2024年12月01日

FC岐阜観戦記2024 特別編 かつての岐阜戦士を追い掛けて 山岸祐也

昨日、名古屋グランパス×サガン鳥栖の試合を見に、長良川競技場に行ってきました長良川競技場で行われる理由は、2023年に行われた鳥栖戦や柏レイソル戦との試合の時と同じで、WRC(世界ラリー選手権)が豊田スタジアムで開催されたため、芝をひっぺがしてしまっているからです。養生するのに数ヶ月掛かるらしいからね・・・。
そんな名古屋には、山岸祐也選手が在籍しています。山岸選手は、ザスパクサツ群馬(2年在籍)から岐阜に移籍し、約1年半在籍。2019年夏にモンテディオ山形に移籍し、約1年在籍した後、アビスパ福岡(約3年半在籍)を経て名古屋にやって来ますストライカーとして大きく成長して岐阜に凱旋となったわけですな。
鳥栖にも元岐阜の選手が在籍していたんですけど、移籍でいなくなってしまい、今は監督の木谷公亮さんだけです。


KYG03_20241130_132121683試合開始前は雨が降り、息の白くなるくらい寒くなった気候だったにもかかわらず、長良川競技場には14734人の観客が訪れました名古屋からのアクセスが悪くないのもありますけど、ホーム最終戦である点と名古屋のキーパーで7年間活躍したミッチェル・ランゲラック選手のホームでの最後の試合になるから大勢来たのではないかと。とはいえ、ゴール裏は満員で、バックスタンドはやや空席の目立つレベルだったのに対し、メインスタンドは空席が目立っていたように思えました。全て埋まれば2万は軽く行くはずなんですけどね・・・。
なお、今回は鳥栖側のアウェイ席にしました。山岸選手がいるなら名古屋側じゃないのか・・・と思われるでしょうけど、鳥栖には何とも言えない愛着があるし、ゴール裏とはいえ、岐阜のそれの倍くらいの値段がするから、メインとかバックとかの値段の高さは想像に難くないでしょう(泣)。



KYG03_20241130_130717643アウェイ席にやって来たグランパスファミリーとグランパスポンタ(左端)。
グランパスファミリーは、右端からグランパスくんJr.・グランパスくん・グララ・グランパコちゃんになります。小雨混じる中でもやって来てくれてうれしかったですね。



試合に入る前に、名古屋と鳥栖の現状を話しておきましょう。


名古屋は、ルヴァンカップではアルビレックス新潟を破り優勝したものの、リーグ戦は低調で、前節までの結果により9位に着けています悪くはない順位かもしれませんが、中庸と言われたあの頃のようですな・・・。
鳥栖は、第3節以降、負けが込み始め、第5節以降は降格圏を行ったり来たりしていました。クラブにも迷走が見られるようになり、監督の交代が後手に回ったり、(移籍金でクラブの債務返済を行わないといけない理由があるとはいえ)主力選手の大量移籍が行われたりと事実上チームが崩壊状態になり、第24節以降降格圏を脱することができなくなり、第29節には最下位転落、第30節にはJ2降格が決まりました。12年間いたJ1から陥落することとなったのです。



今回はDAZNの公式サイトが上げている動画を使用します。
尺が長い分、詳細なハイライトが見られるからですね。


KYG03_20241130_160036965しかし、蓋を開けてみると、鳥栖の動きがかなりいい。もちろん上位にいる名古屋の動きも序盤は悪くなく、鳥栖のゴールを攻めていました。しかし、その序盤に詰められなかったのが痛かった鳥栖のキーパーである朴一圭(パク・イルギュ)選手のファインセーブで、鳥栖の勢いが増すこととなります。
すると、前半8分にボールの奪い合いの中から生じた名古屋の選手のトラップミスから鳥栖の選手が回収し右サイドへ。右ペナルティエリア方面に低い弾道のクロス気味のボールを飛ばすと、受け取った鳥栖の選手がさらにマイナスのゴロクロス。そこに待ってましたとばかりに夏に加入したヴィキンタス・スリヴカ選手のシュートがランゲラック選手の身体を弾くほどの強烈なものになり、先制点となりました。
こうなると、鳥栖の勢いが止まらない。2分後には、今度は名古屋のパスミスをプレスで突いた鳥栖の選手がペナルティエリア中央付近に駆け寄った鳥栖の選手が受け取れず、名古屋の選手2名と交錯。その時にこぼれる格好になった球を受け取ったのが、今シーズン当初から加入した中原輝選手ペナルティエリアのラインを蹴りどころにしたかのようにシュートを放ち、それがゴールマウス左隅に突き刺さりましたランゲラック選手も届かなかった今シーズン初ゴールとなるゴラッソで、鳥栖は一気に2点リードを取ります。
しかし、2-0は危険なスコアとも言われる点差。その後は鳥栖は追加点を奪えず、名古屋は本来の調子を取り戻し始めていました。前半終了間際には、山岸選手が詰め寄ったものの得点には至らず、さらに永井謙佑選手が点を入れたと思ったら、VARの判定の結果名古屋側のオフサイドとなって得点取り消しになり、鳥栖は命拾いをしますホントに足先のほんのわずかな部分で、競馬の世界ならハナ差と言われるレベルでしょう。ちなみに、前半のラストプレーで山岸選手は鳥栖の今津佑太選手と交錯したことで脳震盪(とう)の疑いが出たため、ハーフタイム明けに交代となりました。

後半は、交代したことでフレッシュになった前線を中心に積極的な展開を見せたものの、鳥栖の守備陣が粘りに粘って球を掻き出し、名古屋のチャンスを徹底的に潰します
そして後半22(67)分、ゴール前に詰め寄った鳥栖のイレブンが、一度シュートを放つものの、これはバーに嫌われ、再び正面に。そのこぼれ球を打ったのが、2点目を取った中原選手強烈な右足のシュートは、先程のバーに嫌われたシュートの前に放たれたシュートに対応するためにランゲラック選手がゴールマウスから離れていたため、無人になったその場所に叩き込まれるごっつぁんゴールとなりました。まさかランゲラック選手のようなプレイヤーがそんなことを犯すとは・・・と思うほどのある意味情けないプレーで名古屋は自滅してしまったのです。
その後は、名古屋も打開しようとするものの、鳥栖の選手が一枚上手で、特に朴選手のゴールマウスを離れながらもゴールを死守する献身的なプレーが光っていました。ともすれば、先程のランゲラック選手のように自爆・自滅しかねないリスキーなプレーですけど、この日の試合ではそれが見事に的中していました。


