2021年09月10日

セルフレジからオールセルフへ

新型コロナウイルスの影響でキャッシュレス決済の普及が大きく進み、一部のコンビニやスーパーでは、自分でバーコードを読み取って会計をする一連の操作を行うセルフレジや一部の操作を客に行わせるセミセルフレジが導入されています。特に積極的なのがファミリーマートで、レジのそばないし少し離れたところに設置されるようになり、先程書いたように、自分でバーコードを読み取って会計をする一連の操作を行います。
そのセルフレジから一歩進んで、レジに店員がいない完全セルフのコンビニができるようになるかもしれないところまで来るようです。


ファミリーマートでは無人決済のコンビニを2024年度末までに約1000店舗拡大する予定だということを明らかにしました。この無人決済というのは、出入口に入った客が、棚から手に取った商品を店内の天井カメラが読み取って自動精算するもので、精算の時には出入口にある画面をタッチの後に支払いを行い終了というふうになります。このタイプのコンビニでは、一部のスーパーや中国で既に行われている無人タイプのスーパーやコンビニとは違い、事前登録が必要ないため、誰も気軽に入れるのが特徴です。
店側にもメリットがあって、配置する店員を減らせる点が最大の特徴になるのではないのでしょうか。また、これまでコンビニを出すのが難しいとされた小さなビルや採算の取りにくい地方やへき地などにも容易に進出できるとされます。
もちろんデメリットもあり、免許のいる販売(酒・薬・タバコ)ができない可能性がある点とファストフーズや公共料金の支払いといった特殊なケースに対応できない点が挙げられます。また万一トラブルが発生した時に店員1人でも大丈夫なのかという点やいわゆるワンオペになって長時間労働が常態化しかねない点も問題になってくることでしょう。このあたりはサテライト店舗のように本部になる店からの派遣や周辺店舗への誘導などで対処していくのでしょうか。


いずれにしても小売りの一大転換点になることは間違いなく、上手く行くようになれば、他のコンビニや他業態にも進出することになっていくでしょう。人口減少社会にもマッチする施策なので、上手く行くことを願っております。


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Posted by alexey_calvanov at 23:57Comments(0)

2019年12月10日

コンビニトイレとお掃除の関係

コンビニのトイレ、きれい・汚いに関わらず、基本的には来客者に開放されています。そのトイレが開放されたのが、1997年にローソンの採った政策からとされています。それから約20年、大きな転換点を迎えようとしています。

実は、トイレを借りた人ならわかるかと思いますが、男女別のトイレを設置する傾向にあるのです(標準設計になったのは2000年になってから)。大きな理由は、女性従業員の定着のため。トイレが男女共有になっているケースが多く、洋式便器を2つ置けるスペースがあっても、一方は男性用の小便器になっているところもあるのです。簡単に言えば、多機能トイレの無い新幹線のトイレのような配置と思って頂ければ。このため、女性従業員から不満の声が挙がっていたのです。

そんな中で、セブンイレブンが、男女別のトイレ改修に乗り出すことになりました。先程の女性従業員定着もさることながら、ある法律とも絡んでいるのです。
その法律が、労働安全衛生法。その中で、男性用と女性用とを区別するように決められているのです。例外として坑内(鉱山やトンネル工事など)での設置時には男女別でなくともよいとされていますけれども、コンビニは坑内ではないので、必ず男女別に設置しないといけないのです。ところが、先述のような事態になっているわけです。いわば、法律違反の状態で店舗が運営されているとも言えるのです。
ちなみに、トイレ改修のために本部に土地と店舗を本部に求めたら、2年も掛かったという話が新聞に載っていました。省人化も大事だけど、既に働いている人達への配慮も欲しいという主旨のコメントも書かれていました。実際小さい店舗は、それを行うにも大変。できる限り本部が配慮すべき案件なのは間違いないでしょう。


ところで、この労働安全衛生法は、掃除にも関わっているのです。
実は、その法律の中で、日常行う清掃以外にも、大掃除を半年に1回、定期的・統一的に行うことが定められているのです。それゆえに、夏のお盆休み前か年末休み前に大掃除が行われるわけですよ・・・。


そう思うと労働安全衛生法って、こんな細かいことまで定めているんだねと思わされてしまう。バカにできないんだね。


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Posted by alexey_calvanov at 23:20Comments(0)

2016年12月29日

一体何のために2件ある?

