昨年降格無しだったことで枠が倍増(4枠)となりました。なので、来年J3がJ2降格4枠がメインのサバイバルレースになるのではないかと予測しているので、一足先に残留争いがサバイバルレースと化しているわけです。


では、見ていきましょう。最初は昇格争いから(左から、順位・チーム名・勝ち点・得失点差)。


1位 磐 田(74) +27
2位 京 都(72) +25
=== 昇 格 ラ イ ン ===
3位 甲 府(66) +23
4位 長 崎(62) +15
5位 新 潟(61) +22
6位 山 形(61) +12


実は、この下にFC町田ゼルビア(7位・59)やFC琉球(8位・55)も控えているんですけど、ちょっと離され過ぎているかな・・・とも。琉球に至っては監督の交代もあり、状況によっては失速する可能性もあります。前半は調子がよかっただけに誠に残念でなりません。

そんな中、ジュビロ磐田と京都サンガF.Cが半ば独走状態3位の勝ち点が6~8ということを考えると、ちょっと逆転は苦しいかなと。ましてや磐田の調子がよ過ぎる(苦笑)。となると、2位の京都を崩すことができるかなんでしょうけど、磐田ほどではないけど調子は良好なので、これまた苦しい。3位の甲府に頑張って頂きましょう。
以上のことから、甲府の頑張り次第でカオス化するかもしれないけど、現状なら磐田・京都のホットライン(笑)が昇格ということになるでしょう。前者はほぼ圧倒的な、後者は念願の復帰となるわけです。

ちなみに、2019年までは3位~6位まではプレーオフ枠というのがあったんですけど、これがあったら、町田にも琉球にも、さらに言えばジェフユナイテッド千葉(9位・53)や水戸ホーリーホック(10位・50)までチャンスがあったのにねぇ・・・。つくづくコロナが憎いと思っているサポーターも多いことでしょう。


一方で、残留争いは昇格争いよりも混沌としてきております。見てみましょう。


16位 山 口(34) -15
17位 群 馬(34) -17
18位 金 沢(33) -17
=== 降 格 ラ イ ン ===
19位 愛 媛(33) -23
20位 北九州(31) -23
21位 松 本(31) -31
22位 相模原(30) -18


・・・J1の時もそうだったけど、J2の得失点差も酷いなぁ(汗)。さらに怖いのは、勝ち点が煮詰まってるところ(苦笑)。現状同じ勝ち点でも得失点差で明暗が分かれているのが、ツエーゲン金沢と愛媛FCですね。
まだ7試合あるので、残留圏に残れる可能性もまだまだありますけど、直近5試合の勝敗を見てみると、愛媛(2勝1分2敗なので勝ち点7相当)と金沢(1勝2分2敗なので勝ち点5相当)以外は負けが込んでいるようにも思えますね。21位にいる松本山雅FCは勝ち点4相当を稼いでいるんですけど、その直後に3連敗を喫していて安定していないだけでなく、稼いだ勝ち点をフイにしているとも。
残留圏にいるはずのレノファ山口FC・ザスパクサツ群馬と20位にいるギラヴァンツ北九州・最下位に沈んでいるSC相模原は星並びは違えど、勝ちが無い(2分3敗)状況なので、今後の試合展開次第では一気に降格ラインにまっしぐら(山口・群馬)ないしは残留圏に上がれない(北九州・相模原)状況になるでしょう。
そんな難しい状況ではあるのですけど、負けの混んでいる松本山雅と最下位に沈んでいる相模原が現状一番厳しいかなと。
松本山雅は『ポスト反町』が全くでき上がっていないことが今季の成績の全てでしょう。何とか今年生き残れても、来年また同じふうになるでしょうね。2018年・2019年のFC岐阜のごとくに。
相模原に関しては、これまた2019年の鹿児島ユナイテッドFCと同じ事態かも。J2に上がったはいいけど、戦力が整えられず草刈り場になってしまったと。すごく頑張ってはいるんですけど、やっぱりJ3とJ2のサッカーは違うんでしょう。J3で通じた戦術やプレースタイルは、J2では全く通じないこともあります。審判のジャッジも甘くない。そこらへんに上手く適用できないと、厳しいんですよね・・・。それゆえに、昇格1年目で全てをクリアしたブラウブリッツ秋田は素晴らしい。しかし、草刈り場がいなくなった来年が勝負だと思いますよ。戦術も見極められているでしょうから、更なるブラッシュアップが必要になってくることでしょう。

