2018年03月15日

『戦闘服』に対する侮辱とも

既にJリーグは開幕しましたけど、唯一開幕を迎えていないのがJ3のギラヴァンツ北九州J3が17チームによるリーグ戦というのもあり、3/17に開幕を迎えます。そんな北九州に不穏な動きが・・・。


今年のレプリカユニフォームが、サポーターからの指摘で不良品だったことがわかったからです。
この指摘は、2/5までに申し込みを済ませたサポーターが、先日届いたユニフォームを確認したところ明らかになり、具体的には、粗悪な縫製(早い話が雑な縫い合わせ)・不適切なサイズ(S・M・Lなどのサイズが規格より明らかに小さい)・エンブレムの加工不良などが少なくとも確認されています。
今回の問題で、クラブは、2/5までに申し込んだサポーターには後日良品を発送する、それ以降に申し込んだサポーターには当初の納期よりも大幅に遅れて発送すると発表しました。また、3/17の開幕戦でも相談窓口を設けて応対し、オフィシャルショップ・オンラインショップで販売される予定のレプリカユニフォームとコンフィットTシャツが販売停止(再販時期未定)になるとのことだそうです。コンフィットTシャツはまだ不良品の報告は上がっていないものの、レプリカユニフォームと同じメーカーの製造のため、状況確認を行うとのこと。


オーセンティックであろうとレプリカであろうと、ユニフォームというのは戦闘服そのチームへの愛情を推し量るバロメーターだという見方もあります。ファンやサポーターにとっては、これを着てチームメイトを鼓舞したい・チームへの勝利に結び付けたいという思いもあります。特にコアなサポーターには、その年のユニフォームを着て応援するというのは、一種のステータスなのかもしれません。それが初っ端からできないということは、ある意味屈辱であり、厳しい言い方をすれば、製造メーカーの行ったことはチームへの侮辱とも取られても過言ではないでしょう。


製造メーカーは一刻も早く自身のメーカーサイトで謝罪と経緯の報告を行うべきでしょう。クラブより先んじてでもこういうことがありましたと報告すれば、それが誠意として伝わるはずです。同時でもいいです。
とにかく製造メーカーとしてあるまじきことをやっているのですから、今回の事態を重く見て、猛省してほしいと思います。


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2017年08月25日

【混沌としている】せっかくだから、J3の話をしておこう【2017年シーズン】

今日は、明日フクダ電子アリーナで行われるジェフユナイテッド千葉・市原×FC岐阜の試合を見に行くので、早く寝ます!おやすみ!<そんなこといいのか!許すまじ!
・・・うるせぇ、赤字!


そんなことを言う人がいると思うので、今回は2017年のJ3がどうなっているのか、お話しておきましょう


今年のJ3は、JFLからアスルクラロ沼津が参入し、J2からギラヴァンツ北九州が降格して来ました。前者は悲願の参入、後者は想定外の降格とも言えるふうだったんでしょうね。特に北九州は新スタジアムのこけら落としがJ3でとは誰も思っていなかったでしょう。むしろ、J1昇格で華々しく・・・とさえ思っていた人の方が多かったでしょうから。

そんな大方の予想は、北九州がJ3を無双して1年で復帰するだろうと思われていました。熾烈なリーグ争いになるとなっても、J2経験のあるSC栃木、昇格経験はないものの、上位に常にいるAC長野パルセイロやブラウブリッツ秋田が昇格候補ないしは上位に食い込むと見込まれていました。ただ、今年から2位までが自動昇格になったのとDAZN(ダ・ゾーン)が全試合放送することにもなったので、例年以上に気合の入っているチームが多かったようにも。


それゆえなのか、ふたを開けてみたら、とんでもない事態になったのです。
開幕は引き分けだったものの、その後連勝を重ねた秋田が破竹の勢いで上位を駆け上がり、第6節から首位をキープし、引き分けを挟んで11まで連勝を伸ばしました課題の6月以降失速するというジンクスも乗り越え、遂にはJ2ライセンスを取ろうという動きまで出ました。しかし、その動きは秋田県知事の来年以降まで待ちますという趣旨の発言によって、停滞することになりました(それでもJ2ライセンス取得に向けて最大限の支援はするとも明言しています)。その動き以降、2連敗。しかも7/23に行われた沼津戦は秋田県内で豪雨に見舞われた中での開催になりました。個人的には、その後にサマーブレイク(J3は8月から約1か月間休止期間がある。なお、天皇杯1回戦開催期間も中断になるものの、県予選に落ちた某チームは(以下自主規制))を利用して代替日を設置するとかできなかったのかね。先述の秋田県知事も豪雨中にゴルフに行って帰れなかったとかのたまってひんしゅくを買っていますけど、同じ穴の狢(むじな)に落ちてしまったとも思えるのよ、秋田の運営が・・・

そんな中、2位争いは混とんとしてきています
ライセンス持ちの栃木が順当に入り、同じくカターレ富山が大健闘の戦いを見せ、争っていた中に割って入ってきたのが、今年参入したライセンス無しの沼津。攻撃的なサッカーで他のJ3チームを翻弄し、第11節以降(4位に落ちた第13節を除いて)3位以上をキープしています。富山は開幕以降5位より下に落ちていない安定した戦いをしています。
対して昇格候補筆頭と言われていた北九州は中々波に乗れず、中位をさまよう事態になっています。新スタジアム効果で観客動員数は増えているのに、チーム状況がふがいないというふうだと、来年以降の集客に大きな問題になるでしょうね・・・。本城(北九州市立本城陸上競技場)みたくなるぞ・・・。
そして、同じく昇格候補に挙がっていた長野も上位と中位のはざまにいる格好になっています。天皇杯では好調なのに、リーグ戦ではダメな点はJ2の名古屋グランパスエイトにも言える状況なので、どちらも今後気を抜けば昇格候補から脱落する可能性もあります。
また、序盤は好調だったガイナーレ鳥取や福島ユナイテッドは、1/3過ぎたあたりから失速。下位に甘んじる状況になりました。


