2021年11月12日

【ヤクルト】同時に日本シリーズ進出かね【オリックス】

プロ野球クライマックスシリーズのファイナルステージ・3試合目が今日行われました。
セリーグは1位の東京ヤクルトスワローズが3位の読売ジャイアンツと対戦し、1勝のアドバンテージを持っていたヤクルトが順当に勝ち進んでいました初戦は奥川恭伸選手が完封したんですよね。
その後も高橋奎二(けいじ)選手も完封して、巨人は全く打つ手なしな感覚になりました。そんな中迎えた今日の第3戦、白熱したシーソーゲームになって、巨人は追い付くことまではできたんですけど、9回打ち切りという今年独特のルールで、ヤクルトが逃げ切りました
過去に10.19というロッテオリオンズ(現在の千葉ロッテマリーンズ)×近鉄バファローズの試合(ダブルヘッダー)であった打ち切りルールを思い出すねぇ・・・。あれも1試合目が長い時間掛かったので、2試合目が午後10時半過ぎると打ち切りになる事態になったふうだったかと。

そんな事態は、パリーグのクライマックスシリーズにも。
同時期に行われたパリーグでは、1位のオリックスバファローズが2位の千葉ロッテマリーンズと対戦し、こちらも1勝のアドバンテージを持っていたオリックスが初戦をいわゆるスミ1で勝ちました
この試合を見て、これはオリックスの勢いが付くものになったなぁ・・・と思っていたら、全くもってその通りになり、2試合目は美馬学選手がいいピッチングをしていたものの、吉田正尚選手の打った打球が美馬選手の足に当たったことで変わった選手が杉本裕太郎選手選手に投じた1球で崩されて万事休すロッテ打線も打てず、文字通り美馬選手を『見殺し』にしてしまったわけです。
そして迎えた第3戦、こちらも白熱したシーソーゲームとなりました打てなかったマーティン選手が打って走っての好プレーを見せ、中村奨吾選手のホームランもあって一度は逆転したものの、最後は小田裕也選手のバスターが見事に決まり、サヨナラ引き分けとなりました。こちらも今年独特のルールでロッテが泣かされた格好になりました。


これで、セリーグはヤクルト、パリーグはオリックスが日本シリーズに進出となりました。順当と言えば順当ですけど、まさか昨年最下位同士のチームが今年優勝して覇権を賭ける争いをするだなんて誰が予想してましたかね?まぁ毎年巨人とソフトバンクホークスでは面白くも何ともないからね(ニヤニヤ)。


今年は盛り上がるでしょう。こんな組み合わせは、なかなか見られないよ。


なお、今年の日本シリーズは球場が変則的になり、初戦と2戦目はオリックスの本拠地である京セラドーム大阪なんですけど、3・4・5戦目は神宮球場が高校野球大会(明治神宮野球大会)で使えないため東京ドームで行うとのこと。その後6・7戦目が今度は京セラドーム大阪がAAAのライブイベント使えないため、オリックスの準本拠地であるほっともっとフィールド神戸で開催される運びとなりました。5戦目までで決まれば、雨で順延ということなく進められるだけいいのかなぁ・・・。


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Posted by alexey_calvanov at 23:56Comments(0)

2015年10月17日

セリーグはヤクルトが進出

クライマックスシリーズ ファイナルステージ、ヤクルト×巨人は、3-2でヤクルトが逃げ切り、14年ぶりの日本シリーズ進出を決めました。
ヤクルトは初回と2回にしか点が入れられなかったものの、後続の投手陣が踏ん張って逃げ切りましたね。それにしても、最終回のバーネット選手の雄たけびが昨日のそれにまったく同じように見えたのは気のせいでしょうかねぇ(苦笑)。


ヤクルトが勝てたのは、打線よりもむしろ中継ぎ・抑えの充実にあるでしょうね。ROBと呼ばれる3選手(ロマン・オンドルセク・バーネット3選手のこと)に久古選手の4選手で勝ちを拾ってますからね。打線の調子がいい時は点を取って取って取りまくってなんでしょうけど、1・2点での攻防の際には、やっぱり中継ぎ・抑えがポイントになってきますから。

しかし巨人も選手層の厚さがよく分かった試合運びになりました。でもソフトバンクのようにいかなかったのは、中継ぎ陣の整備に失敗したからでしょうね。絶対的な中継ぎ選手である山口選手が精度疲労を起こしているのではないかと思わせた1年でした。早いこと山口選手の負担を軽くできる選手が必要な時が来たようです。
打線も阿部選手頼みになってしまっていたと思います。あれだけすごい選手がいながら、揃っていながら情けない限りです。


これで、セリーグはヤクルト、パリーグはソフトバンク、優勝チーム同士の対決になりました。順当と言えば順当な流れになりましたね。ソフトバンクの投打共の重厚さにヤクルトはコマ不足とも思える中どう立ち向かうのか、注目です。


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Posted by alexey_calvanov at 23:55Comments(0)TrackBack(0)