で、残り2枠が全く読めない。愛媛と金沢が逃げ切れば、自動的に山口・群馬・北九州となるでしょうけど、一筋縄にはいかんだろうなぁ。特に愛媛はガス切れを起こすと浮上するのに苦労している感があるので、最終盤にコイツが出ると厄介ですよ・・・。個人的には、J3経験のある金沢・山口・群馬・北九州のいずれかが生き残ると思います。愛媛は直近の勝ち星で見れば大丈夫そうだけど、正直ヤバいかな。


なお、残留争いに巻き込まれていた大宮アルディージャは、今年は無事に残留できるんじゃないかなと思っています。ちぇー(ニヤニヤ)。<オマエがNACK5スタジアムに行きたいだけだろ!


人気ブログランキングへ ブログランキング・にほんブログ村へ  
Posted by alexey_calvanov at 23:25Comments(0)

2020年11月03日

【昇格】コロナ禍でも何とか試合が成立しそうな中で(J2編)【争い】

佳境に入ったJリーグの昇格争い。今回はJ2の状況を見ていきましょう。・・・といっても、今年はFC岐阜がJ3に入る関係上、あまりJ2を見ていないんですよね(苦笑)。これまで伝わってきた情報だと、九州のJ2チームに勢いがあるとのことですが、はてさて。


1位 徳 島(59) +24
2位 福 岡(59) +13
=== 昇 格 ラ イ ン ===
3位 長 崎(54) +13
4位 北九州(50) +10
5位 新 潟(46) +10
6位 甲 府(46) +5
7位 磐 田(44) +8
8位 京 都(44) +3


・・・確かに九州勢が強いけど、一番すごいのが徳島ヴォルティスだな。
6年ぶりのJ1復帰に向けて開幕からほぼ上位をキープしてるんだよね。リカルド・ロドリゲス監督の采配が浸透してきたとも言えるわけで、成績が悪くともそう簡単に切ってはいけないという例ですよ・・・と、どこかのチームに向けて言っておく(ニヤニヤ)。

で、九州勢の強さを際立させているのが、アビスパ福岡とギラヴァンツ北九州だろうね。もちろんV・ファーレン長崎も快進撃を続けているんでしょうけど、福岡の強化(夏に山岸祐也選手をモンテディオ山形から獲得している)と北九州のJ2復帰1年目の快進撃が目覚ましいんだよね。
福岡の2チームは、どちらも下位からの快進撃なので、九州勢の勢いの凄さを感じさせる一因になっているのでしょう。対して、長崎は序盤の勢いはよかったものの、徐々に陰りが見えてきたのかなというふうですが、安定はしています北九州と長崎は監督の采配が浸透している、福岡は強化が機能し始めているというところでしょうか。

5位のアルビレックス新潟は、去年・一昨年に比べると健闘しており、コロナ禍で秋(つまり今頃)にはキャッシュが底を尽きるとまで言われていた中でも選手はよく頑張っていたのですけど、その選手が不祥事を起こしてしまったのは痛い主力選手になると思われるので、今後選手のやり繰りとモチベーションで悩まされることになるでしょう。

6位のヴァンフォーレ甲府は、伊藤彰監督の粘り強い戦い方が今年も健在なんだろうなぁと。例年ならプレーオフに行ける順位ではあるものの、今年は厳しいのかな。ただ、この粘り強い戦いが継続できれば、上位もまだまだイケると思います。