で、佳境を迎えたJ3が今後どうなるのかは、かなり予測しにくい状況になっています。ただ、1週遅く再開(今年のJ3は奇数チームで編成されたため、1チーム必ず1回休みというふうになる)した秋田が休養十分で再び猛攻を見せるというふうになるかもしれないですし、波に乗れずに徐々に失速・・・というふうになるかもしれないです。ゆえに、キーパーソンになるチームは、まず秋田だと思います。
というのも、まだキーパーソンになるチームがありまして。3つほどあります。
最初は沼津。ここまで大健闘を見せていますが、少し息切れも・・・と思えるようになりました。ただ相手チームも研究し尽くしていないように思え、まだ勝てるようにも思えます。本当に昇格できないのが残念なチームです(沼津はスタジアム設備がJ2規格になっていないため、今年の昇格は不可能)。
2番目・3番目はFC琉球と藤枝MYFC。どちらも徐々にエンジンが掛かってきました当初は下位に沈み、草刈り場(ボーナスステージ)になるのかなと思っていたのですが、持ち直してきたばかりでなく、上位チームとも互角に戦っていますね。このチームが、今後ひっかき回す台風の目になるのではとも。鹿児島ユナイテッドもJ3昇格数年のチームですが侮れないです。


この先どうなるんでしょうねぇ・・・。本当にわからんわ。でも、J2ボトムズ達は、こう思っているに違いない。今年はライセンスの無い秋田と沼津で決まってほしい、と(苦笑)。
え、私の予想?予想だけに、そんなのよそうよ(ギャハ)。


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2017年07月05日

FC岐阜観戦記2017 アウェイ編 その10 おまけ 後編 北九州・福岡 with 下関(山口県)

ここからは、福岡県を回った時の出来事をば。そんな大したことは無いんですけどね(ニヤニヤ)。
あと下関(壇ノ浦)が混ざっているけど、気にするな。ほら、近いし、福岡だって言ってもわからない(ギャハ)。


SHV32_1071最初は、壇之浦パーキングエリアから。
朝もやの中に掛かる関門橋。前ももやが掛かっていたんだよね。曇りと言ってもいいくらいだったかな。でも、絶景である。



SHV32_1073こちら、壇ノ浦から見た九州
海の向こうは修羅の国(爆)。
下にあるのは、福岡県の観光案内版。その中にスペースワールドが載っているけど、今年で閉園するんだよねぇ・・・。元々八幡製鉄所の跡地に作った遊園地なんだけど、その跡地はどうするんだろうねぇ・・・。



SHV32_1074関門海峡は交通の要所ということもあって、運がよければ、貨物船が関門橋を通り過ぎる姿も見られます。これまたいいね。



SHV32_1080こちらは、北九州モノレールから。
松本零士さんの作品「銀河鉄道999」とのコラボで、正面にメーテルが、側面には同作品のキャラが描かれたラッピング電車になっています。
ちなみに、モノレールは駅の間隔が非常に短いところが多いバスの停留所と思えるくらい短いのよ。隣の駅が見えるケースがとても多い(笑)。

あ、あとは絶対に跨線の中に入っちゃダメだぞ!正直、バカ対策で早いことホームドアを導入すべきだと思うんですけど、中に入るバカのために、コストを掛けるのは、それこそバカげたものを感じる



SHV32_1081その北九州モノレールには、J3のギラヴァンツ北九州を応援する自販機が置かれています
今年の北九州は噛み合っていないらしく、J3の中でも中位をさまよっているようです。これは今年のJ2復帰は難しいのかね・・・。

あ、北九州に来たのは、あくまでうどんだから!ミクニワールドスタジアム(北九州スタジアム)を見に行くためじゃないからね!行こうかと思ったけど、それは、もう少し先に取っておくよ(ニヤニヤ)!<大丈夫、来ね(ぷす!)。



SHV32_1089こちらは福岡市の一コマ
この日は博多祇園山笠の開始日ということもあって、博多駅前には山笠(飾り山)が据えられていました
・・・デカいよ、これ。これを人力で運ぶんだから大したもんだと。
近くでは、イベントも開催され、今週末(7/8ないしは7/9)か来週末(7/15)が最盛期なのかな。話には聞くけど、詳しくはわからないので、何とも。



SHV32_1106最後は、めかりパーキングエリアから撮った関門橋。夜の関門橋も映えるねぇ。
またいつかやって来ますよ。何年後かねぇ(爆)。今度も北九州と福岡のセット販売的なやって来方になると思いますけど・・・。



あ、福岡の小ネタとかもあるのでお楽しみに(笑)。


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2016年11月19日

いよいよやって来た、最終決戦

明日です。明日決まるんです。


明日J2の最終節が開催されます。同時にJ3の最終節も行われます


J2は昇格および昇格プレーオフ、そして残留争いがヒートアップしすぎて、どこが上がる・どこが残る・どこが落ちるのかわからない状態です。


自動昇格を見ると、北海道コンサドーレ札幌・清水エスパルス・松本山雅FCの3チームが三つ巴状態。最終盤になって札幌の勢いが急速に落ち、清水が怒涛の8連勝で2位にいた松本山雅を得失点差で蹴落とす事態に。1位とは3差なので、清水には優勝の可能性が残っているのが怖いところ松本山雅も無くはないが、得失点差で2位止まりかも。

昇格プレーオフは上位3チームに加え、セレッソ大阪・京都サンガFC・ファジアーノ岡山・町田ゼルビアFCが絡む大混戦。その中で、岡山はJ1昇格経験が無いので悲願になるものの、それゆえにプレッシャーに押しつぶされないか心配なところ。ただ兄弟チームであったJFLのファジアーノ岡山ネクストが今年解散という寂しいニュースがあるだけに、ここは明るい話題が欲しいと躍起になってくれるのではと。
ちなみに、町田は6位に滑り込んでもJ1ライセンスがないため、プレーオフ進出ができません。一昨年のギラヴァンツ北九州のような状況(当時5位)というとわかりやすいでしょうか。そうなると3位のチームが不戦勝で決勝まで上がれるので、3位に落ちるチームはそちらも願っていることでしょう。

気になる試合はというと・・・。
札幌はホームでツエーゲン金沢、清水はアウェイで徳島ヴォルティス、松本山雅はホームで横浜FC、C大阪はホームでロアッソ熊本、京都はアウェイでVファーレン長崎、岡山はホームでザスパクサツ群馬、町田はアウェイで愛媛FCとそれぞれ対戦します。今節は直接対決が無いので、本当に相手の失策でどうなるかわからないという非常に過酷かつ胃の痛い決戦になりそうです。


一方残留争いも苛烈。それでも3チームに絞られましたFC岐阜は毎度のことながらこの争いに巻き込まれているのですが、今年は一時7位に上がっていただけに、精神的にやられております(汗)。そしてこの日が来るまでずーっと頭の中で♪ライオン(May’n/中島愛)がリフレインされている状況でした(笑)。仕事にならんわ、忙しいのに!

