2024年12月01日

FC岐阜観戦記2024 特別編 かつての岐阜戦士を追い掛けて 山岸祐也

昨日、名古屋グランパス×サガン鳥栖の試合を見に、長良川競技場に行ってきました長良川競技場で行われる理由は、2023年に行われた鳥栖戦や柏レイソル戦との試合の時と同じで、WRC(世界ラリー選手権)が豊田スタジアムで開催されたため、芝をひっぺがしてしまっているからです。養生するのに数ヶ月掛かるらしいからね・・・。
そんな名古屋には、山岸祐也選手が在籍しています。山岸選手は、ザスパクサツ群馬(2年在籍)から岐阜に移籍し、約1年半在籍。2019年夏にモンテディオ山形に移籍し、約1年在籍した後、アビスパ福岡(約3年半在籍)を経て名古屋にやって来ますストライカーとして大きく成長して岐阜に凱旋となったわけですな。
鳥栖にも元岐阜の選手が在籍していたんですけど、移籍でいなくなってしまい、今は監督の木谷公亮さんだけです。


KYG03_20241130_132121683試合開始前は雨が降り、息の白くなるくらい寒くなった気候だったにもかかわらず、長良川競技場には14734人の観客が訪れました名古屋からのアクセスが悪くないのもありますけど、ホーム最終戦である点と名古屋のキーパーで7年間活躍したミッチェル・ランゲラック選手のホームでの最後の試合になるから大勢来たのではないかと。とはいえ、ゴール裏は満員で、バックスタンドはやや空席の目立つレベルだったのに対し、メインスタンドは空席が目立っていたように思えました。全て埋まれば2万は軽く行くはずなんですけどね・・・。
なお、今回は鳥栖側のアウェイ席にしました。山岸選手がいるなら名古屋側じゃないのか・・・と思われるでしょうけど、鳥栖には何とも言えない愛着があるし、ゴール裏とはいえ、岐阜のそれの倍くらいの値段がするから、メインとかバックとかの値段の高さは想像に難くないでしょう(泣)。



KYG03_20241130_130717643アウェイ席にやって来たグランパスファミリーとグランパスポンタ(左端)。
グランパスファミリーは、右端からグランパスくんJr.・グランパスくん・グララ・グランパコちゃんになります。小雨混じる中でもやって来てくれてうれしかったですね。



試合に入る前に、名古屋と鳥栖の現状を話しておきましょう。


名古屋は、ルヴァンカップではアルビレックス新潟を破り優勝したものの、リーグ戦は低調で、前節までの結果により9位に着けています悪くはない順位かもしれませんが、中庸と言われたあの頃のようですな・・・。
鳥栖は、第3節以降、負けが込み始め、第5節以降は降格圏を行ったり来たりしていました。クラブにも迷走が見られるようになり、監督の交代が後手に回ったり、(移籍金でクラブの債務返済を行わないといけない理由があるとはいえ)主力選手の大量移籍が行われたりと事実上チームが崩壊状態になり、第24節以降降格圏を脱することができなくなり、第29節には最下位転落、第30節にはJ2降格が決まりました。12年間いたJ1から陥落することとなったのです。



