2015年05月22日

ゴーグルが外れても優勝

持ってるのか、それとも実力なのか?


競泳のジャパンオープン・1500m自由形決勝で、荻野公介選手が優勝しました。荻野選手は中学校時代(2009年)に泳いで以来の種目で、いわゆる専門外だったのに優勝したわけです。
しかも、単純に優勝しましたでは面白くないわけで、ハプニングの末に優勝したのですから、すごい。それが冒頭の言葉になるわけです。


実は、スタートの際に飛び込んでから泳ぐわけなんですけども、その際にはめていたゴーグルが外れ、300m付近まで必死にはめ直しながら何とか右目だけをはめて泳ぎ切ったんです。その間に、専門の選手をどんどん抜き去り、遂には後続の選手に身体2つ分のリードを付けて優勝してしまっているんですよ(汗)。専門の選手じゃないのに、これだもの。専門の選手のショックは大きいと思いますよ。それでも日本記録には10秒及ばなかったそうで。
じゃあこれで世界を目指すのかというとさにあらず。個人メドレーなど世界一を狙える種目の強化をしていくとのこと。「何で泳いどんねん!」と専門の選手が怒りそうでならない(苦笑)。


しかし、世の中ゴーグルが外れても優勝できるわけですよ。
そういえば、マラソンだったかトライアスロンだったかで、途中トイレに行きたくなってコースアウトしたものの、優勝したなんてこともあるのですから、こんなことで驚くのはまだまだなんでしょうかねぇ、その選手から見たら(ニヤニヤ)。


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Posted by alexey_calvanov at 23:56Comments(0)TrackBack(0)