というわけで、左から、順位・チーム名・勝ち点・得失点差になります。


20位 岐 阜 40 -26
21位 北九州 38 -18
22位 金 沢 38 -24


見た感じでは、岐阜が勝ち点2差を付け少し有利そうですが、得失点差で見ると、岐阜がもっとも失点数が多いため、勝ち以外の選択肢がない(引き分け・負けだと相手次第になる。詳細後述)わけです。しかも先日、岐阜は熊本に負けています。対して、前節北九州と金沢は引き分けているだけに、双方上げ潮ムードにはなっているかと。

それを踏まえて、最終節の結果で勝ち点がどうなるか見てみましょう。左からチーム名・勝った時の勝ち点・引き分けの時の勝ち点・負けた時の勝ち点になります。


岐 阜 43 41 40
北九州 41 39 38
金 沢 41 39 38


御覧の通り、岐阜は勝てば無条件で残留確定引き分けないし負けの場合は、下位の2チームが引き分けか負けない限り残留できません。なお、岐阜は負けないしは引き分けた時、北九州・金沢のどちらかが勝てばJ2・J3入れ替え戦(ホーム&アウェイの各1戦)、両方が勝つとJ3降格になります。一縷(いちる)の望みで得失点差で金沢が岐阜を上回れば金沢が勝っても残留なんでしょうけど、かなり苦しいものになります(ゆえにあり得ないとも)

以上の件を勘案して試合を見てみると、岐阜はホームで東京ヴェルディ、北九州はアウェイでモンテディオ山形、金沢はアウェイで札幌とそれぞれ対戦します。こちらも直接対決が無いので、相手次第になるのが怖いところ。
これまた一見すると岐阜はホームでやれて有利じゃんと思うでしょう。しかし、今年の岐阜はホームで滅法弱い(ギャハ)。今年は5勝3分12敗という抜群の悪さ(泣)。しかも対戦相手の東京Vは、味スタの悲劇以降勝てていません体制が変わった初戦になるとはいえ、熊本の敗戦のショックが尾を引かないか心配です。
そう考えると、北九州・金沢は精神的に有利ではありますが、金沢は札幌の昇格争いを戦わないといけないだけに、主力がいなくても実績・経験・実力は十分の札幌相手に勝てるのかという不安はあるでしょうね。
なので、私が一番怖いと思うのが北九州山形は今年1年フロントのゴタゴタや選手の不祥事で調子を落としている状態。あまつさえ、主力の一人がイエローカード累積4枚で出場停止処分ということもあり、厳しいところ。
一方北九州は一昨年5位になっている実力の持ち主経験も豊富かつ山形には2連勝中なので、勝つ可能性が十分にあります
山形が勝てる要素として挙げるとすれば、石崎信弘監督が退任するので、その体制ではラストゲームになる点。かつホームでもあるので、チームの盛り上がりは最高潮になるでしょう。


そしてJ3も昇格争いがおかしな方向に向かっています
これまで首位を独走していた栃木SCが前節AC長野パルセイロ負けたことで、同じくY.S.C.C.横浜に勝った大分トリニータに首位に立たれた(大分は得失点差で栃木に6点差を離している)ため、わからなくなりました。しかも栃木はホームでシャーレ(優勝の際贈られる銀皿。優勝銀皿と呼ばれている)まで置かれていたのにね(汗)。
大分は負けない限り、栃木は大分が負けた上で勝つか引き分けで優勝になります。3位以降は勝ち点差で大きく離されているため、この2チームには絞られましたとも言えるでしょう。共にJ2経験チームではあるものの、実力で言えばJ1も経験している大分が俄然有利になったでしょうね。

なお、J3は1位で自動昇格、2位でJ2・J3の入れ替え戦になります。


J2最終節は14時から、J3は13時から共に一斉開催になります。上がれるチームは、生き残れるチームは、どこだ!


ライオン
♪ライオン May’n/中島愛



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2016年11月11日

決戦が土曜日

いよいよ明日、FC岐阜にとっては決戦ともいえる試合がやって来ます。アウェイで行われるロアッソ熊本戦です。


ここで順位を振り返ってみましょう。
左から、順位・チーム名・勝ち点・得失点差になります。


17位 東京V 43 -15
18位 熊 本 43 -15
19位 岐 阜 40 -25
20位 讃 岐 39 -20
21位 北九州 37 -18
22位 金 沢 37 -24


現状岐阜は勝ち点3を付けて降格圏・入れ替え戦順位を脱出中(現状カマタマーレ讃岐は無視してもいい)明日対戦する熊本はその上に控えています。なお、その上に控え、最終節対戦となる東京ヴェルディが17位になっているのは、総得点数で熊本より上だからです。そのため、岐阜は勝っても上位に上がることはないです(ただし、得失点差で上がる可能性はあるが、かなり厳しい)。逆に熊本は岐阜の試合次第で落ちるかもしれないのです。

ところが、岐阜は何としても勝ちたいのです。下が3点差しかないので、追いつかれる可能性があるためという点と、この試合に勝って、ギラヴァンツ北九州・ツエーゲン金沢が共に負けるないしは引き分けになれば、この試合で岐阜の残留が決まるからです。


そこで、下位3チームの対戦相手を調べてみましょう。
左からチーム名・明日(11/12)の試合・最終節(11/20)の試合の順、カッコ書きはHがホーム、Aがアウェイです。


岐 阜 熊 本(A) 東京V(H)
讃 岐 長 崎(A) 千 葉(H)
北九州 水 戸(H) 山 形(A)
金 沢 横浜FC(A) 札 幌(A)


