そんなマグロは、近年漁獲を大きく制限されています。クロマグロが絶滅危惧種になっていることで知っている方も多いかもしれません。そのクロマグロは漁獲制限の対象になっており、年間の獲る量が決められています。それは漁業を行っている漁師だけでなく個人にも対象になっているのは、あまり知られていません。どうもつい最近設けられたらしいのですが・・・。

水産庁は、遊漁(趣味釣り・レジャー釣り)にも太平洋クロマグロの漁獲枠が設けられました。それによると、30kg以下のクロマグロは放流を、それ以上のクロマグロは釣果の際に水産庁へ報告が義務付けられているのだそうです。しかもこれらはクロマグロ一匹だけでなく、釣ったクロマグロ全てに対してです。
個人に対してもかなり厳しいものとなっていますが、クロマグロの資源保護や漁師が個人釣りに対して甘いことに対して不満を持っていたことを考えれば、今まで遅かったのかもしれません。
ちなみに、釣りを始める前に各都道府県の漁獲状況を調べてから行ってほしいとのこと。このことから、クロマグロの獲り過ぎにかなりナーバスになっていることがわかります。現状どんな罰則が待っているかわかりませんけど、クロマグロが食べられなくなる未来は見たくないので、守ってほしいものです。