今回はDAZNの公式サイトが上げている動画を使用します。
尺が長い分、詳細なハイライトが見られるからですね。


KYG03_20241130_160036965しかし、蓋を開けてみると、鳥栖の動きがかなりいい。もちろん上位にいる名古屋の動きも序盤は悪くなく、鳥栖のゴールを攻めていました。しかし、その序盤に詰められなかったのが痛かった鳥栖のキーパーである朴一圭(パク・イルギュ)選手のファインセーブで、鳥栖の勢いが増すこととなります。
すると、前半8分にボールの奪い合いの中から生じた名古屋の選手のトラップミスから鳥栖の選手が回収し右サイドへ。右ペナルティエリア方面に低い弾道のクロス気味のボールを飛ばすと、受け取った鳥栖の選手がさらにマイナスのゴロクロス。そこに待ってましたとばかりに夏に加入したヴィキンタス・スリヴカ選手のシュートがランゲラック選手の身体を弾くほどの強烈なものになり、先制点となりました。
こうなると、鳥栖の勢いが止まらない。2分後には、今度は名古屋のパスミスをプレスで突いた鳥栖の選手がペナルティエリア中央付近に駆け寄った鳥栖の選手が受け取れず、名古屋の選手2名と交錯。その時にこぼれる格好になった球を受け取ったのが、今シーズン当初から加入した中原輝選手ペナルティエリアのラインを蹴りどころにしたかのようにシュートを放ち、それがゴールマウス左隅に突き刺さりましたランゲラック選手も届かなかった今シーズン初ゴールとなるゴラッソで、鳥栖は一気に2点リードを取ります。
しかし、2-0は危険なスコアとも言われる点差。その後は鳥栖は追加点を奪えず、名古屋は本来の調子を取り戻し始めていました。前半終了間際には、山岸選手が詰め寄ったものの得点には至らず、さらに永井謙佑選手が点を入れたと思ったら、VARの判定の結果名古屋側のオフサイドとなって得点取り消しになり、鳥栖は命拾いをしますホントに足先のほんのわずかな部分で、競馬の世界ならハナ差と言われるレベルでしょう。ちなみに、前半のラストプレーで山岸選手は鳥栖の今津佑太選手と交錯したことで脳震盪(とう)の疑いが出たため、ハーフタイム明けに交代となりました。

後半は、交代したことでフレッシュになった前線を中心に積極的な展開を見せたものの、鳥栖の守備陣が粘りに粘って球を掻き出し、名古屋のチャンスを徹底的に潰します
そして後半22(67)分、ゴール前に詰め寄った鳥栖のイレブンが、一度シュートを放つものの、これはバーに嫌われ、再び正面に。そのこぼれ球を打ったのが、2点目を取った中原選手強烈な右足のシュートは、先程のバーに嫌われたシュートの前に放たれたシュートに対応するためにランゲラック選手がゴールマウスから離れていたため、無人になったその場所に叩き込まれるごっつぁんゴールとなりました。まさかランゲラック選手のようなプレイヤーがそんなことを犯すとは・・・と思うほどのある意味情けないプレーで名古屋は自滅してしまったのです。
その後は、名古屋も打開しようとするものの、鳥栖の選手が一枚上手で、特に朴選手のゴールマウスを離れながらもゴールを死守する献身的なプレーが光っていました。ともすれば、先程のランゲラック選手のように自爆・自滅しかねないリスキーなプレーですけど、この日の試合ではそれが見事に的中していました。


試合は、0-3で鳥栖のクリーンシートで終了。これにより、名古屋はホーム最終戦を白星で飾れなかったばかりか、続投の決まった長谷川健太監督で来年も大丈夫なのかという不安を残す結果にもなりました。



この日の試合の鳥栖は、ホントにJ2に落ちてしまうのかと思えるほど洗練されたプレーを連発しており、文字通りサガン鳥栖の名の由来になった砂岩のようになっていました
砂岩は、粒は小さくとも集まれば強固な岩になるとのことで、それによってサガン鳥栖のサガンは、強いチームから勝ちを奪うという意味合いも込められているのだそうです。名古屋のような9位とはいえトヨタマネーで大きくなったチームを倒し、さぞかし気持ちよかったでしょうね。これができれば、1年でのJ1復帰も可能だと思います。ただ、戦力が残ればの話で、特に朴選手のカリスマで成り立っているチームだとも思ったので、彼の流出は絶対に避けないといけないでしょう。


KYG03_20241130_160646242試合後にやって来たのは、ヒーローインタビューを受けていたMOMの中原選手。
移籍しても活躍できなかったそうなので、この試合に賭けたものは大きかったでしょう。
ちなみに、チャントは先日引退をしたガイナーレ鳥取の長谷川アーリアジャスール選手のものと同じで、荻野目洋子さんの♪恋してカリビアンという曲ですね。<V・A・N・I・L・L・Aのアレか(ギャハ)!