・・・何とも言い難いなぁ(苦笑)。
ただ、金沢は結構苦しい相手にぶつかりそうです。プレーオフ進出は厳しいながらも上位にいる横浜FCと昇格の掛かっているコンサドーレ札幌だもんなぁ。これで連勝できたら大番狂わせとも言えそうですわ。
逆に楽そうだなと思えるのは北九州モンテディオ山形の調子が今一つなので、水戸ホーリーホックで勝ってしまうと勢い付きそうです。岐阜にとっては最も怖い相手が北九州でしょう。ここ数年は上位にいるチームでしたからね。ここにいるのがおかしいとも(汗)。
讃岐と岐阜は五分五分の相手。まぁ、讃岐だけジェフユナイテッド千葉・市原なので少し不利なんでしょうけど、それは岐阜が東京Vに当たるのと同じかと。
一昨年は岐阜から見たら東京Vはお客さんだったんですけど、飛田給(味スタ)の悲劇を味わってから一転勝てない相手になってしまいました。

ゆえに、この熊本戦は非常に重要になります。しかも岐阜にとっては難しい部類になる3連勝というミッションも果たさなければなりません引き分けでも悪くはない(北九州・金沢が共に負ければ、残留が決まる)のですが、できることなら勝っておきたいだからこそ勝ちが欲しいのです。


そんな試合のため、どうしようか迷ってます。何がって?現地に行くか否か(ギャハ)。<マーサ21でパブリックビューイングやってんじゃん!そこに行けよ!
・・・ここまで来たら、現地で生で応援したいじゃん4万近く往復で掛かるけどさぁ(泣)。<バッカじゃないの!
「乗換案内」によれば、朝一番の電車に乗れば、うまかな・よかなスタジアムの最寄り駅まで午前11時過ぎに着けます(笑)。<オマエ、筋金入りのバカだな。


どうしようかねぇ。いっそのこと、そんなこと忘れて思い切り寝ちゃえばいいんだ(ゲラゲラゲラ)!そうすれば、マーサ21で応援できるわ!<いっそのこと、夕方まで寝て絶望しろ(ギャハ)!


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2016年03月13日

FC岐阜観戦記2016 第2節 高木「これがゴールキーパーだ」

本日、FC岐阜はギラヴァンツ北九州との一戦を迎えました。


SHL23_1862北九州といえば、どうしても思い出されるのが、「ぶちくらせ」騒動。その後写真にある「ぶちくらせ」弾幕がなぜかファジアーノ岡山の応援団に渡って長良川に掲載されるという異常事態に発展し、最終的には北九州の旧応援団(以下旧応援団)に関係する14人は出入り禁止になったようです。また、その引責も含めて当時の社長が辞任する事態にもなっています。しかしながら、旧応援団の関係者は撤回せずに使えるようにしていきたいと息巻いており、状況によっては旧応援団が復帰する可能性も秘めているので、予断を許さない状況でもあります。

ちなみに、こちらは昨年行われた時の北九州サポーターの様子。



SHV32_00010001そしてこちらが今年の北九州サポーターの様子。
元々のデザインは変わらないものの、「ぶちくらせ」の文言は旧応援団と共に追放され、表面的にはマイルドな形になっているようです。悪く言えば大人しくなったとも言えますが、これから自分達の応援スタイルを築けばいいのではと思います。まだ去年の試合を含めても5試合ですからね。



試合はといえば、今年の2試合とは打って変わって締まった内容に。


前半から積極的に北九州のゴールを狙う姿勢を見せ、守備に関しては非常によくまとまっていたと思いました。
というのも、この試合では、これまで出場していたポープ・ウィリアム選手に代わり高木義成選手がスタメンに登場したからというのもあるのでしょう。東京ヴェルディ(入団当時はヴェルディ川崎)・名古屋グランパスを渡って来たベテランということもあるのでしょう、経験の差がモロに出たとも言えます。直接選手へ指揮するということはなかったものの、彼の動きに呼応するように選手一人一人が動けていたように見えましたね。

積極的に攻めながらも点にはなかなか繋がらなく、もどかしい展開になってきて、後半半ばからは北九州が主導権を握りかけていた時に、途中交代の選手がいい動きを見せてくれました。特に、この試合で初めて岐阜に見参した『岐阜の秘密兵器(笑)』こと田中パウロ淳一選手が非常にいい動きを見せていました。切り返しの上手さ・敵を抜く突破力・ボールタッチの華麗さ。今の岐阜にはスタメンで欲しい選手とも。去年まで在籍していたヘニキを連想させてくれるほど縦横無尽の動きを見せてくれました。何で彼がスタメンでないんやラモス監督よ・・・orz
その田中パウロ選手が見せてくれました。
89(後半39)分に、北九州が岐阜のゴールを襲撃したものの、高木選手が死守。その後、カウンターで田中パウロ選手が華麗なドリブルで敵陣を突破。(敵が手薄なのを手伝って)ぐんぐん北九州のゴールまで攻め込み、最後は同じく途中交代のレオナルド・ロシャ選手が2発目のシュートで決め、これが決勝点になりました
試合は1-0でギリギリの勝利というふうに見えたものの、岐阜にとっては欲しかった価値ある勝ちであることに変わりありません。
ちなみに、写真は電池切れを起こして撮れんかったorz


今日の試合ほど、新戦力の動きがよかったと言わないと。特に高木選手の動きは、控えに回っているウィリアム選手や常澤聡選手にとって学ぶ点が多いでしょう。個人的には、ベテラン頼みをするなと言われても、彼らの成長を促す意味でも、しばらくは高木選手をスタメンで使うべきだと思います。高木選手だっていつか窮地に陥る時が来るはず。その時、彼らが奮起を見せる時だと思います。

しかし勝ったとはいえ、まだまだ開幕戦と2試合目の失点が重くのしかかってくる状況。これがシーズン終盤に影響をもたらすのではと心配しているので、できることなら早いうちにこの失点をチャラにできるようにしてほしいものです。

そして、今回の試合を見て、スタメン争いは苛烈だなと。昨年チーム得点王だった難波宏明選手でさえ控え。ホントに全員がベストメンバーになってくれば、岐阜はものすごく強くなると思います。だって、田中パウロ選手がそれを証明したじゃありませんか。普通ならスタメンですよ。今日スタメンで出た水野泰輔選手・田森大己選手・高地系治選手だってうかうかしてられないですよ。ケガ人が相次いでピンチな中で、この状況はうれしい悲鳴。