7位のジュビロ磐田は、監督の交代劇もあったものの、まだこの順位1年のJ1復帰は厳しい展開になってきました。ガンバ大阪から遠藤保仁選手を加入させたものの、その効果はイマイチです。今年は上がっても厳しいと割り切って、来年にチャンスを賭けてもいいかもしれません。

8位の京都サンガF.C.は新しいスタジアムで挑んだ1年目は必ずと言っていいほど降格になるという『スタジアムの呪い』を見事に払しょくしました。ここの躍進はピーター・ウタカ選手の大活躍に尽きるでしょう。彼が元気なら上位も窺えますし、逆に彼が抑えられると、この順位も厳しくなるかもしれません。


正直、まだこの下の順位、中でも今年健闘しているとも言える栃木SCも含めて、ワンチャンあると言えるのですが、今挙げた上位を破れない(破っていない)と厳しいのかなと思います。逆に言えば、今挙げた上位陣がモンテディオ山形・栃木SC・東京ヴェルディ・ファジアーノ岡山・水戸ホーリーホック・ツエーゲン金沢を破れない(破っていない)と、足をすくわれるかもしれません。


そして、Jリーグ以外では、アマチュアリーグの動向も気になるところです。特にJFLの上位にいるチームは、Jリーグの参入権を得られるため、俄然注目をされるのですが、どうなっているのでしょうか。次回見ていきましょうか。


人気ブログランキングへ ブログランキング・にほんブログ村へ  
Posted by alexey_calvanov at 23:32Comments(0)

2018年09月04日

愛鷹でのコラボマッチの雰囲気 後編

今回も先日静岡県沼津市にある愛鷹(あしたか)広域公園多目的競技場で行われたアスルクラロ沼津×ギラヴァンツ北九州との一戦から。今回はもらったものやスタグルを紹介。


SHV39_3710まず最初は、マッチデープログラム。
表紙から「ラブライブ!サンシャイン!!」一色ですな。



SHV39_3711こちらは、沼津サポ(ラブライバー)が配っていた同人誌観戦の手引きのようなものですね。タダで配っていた点がすごかった。
内容としては、沼津の歴史、チャント集など薄い本なのに厚みのあるものでした。



SHV39_3713こちらは物販で買ってきたもの。
まずはコラボタオル。次の観戦の時に使えそうだな(ニヤニヤ)。



SHV39_3712こちらは、「まちあるき缶バッジ」(下)。この商品だけ2限商品になっていました。スタンプの絵柄をカラー化したものです。
こちらの商品は、沼津のホーム戦でのみの販売になっています。今回はコラボ商品との併売になっていましたが、いつもはソシオブース(会員入会などを手掛けるブース)で販売されています。
ちなみに、上のポストカードは、「ラブライブ!サンシャイン!!」コラボカフェでもらえたものです。



SHV39_3688そのポストカードをもらった商品が、こちら。「Fallen Devil」でございます。
チョコレートドリンク・ミルク・ホイップ・チョコクランチの入ったドリンクです。



味は少し薄めだったものの、チョコとミルクの味わいが爽やかで美味しかったですよ。


SHV39_3676こちらは、ちゃる麺の「チャーシューメン」。見た目はオーソドックスなものですね。
この商品は、沼津の中でも有名な店らしく、店ののぼりには選手達のサインが書かれていました
人気のある店らしく、お昼頃には完売していました。ちなみに、私が一番最初に立ち寄った店でもあります。



味も醤油ラーメンの優しい味わいがよかったですね。大きな特徴はないけど、逆に言えば奇をてらわずに美味しいと思わせる、いいラーメンでした。


SHV39_3683売店の中には、「五平餅」が売っていた(笑)。
おいおい、この前たらふく食ったばかりだぞ(爆)。静岡の東部ではマイナーな存在じゃないのか。隣が山梨だから山越えで知られているのか。謎だ。
ちなみに、「五平餅」は静岡でも西部、天竜川の上流部(愛知県境あたり)ではメジャーです。