試合は、0-3で鳥栖のクリーンシートで終了。これにより、名古屋はホーム最終戦を白星で飾れなかったばかりか、続投の決まった長谷川健太監督で来年も大丈夫なのかという不安を残す結果にもなりました。



この日の試合の鳥栖は、ホントにJ2に落ちてしまうのかと思えるほど洗練されたプレーを連発しており、文字通りサガン鳥栖の名の由来になった砂岩のようになっていました
砂岩は、粒は小さくとも集まれば強固な岩になるとのことで、それによってサガン鳥栖のサガンは、強いチームから勝ちを奪うという意味合いも込められているのだそうです。名古屋のような9位とはいえトヨタマネーで大きくなったチームを倒し、さぞかし気持ちよかったでしょうね。これができれば、1年でのJ1復帰も可能だと思います。ただ、戦力が残ればの話で、特に朴選手のカリスマで成り立っているチームだとも思ったので、彼の流出は絶対に避けないといけないでしょう。


KYG03_20241130_160646242試合後にやって来たのは、ヒーローインタビューを受けていたMOMの中原選手。
移籍しても活躍できなかったそうなので、この試合に賭けたものは大きかったでしょう。
ちなみに、チャントは先日引退をしたガイナーレ鳥取の長谷川アーリアジャスール選手のものと同じで、荻野目洋子さんの♪恋してカリビアンという曲ですね。<V・A・N・I・L・L・Aのアレか(ギャハ)!



この結果、名古屋は13位に転落しました。鳥栖は最下位のままですが、最終節でジュビロ磐田に勝てば、北海道コンサドーレ札幌の結果次第では最下位を脱出できます。


ホント、鳥栖はいい試合をしていました泣けてきましたよ・・・。だからこそ、来年1年でJ1に復帰して頂くよう、改めて思うのでありました。


次回は、スタメシの紹介をしていきましょうか。


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Posted by alexey_calvanov at 20:56Comments(0)

2023年11月01日

FC岐阜観戦記2023 番外編 かつての岐阜戦士を追い掛けて 長沼洋一

SOG03_19000310/27(金)、名古屋グランパス×サガン鳥栖の試合を見に行きました。この日の試合は、FRIDAY NIGHT J.LEAGUE(通称「金J」)週末にサッカー観戦に費やせない人達のために、金曜の夜にJリーグを楽しんでもらおうという試みで2018年から始まったもので、J1メインで開催しているものです。夜は少々肌寒くなってきた中、名古屋でも開催されることになったのです・・・が、会場はどこかで見たことのある場所だ(ニヤニヤ)。
そうです、雰囲気は違うものの、長良川競技場なぜか名古屋の試合なのに岐阜で開催となったのです。



どうしてこうなったのか。その話をしていきましょう。


名古屋は、パロマ瑞穂陸上競技場と豊田スタジアムの二面攻勢ができるホーム体制になっています。
ところが、瑞穂は現在2026年に開催されるアジア大会のために絶賛改築中なので使えない。だったら豊田スタジアムでいいんじゃないのと思った方、実は豊田スタジアムは、親会社のトヨタ自動車主催のラリー大会の会場として使うことになってしまったので、準備のために使えなくなってしまったのです。何でも芝をひっぺがさないといけないので、それを戻すのにも時間が掛かることから、今シーズンはもうアウトとのこと。
そうなると、どこでやれるのか・・・という話になってしまい、愛知県内なら、CSアセット港サッカー場やウェーブスタジアム刈谷があるものの、J1ライセンスの開催基準を満たしていないので無理。じゃあJ1ライセンスを満たしているエコパスタジアムとかヤマハスタジアムとかがあるのですけど、アクセス面で厳しい(名古屋から1時間以上掛かる)。そのため、J1ライセンスの基準を満たし、アクセス面でも良好な長良川競技場になったわけです。普段はFC岐阜が利用しているのも影響したのでしょう。


SOG03_181008ということで、仕事帰りに大急ぎでJR岐阜駅にやって来た
来る前から不安はあった。特にたくさん来るだろうから、バスは大丈夫なのかというのが一番気掛かりだったのです。

実際に来てみると、半分不安が的中し、半分不安は杞憂に終わりました。
杞憂に終わった部分は、岐阜バスがちゃんと臨時バスを出してくれたこと。これに乗って行けば、ノンストップで長良川競技場まで運んでくれるようです。
不安が的中した部分は、とぐろを巻くように作られた待機列です。岐阜の試合では滅多にお目に掛かれない(苦笑)ものすごく長い待機列を見せつけられ、茫然自失。これは乗れないと思って、行列の短かった長良八代公園行きのバスに乗ったのです。たぶん地元民とか岐阜サポの中でもごく一部しか知らない『隠れルート』なのよね(ニヤニヤ)。本数が少ないというのと名鉄岐阜発というので知らない人が多いのだと思う。



そのバスに乗って長良川競技場に向かったものの、途中渋滞に巻き込まれ、かなり遅れる。キックオフの時間が迫る中、少し道路も空いてきたなぁ、途中下車で行くべきか最寄りのバス停まで乗り通すべきか迷っていた時にトラブルは起こった

最寄りのバス停1個前になる早田東町で降りようとしていた名古屋のサポーターが、両替でつまづいたのです。230円×2、つまり460円払うために両替をしたのはいいが、何回も両替を重ねてしまい、両手にあふれんばかりの小銭を抱え、困惑と途方に暮れる姿を見せる女性旦那さんも呆れ果てて460円払えばいいと言っているのに、もうどうすればいいのかわからない姿を晒す。これを見て、このままじゃ間に合わないと察知し、一言降りると言って、早田東町で降りて、小走りで長良川競技場に向かったのです。ここだったら、10分も掛からないからね。ホントもっと前じゃなくてよかったよ(汗)。