次節、岐阜はアウェイで愛媛FCとの一戦になります。愛媛は堅守のチームなので、今回のように上手くいくとは思いません。だからこそ、がっちりとした守備を常に課題に置いて、数少ないチャンスで得点できる確実性を養って下さい
その後は、3/26に水戸ホーリーホックとの一戦になります。ええ、今年もアイツがやって来るのです(笑)。アイツを安心して迎えられるように、愛媛戦も勝って弾みを付けておきたいですね。


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2015年11月13日

「ぶちくらせ」問題を考える

11/8のFC岐阜×ファジアーノ岡山で岡山のサポーターが、ギラヴァンツ北九州の横断幕「ぶちくらせ!北九州」を掲げ、岐阜サポーターも「ぶちくらせ」と書いた自家製の横断幕を掲載するという問題が発生しました。
そして、北九州のサポーターもかなり素行に問題があることが発覚し、当初私が考えていた状況とはかなり違ってきているように感じております


以前にも書いた通り、『個人的には、これくらいは問題ない』・『そこまで怖い言葉とは思ってない』・『地域によっては、もっとひどい言葉が飛び交ってます』と書き、『ホントにいいぞもっとやれって感じ』とその時は結んでいます。この部分というのは、あまり変わっていません。というのも、「ぶちくらせ」という言葉が北九州(恐らく福岡)では怖い言葉なのでしょうけど、言葉というのは生き物で、時代の流れと共に心証も変わっていきます状況によっては、言葉の意味まで変わるものもあります。そう考えれば、実際に言われたことはないのでわからないものの、そこまで怖い言葉ではないとも感じていました
ただ、追加して書くとすれば、言葉の問題は地元が決めることでもあるという点でしょうか。地元の人間が否定する限りは、そのイメージを変えない限り否定され続けるわけです。そのイメージを変えるために北九州のサポーターは地元や運営と折衝して使えるように頑張っているというふうなら、私はここまで書かずに支持しますとだけ言っていたかもしれません

ところが、今回北九州のサポーターの素行問題や第三者のいるところまで飛び火したことで、見方が一気に変わりました。結論から言えば、今「ぶちくらせ」を支持することは、先鋭化したサポーターをも支持することに繋がりかねないので、かつて(現在のコールリーダーが就任する前の北九州サポーター)の状態に戻らない限り、この言葉を使うことは容認できないと思います(ただし、言葉そのものの問題は、地元の人ではないのでこれ以上何も言えないが、上っ面だけ捉えれば、問題ないと思うのは変わらない。イメージは皆で変えることができるのだから)。


この先鋭化したサポーターというのは、北九州のコールリーダーが変わったことに端を発しているようです。詳細は、こちらを読んでいただければわかりますが、スポーツを応援するということとはかけ離れたものになってますわ。これが事実なら、人として最低ですわ。

かいつまんで書くと、かつての北九州サポーターは寛容な集団で、アニメゲーフラなど多彩なゲーフラと応援スタイルだったそうです。問題があった際にも、各々で話し合うスタイルが採られていたとも書いています。
この状況が変わったのは2014年、現在のコールリーダーに代わってからとのこと。それまで寛容だった応援スタイルが見直され、コアサポの応援にふさわしくない物を一切排除すると決めたそうです。このため、アニメゲーフラをはじめ多彩な応援スタイルが一斉に姿を消し、それでも従わない者に対しては恐喝まがいの言動で辞めさせるという荒っぽい行動を採ったそうなのです。しかも、彼らの好き嫌いで決められた(公序良俗に反していないにもかかわらず)かつネットでの拡散を禁じていたというのですから、彼ら自身のことのおかしさがよくわかります。
この後も自身から異端と思われた人達は彼らに恫喝され、次々と姿を消したことでしょう。残った先鋭化したサポーター達は選手達に敬意を払わず、ホームだけでなく他所でも問題を起こし、その結果が昨今の観客動員数だとすれば、おのずと彼らの行った結果は明白ではないのでしょうか。
「ぶちくらせ」に関しては、運営が使用を止めるように言った時に一旦止めるべきだったのではないかと。それでも使いたいのであれば、先述した部分と重複しますが、運営と折衝し、自分達も選手と共に球団の代表という意識を持って他のファンやサポーターの見本になれるようにやっていき、かつこの言葉の持つイメージを変えられるようにしていきたいと述べ、実際に行動に移せば、ここまでこじれることはなかったのではと思います。少し我慢すれば、もしかしたら再解禁というふうな運びになったかもしれないのに。
もちろん、長引かせてしまった運営サイドも責任がないとは言えないでしょう。早い段階で使えなくするか、悪質なサポーターを早い段階で追放処分するなど打つ手はあったはずです。


この問題は、かつて千葉ロッテマリーンズにあった私設応援団MVP(Marines Victory Productions)で起こった問題と同じでしょう。かつてはゴミ拾いなど球団貢献・地域貢献などで支持を集めたものの、段々と先鋭化(牽制球の際のブーイング問題・応援団員の素行問題・一部の選手への過剰とも言える応援放棄)していったところまでは同じになっているように感じます。このまま自滅していく道まで同じになるのではないのでしょうか。既に、コールリーダーをはじめ、対象者は追放処分されていますから。


さて、今回長良川競技場で掲げられた問題に対しては、サポーター組織の対応が大きく分かれました
岐阜のサポーター団体の一つである「蝮 -BRIGATE MAMUSHI-」は、今回掲げた人間は岐阜サポーター(一部で北九州のサポータのなりすましではないかと言われていたため)ではあるものの、蝮メンバーとは関係なく、「ぶちくらせ」も認めない・関与しない、関係者とは関わらない声明を出しています。
一方で、岡山サポーターはコールリーダーのツイッター上では公式発表は一切ありません

この件では、蝮の皆さんが粛々と沈着冷静ながら毅然と対応していて、すごく立派だと感じました。岐阜の苦労(特に経営面やサポーターが増えない点)をよく理解していて、かつ最近の盛り上がりに水を差さないよう配慮して下さったと思います。今回の件、本当に敬意を表します今まで必死に盛り上げようとメイン席にまで来て下さっている方がいますけれども、これからは一緒に盛り上げていけれるように何か事をしたいなと。タオル回しからやっていこうかなぁ・・・。


