2024年03月22日

複雑な思いで見ていた日本×北朝鮮の代表戦

昨日(3/21)、FIFAワールドカップ2026に向けての二次予選にあたる北朝鮮戦が国立競技場で開催されました。ホーム&アウェイで行われるこの試合、今回は日本のホームになりましたが、アウェイサイドには北朝鮮の大応援団が、女子の時と同様にやって来ていました


KYG03_20240321_192319414普段なら、かつてFC岐阜に所属し、現在はスコットランドのセルティックFCに所属している古橋亨梧選手が出場しなかったら日本代表の試合なんて見ないのですが、今回はどうしても見たかった。
その理由、今回北朝鮮代表に岐阜から文仁柱(ムン・インジュ)選手が選出されていたからです。同じ朝鮮大学校の先輩だった鄭大世さん以来の在日朝鮮人およびJリーグ選出選手になったようです。しかも、今回召集されている北朝鮮の選手達は、自国のリーグと思しき球団に所属する北朝鮮籍の人達なのに対し、彼だけがJリーグ所属の在日朝鮮人というふう。そんな中で代表に選ばれたのは、非常に立派なことだと思うし、孤独の中で戦うことになるので、大変なプレッシャーの中で挑むと思うと、ケガ無く帰ってきてほしいと思います。

テレビの実況でも、ウチのチーム名が連呼され、改めてウチのチームの素晴らしさを感じずにはいられなかったです。何でJ3という日本のプロサッカーリーグの3部にいるんだろうとちょっと恥ずかしい思いもしないでもなかったですけど、どんな形であれ、宣伝のようになったのでうれしい(ニヤニヤ)。

ちなみに、今回はフォワード登録になっていました。Jリーグ上の登録はミッドフィルダーなのに、ウチで左サイドバックというディフェンダーに魔改造されているというのに(苦笑)。そこから年間1ゴールしか挙げていない選手をフォワードに魔改造する北朝鮮の監督って(汗)。ゆえに、説明がチグハグである(ギャハ)。



試合は、前半早々に日本が先制したものの、その後はゴールがなかなか割れない。すると北朝鮮が攻め込んでくるものの、審判にも助けられ(苦笑)、1点を守り切ったと、いいふうに言えば悪いふうに言えば、もっと決定機(得点のチャンス)があったのに入らない、まるでウチの試合のようだった(ギャハ)。


文選手は、後半かなり進んだ中で5人目の交代枠として登場しました。難しい時間の出場だったので、なかなか目立った動きはできなかったものの、フル代表に初選出されての初めての試合を楽しんでくれればと思います。


さぁ、今度はピョンヤンでアウェイの試合だ・・・と思ったら、平壌での開催が中止になるという発表が試合後に行われ、女子の時と同様、中立地での開催を要望したとのこと。日本から感染症が流入するのが怖いので・・・とのことですけど、だったら何で来た(爆)。
このままの流れだと、日本の不戦勝になる可能性が高いようですが、北朝鮮の要望を受けて急遽第三国の会場選出に動くかもしれませんまたサウジアラビアのジッダ(しかも無観客)だったりして(苦笑)。


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Posted by alexey_calvanov at 23:59Comments(0)

2019年11月06日

いよいよ選ばれたか

11/19に開催される国際親善試合のキリンチャレンジカップ・ベネズエラ戦のメンバーが発表されました。
今回のメンバーは、U-22代表に出場するメンバーがA代表(フル代表)には選出されていないのがポイントです。つまり、今回のメンバーは、U-22メンバーが帰ってくると干されてしまう可能性があるわけです。ゆえに、既に何回も選ばれているA代表やU-22メンバーを振り切って生き残ってほしいものです。

その中で、遂に選ばれたかと心の底から喜んだ選手がいました元FC岐阜の選手で、現在はヴィッセル神戸で活躍している古橋亨梧選手です。
ここまで27試合(うちスタメンでは24試合)に出場し、9ゴールを挙げています。またアシストは8とリーグトップの成績です。
昨年の途中から移籍したのですが、そこでめきめきと実力を発揮し、神戸の選手、特にイニエスタ選手の信頼が高いと言われています。これまでいつ選ばれてもおかしくない状況ではあったのに、他の実力ある選手、特に海外組やU-22選手が台頭していたため、なかなかチャンスが巡ってきませんでした。ようやく得たチャンス、森保一監督に全幅の信頼を得られるように頑張ってほしいものです。


この他にも、大分トリニータのオナイウ阿道選手や北海道コンサドーレ札幌の進藤亮佑選手など、古橋選手と同じく日の目を見なかった選手が出場を果たしています。彼らも少ないチャンスからスタメンメンバーを狙っていることでしょう。