この結果、名古屋は13位に転落しました。鳥栖は最下位のままですが、最終節でジュビロ磐田に勝てば、北海道コンサドーレ札幌の結果次第では最下位を脱出できます。


ホント、鳥栖はいい試合をしていました泣けてきましたよ・・・。だからこそ、来年1年でJ1に復帰して頂くよう、改めて思うのでありました。


次回は、スタメシの紹介をしていきましょうか。


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Posted by alexey_calvanov at 20:56Comments(0)

2024年02月11日

FC岐阜観戦記2024 特別編 プレシーズンマッチは名岐ダービー

2024年シーズンがあと2週間ほどで始まります。そんな中で、現状の戦力の状況確認を兼ねたプレシーズンマッチが久しぶりに行われます。しかも名岐ダービーというオマケ付公式戦ではないけれども、実に7年ぶりになるので、嫌でも盛り上がりますよ。
これができたのは、FC岐阜にも名古屋グランパスにもスポンサードしているホットスタッフ様のおかげでございます。誠にありがとうございました。今後も両チームのサポートをよろしくお願い致します。


岐阜に関して言えば、1月下旬からキャンプを宮崎で行ったのは、例年通り。キャンプ前に行われる予定だったFC. ISE-SHIMA(東海1部)とのトレーニングマッチは、雪のために中止となり、上野優作監督も「いきなり実戦が(キャンプ中に行われる予定の)ヴァンフォーレ甲府とのトレーニングマッチになるのは不安だった」と述べているほど、仕上がりといきなりの格上対戦に不安を感じていましたけれども、甲府戦のトレーニングマッチのハイライトを見ている限りでは、悪くない仕上がりではあったのかなと。
ただ、甲府戦とほぼ同格(JFL)のヴェルスパ大分戦でも勝てなかった(甲府戦は逆転負け、V大分戦は引き分け)だったのが気掛かりいい結果をもたらしていて、希望を持てたとしても、その希望が持てているうちに勝てないと、待っているのは大きな絶望なんですよ・・・。


ということで、オフィシャルで見られる最初の試合が、ホットスタッフ名岐カップになるわけです。双方とも選手の仕上がり、スタメンに起用したい・試してみたい選手を出してくると思われますから、重要視してくるはずです。


SOG03_102353プレシーズンマッチとはいえ、名岐ダービー。今回JR岐阜駅では最後尾の列を示す看板が出ておりました。臨時バスも出されていたので、昨年の名古屋が長良川競技場で開催したの時のような体制で挑んできたわけです。



SOG03_110129長良川競技場に着きました。
とはいえ、まだまだ開幕の雰囲気は全く感じられない。岐阜の選手達と監督ののぼりが立ってないからなんでしょうね。
唯一試合をやるんだなと感じたのが、名古屋の用具類を積んでくるトラックが停まっているのを見掛けたことくらいか。



SOG03_120624今回の試合は、弾幕の掲示できる試合だったので、チラホラですが掲出されておりました。
そんな中で新加入選手の弾幕も。これはギラヴァンツ北九州から移籍した後藤大輝選手のものですね。



SOG03_125907プレシーズンマッチとはいえ、イベントは充実していました(ただし、CCN主催のかさなるステージは開催されず)。
その中の一つ、マスコットPK対決が行われました。



SOG03_125357最初はギッフィーとグランパスくんのPK対決
やはり可動域の広いギッフィーに分があるのは、至極当然なわけで(爆)。<可動域などない!



SOG03_125439点を決めたことで、すっかり天狗になってしまったギッフィー。寝ても防げるというポーズを取って舐めて掛かっておりました(笑)。
結果、グランパスくんの卑怯とも言える奇襲を食らって点を入れられる(爆)。
・・・ギッフィー、オマエは罰として味スタの悲劇視聴30回の刑に処す(ギャハ)!



SOG03_125626そしてマスコットPK対決なのに、最後はスタジアムDJ同士の対決に至る
最初は岐阜のスタジアムDJであるひらともこと平松友康さん彼に対峙するのは、グランパスファミリー全員かよ!
YO!YO!YOSUKEさん曰く、「ウチは4人揃って1つのマスコットですから」だってよ!