最後に誤った認識で「ぶちくらせ」を支持したことに対し、彼らの行動を支持していない方々にお詫び申し上げます言葉に(その意味は何であれ)問題はないとは思いますが、その言葉の威を借りて自身の主張を通そうとする(ましてや排他的行為を行っておきながら、いざ自分達がその場に立つと文句を飛ばす)ごく一部の北九州サポーターを支持するつもりはありません。彼らが変わらない限り、残念ですが「ぶちくらせ」を支持できなくなります。


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2015年11月08日

FC岐阜観戦記2015 第19節 絶対に負けられない戦いが今日ここにある

・・・何だか、一昔前のサッカー中継のキャッチフレーズみたいなタイトルですが、それには意味があるんですね(苦笑)。


今日FC岐阜はファジアーノ岡山と戦いました相手の岡山もJ1昇格プレーオフ進出のために負けられない一戦となることでしょう。
しかし、岐阜にとっても今日の試合は負けられない、いや勝たないといけない試合なのです。
先日のジェフユナイテッド千葉戦で完勝したにもかかわらず、先週アウェイで行われた愛媛FCとの一戦は3-0で完敗。しかもこの試合でイエローカードの累積4枚になった高地系治選手が出られないという最悪の条件下で迎えた試合になりました。
しかし、ここで勝てば勝ち点45となり、現在最下位のSC栃木が34なので、残り3試合(今節含む)全勝でも43となり、一発降格を免れることができます。さらに21位の大分トリニータが38なので、もし大分が負ければ、残り2試合全勝でも44となり、入れ替え戦も免れる、つまりJ2残留まで一気に進むことができるからです。

そして、試合前に他会場の情報が入って来ました。既に13:00にキックオフとなっていた試合の中で、大分は横浜FCと対戦し、1-0で負けたのです。


これで岐阜は是が非でも勝ちが欲しい展開となってきました。そしてますます高地選手のいないこの試合で勝てるのかという不安も持ち上がってきたのです。


SHL23_2013丁度岐阜駅バスターミナルには、ラモスバスが停まっておりました(ただし乗れたとは言ってない(爆))。
そのバスに書かれた「あきらめない、その瞬間まで!」の一言が身に沁みます。今の岐阜を端的に示しているんだよねぇ・・・。



SHL23_2015会場に着いてしばらくすると、岡山の選手を乗せたバスが到着。岡山のサポーターがチャントでお出迎えしたものの、気付いていなかったのか、意外とまばらいつもの場所(丁度100m・110mハードルのスタート地点)じゃなかったからですかねぇ。

しかし、雨の中を傘も差さずに荷物を持っていく岡山の選手達のメンタリティはすごいわ。いやサッカー選手ってこういうふうに雨をもろともしないメンタリティを持っているんだろうね。



SHL23_2021千葉戦でラモス監督は「次の岡山戦では1万人来てほしい」と呼び掛けていましたが、激しい雨ということもあってか4200人という燦々たるものに。
・・・今日ばかりは仕方ないわね。雨も降ってる中じゃ呼べんわ。


今年の岐阜は日程と天候に大きく泣かされた1年になりました。まだ1試合あるけれども、それは確実なのかも。



SHL23_2027そして、この試合は岐阜県出身の作家平坂読(よみ)さんの執筆するライトノベル「僕は友達が少ない」とのコラボ商品も発売されました。
こちらは、クリアファイル。斜め読みすると「サポーター募集」となるアレです(笑)。この日のために描かれた特製イラストもありますよ(ニヤニヤ)。



SHL23_2026あと、岐阜大学とのコラボ米「岐阜う米」も買ってきました。試食で食べた時、もちもちとして美味かったのよね。
岐阜のお米であるハツシモに緑色のもち米を混ぜたもの。ハツシモは玄米も入っているようで。



SHL23_2016ただ、そんな試合に水を差す出来事も。
岡山のサポーターが、なぜかギラヴァンツ北九州の「ぶちくらせ!北九州」の横断幕を掲げていました。どうやら北九州のサポータのために行ったそうで、『全国行脚』も考えているとのことだそうですけど、何か違わないかと。



SHL23_2020そして岐阜サポーターにも、自家製の「ぶちくらせ」横断幕が。正直便乗と言われても反論できませんわ。
この「ぶちくらせ」に関しては、新事実もわかってきて思うところがあるので、後日その点を書ければと思います。



SHL23_2025さて、試合は雨脚のように酷くなっていくばかりの内容でした。
グラウンドコンディションが最悪なので、お互い早めに攻めることを考えていたんでしょうけど、その思いとは裏腹に遅々として進まないボール運びに互いがヒートアップ。遂には荒れた試合になりましたが、なぜか出るイエローカードは岐阜サイドばかり。遂には、前半42分にヘニキ選手が2枚目(1枚目は前半37分に出ている)のイエローをもらい、退場。しかも累積も4枚となり、次節の出場もできなくなりました

これで岐阜は10人体制となり、数的不利になったと思われましたが、この日は天候が岐阜に味方をしてくれました。先ほども書いたように、荒っぽさはヒートアップしていったものの、そのためか岡山に岐阜のゴールネットを揺らすこともなく、際のところで抑え込むという苦しいながらもしのぐ展開になりました。
すると、岡山もゴール際で押谷祐樹選手が渡邉将基選手との接触プレイをきっかけに他の選手を交えてヒートアップ渡邉選手を倒したプレイが悪質と判定され、かつ他の選手を巻き込んだのが悪質と判断されたんでしょう、レッドカードで一発退場となりました。

互いに10人ずつとなり、岐阜にも勝機あり・・・と思ったものの、ヘニキ選手が抜けたのは大きかったと言わんばかりにチャンスはことごとく生かせず、このまま0-0で引き分けと相成りました。岡山も同じような気持ちなんだろうなぁ。最後に押谷選手がいれば、と。



あとは他会場の動向だけが気になるところ。同時に行われた栃木はどうなったのだろうと気になって見たところ、栃木×北九州は2-2の引き分けになっていました前半は栃木が勝っていたのに、どうしてこうなった(汗)。まるで岐阜にお付き合いでもしたかのような展開(大汗)。


まぁ、これで栃木は勝ち点35となり、同じく引き分けた岐阜は43となったことで栃木が残り2試合全勝しても41となったので、今シーズンでの岐阜の一発降格は免れることとなりました。しかし大分は勝ち点38のままとなっているので、入れ替え戦の可能性を秘めたまま次節を迎えることになります


