えー、その昔任天堂が多角経営に乗り出そうとした頃、インスタントライスなどを手掛ける関連会社(子会社)を設立して頑張ったものの、インスタントライスがすごくまずいということで、後に畳んでしまいます。そんなこともあり、ゲーム会社が食品に手を出すとロクなことがないと思っていたんですよ。
でもね、バンダイナムコゲームスとかはナムコ時代からナンジャタウンとかやって成功を収めてるところを見ると、大丈夫なのかなと思ったり。
というわけで、セガの話。
セガが今回食品事業に手を出したわけですが、そのお店はたい焼き店。池袋に1号店を構えたそうです。ちなみに、その店の名前は、「セガのたい焼き」。そのまんまやないかい(ギャハ)!
この店は、ヨコハマに本社のある「くりこ庵」がメニュー監修をしているので、味については問題ないだろうと。小倉あん含め5種類販売し、今日から営業開始。今後コラボメニューも予定しているとのことだそうです。たぶん『養殖』(たい焼きの型は、1個1個手作りの型の場合は『天然』、複数個付いた、たこ焼きの型のような感じなら、『養殖』と言うらしい)だろう。
しかし、なぜ飲食なのか?
実は、セガのアミューズメント(ゲーセン)分野というのは減収減益の中でも好調なのだそう。中でもクレーンゲーム(プライスゲーム)の景品を強化して魅力あるものを提供できているのも好調の理由とのこと。確かに昔に比べたらよくなっているもんね。
そんな中でも、クレーンゲームだって先行きは不透明。一瞬先は闇のゲーム業界の中で、更なる安定した事業を・・・と思っていたら、飲食事業がクローズアップされたらしい。
これまた実は、セガは2015年から飲食事業に手を出していたのだ。知らんかったわい(爆)。その中で、着実に実力を付け、イタリアンレストランやカフェなど6店舗を運営しています。例えば、イタリアンレストランなら、Peccone(ペッコーネ)という店がそうらしい。なお、今回のたい焼き屋は、セガ社員が焼いているのだそうな。畑違いでどこまでやれるのだろうか・・・。まぁ、ゲーセンがあるから土日・祝日は関係なく働けるか(苦笑)。
今後チェーン店化するとのことなので、東京を飛び出してくれるほどやってほしいね。とりあえず、たい焼き大使のMay'nに味を窺ってみましょう(爆)。