古橋選手は、岐阜の最後の希望です。チームが暗い状況の中で、この話題ができるだけでもうれしいわい・・・(泣)。普段代表戦は見ない人間ですけど、古橋選手が出るなら見ようかと思います。


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Posted by alexey_calvanov at 23:39Comments(0)

2019年01月12日

サッカーミュージアムに行ってきたよ

SHV39_4273昨年末、時間を少し持て余していたので、何の因果か偶然にも日本サッカーミュージアムに行くことになりました。アキバから近かったというのもあったからね(ニヤニヤ)。
場所としては、千代田区の中にあり、最寄り駅はJR総武線と東京メトロ丸ノ内線の御茶ノ水駅ないしは東京メトロ千代田線の新御茶ノ水駅
JR総武線と東京メトロ千代田線は御茶ノ水橋ないしは聖橋を渡って、東京メトロ丸ノ内線は1番ないしは2番出口から順天堂大学病院前まで進みます。すると、サッカー通りという道にぶつかるので、そこを道なりに進んでいきましょう。写真のような街路灯があるので、わかりやすいかと。



SHV39_4275街路灯は、日本代表の色であるサムライブルーに塗られたものもあります。



SHV39_4278そのものズバリ、サッカーミュージアム入口という交差点を越えて見えてくるのが、日本サッカーミュージアム日本サッカー協会ビルの中にあります。
営業時間は、平日は13:00~18:00、土日祝は10:00~18:00(最終入場は共に17:30)まで。基本的には月曜定休ですが、月曜が祝日の場合は翌火曜が休み。その他時期によって営業体制が異なるので、公式サイトで確認して下さい。
また、過去1年以内の国内サッカーの試合チケットを持参すれば、100円値引きしてくれるので、サッカー観戦のついでに見に行くのも可能です。



SHV39_4276ちなみに、隣にある湯島幼稚園には、サッカーの絵が描かれており、いかにもサッカーの街ともいえるようなものに。



SHV39_4279サッカーミュージアムは地上1階、地下2階となっており、地下2階以外は無料で入れます。
入ってすぐのところには、シャーレ(銀皿)のレプリカがあり、いつでも優勝した時の感動を味わえます。



SHV39_4281こちらは、J1・J2チームの展示が行われています。チームグッズやマスコットなどの他、貴重な展示物もあります。



SHV39_4282あ、ウチのチームもあった。
でも、ギッフィーおらへんやん。寄贈できるのかしら?



SHV39_4284一方でJ3。
写真とチームの場所を示した地図と順位表しかあらへんがな・・・。J3の立ち位置がよくわかります。
ちなみに、今年に入ってから入れ替えが行われるものと思いますが、カマタマーレ讃岐・ロアッソ熊本と鹿児島ユナイテッドFC・FC琉球が入れ替えになるのね。



SHV39_4285さて、ここからは地下2階の展示コーナーに。

最初は、日本代表の歴代ユニフォーム。1936年のベルリンオリンピックから現在までのものが置かれています。
初期の頃は白基調だったことがわかりますね。サムライブルーがメインになってくるのは、随分最近のようです。



SHV39_4286このメモは、当時の日本代表監督だったハンス・オフトさんの書いたもの。当時はホワイトボードではなく、大きな紙の上に書いて知らせていたようです。
ちなみに、この試合は10/28のもの。後にドーハの悲劇として語り継がれるあの試合のものです。



SHV39_4287こちらは「Jリーグ開幕宣言」の時の原稿(上)と当時のチケット(下)
当時のチェアマンだった川淵三郎さんが読み上げたものですが、その中の『夢に向けて』を本番では『夢に向かって』と読んだのは、有名な話。後に、頭の中が真っ白になったという趣旨の話をしています。



SHV39_4288こちらは、横浜フリューゲルスのマスコットであるとび丸
横浜フリューゲルスはオリジナル10の1チームとして参入したものの、経営難で1999年の天皇杯優勝を最後に消滅(横浜マリノスに合併)しました。フリューゲルスの快進撃は今でもサッカーファンの胸に焼き付いていると思いますし、ノーモア・フリューゲルスのように、二度とこのような事態が訪れないように厳しい運営基準を設けています
どこか寂しげに見えたのですけど、後に引退発表することになった名古屋グランパスの楢崎正剛選手(横浜フリューゲルスの元選手)のことを思ってたのでしょうかねぇ・・・。



SHV39_4289フリューゲルスのグッズと選手ユニフォーム・グラブ。
グラブは楢崎選手が使っていたものですね。



貴重な日本サッカーの歴史を知ることができるだけでなく、殿堂入りした方々の略歴も知ることができます。さらに日本代表グッズも購入できるので、東京土産代わりに買ってもいいかもしれません。
もうちょっとJリーグ関係のコーナーがあればなぁと思うのですが、それは別の場所にできるのかしら・・・。


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Posted by alexey_calvanov at 23:22Comments(0)