SOG03_125742その洗礼は、YO!YO!YOSUKEさんに振り掛かる。ええ、見事に造反されました(ギャハ)。YO!YO!YOSUKEさん、彼らに何か酷い仕打ちしてないですか(ニヤニヤ)?
しかし、ヤツらはさらに造反した!ただの突っ立てるだけの壁じゃねーか(爆)!もしかしたら新手の連係プレーだったのか(苦笑)?だとしたら、YO!YO!YOSUKEさんは、かなりの策士かもしれない・・・。






プレシーズンマッチのハイライトが見られるのはFC岐阜公式動画サイトだけ!<グランパス様側のハイライト動画は会員コンテンツなんだよなぁ・・・。

SOG03_155516さぁ、試合でございます。プレシーズンマッチということで、交代枠は無制限だったようです。
思った以上に岐阜の仕上がりがよく、前半に関しては積極的に前に出るプレーが見られて、よかったと思います。いい意味で掴みはOKと言いたくなりましたね。実際名古屋の守備陣が動揺していたように感じられましたし。
積極的に点を獲る姿勢が結果として出たのが、前半14分。柏木陽介さんの後を引き継いだ北龍磨選手がっコーナーキックを務め、ゴール前の混戦から出てきたこぼれ球を河波櫻士選手が見逃さなかった。文字通り叩き込んだシュートはゴールラインを割ってマウスの中に入った判定がなされましたサガン鳥栖から移籍後、トレーニングマッチでも3点叩き出している彼が、このプレシーズンマッチでも結果を出してきました。これはもうレギュラー確実でしょう。今年一番の注目選手だと思っているだけに、ますます期待をして見てしまいますわ。
しかし、もっと驚かされたのが、左サイドバックに据えられた文仁柱(ムン・インジュ)選手あわや失点となりそうなところに身体を張って守っておりました。守備に関しては、非常に素晴らしいものを感じ取れました。宇賀神友弥選手の後を引き継げると思いましたけど、川上竜選手と共に、何でウチの監督は、ミッドフィルダーをディフェンダーを魔改造したがるんだろう。
ただ、名古屋もいつまでも浮足立っていなかったですね。長谷川健太監督が『懲罰交代』を施したら、徐々に落ち着いてきて、ウチの守備の隙を突いたシュートで同点に追い付きましたもの。あれはここしかないラインを見抜いた中山克広選手がお見事としか言えない。

後半になると、すっかり名古屋はペースを掴み直し、逆転劇に持ち込みました。ここから岐阜は後手後手になり掛かっていましたし、前に出ようとすると名古屋の選手が抑え込むシーンも増えました。それでも、終盤では積極性を取り戻し、交代枠を利用してフレッシュになったことで、攻め込めるシーンも増えてきたのはよかったと思います。あとはそこから点が決められるか・・・というのは、去年もそうだったなぁ(苦笑)。
結果的には、逆転負け。ただ課題もあったけど、いい結果もたくさん掘り起こせたと思います。



岐阜は、2/24に福島ユナイテッドFCとの開幕戦をホームで迎えます。過去4年間福島戦のホームは勝ったことが無いので、ここで勝っていつもと違う年だと印象付けたいものです。
名古屋は、2/23に鹿島アントラーズとの開幕戦を、続けて3/2にFC町田ゼルビアもホームで開催することが決まっています。実はホーム開幕戦からの連戦になるのは、Jリーグ30年以上の歴史の中で初めてらしい。これは盛り上がるわな。


残り数週間で、出てきた課題を解決してほしいですね。丁度今日はFCマルヤス岡崎とのトレーニングマッチになるので、今回出場しなかった選手は、そこでスタメンやベンチ入りを目指してアピールしてほしいものです。そして勝って自信を付けてほしいですね。


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Posted by alexey_calvanov at 10:52Comments(0)

2019年08月24日

グランパスくん、プリン化

SHV39_5483先日、近所のイオンで売っていた「名古屋グランパスプリン」なるたる商品
松浦商品というところが企画監修し、トーラクという神戸にある会社が製造しています。販売はベルシャポーという、愛知県と三重県の7店舗で展開する大須に本店のある洋菓子店シャポーブランを運営する会社が行っています。シャポープランって、「名古屋なごやかプリン」を作ってる会社か。
今回はイオンで買っていますが、名古屋グランパスのオフィシャルショップであるクラブグランパスでも販売しています。



SHV39_5492中はこんなふう。
4個入りのプリンになっており、スプーンは付いていますが、カラメルソースは付いていませんプリンの蓋は、荒ぶるグランパスくんのポーズになっています(笑)。<コロンビア(AA略)!