SHV39_3686こちらは、KB企画の「甘辛鶏皮せんべい」
揚げられた鶏皮に甘辛たれを塗ったか浸したかして味付けしたものですね。



これは美味かった。しっとりとした部分はタレの甘辛の味わいと鶏皮のジューシーさと相まってよかったですし、パリパリが残った部分は、その食べ応えに美味さを感じましたね。量も多めでオススメしたいです。


SHV39_3681そして、この日はコラボ商品を作っているバンデロールも出店
私が買いに行った頃には、はちみつみかん味が最後になってたよ・・・。ちなみに、完売だったそうで。



SHV39_3715というわけで、「のっぽ」の限定味でございます。
どちらも、以前(大宮アルディージャ戦のアウェイ観戦の時)に紹介しているので、詳細はこちらで。
・・・あれ?そういえば、はちみつみかん味ってスタァライトしちゃうアレじゃないの(ニヤニヤ)!?<違います。



SHV39_3675最後に。
今回のコラボで、次もラブライバーの方々が沼津サポになって来てくれるようになるといいですね。
地元から観戦しに来た人達もいたでしょうけど、多くはアクセスのよさから関東方面からやって来た人もいたでしょう。関東圏の方々なら、沼津に行く都合が難しくても、FC東京U-23やY.S.C.C.横浜といったチームがJ3にあるので、そちらでアウェイ観戦できると思います(丁度来週はY.S.C.C.横浜とのアウェイ戦)。もしまた行ってみたいと思ったら、そちらでもいいかなと。
私もまた沼津の試合を観に行ってみたいですが、その時は同じカテゴリーの対戦相手じゃなきゃいいな(泣)。



人気ブログランキングへ ブログランキング・にほんブログ村へ  
Posted by alexey_calvanov at 23:36Comments(0)

2018年09月03日

愛鷹でのコラボマッチの雰囲気 前編

先日静岡県沼津市にある愛鷹(あしたか)広域公園多目的競技場で行われたアスルクラロ沼津×ギラヴァンツ北九州との一戦を観に行ったのですが、スタジアムは朝から盛り上がっていましたね。
当日は朝寝坊して、新幹線で三島駅に行って、そこから隣になる沼津駅に在来線で向かって行ったのですが、朝イチで出ていくよりも早く着いた(苦笑)。さすが新幹線。
そして、スタジアムに着いたら、既に大勢のラブライバーが・・・。オマエら何時に来てるんだよ!


SHV39_3673バス停から階段上ってすぐにあった「ラブライブ!サンシャイン!!」コラボカフェでは、既に来ていた沼津サポ(ラブライバー)が撮影に応じておりました
・・・FC岐阜の痛ゲーフラ隊に比べたら、大したことはないな(ニヤニヤ)。



SHV39_3674入場口には、「ラブライブ!サンシャイン!!」の歓迎弾幕が張られていました。他のイベントでも使われているので、沼津の運営が拝借しているのでしょうね。



SHV39_3679見よ!これが、沼津の干物をもらうためにできた列だ!<違います。
・・・こちら、「ラブライブ!サンシャイン!!」とのコラボマッチの物販列です。かなり長い列になっていたものの、運営の手際のよさに感服。暑くなかったのも幸いして、苦にならずに並べましたよ。・・・ええ、CD販売に四苦八苦していたどこかの運営に見せてあげたいくらいだね。チームの差は付いたかもしれないけど運営は別の方向で差が付いておるねぇ。

ちなみに、私が買い終わった時の列(午後0時半頃)と言ったら、その勢いがわかりますかねぇ・・・。




SHV39_3678こちらは、デザインチケット引き換えブース
写真にある通り、A席は青をベースに、S席はオレンジをベースにしたデザインチケットになっていました。

なお、先述の運営、既にチケットを引き替えて並んでいる方々に対し、かしこーいとの発言。また、物販列は1列ごとに待機列に入る流れになっていたのですが、そこに入る時の言葉に困ったのか、『侵入』と称していましたね(ニヤニヤ)。
・・・おい、ここはコミケ会場じゃないんだぞ(ギャハ)。