ともあれ、残留に半歩前進したのはいいことだと思いましょう。ただ犠牲は大きいですが。
ヘニキ選手が次節参加できないことがどう響くのか。そこが心配です。しかし、出場停止だった高地選手とケガで長い間離脱していた川口能活選手が復帰する(とのことらしい)ので、次節の明るい材料にはなるかもしれません。


遂に、J2は残り2試合、岐阜はアウェイのカマタマーレ讃岐、ホームのアビスパ福岡を残すのみとなりました。讃岐はこれまで全勝の相手とはいえ、この状況ではあっという間にやられるかもしれないと思い、確実に勝ち点を積み上げましょう。次節勝てば残留なんです。だから勝ちを意識した戦いをしていきましょう。


J2残り試合あと2。最下位は免れる。入れ替え戦順位との勝ち点差は5。


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Posted by alexey_calvanov at 23:12Comments(0)TrackBack(0)

岡山の真意はいかに

SHL23_2016FC岐阜×ファジアーノ岡山の一戦を見に雨中の長良川競技場にいるんですが、なぜか岡山のサポーターがギラヴァンツ北九州が掲げてる「ぶちくらせ!北九州」の弾幕を掲げ出したぞ(汗)。
最近になって、これを掲げた北九州サポーターが処分されていることもあって、それに関する意思表示なんでしょうけど、さすがに真意を私は測りかねてますね。どういう経緯でこうなったのかわからんので。



試合が終わるまで掲げてるのだろうか?


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Posted by alexey_calvanov at 15:11Comments(0)TrackBack(0)

2015年09月14日

FC岐阜観戦記2015 第15節 ぶちくらせ!レオ

昨日(9/13)、FC岐阜はギラヴァンツ北九州と対戦しました。
昨年北九州は大躍進し、6位になったものの、スタジアムの建設が終わらず、J1ライセンスがもらえなかったため、プレーオフに進めなかったという苦い経験をしております。今年もまだ間に合いそうにないとのことなので、モチベーションの問題がかねてから言われておりました。そのこともあってか、今年は11位とくすぶった状態でシーズンを迎えています。それでも日本人が中心のチーム編成で、この順位は健闘しているともいえるでしょう。


ところで、岐阜にとって激動の1ヶ月・・・と言っても過言ではない時間をこのホームに戻ってくる間に過ごしました

まずはリーグ戦。
先月ロアッソ熊本戦で敗戦した後、アウェイ3連戦となっていたのはご存知の通り。
初戦だったセレッソ大阪戦は、非常に荒れた試合になりましたが、PKを決められ敗戦21位の大分トリニータとは勝ち点3点差となり、ここで負けを引きずるといよいよ窮地・・・というところまで追い詰められました。
ところが、アウェイが関東に移ってから風向きが変わってきました
まず苦手としていた栃木SC戦を1-0で勝利。これで大分に勝ち点では追い付きました(順位は得失点差の関係で岐阜が最下位のまま)。
次いで、雷雨のため中止になった試合の代替で水曜日(8/26)に行われたザスパクサツ群馬でも1-0で勝利久しぶりの連勝となり、最下位を脱出しました。
しかも、この関東で行われたアウェイ2連戦は、いずれもオウンゴールに伴う得点という珍事でもありました。得点を取れなかったと考えると厳しいかなとも思えるところですが、J3に落ちるかもしれない危機的状況を考えると、オウンゴールであっても勝ちは勝ちと割り切って考えるしかなかったですね。いずれにしても、いい調子で次のリーグ戦を迎えることになったわけです。

そして、この間には天皇杯も行われています。
1回戦の件は先日お伝えした通り。2回戦はジェフユナイテッド千葉との一戦でしたが0-1と負け。ザスパクサツ群馬をジャイアントキリングしたセカンドチーム(FC岐阜SECOND)も徳島ヴォルティスに0-1で負けてしまいましたが、J2相手に大健闘だったとも言えます。
というわけで、トップチームもセカンドチームも仲良く2回戦落ち。どちらもリーグ戦などに集中できる環境になりましたから、全力を出し切って挑んでほしいものです。特にトップチームは今回3連勝すれば、一気に降格圏内も脱出できるので、このアドバンテージを生かしたいところですね。


SHL23_1859今回の試合から、長良川競技場バックスタンドのセンター部分が入場禁止かつ通り抜け不可になりました。かねてから申していますJ1ライセンス取得のために、芝生席だった部分を座席にする工事を行うためですね。
やっとと言うべきか、ここまで漕ぎ着けましたねぇ。J2残留も危うい中で、この工事を行ってくれることを認めた岐阜県と岐阜市に感謝です。



SHL23_1860そして、会場に着くなりなぜかグラウンドに真っ先にやって来たラモス監督この時期にここに最初に来るのは一体なぜと思いながら、彼の一挙手一投足を眺めておりました。自身の去就を考えていたのでしょうか。謎です。



SHL23_1862そして、こちらがアウェイ席に陣取る北九州のサポーターの皆様何かと物議を醸している「ぶちくらせ!北九州」の横断幕も写真ほぼ中央のところに(ちょっと見え辛いかもしれませんが)ありました。ちなみに、「ぶちくらせ」とは、地元の言葉で「倒せ」という意味なのだそうです。
個人的には、これくらいは問題ないと思いますけどねぇ。そこまで怖い言葉とは思ってないですよ。地域によっては、もっとひどい言葉が飛び交ってますからね(苦笑)。ホントにいいぞもっとやれって感じですわ。



SHL23_1863この日のホーム応援席は、なぜかすっきり。
いつも来るメイン自由席へ応援をお願いしている方いわく、自分のチームへの嫌がらせとかではなく、ド真ん中に設置された一番古い横断幕(WE ARE GIFU)と2種類のサポーター達のメッセージが選手の目の中に飛び込みやすくするように、敢えて他の横断幕を外したのだそうです。



SHL23_1864そして今回、ホームでありながらあの密集応援を行っておりましたアウェイでは『恒例行事』でもあるこの応援スタイル、ホームでは滅多に見られないので、度肝を抜かれた方も多かったのではなかろうかと。



