2019年03月23日

グーグルがゲーム市場に殴り込みだってよ

検索エンジンやオンライン広告、クラウドコンピューティングからソフト開発、ケータイ(スマホ)の開発を行っているグーグル。今度はゲーム業界に参入することになりました。
グーグルは、「スタディア」というプラットフォームを発売する予定で、クラウドストリーミング型になるとのこと。
具体的には、本体があってソフトがあるというふうではなく、本体は手元には無く、グーグル側が本体を持つというふうなのでしょうね。ゆえに、テレビだけでなく、PCモニター、ノートPC、スマホ・タブレット端末でもプレイできるようになり、アプリのダウンロードやインストールもいらないという画期的なものになっています。つまり、スタディアの機能が投入されていれば、ボタンを押すだけで好きなゲームがプレイでき、ストレスレスで楽しめるということらしいのです。

こうなると、通信の速さがキモになってくるんだろうなと思っています。要は通信が悪ければ遊ぶことさえままならないわけですよ。遊ぶ側になる方にデータが残っているわけではないですからね。
そうなると5Gが投入される時が本格的な投入時期なんでしょうけど、欧米(アメリカ・カナダ・イギリス・ヨーロッパ)では2019年中に始めたいとのこと。その頃には5Gができると踏んでいるのかしら?日本での展開は未定とのことなので、やはり通信がカギなのかねぇ・・・。


映像に関しては4Kがメインになり、将来的には8Kにも対応するとのことなので、これまた通信が大きく(以下略)。


またグーグルというと、YouTubeを傘下に持つ企業。そのためYouTubeとの連携を強く打ち出しています
専用のコントローラーには、YouTubeとの連携ボタンがあり、これを押すとYouTubeに動画を投稿できるとのこと。YouTubeはニコ生のように実況も行えるので、この手の動画が捗るのかもしれませんね。その逆で、プレイ動画やプロモーション動画からプレイボタンを押せば、プレイがすぐできるというふうにもなります


何度も書きますが、5Gといった超高速通信が必須になりそうなゲームになりそうです。日本でも5Gは2020年以降に普及するように努めるとのことですが、通信網がやや脆弱なところも否めないので、この手のゲームがヒットしたら、すぐに通信がハングアウトしてしまうのではないかと少々不安。ただ、ゲームのあり方を変える画期的な部分を持っている魅力的なものでもあります。できるだけ早く日本でのリリース情報が知りたいですね。


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Posted by alexey_calvanov at 23:22Comments(0)

2011年08月17日

ググってフォン提供の第一歩?

8/15、インターネット検索最大手のグーグルがアメリカに本拠を持つ通信機器大手のモトローラを買収すると発表しました。


モトローラは通信機器メーカーとしてはノキアと並ぶ古参の一つ。古くからケータイやページャー(ポケットベル)を製造販売していました。ケータイに関しては、アナログ式と言われた頃から販売しておりました。
日本にも、90年代から2008年までセルラー(現在のau)・ドコモ・ボーダフォン(現在のソフトバンク)・ツーカーに提供していました。

かつてはヒット端末を数多く出し、ケータイ業界ではノキアに次いで2位だったものの、最後のヒットとなったRAZR(レーザー)シリーズ以降はヒット作に恵まれなかったばかりか、サムソン・ファーウェイ・ZTEなどの新興メーカーおよびアップルを代表するスマートフォンの潮流に乗り遅れて、シェアをどんどん下げていました
遂には、モトローラ自身が分社化し、業務用機器を取り扱うモトローラ・ソリューションズと今回のケータイ業を生業(なりわい)とするモトローラ・モビリティ・ホールディングスとなりました。


今回グーグルがモトローラを買収したのは、ただ一つ。iPhone(アップル)への脅威と対抗策という点のみでしょう。
ご存知の通り、iPhoneは世界で強大なシェアを持っていますその対抗策として、グーグルはAndroidというOSを無料(ベースとなる部分のみ)で提供しています。このAndroidが開発されたことで、アメリカ・日本ではトップを得るまでになっています
しかしながら、他のスマートフォンを提供している会社を囲い込むのにも限界がある。そこで、自社開発のケータイを出してさらなるシェア拡大を目指そう・・・というふうになったものと思われます。ただ、アップルと違い、自社で開発するコンテンツがなかったものと思われます。また拡販を性急に行いたいという背景もあって、既にケータイ開発のノウハウのあるモトローラに注目したのだと思います。


この買収が、世界のケータイシェアにどういった影響を与えるのか、また日本にも上陸した場合、どこのケータイ会社が販売するかで、国内シェアにも影響を与えるかもしれません。


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Posted by alexey_calvanov at 22:43Comments(0)TrackBack(0)

2011年05月18日

アンドロイドダダ漏れの危機

何だよ、ロボットのクセにダダ漏れだなんて汚らしい(苦笑)。
・・・と思ったそこのあなたは、ドラえもんの影響を受けすぎです(笑)。<アイツ、トイレ行ってるのか。


そのアンドロイドではなく、Androidとアルファベットで書く方。そう、最近スマートフォンで搭載される機会が多くなったアレです。

ご存知の方も多くなったかと思いますが、Androidとは基本ソフト(OS)の一つで、この中にアプリを仕込むことで、様々なツールが使えるようになるという便利なものです。
ところが、かねてから言われていたウイルスなどの脆弱性が今回改めて如実に表れたようなのです。

ドイツの大学が明らかにしたところによれば、グーグルがAndroid端末に提供しているアプリで、情報が暗号化されていないことで情報漏えいが起こってしまうことが明らかになりました。
暗号化されていない状態で、HTTP通信を介して行っていることが主な原因です。そのために公衆無線LANで情報がかすめ取られてしまう可能性が出てきてしまうのだそうです。そのため、ユーザーが気付かぬままに攻撃的なツールが放り込まれてしまうと、情報改ざんはおろか情報そのものが削除されてしまう可能性も・・・。

使用したAndroidは2.1/2.2/2.2.1/2.3.3/2.3.4/3.0で、最新版になる2.3.4以外は完全にアウト最新版である2.3.4でも一部のグーグルのサービスを利用するとHTTP通信でのやり取りになるため、漏えいの可能性ありとのことだそうです。
こういうこともあるので、最新版にアップデートしていない人は最新版に当たる2.3.4に、2.3.4を使っている人でも公衆無線LANの自動同期設定を無効にしておくことが必要なのではと説いています。ただし、タブレット端末の場合、3.0が最新版になるので、基本的な対策が練れないのが誠に残念です。


しかし、一番早いのは、無料で公開されているのですから、有志が早いこと無線LANでの利用でも情報漏えいが起こらないような仕組みを作ることではないかと個人的には思っています。もちろん、グーグルも早いこと策を練って少しでも顧客の不安を取り除くべきだとも思っています。


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Posted by alexey_calvanov at 23:17Comments(0)TrackBack(0)