SHV39_3685スタジアム前には、こいのぼりの列が。
何でこんな時季外れに・・・と思ってよく見ると、ああ、「ラブライブ!サンシャイン!!」のメンバーの描かれたこいのぼりなのね。そしてもっとよく見ると、このこいのぼり、地元の幼稚園や保育園に寄贈されたものをお借りしたのね。ゆえにのぼりには子供達の手形が付いております
こういった取り組みは本当にいいですね。地域密着だけでなく、作品が地域に貢献しているいい例になると思います。子供達にも知ってもらえるので、作品のファンの裾野を広げられるし。



SHV39_3682あ、沼津名物のアスルドダックさんじゃありませんか。彼は「タイコをたたいてみよう!」というイベントをJFL時代からやってるんですね。コラボグッズ買う時にもやって来て『宣伝』しておりましたわ。
よく知られているからか、ホームのサポだけでなく、アウェイチームのコールにも対応しておったわ。結構ノリノリだった。
・・・来年お世話になります<コラ、やめろ。



次回は、買ってきたものとスタグルの紹介です。


人気ブログランキングへ ブログランキング・にほんブログ村へ  
Posted by alexey_calvanov at 23:55Comments(0)

2018年09月02日

FC岐阜観戦記2018 番外編 かつての岐阜戦士を追い掛けて 染矢一樹

今日、J3のアスルクラロ沼津×ギラヴァンツ北九州の一戦を観に行って来ました
色々目的はあるのですが、最大の目的は、沼津を舞台に繰り広げられるアニメ「ラブライブ!サンシャイン!!」とのコラボイベントを見に行くため渡辺曜役の斉藤朱夏(しゅか)さんがゲスト出演するというのもあって、結構盛り上がるんだろうなと。
もう一つは、この試合が「沼津・ひものマッチ」と呼ばれる一戦だったこと。できることなら、干物をもらって帰ろうという画策もしていたのだった(ニヤニヤ)。
そして、J3のサッカーが(運営も含め)どんなものかというのと、来年FC岐阜が万一J3に落ちた時戦っていけるのかを見に行くという二律背反な思いで見に行っておりました


さて、アスルクラロ沼津というチームは、1977年に沼津アーセナルというチームで設立され、1980年の沼津香陵クラブを経て、2006年に現在の名称になっています。なお、エンブレムにある「1990」は運営会社であるアスルクラロスルガ株式会社の設立年(設立当時の会社名は、沼津セントラルスポーツクラブ)を示しております。

長い間県リーグでくすぶっていた(当時静岡県のアマチュアリーグでリードしていたのは、Honda FCとジャトコサッカー部だった)のですが、2005年に県2部で優勝、2011年には県1部で2位ながら東海社会人サッカートーナメント大会で優勝を果たし、東海社会人リーグに進むと2年(2部1年、1部1年)で通過しています。ただし、1部通過は、J3ライセンス取得はしたものの、優先順位(1部4位で、全国社会人サッカー選手権大会や全国地域サッカーリーグ決勝大会には進出していない)で敗れ、枠の開いたJFLに申請して承認されたというふうで果たしているのです。
それでも、JFLでは台風の目となる活躍を見せ、めきめきと実力が付き、2016年には年間3位(1st3位、2nd4位)で昇格条件を満たし、念願のJリーグ入りを果たしたのです。
J3では昨年は3位と大健闘を見せ、昇格した栃木SCや優勝したブラウブリッツ秋田を最後まで苦しめました現在も順位的には昇格条件を満たせるところまで近付いているものの、スタジアムが昇格案件を満たしていない(照明の問題・席の問題など)ため、しばらくはJ3に留まるものと見られています。秋田と共に『昇格の門番』となっていくのでしょうか。