SOG03_185025何とかキックオフ前に長良川競技場に着いたものの、スタメシを買おうと思っていたらまま行列ができていて、やっぱりキックオフには間に合わん(泣)。今回はアウェイ席でチケットを買ったため、スタジアムの真裏に回ることになったのですよ。岐阜の試合なら、メインゲートから入れる仕様になっていて、今回のような事態は松本山雅FC戦のような大勢のアウェイサポーターが押し寄せる時くらい
だから、行列はできていても、回転率の高いここならと思って寄ったのが、岐阜の試合でもお馴染み、今回スポット参戦になったひだコロッケ本舗既に「プレミアムコロッケ」は売り切れになっていたものの、普通のコロッケならある。オヤジさんに挨拶をしてから買っていきました。雨の中、いつもと違う場所でお店を開いて、ホントご苦労様です。



SOG03_190415そして、キックオフより1分後ではあったものの、何とか間に合った
普段とは違う場所で、いつも通っているスタジアムを見るというのは、何とも新鮮である。しかもアウェイ席というこれまた普段行かないところですからね。行った甲斐があったというのは、今回のようなことを言うのでしょう。

なお、金曜になのにもかかわらず、思っていた以上に鳥栖のサポーターは多かったです。地元から来たのか、はたまた佐賀県出身で東海地方に住んでいる方々が応援に来たのか、詳細は不明です。私のように、元岐阜所属の長沼洋一選手を見に来たという人は、少数派なのかもしれないが(ニヤニヤ)。






SOG03_210209試合は、VARが稼働する激しいものになりました。
前半10分にロングボールを受け取った長沼選手のクロスがハマり、堀米勇輝選手を経由して小野裕二選手(元岐阜の小野悠斗選手の弟)がシュートを放ち先制・・・となったものの、VARによって長沼選手のハンドが発覚して取り消しに。
前半41分には、鳥栖のキーパーが飛び出して取ったボールを取り損ねたところに永井謙佑選手が詰め寄って無人のゴールに放り込んだ・・・のですけど、VARによって永井選手のハンドが発覚して取り消しに。

名古屋の激しい攻撃を鳥栖が何とか防ぐという展開の中で前半が終わり、後半へ流れていったものの、何とか防いでいた鳥栖は守備陣のファウルでレッドカードが出てしまい、残り約40分を10人で戦う事態に陥ってしまいました。
そうなると、名古屋は攻めやすくなる。後半20(65)分にキャスパー・ユンカー選手がワンツーからの押し込みで先制点を挙げます。もうVARは無かった(爆)。

その後も10人になった鳥栖は、なかなか活路を見い出せず、選手交代で活路を見い出そうとしたものの、名古屋の壁は破れないままでした。唯一の救いは、10人でセンターバックのいない鳥栖に苦心している点か。追加点を奪えない名古屋の焦りをよそに、鳥栖は数少ないチャンスをモノにする機会を得ました。
後半44(89)分、アディショナルタイムに差し掛からんとする中、左サイドから攻めた鳥栖は、横山歩夢選手がクロスを上げてきました。そこに飛び込んできた途中交代の富樫敬真(けいまん)選手がジャストタイミングのヘディングシュートでランゲラック選手の鉄壁を破り、同点に追い付きます
その後は、双方決め手に欠き、1-1の引き分けのまま試合終了となりました。


10人で守備にも攻撃にも不利な中、最後まであきらめず・腐らず戦い抜いた鳥栖の選手達に大きく感動しました。こんな動きを岐阜の選手達はできるのかとその時は思っていましたけど、お前ら見ていたのかと言わんがばかりにカターレ富山とのアウェイ戦でやってのけたのだから、やればできるじゃねぇか!



この試合の結果によって、鳥栖はJ1残留を決定させ、名古屋は優勝戦線から脱落となりました。名古屋の長谷川健太監督は、試合直後のコメントでお怒りの様子だったので、勝てた試合だと思ってたんだろうなぁ・・・。ここで名古屋は阪神タイガースが味わった死のロードを味わうことになろうとは・・・(ニヤニヤ)。


SOG03_210630試合後にやって来たグランパスポンタ。
ぐらほーとかいかず、無念(ニヤニヤ)。



SOG03_210342こちらは、長沼選手ですな。
先制点のアシストになるはずだった前半のクロスのようなプレーができれば、鳥栖での活路はあると思う。あと1点入れれば2ケタとのことなので、残り試合は少ないですけど、是非とも達成して頂きたいです。



SOG03_210654そして、同点弾を挙げた富樫選手。
痺れるヘディングシュートでした。感動しました。



SOG03_211840帰りの臨時バスを収めてきた。
行き同様、結構な行列になっており、大勢の客が乗っている。
これはと思って、いつものバスに乗って行こうと思ったら、ひだコロッケ本舗のオヤジさんと長話してしまったがために、1本乗り損ねる(ギャハ)。結局21時台最後のバスに乗って、22時台のJR(まぁまぁ名古屋や鳥栖のサポで混んでいた)に乗って、家路に着いたのは午前様少し前(23時)だった(泣)。



実は、長良川競技場での試合は、あと1つある最終戦になる柏レイソル戦です。しかも、岐阜の最終節が行われる次の日、12/3なんですよ。さすがに昼の開催ですけど、最終節だからもっと混むぞ・・・。


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Posted by alexey_calvanov at 23:56Comments(2)

2021年04月18日

FC岐阜観戦記2021 番外編 かつての岐阜戦士を追い掛けて 田代雅也

今日、豊田スタジアムで行われた名古屋グランパス×サガン鳥栖の試合を見に行きました丁度FC岐阜の試合がなかった(J3はJFLと共に天皇杯予選の影響で、この週に試合が組まれていない)というのもある。ただ、一番に見に行きたかったのは、田代雅也選手が鳥栖に今シーズンから在籍しているからです。


田代選手は2016年に岐阜に入団。初年度から大きなけがに遭ったものの、スタメンを張る活躍を見せていました。
ところが、2017年に飲酒運転で事故を起こし、契約解除処分を受けます。2018年に栃木SCに入団しますが、その間は社会人の試合に飛び入り参加しながら工事現場でアルバイトをしていたそうです。タイに行って入団テストを受けてもいたんですね。日本での復帰は厳しいだろうと当時思ってましたから。