いよいよコミックマーケット91(コミケ)が始まりましたね。
コミケに行くと、特に地方から来る方々は必ずと言っていいほど、どこかで泊まっていくことになるかと思うのですが、その際ご飯買ったり、防寒グッズを買ったりなどでコンビニを利用することも増えてくるのではと思います。

しかし、私の泊まっているところには、セブンイレブンとファミリーマートがそれぞれ2ヶ所ずつある(しかも、セブンイレブンに至っては、新しくできた)にもかかわらず、なーんにもない(汗)。ご飯類が本当になーんにもない(苦笑)。
ここまできれいさっぱりとないのも呆れるを通り越して笑っちゃったもんね。晩ご飯も買えやしないし、明日のご飯も買えやしない。あまりの酷さに何のために2件同じところにあるんだろうと思ったほどです。
そりゃね、普段は私の泊まっているあたりは、ビジネス街でもあるので、多くのお客が来るから同じところでもコンビニが2件あったりするんでしょうけど、休みの時期でもお客は来るんですから、それなりに置いてほしいよねぇ・・・。


というわけで、明日宿泊先を出る前に朝ごはんにありつけるのか、少し心配です・・・。


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Posted by alexey_calvanov at 22:39Comments(0)TrackBack(0)

2016年05月30日

住宅街にコンビニ立地可能?

コンビニは主にロードサイド(大きな道のそば)、ビジネス街の中、住宅街の入口に多く、いわゆる住宅街のど真ん中には建てられることはありません。というのも、住宅街(主に戸建て住宅)にあたる「第1種低層住居専用地域」には原則として建てられないと法律で定めれられているからです(商店を立てる場合は、小規模の住宅兼店舗でなければならない)落ち着いた住環境を保持するためというわけです。
ところが、この規制に風穴を開けるべきという議論が起こり、政府も条件付きで認めるべきだというふうに判断近く閣議決定する規制改革実施計画に盛り込むことになりそうです。


こうなった理由は、ここ数年で問題になった「買い物難民」の問題
都会に住んでいるとコンビニがあり過ぎて実感が沸かないかもしれませんけれども、地方に行くとコンビニがないばかりか近くの店に行くのに車で行くなりしないとダメというふうになってしまうこともしばしばです。もちろん、近くに商店があったのでしょう。しかしながら、店主の高齢化や死去により店を閉めざるを得なくなり、いつの間にか店が無くなるというパターンですね。また、郊外のニュータウンで見られる現象として、地域の核となっていたスーパーが採算が取れなくなったことで閉店を余儀なくされ、付近住民の買い物ができなくなるというパターンもあります。


住宅街にコンビニができることで、小回りの利く運営ができるのが最大のメリットでしょう。小回りが利くので、広い地域で商店が不在になったニュータウンで有効となるでしょう(複数に店舗が置けるため)。地方では、近くにあることで車を持たない高齢者が利用できるようになるでしょう。

ただ、住宅街にコンビニを置くことは、地域の安静を乱すことにもなりかねないですし、住宅街の中にコンビニができるということに抵抗感を持つ人も少なくないでしょう。特に夜なんか明るいですからねぇ。24時間こうこうと照らされていたら迷惑だと思う人もいることでしょう。
もしやるとすれば、営業時間の制限が是非となってくることでしょう。とはいうものの、営業時間を制限することは、店の儲けに関わるケースもあるため、どこまで首を縦に振ってくれるのかがポイントになるでしょうね。あとは、コンビニの店員に見守りサービスとかができるようになるとか、集会所ないしは介護支援施設とのセット出店とかのようなやり方もアリなのではないのでしょうか。


待ったなしの状況なので、早いこといいふうに進んでもらいたいものです。


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Posted by alexey_calvanov at 23:46Comments(0)TrackBack(0)

2016年01月27日

新しいコンビニの名は、ファミリーマート

既に9月に経営統合を決めたファミリーマートとサークルKサンクス。その時には、新しい店舗の名前はまだ決まっていませんでした。どちらかの名を残すのか、はたまた新しい名にするのか、紛糾したのではないのでしょうか。
そして、遂に結論が出たようです。9月からはファミリーマートとして名前が統合されるそうです。約11,500店舗あるファミリーマートに併せて約6300あるサークルKとサンクスが合わせることになったのです。


よくまとまったなと正直思いましたね。何せ2004年にサークルKとサンクスが合併をした時にもどちらかに名前を統一しましょうと言われていたのにもかかわらず、結局はファミリーマートの合併になるまでまとめることができなかったからです。

今後3年掛けて、サークルKとサンクスの店舗はファミリーマートに衣替えするのですが、ココストアからファミリーマートへの衣替えと違い、店舗内をいじることは少ないと思われます。ただ、看板の架け替えで終わる店舗は少ないのでしょうから、少なくとも数日は店を閉めなければならなくなると思うので、その間に競合店へ足を運ばれないとも限りません。その時の策をどうするのかが課題になるでしょう。
また、これを機会に他コンビニへ鞍替えする可能性もありますし、閉店する可能性もあります。できるだけ最小限に食い止められるように新しい会社は策を練らないといけないでしょう。


この発表は2月上旬に行われるとのことで、その時に詳細なスケジュールが公表されることでしょう。どう出るのでしょうかねぇ?