SHV39_3690こちらは、会場となる愛鷹(あしたか)広域公園多目的競技場JR沼津駅からバスでだいたい15分ほど掛かります。途中すごくナローな道を走っていくバスがすごい(汗)。

愛鷹広域公園多目的競技場は、レーンが8つある陸上競技場で、サイドとバックは屋根無しの芝生席になっています。この点がJ2ライセンスが下りない原因になっているんですわ。
掲示板も今や絶滅危惧種になったドットマトリクス型のモノクロ掲示板。ただ、FC町田ゼルビアや京都サンガF.C.のような芸術的なものは無い、シンプルな演出のみになっていました。名古屋市にある港サッカー場みたいな感じというと、わかる人にはわかるでしょうか(ニヤニヤ)。



SHV39_3689スタジアムDJの試合紹介で、今日のゲストだった斉藤さんが紹介されたのですけど、その時彼女を歓迎する弾幕が出ておりました。
基本的に沼津のコアサポは「ラブライブ!サンシャイン!!」を熱烈歓迎している方々なので、この歓迎っぷりは納得。



SHV39_3684今日はコラボマッチということで、メイン席には大きなタペストリーが飾られていました。まるで某国・・・いえ何でもありません(爆)。



SHV39_3693スタジアムDJの方々と共に斉藤さんご登場。
・・・思ったよりちっちゃかったよ(ニヤニヤ)。



SHV39_3694こちらは、アウェイサイドの北九州サポーター
人数的にはそれほど多くはなかったものの、斉藤さんはきちんとご挨拶していきました。
これはいいことだよね。ホームの人間であっても、ちゃんと歓迎することは大事です。
なお、北九州サポーターの中には、『絶滅危惧種』だったアニメゲーフラを掲げる人が。コアサポの先鋭化でゴール裏から追いやられたというのは聞いていたけど、「ソードアート・オンライン」のコラボイベントをきっかけに雪解けが起こればいいなぁ・・・。



SHV39_3697女性DJと一緒にスタジアム1周してきた斉藤さん。



SHV39_3698試合開始前の一コマ。
沼津のサポーターの方々がお気持ち弾幕を掲げていました。
先程も述べたように、沼津はJ2ライセンスを取得できていません。今年も取得を目指していたものの、断念した経緯があります。そのことに対してのメッセージですね。
「何度だって追いかけよう。夢は消えない」。このメッセージ、「ラブライブ!サンシャイン!!」で出てきた浦の星学院の姿を見るように感じますね。



SHV39_3699試合前のキックインセレモニーにて。
斉藤さんの隣にみえる方は、頼重秀一沼津市市長。今年4月に就任しています。



SHV39_3701こちら、沼津名物「寝そべりハーフタイムショー」
JFL時代から振られている「ラブライブ!サンシャイン!!」の大旗や同作品の寝そべり人形がずらっと並ぶものなんですが・・・おかしい、何かいつも見たものと違うものが(笑)。



SHV39_3703もう一度。
・・・やはり写真でいつも見ていたやつと違うのが。
・・・アイツは、ひものんか!沼津の干物をPRするゆるキャラか!



SHV39_3705撤収が掛けられた瞬間。
その声と共に、多数のラブライバーが現れ、撤収作業を行うのだけど、その手際のよさは目を見張るものがあった(笑)。



SHV39_3706試合は、スピーディーにパスを回し北九州を翻弄する沼津の元気のよさが前半特に目立ちましたね。それでも、双方揉み合う展開になり、中々ゴールを割らせてくれません。特に運が悪いと思わせたのが、北九州のシュートがポストに当たってしまった点。後半でも起こったのですけど、まさかそれが北九州の悪夢を予想するものだったなんて、その時はわからんかったわい・・・。