どうせ価格のほとんどをグランパスくんのライセンス料で持って行かれているんだろうと実も蓋もないことを言ってしまいそうですが、どうなんでしょうねぇ・・・。

プリンにはカラメルソースが練り込んであるのか、少し茶色っぽい黄色になっており、食べてみるとメタクソ甘いんですわ(笑)。カラメルソース入ってるんだよね?と言いたくなるくらいに。
でも、まろやかなのよ。玉子のコクと甘さがメタクソ甘くても嫌なものになっていない最大の要因なんでしょう。


しかし、4個で1200円(税別)なのは、名古屋の関連グッズ扱いだからか、いい値段するのよね・・・。やはり1000円くらいグランパスくんへの(以下略)

ちなみに、松浦商店の企画商品には、「がんばれグランパス弁当」や「がんばれドラゴンズ弁当」があり、一部のイオンで販売しています。そして松浦商品は「グランパスくんチョコバナナ」というゲテ・・・いや、何でもありません(爆)。


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Posted by alexey_calvanov at 23:20Comments(0)

2017年10月01日

FC岐阜観戦記2017 第18節 個と密

FC岐阜、今日は名古屋グランパスエイトとの一戦を迎えました。
名岐ダービーの決戦となるこの試合、プレシーズンマッチを除けば、初の岐阜県での開催になりました。
さすがに混むだろうと思って、朝一番の電車に乗って岐阜に向かったのですが、早く来たと思ったのに、いつものあたりで待たされることになりました(苦笑)。しかもイベントも同時開催になったので、無茶苦茶人が来るんだろうなぁ・・・。


で、名古屋に関しては、ドン底からは抜け出した模様先週の東京ヴェルディ戦では快勝しているだけに、気分良く乗り込んでくることでしょう。何せ長良川競技場は岐阜が結成される前にはホームグラウンドとして試合を行っていたこともあったのですから。
対して岐阜は、5連勝を掛けたアビスパ福岡戦に惜敗。とはいえ、勢いは無くなった中で戦うことになったので、この敗戦が選手に影響しないか心配ではあります。


SHV32_1488先程も書きましたけど、イベントが同時開催なため、屋台村+αでたくさん並んでいました
その中で、今回は満開堂の「おにまんじゅう」を紹介。オーソドックスなサツマイモを頂きました。
名古屋の人間にも岐阜の人間にも、「おにまんじゅう」はポピュラーな食べ物ですね。



個人的には、モッチモチな方が好きなんですね。少しボソボソ気味のは、美味いことは美味いんだけどね、飲み物が欲しくなる(爆)。でも、イモの甘みを感じられました。久しぶりに食べたけど、美味かったわ。


SHV32_1490今日は名岐ダービーということで、マスコット対決が行われました。
そのクライマックスに行われたのが、PK対決
実は、キック2種の対決は、グランパスくんが一念発起して勝利をもぎ取り、このPK対決で勝てば、名古屋の快勝に終わってしまうという状況。何としても避けようとミナモは頑張ったのですが、キックしようとしたら、足を痛めた!すごく茶番臭がする(ギャハ)!



