2022年03月11日

SIEも動いた

ロシア軍によるウクライナ侵攻で、ゲーム業界も色々な動きが出ています。ハードメーカーで見ると、任天堂がロシアでのオンラインショップを休止、マイクロソフトがロシアでの製品提供とサービスの停止およびウクライナ政府へのサポートを打ち出した中、ソニー・インタラクティブエンタテインメント(SIE)のみが、これまで具体的な策を打ち出していませんでした
そのSIEも3/10に対ロシアの政策を発表しました。SIEはロシア向けのハード・ソフトの出荷停止とPlayStation Storeの運営停止、そして3/10発売になった「グランツーリスモ7」のロシア向けの発売を停止することを発表しました。さらに対ウクライナ政策として、国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)とセーブ・ザ・チルドレンへ合計200万ドル(約2.3億円)の寄付を行うことも併せて発表しています。資金提供を行ったのは、コーエーテクモホールディングスに次ぐものとなるでしょう。


大なり小なり、ゲームメーカーもウクライナへの支援とロシアへの制裁を行うようになってきています。現在、ロシアのプーチン大統領は、撤退する外国資本を強制的に巻き上げようと画策しているので、資本が残った状態で運営停止を行っている会社も気が抜けない状況だとは思います。しかし、その恐怖の中でも一致団結してNOを言わなければ、あの国を変えることはできないと思います。一つ一つの流れが小さくとも、粘り強く行っていけば、大きな流れになることを信じ、今はNOの声を上げるしかないと思うのです。


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Posted by alexey_calvanov at 22:38Comments(0)

2022年03月01日

レコゲー2022 3月 決算期スペシャル①

3月、いよいよゲーム業界は決算期を迎えます。コロナ禍が長引く中、巣ごもり需要で業績を伸ばしているとはいえ、これだけ長いと経済的な委縮の影響を受けるのではないかと思われます。既にいくつかの会社はそのあおりを受けているようなので、これから厳しい運営を強いられるところも出てくるでしょう。
そんな中でも、決算期ということもあり、多くの作品が登場します。早速見て行きましょうか。今回もマルチ展開の作品の紹介からです。


最初は、「グランツーリスモ7」(PS5PS4)(★)
リアルシミュレーターとも言われるカーレースゲームで、25周年記念作品になります。
シリーズ集大成ということで、グラフィックの強化・ロード時間の短縮・車種ごとの繊細なコントロール・車種ごとのタイヤ感覚の再現・近くの車をリアルに感じられる音響・優秀なAIとこれまでのシリーズ以上に強化されています。なお420種の車が利用可能で、このうち新車も登場予定とのこと。

2番目は「グランド・セフト・オートⅤ」(PS5・XBOX SERIES X/S)(★)
2013年にPS3・XBOX360で展開された同作品の移植版。
今作は2014年にPS4・XBOX ONEに移植された同作品のアップグレード版とも言え、既にPS4・XBOX ONE版を所有している場合は、一度のみ移行が可能になります。特徴としては、最大4Kの解像度、最大60fpsの動画スピード、テスクチャ・描画距離の向上や新たなグラフィックモード、ロード時間の短縮、立体音響の強化などが図られています

3番目は「ペルソナ4 ジ・アルティマックス ウルトラスープレックスホールド リマスター版」(PS4Nintendo Switch)(★)
2013年にアーケードで稼働し、2014年にPS3に移植された「ペルソナ4 ジ・アルティマックス ウルトラスープレックスホールド」の移植版。Nintendo Switchには初めての登場になります。
新要素としては、これまでのダウンロードコンテンツが全て収録されている点になります。今まで遊んだことのない人にも充実した中でプレイできるでしょう。


次回もマルチ展開の作品の紹介です。


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Posted by alexey_calvanov at 23:10Comments(0)