世間ではGの隠語でも呼ばれるゴキブリ。一般的にはチャバネゴキブリのことを指すそうですけど。
そんな世間では怪訝されるゴキブリがサイボーグ化してしまったら、対策の施しようがないじゃないですか、やだー・・・となる話が出てきたヨ(泣)。
とはいっても、今回サイボーグ化されたのは、マダガスカルゴキブリというもので、目的は災害が起こった時の調査なのだそうな。人間の役に立つように改造されたのだ。ああ、よかった(苦笑)。
今回サイボーグ昆虫を開発したのは、理研(理化学研究所)を中心とした研究チーム。このサイボーグ化されたゴキブリは、最近開発された極薄(4マイクロメートル)の太陽電池を無線通信装置に背負わせて、発電や人間の意識通りにコントロールできるかの実験を行うために作られたのです。その実験は見事成功し、昆虫のサイボーグ化に道筋がついたとも言えます。昆虫に大型装置を積むと、動きが鈍くなるのだそうで、ある程度の小型化が進めば、負担を減らしてかつ迅速な対応もできるわけです。再充電も生きている限り行わなくていいとのことなので、生命力の強いゴキブリにはある意味うってつけですな・・・。
ただ、コイツが逃げ出した時、厄介な存在になるんでしょうなぁ。増えることは無いんでしょうけど、何かしらの知恵が付いちゃったらと思うと、ちょっと背筋がゾクっとするわ。