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Posted by alexey_calvanov at 23:29Comments(0)TrackBack(0)

2013年11月18日

今日でコンビニ40年

今日はセブンイレブンがオープンして40年とのことだそうで。丁度この日、セブンイレブンが創業した日でもあるのだそうです。

このコンビニ、日本には商店という形態が多かったのとアイテム数の少なさ(これは小ロットという意味)のために失敗すると言われていました。しかしコンビニはその小ロットを生かし、たくさんのアイテム数を揃えることで需要に応えようとしてきました。さらに、お弁当・おにぎりといった有力商品の登場により、徐々に百貨店やスーパーに変わる立ち位置を占め、無くてはならない存在になりました
その後、ATMや住民票の交付、一部薬品の取り扱いも開始されました公共料金の支払いも当たり前、宅配便の取り扱いも当たり前になりました。イベントのチケットも取れるようになりましたし、店によっては高速バスのチケットやゲームソフト・CD・DVDを購入できるようになっています。中には御用聞きのようなサービスも行われるようになり、お弁当など食材のプレミアム化・高品質化に伴って高齢者の間でも受け入れられるようになりました。むしろ、コンビニで取り扱っていないのを勘定するのが難しいくらいです(例えば、クリーニングの取り扱いがないくらいか)。


今後、コンビニはどう考えてもエッセンシャル(無くてはならない)なものになるでしょう同時に熾烈なコンビニ間の競争で共倒れになったりとか地域によってコンビニがたくさんありすぎる、逆に全くないといった現象が起こり得ることでしょう。そのあたりの調整を何とか付けて、その名前のように『便利な店』作りにまい進してほしいと、コンビニ各社に訴えたいものです。


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Posted by alexey_calvanov at 23:59Comments(0)TrackBack(0)

2012年05月24日

好きなコンビニはどこですか?

今回は好きなコンビニについてのトラックバックテーマから。


うちの近所、開店・閉店を繰り返しながらも、半径数km以内に10店舗近くあります。ある意味コンビニ銀座、ともすればコンビニが異常増殖していると言ってもいいでしょう。何せコンビニの隣にコンビニがあり、さらにすぐの対向車線側にもコンビニがあるというふうですから(引っ越した頃には、近所の片側1車線ずつの道にも似たようなところがあった)。ちなみに、私の知っている限り、3回強盗に入られて潰れたコンビニもうちの近所にありました(苦笑)。


閑話休題。
今回のテーマが好きなコンビニについてですけど、やっぱりセブンイレブンが一番でしょうね。
品数豊富・オリジナル商品の充実具合がよい・お弁当や総菜にハズレが無い等々がポイントになるでしょうね。もちろんデメリットもあり、ファストフードが少ない・nanacoの使用範囲が狭いセブンイレブンやイトーヨーカドーなどのIYグループくらいでしか使えないのだが、うちの近所にイトーヨーカドーはない)というところが例としてあるものの、まぁそれくらいなら大丈夫かなと。

次はローソンかなと。
弁当類は普通だけれども、ファストフードが充実しておりまして。特に有名なのが、からあげクン。それ以外にもLチキ・なんこつつくね棒・ジャイアントポークフランク・イカフライ・コロッケなどなど結構美味いんですよねぇ。ローソンセレクトのラインナップもよろしく、美味しいのでオススメです。あとはPontaがいいですな。ローソン以外でも使えるので。

その次に来るのが、ファミリーマートとミニストップですかね。
ファミリーマートもファストフードが充実してて美味しい。さらに、ミニストップの場合は揚げたてのファストフードが食べられるのがさらにいい。そして双方何より汎用性の効くWAONカードが使えるのが大きいです。ファミリーマートに関してはTポイントカードも使えるので、TSUTAYAに通っている人はオススメですね。

ちなみに、たまにいくならいいコンビニなのが意外にもココストア
出店地域が限られますけど、できたて弁当が買えるのと、安くてボリュームたっぷりなんですよ。東日本にあるココストアでは、一部を除いてWAONカードが使えます。位置的にはポプラによく似てるとも言えるかも。


個人的には、甲乙付けがたいのですけど、やっぱりセブンイレブンだなぁ・・・。
え、地元のコンビニサークルKやサンクスはって?
・・・あースルーで(ギャハ)。


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Posted by alexey_calvanov at 23:31Comments(0)TrackBack(0)