SHV32_1491その窮地にやって来たのは、新マスコットで、今日立体化を果たしたギッフィー!
初登場の時と同じく、スケボーに乗って登場!しかし、ピッチへは駆け足(ギャハ)!
・・・まぁ仕方ないね。ピッチにスケボーでは入れないですから。
ギッフィーの奮闘もあり、何とか引き分けに持ち込みました。ありがとう、ギッフィー。



SHV32_1493ギッフィーの正面図は、こんな感じ。
可愛くないとか言われているけど、皆のハートは今日の活躍でガッチリ掴んだと思うよ。



SHV32_1492こちら、アウェイサイドの名古屋の皆様。
3000人が来たということらしい。メイン席の中にも名古屋のお客さんがいたので、実際は4000人弱はいたんじゃないかなと。いずれにしても、もう真っ赤っ赤だった。



SHV32_1494チケット完売が既に出ていた今日の試合、観客動員数の更新は達成だと思っていました
そして後半半ばに発表された数を見て、度肝を抜いた。17,027人だって!
今日の試合を観て、次また来てみようとなってくれればいいのですが・・・。



SHV32_1496その試合は大荒れの展開になりました。


当初は岐阜のイレブンは緊張からか動きは硬かったものの、徐々に自分達の動きを取り戻したかのように思いました。そして前半22分に大本祐槻選手が先制点を決めます

しかしよかったのは、ここまで。これ以降は名古屋が目覚めたとも言える動きを見せます。10分後に追い付いたかと思ったら、個の動き(個人技)メインだった名古屋は徐々に密の動き、パスワークを絡めて逆転を狙う岐阜を振り払おうとします。特に同点に追い付かれたあたりの個人技の応酬は見ごたえはありましたね。
それでも、個の力が強かったのは名古屋。その中でも7月に加入したガブリエル・シャビエル選手がすごかった。前々からすごいすごいと思ってたけど、まさかハットトリックを取るとは思わなかった。このシャビエル選手が点を取ったあたりは、個の力と密の力のバランスが絶妙で噛み合っているし、とてもじゃないけど敵わない

ハットトリックを取られた岐阜は、ゲームプランも崩壊してしまったのかもしれない。何をやっても名古屋の個の力が勝っているので、どうすることもできない。だから、名古屋は蜜の力を緩めて、個の力で押しに押すシモビッチ選手や永井龍選手が交代枠で登場したのは、その表れ。
名古屋はまさにタレント集団を垣間見せ、岐阜はますます何もできなくなった。それでも途中出場の難波宏明選手が押し込んだ2点目は、よくやったと言えるでしょう。経験値のなせる業でしょう。


試合は、2-6で完敗。ただ、完膚なきまでに叩き潰されても、やれるだけのことをやったと実感できたので、選手にはご苦労様でしたと申し上げたいです。これでブーイングは、かわいそうだ。



とにかく岐阜の選手には、個の力も密の力も全く足りなかった約半年すごく成長しているとは思うのですが、名古屋はそれ以上に伸びていただけのこと。春のまだ戦術が浸透していない時の名古屋は、岐阜に苦労して当然だったのでしょうけど、それ以降は身を削ぎ落としているとはいえ、個の力はブラッシュアップされ、密の力も養っていたのだと思う。
じゃあ岐阜はどうすべきか?個の力はあるとは思うが、名古屋のような力はまずない。だったら密の力を養うことに注力すべき個人技ではなくパスワークをさらに磨きを掛けて、パスやシュートをより正確にミスを減らして確実性を付けていくべきです。個人技はそれからでも遅くはないかなと。密の力が強まり、連携がハマって来れば、個人技も生きてきます。だから、今は名古屋になるのではなく、岐阜のオリジナリティをもっと伸ばしていきましょう!


SHV32_1480今回の公式戦での名岐ダービー初開催を記念して、アクティブGで展示会を行っていました。
ちなみに、アクティブGには、こんなものが。写真の選手がシシーニョ選手ではなくて風間宏矢選手なのね。



SHV32_1481その中には、今年限りの引退を表明した高木義成選手のスパイクと手袋が展示されていました。



SHV32_1482選手のサインが入った公式球も。



この催しは10/2まで行われます。過去の選手が名岐ダービー(プレシーズンマッチ)で戦った時の写真や今年春の試合の写真もありますよ。


SHV32_1489おまけ
移動のために台車に乗せられたグランパスくん(写真なのでわからないかもしれないが、手を振って愛想を振りまいている)。スタッフが一生懸命引いています。
・・・師匠何やってんの(笑)!



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Posted by alexey_calvanov at 22:58Comments(0)