SHL23_1865さらに、ジャンプ応援までしやがった(笑)。わからんかもしれんが、してるんだよ(爆)!
でも、すぐに終わったな。こちとら、福岡に行った時は、選手入場から試合開始数分までずーっとやってたのに。体力のないヤツらめ(ギャハ)。



SHL23_1867そんな試合は、ここ数試合は堅守でほころびのない岐阜が、前半に関しては北九州にペースを握らせず、積極的にゴールに向かっていたのが印象的でした。その結果、前半17分にレオミネイロ選手のシュートが決まり、結局この1点が値千金となって勝ちました
後半は北九州のペースになって危なかったのですが、岡根・渡辺・阿部の3選手による守備の連係が上手いこと機能したのがよかったのではないのかなと。
何より、この試合はレオミネイロのレオミネイロによるレオミネイロのための試合となりました。点には結びつかなったものの、惜しいシュートが2本あり、調子の良さを窺わせていました。もちろん、両翼の一人だったジウシーニョ選手の攻守にわたるフォローのたまものでもあるのですが、守備もできる人がMFにいることで、難波選手・レオ、もちろんジウシーニョ選手も自由に動けるようになったので、相手には脅威でしょう。
ゆえに、難波選手の不調が気になるところラジオの解説ではチームプレイに徹したとのことだそうですが、ぜひとも、周りの選手も難波選手がフリーになったのなら、お膳立てしてあげてほしいものです。徹底的にマークされているので難しいのは百も承知。でも今日の試合のような運び方ができれば、難波選手のマークも甘くなるはずです。FWのリザーブである遠藤選手がふがいないだけに・・・。



SHL23_1871これで、岐阜はラモス体制で初の3連勝となりました。ここまで長かった・・・。6連敗も味わった今シーズンですが、この連勝でできる限りチャラにしたいところですねぇ。
写真は、その喜びを味わっている、試合終了後も残ったホーム応援席のサポーター達。



さぁ、この後の試合は9/20の大分戦。再びホームでの試合になります。またシルバーウィーク突入っということもあり、連戦になります。厳しい状況ではありますが、大分だから勝てるというふうに挑むのではなく、大分だからと気を抜けば、一気に最下位に落ちかねないという気を引き締めた状況の中でも、ベストを尽くすというふうで挑んでほしいものです。


J2残り試合あと11。最下位との勝ち点差は6。入れ替え戦順位との勝ち点差は2。


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Posted by alexey_calvanov at 23:27Comments(0)TrackBack(0)

2014年05月25日

胸突き八丁な時期

J2のFC岐阜、今回の試合は福岡・北九州にホームを構えるギラヴァンツ北九州との対戦です。
創設は戦後すぐと古いチームではあるのですが、紆余曲折して現在のチームになったのは2010年(前身の市民球団は2001年に設立)。J2に昇格と同時です。しかし昇格当初はなかなかチームが機能せず、35戦未勝利という残念な記録を持っているほどです。
それゆえか、昇格後はあまり安定しない、中位と下位をさまよう年間成績になっています。しかし、今シーズンは好調を保ち、現在4位に付けていますアウェーの水戸・岡山で連敗中の岐阜イレブンは一矢報いれるか・・・というふうですね。


SHL23_0272今回岐阜駅で珍しいバスを発見。
こちらは柳ヶ瀬周辺を回る「柳バス」というもので、織田信長の正妻である濃姫が描かれたループバスになっています。



SHL23_0273そして、今回からしばらく岐阜メモリアルセンターにあるモニュメントを紹介していきましょう。

第1回目は、「未来を拓く塔」故岡本太郎さんが1988年に「ぎふ中部未来博」開会を記念して作成したものです。私もかつて行きました(笑)。でも、覚えてないなぁ(爆)。

次回は、岐阜が生んだ陸上選手、高橋尚子さんの銅像を紹介予定。



SHL23_0274そして、今回のスタ飯は、以前紹介するといったもう1つあるカレー屋から。店の名前は失念(爆)。そこで、今日のカレーのマトンカレーを買ってきました。
マトンとは、成長した羊のことで、一般的にはラム(子羊)よりもクセや臭みがあるとされています。



しかし、このマトンカレーで使っているマトンは、臭みも無ければクセもないじっくりカレーに煮込まれているからか、柔らかいです。カレーの風味も絶妙で、辛さも一瞬カッと来るだけで、(辛いものが苦手でなければ)大丈夫ですね。ちなみに、中にスパイスが入ったままになっているので、それだけ気を付ければ問題ないかと。


で、試合はというと、全体的に北九州が押し気味でした。それでも要所で岐阜は抑え、数少ないチャンスを何とかモノにしようと頑張ってはいました

この試合、試合直後に雨がぱらつき、止んだかと思ったら今度は羽虫が湧くという試合観戦には不向きな中で見ておりました(泣)。選手はというと、キャプテンの川口選手、キーマンとなるナザリト選手がスタメンやリザーブにも入らず完全休養となっていました。その代わり、ケガで戦列を離れていたスティッペ選手がホーム戦初復帰。スティッペ選手がケガで休んでいる間活躍したヘニキ選手と初めてミッドフィルダーでタッグを組みました。


さて、試合は後半に大きく動きました。
61分(後半16分)に高地選手がねじ込んで先制。そして北九州に退場者(前田選手)も出たことで数的優位にも立ちました。にもかかわらず、70分(後半25分)に原選手に決められる・・・という、いつもの「取った後にすぐ(10分以内に)取られる」という悪い癖が出ましたね。
この癖いい加減に直せよ・・・。せっかく点を取って、しかも上位相手に大健闘とまで言えるところまで来て、すぐに手を抜いてしまう(ように見られかねないプレーをする)のは、何なんでしょうねぇ。
個々のプレーは素晴らしい。しかしそれが点やチームプレーに繋がらないこの課題は早いこと何とかしないと、ずるずる下位に沈みかねないです。一体何のために戦力補強をしたのか。ボトムズになったままなら過去のチームと変わらない。早く対策を練ってほしいものです。


次回もホームゲーム、6/1に京都戦です。こちらはJ1にも在籍経験のある強豪。しばらく気の抜けない相手との争いになります。踏ん張りどころでもあり、少しでも気を抜くとあっという間に失点を重ねる相手でもあります。先述の課題を何とかして克服し、下剋上を果たしましょう。


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Posted by alexey_calvanov at 23:44Comments(0)TrackBack(0)