その栃木で田代選手はチャンスを掴み、2019年、岐阜がJ3に落ちることになったその年、V・ファーレン長崎戦で値千金のゴールを決め、栃木のJ2残留に貢献しました。

そして今年、J1の鳥栖に移籍し、ステップアップを図ったのです。これまでにシーズンで5試合・ルヴァンカップで2試合に出場し、ルヴァンカップで1得点を挙げています。まだメインと控えをさまよう中ではありますが、着実に頑張っているのは感じられます。


SHV47_1067そんな豊田スタジアムのアウェイ席入り口には、豊田北高校の書道部が書いた歓迎ボードが飾られていました。



SHV47_1070アウェイの席は、かなり狭かった。横断幕もちょっとしか飾れないわ。
なお、チケットはそれなりに売れていて、アウェイ席の2/3程は、ひいき目に見ても埋まっていたかなと。



SHV47_1075アウェイ席にやって来たグランパスファミリー。律儀にご挨拶。



SHV47_1066ここからは試合前に頂いたスタメシでも。


最初は、ハイヤーワークスの「アウェイピザフリッター」今回は「とりこどん」というものに。
鳥栖市の町おこしグルメ「とりこどん」を鶏つくねにして卵黄ソースで絡めたのだそうな。



味としては、鶏肉はナゲットのような食感で、モチモチ。同じくモチモチな生地にもマッチしておりました。そこにチーズの濃いコクが合わさると、絶妙な味わいに。卵黄ソース、何それ美味しいの(ギャハ)?


SHV47_10742番目は、ハッピーからあげ178(イナバ)の「178だれ」
甘辛のたれで、一番オーソドックスな商品らしい。



うむ、甘辛のたれがジューシーな唐揚げに実にマッチしている。冷めても美味いんだろうけど、やはりアツアツにベストマッチだろう。実は、この時レッドアイというビールを買っており、そいつのアテにしていたのだ(爆)。明日休み取ったし(ニヤニヤ)。


SHV47_1071最後は、松浦商店の「おにぎり餅弁当」
2種類の「おにぎり餅」(明太マヨとツナマヨ)がメインのお弁当で、色々なおかずが入っております。



おかずは結構色々入っているけど、どれもメインを張れるほど美味かったです。エビフライが入っているあたり、名古屋らしいなぁ。
で、メインの「おにぎり餅」は、まんじゅうに使っている餅のように伸びのいいものでしたけど、もっと中身は詰めてもよかったかな。少々ケチり過ぎだったかも。あと餅そのものは甘く仕上がっている感があり、そこは普通の味わいのものでよかったのかなとも。ただ、中身は美味しいです。普通の餅(できれば、つきたてのヤツ)で作ってみたいとは思わせてくれます。


SHV47_1068そして、この松浦商店ではアイツが売っていた。何かと話題になった「チョコバナナ」ですよ。
この試合でもキモかわいい姿で並べられておりました。一応グランパスファミリーをかたどったものらしい(笑)。この子とか言って店の人が愛おしんでるのが何ともシュール(爆)。



SHV47_1069ねんがんの「チョコバナナ」をてにいれたぞ!<食べてほしくなさそうに、瞳を潤ませながらこちらを見ている(ギャハ)!



味は普通のチョコバナナですけど、チョコはそんなに甘くないので、バナナの味が生きていました。


SHV47_1078試合は、9戦無敗で失点はオウンゴールのみの名古屋と名古屋同様堅守で勝ちを拾っている鳥栖との硬い争いになると思われていました。
しかし、前半6分にスローインからダイレクトクロスが上がったと思ったら、それをダイレクトにシュートを放ち、そいつがゴールの右隅にきれいに決まって、鳥栖が棚ぼたの先制点をゲット。意外な形で名古屋の守備が破られた!動けなかった半分、守備の隙を突かれた半分といったところでしょうか。
その後は名古屋が攻撃の態勢を作り出そうとするものの、鳥栖のハードワークで最終防衛ラインを破れない状況が続きました。一方鳥栖も名古屋の守備を一度破ったとはいえ、その後は名古屋が主導権を握っていたため、なかなかチャンスを得られませんでした
それでも、前半終了間際に鳥栖はフリーキックを得て攻め込みます。その際、名古屋の守備ミスからシュートを決めて2点目をゲット。鳥栖は少ないチャンスをモノにして、0-2で折り返しました。

後半は終盤に名古屋がやっと1点は返したものの、時既に遅し。鳥栖の組織的な守備を最後まで打ち破れず、1-2で鳥栖の勝ちとなりました。


で、田代選手は、この日控えで登録され、最終盤に出場しました。1失点した後という難しい展開の中での出場でしたけど、冷静にプレーしていたと思います。見せ場はあまりなかったけど、よく動いていたと思います。


まぁ、後半早々にゴールラインを割らんとするボールを名古屋の選手が割れると思って追い掛けなかったのに対して、鳥栖の酒井宣福(のりよし)選手が必死になって追い付いて、クロスを上げていました。最終的には得点にはならなかったけど、このプレーを見て、鳥栖は勝てるなと思いましたよ。名古屋は無敗と無失点の驕りみたいなものが無かったか、反省すべきだと思いますよ。



SHV47_1081試合後の田代選手。
酒井選手との熱い抱擁を交わし、エドゥアルド選手とも何かしらのコミュニケーションを交わしておりました。鳥栖というチームに上手く溶け込んでいるようです。



これで鳥栖は3位に浮上まだ1/3程とはいえ、大健闘ですね。去年はコロナ禍での収入減に加え、元社長の件で揉めたし、企業としても大赤字で選手を切り売りしないといけないほどだったんですよね。それでも健気に育てたユースが今の鳥栖を支えているのかなとも。もちろんいい選手を少ない資金で集めて来れたというのも大きいのですが。
上手くいけば、鳥栖は今年台風の目になれるでしょう。ただ、この先のJ1は過密日程になり、暑さもあるので疲労も大きくなるはず。そこのリカバリーとターンオーバーで間違いがないことを願うのみです。田代選手は監督の信頼を早く掴んで、スタメンを張れるように頑張ってほしいものです。


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Posted by alexey_calvanov at 23:21Comments(0)