2015年10月16日

ソフトバンク、圧倒的な強さでロッテの下克上を阻止

クライマックスシリーズ・パ ファイナルステージ第3戦、ソフトバンク×ロッテは3-1でソフトバンクが勝ち、無傷の4連勝(うち1勝はアドバンテージ)で日本シリーズ進出を決めました。
もうロッテは完敗と言ってもいいくらいの負けっぷり。1点取れたのが不思議に思えるほど(苦笑)。それだけソフトバンクの強さは本物と言っていいのでしょう。短期決戦に弱いと言われていた頃のチームの面影はどこにもなく、プレッシャーにも打ち勝てる盤石な選手層によって支えられていることを示したとも言えます。


ロッテ最大の敗因は、ソフトバンクの投手陣がよかっただけでなく、チームそのものに勢いが無くなってしまっていた点と打線の絶不調が重なった点にあるでしょう。
本来のロッテの打線は繋ぐことが主体の野球。それなのに一発攻勢で勝ったりと、勝つには勝ったんだけど本来の勝ち方ができないまま上がってしまったようにも感じられました。なので、ソフトバンクの試合中に修正できればよかったのですけど、それができないまま流れて、いや流されてしまったのだと感じています。
投手陣に関しては、涌井頼みが最後まで抜けなかったことが仇となりました。よくはやってはいたものの、どうしてもソフトバンクの打線から見たら、打ち勝てると思われてもおかしくないでしょう。ゆえに、10/4に投げたのが最後まで響いたとも言え、涌井選手にはちょっとかわいそうな事態にならなければとも思っています。タイトルを狙いたかったのは十分にわかりますし、もしかしたら直訴して止められているかもしれないので、変な邪推はしないで涌井選手の起用法については不問にした方がいいでしょう。個人的にはクライマックスシリーズ ファーストステージの投げっぷりで十分評価していますし。


それにしても、ソフトバンクはすごかったです。特に内川選手がピカイチ。この人はホントにチャンスに強い人なんだから。レギュラーシーズンのデータよりも、過去彼が積み重ねたデータの方が重要なんだって。そこからどっちが正しいか導き出せばいいわけで。
で、最も思ったのは、秋山前監督が残した選手の成長という置き土産を工藤監督が見事に引き出せたわけですよ。もちろん、工藤監督も今シーズンからの就任ながらも、選手の自主性に任せながら、活きのいい若手には積極的にチャンスを与えてましたこのシリーズで中継ぎに抜擢された育成枠出身の千賀選手がいい例です。これは工藤監督の指導法のたまものでしょう。


これでパリーグはレギュラーシーズン・クライマックスシリーズとも無類の強さを発揮したソフトバンクが勝ち進みます。対してセリーグはというと、ヤクルトが巨人に完勝途中雨中での試合になっていましたが、ヤクルトは崩れませんでしたね。
これでヤクルトは王手。明日(10/17)以降日本シリーズ進出が決まります。


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Posted by alexey_calvanov at 22:53Comments(0)TrackBack(0)

2015年10月14日

クライマックスシリーズ2015 ファイナルステージ開幕

今日から最大6戦までクライマックスシリーズ ファイナルステージが行われます。
セリーグはヤクルトに対するのは2位の巨人、パリーグはソフトバンクに対して3位のロッテが下克上を狙います。


ヤクルト×巨人は、巨人先発内海選手が好投夏場に2軍落ちし、2勝で終わったとは思えない粘投を見せ、ヤクルトは4回裏に畠山選手の先制アーチで1点加えたのが精いっぱい。その粘投に呼応したのか、坂本選手が2ランホームランで逆転ファーストステージで見せたヘッドスライディング以降、好調を維持しているようにも見えます。
その後着実に追加点を重ね、かつ5回以降は継投策で逃げ切った巨人が先勝し、ヤクルトの持っていたアドバンテージを打ち消しました。


ソフトバンク×ロッテは3回表に清田選手のタイムリーで先制したものの、その裏に柳田選手の2ランホームランで同点に。その後、双方継投策で我慢比べに陥っていたものの、延長10回裏に上林選手の振り逃げをきっかけに、明石選手がバント長谷川選手がヒットでランナーを進め、柳田選手敬遠の後、内川選手のサヨナラタイムリーでロッテ万事休す。ソフトバンクが劇的なサヨナラ勝ちでアドバンテージも含め2勝にしました。

この10回裏のサヨナラ劇は起こるべくして起こったんだなと痛感しております。
まず投げた内選手には気の毒ですが、何であんなワイルドピッチになるような球投げちゃうのかなと。延長戦は同時に何かしらトラブルが起こったらサヨナラ(ビジターチームにとっては事実上の試合終了)になりかねない一触即発の事態のはず。その後の展開も読めているのでしょうから、なおのこと不用意な球は投げるべきではないと思います。
そして、なぜ2安打している内川選手と勝負したのかもわからない。内川選手はチャンスに強い選手。ホームランだったとはいえ1安打しか打っていない柳田選手との勝負のほうが実利に合うと思えたからです。私なら、イチかバチかで柳田選手に勝負し、内川選手は敬遠、その後イ・デホ選手との勝負で行くべきだとも感じました。


これで、セ・パ双方どちらもわからない展開になってきました。
巨人はヤクルトの実力を発揮させないでそのまま突っ走るのか。ソフトバンクはロッテの下克上を阻止するのか。明日以降も目が離せなくなりそうです。


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Posted by alexey_calvanov at 22:37Comments(0)TrackBack(0)