後半もこう着状態だったものの、北九州の動きがよくなり、沼津は再三窮地に陥ります。そして後半23(68)分、その前にポストに当たったボールを牲川(にえかわ)歩見選手が富田康仁選手へスローすると、一気に相手ゴール前まで進んでミドルシュート!値千金の1点は、ピンチの後にチャンスありをほうふつとさせる見事なカウンターアタックとなりました。
北九州も前のめりなって攻勢を掛けるも、沼津が全員で守り抜き、1-0で逃げ切りました。



沼津はJ3にいるのがもったいないくらい素晴らしい。速攻も怖いけど、何よりパス回しが早いただ転がして進めるのではなく、積極的に前に進んで転がす攻撃的なサッカーをやってるんですわ。そして深いところでも浅いところでも狙えるなら積極的にクロスを打つ結果を恐れるのではなく、自分達で結果を作るという意識が垣間見えましたね。残念ながら今の岐阜にはありません(泣)。
一方で守備はそれなりなんだけど、穴は無く全員で意識を持って守っているところがいい。粘り強いと称されていますが、個人的には守備意識の高いチームと見ています。

一方で北九州は、よくやっています。ただ、それは北九州がJFLから上がってきた初年度や2年目のチームだったら今回の試合でも褒められるでしょう。しかし北九州は、かつてJ2で戦い、一時は昇格まで行けそうなチームだったんです。そんなチームが相手を圧倒できなかったのは、非常に残念であり、この先苦労するんだろうなと。ガイナーレ鳥取やカターレ富山のように、J3に落ちるとなかなかその『沼』を抜け出せず、もがき苦しむうちに『体力』を奪われ、こぢんまりとしたチームになってしまう・・・そんな結末になってしまいそうでなりません。
もし、岐阜がJ3に落ちたら、そんなチームの二の舞を踏みかねないと思っています。経営面では危機的状況を脱したとはいえ、まだ安穏としていられる地位ではないはず。大分トリニータのように1年で抜けるんだと選手・監督やコーチ陣だけでなく、ファンやサポーター・フロントやスタッフも一丸となって戦えるようにならないと。今の状況はそれを占う試金石になっているのではないかと個人的には思っています。

なお、この試合では岐阜に所属していた染矢一樹選手が途中出場していました。
染矢選手は2009年~2013年まで岐阜に所属していた選手でした。岐阜の一番厳しい時を知っている選手の一人と言ってもいいでしょう。特に残留争いで厳しい年となった2013年には10ゴールを挙げる活躍を見せたものの、2014年にはファジアーノ岡山に移籍。以降苦難の時代に突入します。
岡山の2年間では思った活躍はできず、J3に落ちていた大分に移籍するものの、原因不明の病気になって練習もままならず、2016年4月に契約解除(退団)しています。しかし、彼は7月に当時JFLだった沼津に入団。以降、切り札などで活躍するようになったのです。今年もゴールを挙げ、この日もいいクロスを上げていたので、復調したと言えるでしょう。


SHV39_3708勝利時のイベント、「勝利のヨイヤサー」にて。
ここで斉藤さん、何を思ったのか「優勝」と宣ってしまったのです。皆目を白黒、苦笑いを浮かべていました(笑)。でもね、イケそうな雰囲気だよね。この先FC琉球・鹿児島ユナイテッドFCとの一戦を残しているだけに、ここを無事乗り越え、下位を取りこぼさなければ、絶対イケます。だから、観客動員数がもっと伸びるといいね・・・。

ちなみに、この日の観客動員数は5,687人沼津市民無料という点を差っ引いても、十分以上の動員でしたよ。また普段は開放されないバック芝生席も開放され、本気度が窺い知れました。バック芝生席は埋まらなかった代わりに、メイン席がほぼぎっしり。なかなか見られない光景だそうで。会場前も大盛況でしたよ。



次回はスタジアムの雰囲気を紹介していきましょう。


人気ブログランキングへ ブログランキング・にほんブログ村へ  
Posted by alexey_calvanov at 23:01Comments(0)