2021年02月24日

キングダム、スポンサーになる

集英社から刊行している週刊ヤングジャンプで連載中の「キングダム」。春秋戦国時代を生きた2人の少年が、中華統一を夢見て奮闘する物語です。かなり長い連載だった記憶がありますけど、実は1回も読んだことが無い(苦笑)。
その作者である原泰久さんが、サッカー・J1のサガン鳥栖のユニフォームスポンサーになることが明らかになりました。原さんは佐賀県の出身で、地元のチームということで支援したいと名乗り出たそうです。これまでも応援バルーンやコラボイベントでも鳥栖を支援していたのですが、今回は一歩踏み込んだ対応となりました。
ちなみに、1年契約(2月~来年1月、掲出は3月~来年1月まで)で、掲出先はパンツになり、『キングダム』名義で掲出するとのこと。


元々地元のチームということで、これまでも鳥栖にテコ入れしていたんですね。でも、去年は20億近い赤字を叩き出し、チーム存続の危機とまで言われていた中でしたから、思うところがあったのでしょう。コミックスは累計7000万部を売り上げているということもあって、今回のような支援ができたんだろうなと思っています。


今回の支援、口の悪い人の言い方をすれば税金対策寄付をすることで税金の控除が受けれるという打算な部分もあるのでしょう。それでも地元を想う気持ちは、過去の支援を見れば明々白々。恐らく純粋に支援をしたいのだと私は思っています。


この件をきっかけに長い支援に繋がっていけばいいのですが、個人で行える支援は限られます。そうなると、「キングダム」を連載している集英社が乗り出してくるかどうか・・・というふうになるでしょうね。


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Posted by alexey_calvanov at 22:55Comments(0)

2020年08月12日

鳥栖は踏んだり蹴ったり

J1のサガン鳥栖で新型コロナウイルスのクラスターが発生したのではないかという事態に陥っています。
8/11に金明輝(キン・ミョンヒ)監督に陽性反応が出たため、改めて選手・スタッフにPCR検査を実施したところ、8/12になって新たに選手・スタッフ計9人で陽性反応が出たそうです。このため、8/12にエディオンスタジアムで行われる予定だったルヴァンカップのサンフレッチェ広島×サガン鳥栖は中止になりました(代替日程は未定)。
実は、金監督は8/8の時点で体調不良を訴えていたにもかかわらず、マスクもしない状態で鹿島アントラーズとの試合に臨んでいたこともわかっています。まだ鹿島の選手・監督・スタッフから新型コロナウイルスの陽性反応は出ていませんが、仮に出た場合は鹿島の試合も中止になる可能性をはらんでいます。当然ながら、鳥栖の試合も今後控えているリーグ戦に影響が出る可能性も否めません


出てしまったものは仕方ないので、今後これを広げないように策を練ってほしいと思います。ただ、鳥栖の竹原稔社長は、監督が違和感を訴えた時点で即PCR検査やJリーグに最悪試合の中止を訴える措置を採るべきだったのではないかと。どうも経営危機の時といい、後手に回りやすい・緊急時の対応のまずさが目立っているように感じます。


鳥栖は今年に入ってから経営危機をしきりに言われるようになりました。今回の新型コロナウイルスが出たことによって、経営危機がさらに深まる可能性もあるだけに、クラスター拡大の可能性同様予断を許さないふうになってきました。今年のJリーグが終わってしまうという最悪の状況だけは皆で避けるように最大限の配慮をお願いしたいところです。


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Posted by alexey_calvanov at 23:44Comments(0)

2019年11月30日

【磐田】毎度のことながら、無慈悲な降格劇【松本】

サッカーJ1は、今日第33節が全ての試合を同時刻開催にて行われ、結果降格枠が決定となりました。
優勝に関しては、2位のFC東京が粘って引き分けに持ち込んだため、最終節にまでもつれ込んだものの、首位に立っている横浜F・マリノスが4-1で川崎フロンターレを下したため、FC東京が得失点差7(横浜FMが+67、FC東京が+60)を追い掛ける格好となり、事実上横浜FMの15年ぶりの優勝が確実になりました。ただ、先日の柏レイソル×京都サンガF.C.の試合のような展開もあるので、気は抜けませんけど、カテゴリが違うので、そこまでにはならんだろうと。


一方で残留争いは、先述の通り降格枠が決定しました。順位表を見てみましょう。


12位 名古屋 (37) -4
13位 浦 和 (37) -15
14位 鳥 栖 (36) -20
15位 清 水 (36) -25
--- 降格プレーオフ圏 ---
16位 湘 南 (35) -23
--- 降 格 圏 ---
17位 磐 田 (31) -29 ×
18位 松 本 (30) -29 ×


最下位で迎えたジュビロ磐田は、ホームで名古屋グランパスとの決戦に勝ったものの、16位の湘南ベルマーレがホームで迎えたサンフレッチェ広島戦に勝ったため、最終戦に磐田が勝っても降格圏を脱出できないため、J2降格が決定松本山雅FCはアウェイでガンバ大阪に負けたことで、湘南に追い付けなくなったため、J2降格決定となりました。磐田は2013年に降格が決まって以来6年ぶり、松本は再び1年でJ2に戻ることになりました。しかもJ2優勝チームが1年で落ちるのが11年ぶりの珍事という屈辱的な記録も付いて。


これに伴い、残留争いは、降格プレーオフ圏内に残ってしまうチームを決める争いになります。しかし、この争いも事実上3チームになってしまいました。
今節名古屋が負けたものの、湘南が最終節勝って名古屋が負けたとしても、玉突きで1つ順位を落とすだけなので、実質残留決定浦和レッズもほぼ同様の理由で事実上残留になります。
問題なのは、サガン鳥栖と清水エスパルス
湘南が勝った場合、得失点差で清水不利。引き分けでも得失点差の絡みで清水不利。ゆえに、引き分け以上にならなければならないのですが、運悪く鳥栖と清水は直接対決湘南の展開を見ながら試合を運ばないといけないといけなる、とてつもなく苦しく残酷なものになります。
少なくとも鳥栖・清水両方生き残りたかったら、湘南負けろと祈るしかない(汗)。しかも同時刻開催なので、インターネットがあるとはいえ状況はわかりにくい(汗)。あまつさえ清水は大量得点での失点が響いて下の順位にいるので、できることなら勝たないといけない。双方調子が悪い中で、どういう戦いを仕掛けてくるのでしょうか。


