これができたのは、FC岐阜にも名古屋グランパスにもスポンサードしているホットスタッフ様のおかげでございます。誠にありがとうございました。今後も両チームのサポートをよろしくお願い致します。
岐阜に関して言えば、1月下旬からキャンプを宮崎で行ったのは、例年通り。キャンプ前に行われる予定だったFC. ISE-SHIMA(東海1部)とのトレーニングマッチは、雪のために中止となり、上野優作監督も「いきなり実戦が(キャンプ中に行われる予定の)ヴァンフォーレ甲府とのトレーニングマッチになるのは不安だった」と述べているほど、仕上がりといきなりの格上対戦に不安を感じていましたけれども、甲府戦のトレーニングマッチのハイライトを見ている限りでは、悪くない仕上がりではあったのかなと。
ただ、甲府戦とほぼ同格(JFL)のヴェルスパ大分戦でも勝てなかった(甲府戦は逆転負け、V大分戦は引き分け)だったのが気掛かり。いい結果をもたらしていて、希望を持てたとしても、その希望が持てているうちに勝てないと、待っているのは大きな絶望なんですよ・・・。
ということで、オフィシャルで見られる最初の試合が、ホットスタッフ名岐カップになるわけです。双方とも選手の仕上がり、スタメンに起用したい・試してみたい選手を出してくると思われますから、重要視してくるはずです。
プレシーズンマッチとはいえ、名岐ダービー。今回JR岐阜駅では最後尾の列を示す看板が出ておりました。臨時バスも出されていたので、昨年の名古屋が長良川競技場で開催したの時のような体制で挑んできたわけです。
長良川競技場に着きました。
とはいえ、まだまだ開幕の雰囲気は全く感じられない。岐阜の選手達と監督ののぼりが立ってないからなんでしょうね。
唯一試合をやるんだなと感じたのが、名古屋の用具類を積んでくるトラックが停まっているのを見掛けたことくらいか。
今回の試合は、弾幕の掲示できる試合だったので、チラホラですが掲出されておりました。
そんな中で新加入選手の弾幕も。これはギラヴァンツ北九州から移籍した後藤大輝選手のものですね。
プレシーズンマッチとはいえ、イベントは充実していました(ただし、CCN主催のかさなるステージは開催されず)。
その中の一つ、マスコットPK対決が行われました。
最初はギッフィーとグランパスくんのPK対決。
やはり可動域の広いギッフィーに分があるのは、至極当然なわけで(爆)。<可動域などない!
点を決めたことで、すっかり天狗になってしまったギッフィー。寝ても防げるというポーズを取って舐めて掛かっておりました(笑)。
結果、グランパスくんの卑怯とも言える奇襲を食らって点を入れられる(爆)。
・・・ギッフィー、オマエは罰として味スタの悲劇視聴30回の刑に処す(ギャハ)!
そしてマスコットPK対決なのに、最後はスタジアムDJ同士の対決に至る。
最初は岐阜のスタジアムDJであるひらともこと平松友康さん。彼に対峙するのは、グランパスファミリー全員かよ!
YO!YO!YOSUKEさん曰く、「ウチは4人揃って1つのマスコットですから」だってよ!
その洗礼は、YO!YO!YOSUKEさんに振り掛かる。ええ、見事に造反されました(ギャハ)。YO!YO!YOSUKEさん、彼らに何か酷い仕打ちしてないですか(ニヤニヤ)?
しかし、ヤツらはさらに造反した!ただの突っ立てるだけの壁じゃねーか(爆)!もしかしたら新手の連係プレーだったのか(苦笑)?だとしたら、YO!YO!YOSUKEさんは、かなりの策士かもしれない・・・。
プレシーズンマッチのハイライトが見られるのはFC岐阜公式動画サイトだけ!<グランパス様側のハイライト動画は会員コンテンツなんだよなぁ・・・。
さぁ、試合でございます。プレシーズンマッチということで、交代枠は無制限だったようです。
思った以上に岐阜の仕上がりがよく、前半に関しては積極的に前に出るプレーが見られて、よかったと思います。いい意味で掴みはOKと言いたくなりましたね。実際名古屋の守備陣が動揺していたように感じられましたし。
積極的に点を獲る姿勢が結果として出たのが、前半14分。柏木陽介さんの後を引き継いだ北龍磨選手がっコーナーキックを務め、ゴール前の混戦から出てきたこぼれ球を河波櫻士選手が見逃さなかった。文字通り叩き込んだシュートはゴールラインを割ってマウスの中に入った判定がなされました。サガン鳥栖から移籍後、トレーニングマッチでも3点叩き出している彼が、このプレシーズンマッチでも結果を出してきました。これはもうレギュラー確実でしょう。今年一番の注目選手だと思っているだけに、ますます期待をして見てしまいますわ。
しかし、もっと驚かされたのが、左サイドバックに据えられた文仁柱(ムン・インジュ)選手。あわや失点となりそうなところに身体を張って守っておりました。守備に関しては、非常に素晴らしいものを感じ取れました。宇賀神友弥選手の後を引き継げると思いましたけど、川上竜選手と共に、何でウチの監督は、ミッドフィルダーをディフェンダーを魔改造したがるんだろう。
ただ、名古屋もいつまでも浮足立っていなかったですね。長谷川健太監督が『懲罰交代』を施したら、徐々に落ち着いてきて、ウチの守備の隙を突いたシュートで同点に追い付きましたもの。あれはここしかないラインを見抜いた中山克広選手がお見事としか言えない。
後半になると、すっかり名古屋はペースを掴み直し、逆転劇に持ち込みました。ここから岐阜は後手後手になり掛かっていましたし、前に出ようとすると名古屋の選手が抑え込むシーンも増えました。それでも、終盤では積極性を取り戻し、交代枠を利用してフレッシュになったことで、攻め込めるシーンも増えてきたのはよかったと思います。あとはそこから点が決められるか・・・というのは、去年もそうだったなぁ(苦笑)。
結果的には、逆転負け。ただ課題もあったけど、いい結果もたくさん掘り起こせたと思います。
岐阜は、2/24に福島ユナイテッドFCとの開幕戦をホームで迎えます。過去4年間福島戦のホームは勝ったことが無いので、ここで勝っていつもと違う年だと印象付けたいものです。
名古屋は、2/23に鹿島アントラーズとの開幕戦を、続けて3/2にFC町田ゼルビアもホームで開催することが決まっています。実はホーム開幕戦からの連戦になるのは、Jリーグ30年以上の歴史の中で初めてらしい。これは盛り上がるわな。
残り数週間で、出てきた課題を解決してほしいですね。丁度今日はFCマルヤス岡崎とのトレーニングマッチになるので、今回出場しなかった選手は、そこでスタメンやベンチ入りを目指してアピールしてほしいものです。そして勝って自信を付けてほしいですね。