ちなみに、J2の昇格プレーオフ(J1サイドから見た場合、降格プレーオフ)は明日(12/1)から開催となります。1戦目は3位に終わった大宮アルディージャと6位のモンテディオ山形、4位に終わった徳島ヴォルティスと5位のヴァンフォーレ甲府となります。
順当に見たら、上位にいる大宮と徳島になるのでしょうけど、過去プレーオフで奇跡を起こした山形が不気味ですよね。奇しくも山岸という名字の選手(山岸祐也選手)がいるので(苦笑)。甲府はプレーオフ初体験。しかも昇格プレーオフ優勝経験のある徳島相手なので、苦しい展開になるのではないかと思います。


J1最終節、そしてJ2の昇格プレーオフ。運命の決戦を迎える中で、生き残れるチームは、どこになるのでしょうか。


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Posted by alexey_calvanov at 23:57Comments(0)

2018年12月01日

【2018年】運命の最終節【J1】

今日、J1が最終節を迎えました。例年以上に過酷なシーズンになった2018年のJ1。特に残留争いが過酷で、勝ち点40あっても生き残れないという壮絶さ。順位を見てみたら一目瞭然です。


12位 横 浜(41) +1
13位 磐 田(41) -12
14位 湘 南(40) -5
15位 鳥 栖(40) -5
--- プレーオフライン ---
16位 名古屋(40) -7
--- 降格ライン ---
※17・18位は決定したので略。


既にV・ファーレン長崎と柏レイソルが降格決定。特に柏は、まさかの降格とも言われるほどの急降下。だって去年はACL(アジア・チャンピオンズリーグ)に出られる順位(4位)だったんだよ。こんなの絶対おかしいよ。

そして、最終節まで残ってしまったのは、横浜・F・マリノス、ジュビロ磐田、湘南ベルマーレ、サガン鳥栖、名古屋グランパス。中でも名古屋は同じ勝ち点40の中でも失点が2つ多い。しかも相手は上にいる湘南名古屋のみ基本的に勝たなければ残留できないという厳しいミッションに置かれていました。
一方で横浜FMだけは勝ち点をプラスにしているため、大敗しない限り残留ということなので、事実上残留争いは横浜FM以外の4チームと言えるでしょう。
その他3チームは相手次第ですが、中でも鳥栖はACL出場権を掛けていた鹿島アントラーズとの一戦になったため、勝てるのかないしは引き分けに持ち込めるのか心配する声も挙がっていました磐田も川崎フロンターレとの一戦。川崎のホームなので、勝って終焉したいと思っているでしょう。ゆえに、気さえ抜かなければ大丈夫なんでしょうけど、最終節という独特の雰囲気に呑まれなければいいのですが・・・。


運命の最終節は、14時すぎにほぼ同時にキックオフ。鹿島×鳥栖がNHK総合、名古屋×湘南がNHK BS1で中継されました。私もアクティブGで行われたFC岐阜のクリスマスイベントが終わったら急いで名古屋に帰ってBSの生中継を見ておりました(見えない時のためにダ・ゾーンもあったけどね)。
名古屋×湘南の試合は、徐々に湘南がペースを掴み、前半で0-2に。よっしゃ名古屋プレーオフじゃ・・・と思ってはいたものの、『2-0は危険なスコア』と言われるほど追い付かれたり大逆転の可能性があるので、何とかこのまま行ってほしいと思っておりました。

後半、定期的に入ってくる途中経過とNHK総合の試合をザッピングしながら試合観戦後半も湘南はいい動きをしていると思ったら、少しずつ『危険なスコア』が顔を出す。何と名古屋に2つのファウル(PK)を与える結果になってしまい、追い付かれてしまうのだ。アカンやん、アカンたれやん、湘南・・・。
でも、湘南は残留をほぼ手中。あとは湘南が1点を入れてくれれば確実なのですが、無情にも時間は過ぎていき、タイムアップ。それでも2-2の引き分けで終わってくれた。たぶん、名古屋はプレーオフ行きだ、そうに違いない。
スタジアムの雰囲気も引き分けでよかったではなく、引き分けに終わったという悲しい雰囲気。いわゆる『お通夜』と呼ばれるものですね。


各地の試合終了の報が入ってくる。鹿島×鳥栖は何とドロー。よしよし最大の関門だと思われた鳥栖が残留してくれた。まぁ、鳥栖がJ2に来ても歓迎したんだけどね(ニヤニヤ)。岐阜とアニ×サカできるもんね(爆)。でも、鳥栖はJ1で1年でも長く奮闘してほしいよ。おカネが無くともやっていけることを示してくれた地方クラブの希望であり星なんだからさ(今はサイゲマネーで潤ってるから、サガン鳥栖を許さない(ギャハ))

そして、残ったのは川崎×磐田磐田が先制して逃げ切っているようだったのですが、何と終盤に追い付かれた。でも、磐田さんだから・・・。


・・・


・・・・・・


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実況「何と磐田、逆転されました!」



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・・・・・・・・・


バカー!!!



まるで、「チコちゃんに叱られる」に出てくる江戸川の黒い鳥であるキョエちゃんばりに叫んじゃったよ!磐田のバカー!!!BS劇場ここに極まれり!
思ったよ、確かに磐田も東海地方のチームだけど、オイラが望んでいるのは、東海地方は東海地方でも東海3県にあるチームがプレーオフに行くことだから。青じゃなくて赤のチーム!


バーデンバーデンでオリンピックを逃した名古屋の人達のような呆然とした姿でテレビを見続けてた私ですが、現実をきちんと見つめ直さなければ来年同じことになったら困る(苦笑)。


12位 横 浜(41) ±0
13位 湘 南(41) -5
14位 鳥 栖(41) -5
15位 名古屋(41) -7
--- プレーオフライン ---
16位 磐 田(41) -13
--- 降格ライン ---
※17・18位は決定したので略。


どうしてこうなったのかというと、鳥栖・湘南・名古屋は引き分けたけど横浜FMと磐田は負けた。これにより、得失点差での順位争いになった。
既に残留を決めたような横浜FMは1-2で負けたため、得失点差0で終了のため残留決定湘南・鳥栖は引き分けのため-5のままで残留決定。で、名古屋も引き分けたため-7のままで残留決定。一方で41の勝ち点を持っていて絶対的に有利だったはずの磐田はオウンゴールでするりと勝ち点を逃してしまい、かつ元々-12と大量の得失点差も足かせとなって、プレーオフ行きになってしまったという悪夢の積み重ね。どうしてこうなった!<説明のところまで戻ります(ニヤニヤ)。
ともあれ、磐田は急転直下と想定外の展開で明日行われる横浜FCと東京ヴェルディとの勝者とのプレーオフ(12/8)に回ることになります。一応J1チームにアドバンテージを持っているのだから、まだ残留のチャンスはある。でもJ2に落ちて来たら・・・。湘南のように無双するようなチームのイメージは無いけど、強いからね。でも、お客が呼べるチームだったっけ?確かに岐阜の時は集客トップ5に入る試合だったんですけど、うーむ。


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Posted by alexey_calvanov at 23:57Comments(0)

2018年05月15日

恐らく2018年最後の九州遠征での一コマ

そう銘打っているのは、開幕戦(2/25)がアビスパ福岡、先日(5/3)がロアッソ熊本だったため今年の九州にあるJ2は3チームだけなのですよ。序盤のおよそ3ヶ月半で九州を一通り回ることになってしまったのか・・・。実に寂しいのぉ。
ただ日程によっては、もしかすると九州にもう1回だけ行くことになるかもしれない。しかしそれはチームがあるからではなく、経由地として足を踏み入れることになるのでしょうね。<ヒント、隣町(笑)。


SHV39_3208というわけで、大分の行き帰りの話をしていきましょう。


最初は小倉駅にて
丁度乗り換えの時間待ちをしていたら、白い「ソニック」が停まっていたのですけど、よく見るとサガン鳥栖の「ソニック」ではないか!悠々と福岡の北九州まで『越境』してくるとは。いや、「ソニック」は博多~大分までだったはず。そう考えると、九州北部を『越境』しているわ。
本来は、博多~長崎の「かもめ」として運行されているのですが、ごくまれに「ソニック」として運行されるのだとか。まさかのレアケースに当たったのね。さすが、ゼイワンになるとちがうねー(棒読み)。
V・ファーレン長崎、アビスパ福岡、大分トリニータ、そしてギラヴァンツ北九州の4チームのホームエリアがある区間を我が物顔で走るサガン鳥栖のラッピングトレイン。さぁ、見掛けたら写真を撮って、ハッシュタグ「サガン鳥栖を許さない」を付けてツイートするんだ(ニヤニヤ)!



SHV39_3209白い「ソニック」および「かもめ」は、885系という車両を使っているのだそうです。ヘッドが少し丸っこいのね。



SHV39_3211で、こちらが本来の「ソニック」青いカラーのすごいやつだよ。


ところで、「ソニック」という言葉は、話す相手によって大きく反応が異なるのですよ。
飛行機マニアや戦闘機マニアに言えば、ソニックブーム(音速の飛行機や戦闘機などで起こる衝撃波)のことと言われ、ゲームフリーク(特にセガ信者)に言えば、ソニック・ザ・ヘッジホッグ、音速で走る青いハリネズミのことと言われ、そして鉄道マニアに言えば、この電車のことだと言われるでしょう。



SHV39_3212その車内で食べるために買ったのが、東筑軒の「かしわめし」4/12の「秘密のケンミンショー」で紹介されたこともあるのですが、元々人気のある駅弁の一つです。



SHV39_3213中はこんなふう。
鶏そぼろの茶色・錦糸卵の黄色・のりの黒色と実にカラフルです。



これはホントに美味かった。
見た感じ、鶏そぼろの部分が少ないと思われるでしょうけど、あれでも十分すぎるくらいです。というのも、ご飯にもかしわ(鶏)のエキスが染み込んでおり、それだけでも十分に美味しく食べられるからです。
鶏そぼろは、先述のかしわエキスが存分に入っていて濃い味になってるし、錦糸卵は甘めの味付けになっていることから、かしわエキスの美味さを引き立ててくれますのりはいい箸休めになっていますから、鶏そぼろ・錦糸卵の味をリセットするにはいいかもしれません。もちろん、添え物(奈良漬・紅しょうが・うぐいす豆・昆布の佃煮)もあるので、そちらでもいい箸休めになってくれます
しかもこのサイズで1,000円でお釣りの来る価格だもんね。すごくリーズナブルだわ。1,000円以上するおかずの豊富な「かしわめし」(名前失念。弁当だった)もあるけど、これで十分なんじゃないかな。


SHV39_3229こちらは、帰りの新幹線の一コマ。


最初は、馬郡蒲鉾の「馬郡のミンチ天」こちらもサガン鳥栖案件か(爆)。
魚ロッケといわれる練り物の一つです。



練り物なのに、生臭さは一切なく、むしろ甘辛の味が後を引きます。練り物は甘いんだけど、衣にあたる部分が唐辛子の風味を付けてるんだよね。これがヒットしたわけがわかるわい。やっぱりサガン鳥栖(以下略)


SHV39_3230そして「佐賀県産新玉ネギとしらすのサラダ」小倉駅内のセブンイレブンで買ってきました。まーたサ(以下略)。<何でもかんでもサガン鳥栖に結び付けるオマエを許さない(ニヤニヤ)!



しらすがちょろっとしか入ってない(泣)。ほとんど新玉ネギだった。けど、新玉ネギがいいと思っていたので、シャキシャキして美味いなぁとしか思わなんだわい。


SHV39_3207おまけ
小倉駅には、熊本と大分の案内パンフレットとかが置いてあったんですけど、その案内板、『おおいた』となってなければいけないのに、『お』の字が足りない!
『おいた』だよ!おイタが過ぎてるよ(ギャハ)!



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Posted by alexey_calvanov at 23:54Comments(0)

2017年11月20日

アビスパ福岡が大人になるきっかけになるのか

J1昇格プレーオフにコマを進めた4位のアビスパ福岡。しかしながら、第1戦になる東京ヴェルディ戦は、自身のホームであるレベルファイブスタジアムが、大規模な改修工事(2019年のラグビーワールドカップを見据えてもいる)のため使用不可になり、ロアッソ熊本のホームであるえがお健康スタジアムでの開催になっています(勝ち進んだ場合のホームは不明だが、最も近いギラヴァンツ北九州のホームであるミクニワールドスタジアムの可能性が高い)。いずれにしても、福岡から少し遠い場所での開催になるわけです。


そのことがあったからなのか、今日福岡の公式サイトに異例の声明が出されました。
今シーズン応援してくれた福岡のファン・サポーターに感謝すると同時に、共に戦った九州のJ2チームへの感謝、スタジアムを貸してくれた熊本への謝意、昇格を決めたV・ファーレン長崎への祝福、J3で戦う九州の2チームへの激励、そしてJ1で戦うサガン鳥栖への敬意を払う文言が掲載されました。そして彼らに対し、一緒に応援してほしい(できればスタジアムにも来てほしい)という呼びかけを行ったのです。


特に私が異例に感じたのが、まず熊本と福岡というのは、九州の中でもライバル心が強い地域で、大型店舗の進出の際にも張り合っていたこともあったわけです。でも、今回は開催地を提供したこともあって、その地域間の対立はこれまで以上に和らいだと思います。それ以前に熊本地震や九州北部豪雨で双方の融和は進んでいたようにも思えますけどね。

しかし、一番はサガン鳥栖への敬意をオフィシャルが出したという点
実は、福岡と鳥栖は浅からぬ因縁があり、最初は鳥栖が事実上の前身クラブであった鳥栖フューチャーズ(設立当時はPJMフューチャーズ)が静岡県浜松市から移籍したのが、九州のプロサッカークラブの起こりなのですけど、その後静岡県藤枝市から移籍した福岡ブルックス(同じく藤枝ブルックス)が、鳥栖の選手などを一切合切奪い去り、Jリーグ(現在のJ1相当)に加入したこともあり、仲が悪いのです。その頃を知っている今の鳥栖のサポーターは、旧チームが無くなったのも、後に入った鳥栖が経営で苦労したのも、元はと言えば福岡の横暴があったからという見られ方をされており、福岡と鳥栖がJ1ないしはJ2でダービーマッチが組まれた場合は、福岡と北九州とのダービーマッチの時と同じく、いやそれ以上に異様な空気を放つものになっていたと言われています。つまりは、双方のサポーターがかなり険悪な状態なわけです。
そんな中で出されたこの文言は、福岡が、この事態をきっかけに変わろうと決意したのではないかと思います。これまで色々あったけど、これを機会に大人のクラブになろうと思っているのかもしれません。水に流すのは無理でも、誠意をもって対応しようという表れなのかもしれません。
そして、このリリースを見て、サポーターも変わるべき時が来たのだと思います。これを機に、鳥栖のサポーターも福岡のサポーターもお互いの非礼を詫びて、新しい時代を築くべきではないのかなと思うのです。コアサポが変わらないとという人もいますけど、まずは和解からだと思うのです。そうすれば、お互い変われるのではないのでしょうか。

この九州のチーム同士の共闘、お互いがライバルでありながら仲間という意識が出来上がることは、昇格プレーオフの結果以上に大事なのかもしれません。もちろん、勝てば文句ないでしょうけど。
そして福岡の運営とサポーターの皆様にお願いがあります。できることなら、同じ九州のチームのユニフォームを着てやって来るサポーター達を快く迎えてあげて下さいあなた方の出した声に反応してくれた心強い『同志』なのですから。


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Posted by alexey_calvanov at 23:58Comments(0)

2015年08月07日

スクエニだけじゃなくバンナムまで抱き込みやがったか!

この企画が公表されるやいなや、各チームのサポーターの嫉妬の嵐がすさまじい(ギャハ)。
J1のサガン鳥栖がバンダイナムコエンターテインメントとCygames(サイゲームス)が手掛けるソーシャルゲームでMobageで展開されている「アイドルマスター シンデレラガールズ」との間でコラボマッチ「スターライ☆鳥栖☆ステージ」を開催すると発表しました。この企画は「アイドルマスター シンデレラガールズ」のイベント内で発表されたので、Cygames主導で行われているのだと推測されます。
ちなみに、Cygamesはサガン鳥栖のスポンサーで、社長が佐賀出身という縁から支援しているのだそうな。地域密着というのが思わぬところで火を噴いたわけですね(爆)。


対象となる試合は、9/12の清水エスパルス戦・9/26のヴァンフォーレ甲府戦・10/17の名古屋グランパス戦。ここでしか買えないグッズや3枚揃えることで1枚の絵になる記念チケットの販売の他にも、同作品のキャラを務める声優さんのイベントもあるそうです。


しかし、この前は「ロマンシング・佐賀」とか言ってスクエニの「ロマンシング・サガ」を抱き込んだ(とはいっても、これは佐賀県が積極に関わったことで得られた側面もあるので、サガン鳥栖の頑張りだけではないんですよね)というのに、今度はバンナムの有名ゲームまで抱き込むだなんて、サガン鳥栖というチームの営業力は半端ないなぁ。かつて経営危機でチームが消滅しかねなかったという反動から来ているのかもしれないですけど、こういった試みが成功してもっと盛り上がってくれることで、チームに多くのお客さんが来て、さらにサガン鳥栖のファン・サポーターが増えていけば、長い目で見て経営の安定にもつながるので、非常にいいことだと思いますわ。
この流れは、アニ×サカなどのアニメ系の企画がそれなりの収益を得ている(成功しているとは言ってない(爆))という点が評価されたものだと推測しております。その流れが遂にJ1にも波及したということなんでしょうね。


ちなみに、サガン鳥栖とのコラボイベントが決まったことで、全国のアイマスファンの嫉妬を買うことになり、遂にはツイッター上で「サガン鳥栖を許さない」というハッシュタグまで発生(笑)。やれ選手をよこせ・勝ち点よこせ・ミンチ天よこせ・J2落ちろだの散々な言われよう(ただし、あくまでネタですから(ニヤニヤ))。


というわけで、おじさんアイマスとか詳しくないんだけど(ニヤニヤ)、名古屋の一戦があるなら、ミンチ天やモンブラン(佐賀にある会社から販売されているアイス)食いたいから行ってみたいなぁ(ニヤニヤ)。どうやら、サガン鳥栖の本拠地であるベストアメニティスタジアムは福岡空港から地下鉄とJR経由で直行できるというので、案外アクセスいいのね。


ここまでやるんだったら、来年長良川でアニ×サカ関連イベントやりましょう(ギャハ)!<オマエんと子はJ3の影がちらついておるだろうが!しかも鳥栖は落ちる前提かい!


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Posted by alexey_calvanov at 23:06Comments(2)TrackBack(0)