2018年12月13日

イタリアの方のスプリームアルヨ

アルヨ書いてるけど、韓国のメーカーの話アルヨ!<どっちもダメアルネ。


先日、韓国のメーカーであるサムスン電子が、中国でGalaxy A8sの発表会を行いました。その時、大々的にアメリカのファッションメーカーであるSupreme(シュプリーム)との提携を発表したのです。しかし、壇上に上がってきたのは、アジア系の方2名アメリカの企業だけど、今回たまたまアジア系の方が担当しているんだね・・・とか思ったわけです。
ところが、事態は急展開。実は、提携をしていたSupremeというのは、SupremeのコピーブランドであるSupreme Italiaとだったのです。このSupreme Italiaというのは、International Brand Firm(インターナショナル・ブランド・フィルム)社の所有している会社で、Supreme Spainという会社もあるのだとか。中国の特許先願制でもSupremeがアカンかったんでしょうね。


韓国は、相手のSupreme Italiaがコピーブランドだという認識があったんでしょうか。言い訳がましく、「(アメリカ企業の)Supremeは中国での営業許可が無いため、中国で営業可能なSupreme Italiaと組んだ」と言ってるんですよ。これは怪しいなぁ・・・。


ただ、コピーブランドであるSupreme Italiaは少なくともヨーロッパでは差し止めにはなっていないんですね。
というのも、『Supreme』という言葉がだたの形容詞であってメーカー商標に当たらないとして、EUの知的所有権を扱う省が判断したため、差し押さえができない状況になっているのです。つまり、企業として実質認められている状態で、今回のコラボも違法性はないというふう。ただ、倫理的に見て、Supremeの名前に乗っかって売ろうとする魂胆は見え見えなので、快く思われないわけです。


結果的に、Supremeとのコラボは、アメリカの方もイタリアの方もNGになるでしょう。前者は倫理観の無い企業とは組めないという理由で、後者は倫理的に認められない企業と組むのは問題という理由で。あーあ、一挙両得じゃなくて一挙両損アルヨ(苦笑)。


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Posted by alexey_calvanov at 23:55Comments(0)

2013年08月18日

もう少し早く動いてくれれば・・・

NECとパナは犠牲になったのだ・・・そう考えてしまった人も多かったことでしょう。


ドコモの冬モデルが、どうも国内3社に落ち着きそうだということだそうです。これにより、ツートップ戦略で優遇されていた韓国のサムスン電子は対象外になるとのことだそうです。


ドコモは現在販売している夏モデルでツートップ戦略を打ち出しました。その時に対象としたのが、ソニーとサムスン電子だったのです。これまでよく売れていたシャープや富士通を差し置いてサムスン電子が出て来た理由は、恐らくではありますが低価格という点で普及モデルを売りやすいというのがあったのかもしれません(そうすることで、インセンティブを抑えることができるのかもしれない)
しかしながら、招いた結果は散々で、サムスン電子の新機種はほとんど売れず(機能面で見たら、日本を舐めてるとしか思えない)、ドコモのメインストリームだったNECとパナソニックがスマホ市場の撤退を行うことに。ドコモの安直な戦略が、国内メーカーにトドメを刺したのならば、この責任は大きいです。

その反省からか、今回はソニーに加え、国内では安定した販売力を誇るシャープと富士通を加えたスリートップ体制を採りました早い話が生き残った国内メーカーの結集でドコモ浮上を図りたいということでしょうね。まぁ、ここでLGやHTCを入れなかっただけドコモは賢かったなとも(苦笑)。


まだ、あくまでこの決定は確定ではないので、今後どうなるかは予断を許さない状況でもありますけれども、恐らくこの3社で決まり、ソニーはXPERIA、シャープはAQUOS PHONE、富士通はARROWSとなると思います。


それでも、この決定は遅すぎた。シャープはいい機種を出していても安さだけでかき消され、NECもパナソニックもその波に揉まれ、事実上消えてしまいました。
ドコモには、いい機種であれば積極的に宣伝していくことをお願いしたいところです。国内外問わず、安さだけで売るのではなく、クオリティの高い商品を前面に押し出せば、ドコモが失った信頼を取り戻せると思います。現在はメーカーが同じような機種を出しているのでなかなか難しい点もありますけれども、中には現状ドコモのみの機能というのもあるので、そのオリジナリティを存分に出してあげるべきです。プレミアム感とクオリティを前面に押し出せば、ドコモはまだイケると感じてますよ。


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Posted by alexey_calvanov at 23:24Comments(0)TrackBack(0)

2012年08月31日

棄却理由:模倣レベルが低すぎるから

連日何かと話題になっているアップルとサムスン電子の特許訴訟。既にいくつかの国や地域で判決が出ており、双方が一喜一憂しいるわけです。
イギリスの高等法院ではサムスン電子が勝訴したものの、デザインのダサさで勝ったという何とも情けない理由で、アメリカ・カリフォルニア州の連邦地裁ではアップル勝訴でサムスン電子に賠償金請求と販売停止を求めています。一方韓国・ソウル地裁では双方の特許侵害と賠償金という玉虫色とも言える解決方法を提示しました。


そして、遂に日本での判決が今日出ました
日本では、東京地裁が裁いたのですが、東京地裁はアップルの訴えを棄却しました。事実上のサムスン電子の勝訴となりました。
判決の趣旨によれば、iPhone・iPadの中にある同期(音楽などをPCから取り込む際に双方の情報を比較して一致させる技術)がアップルの主張する曲の長さでの比較はしておらず、同じくファイルサイズで比較してはいるものの、アップルの主張(特許権侵害)とは関係しないということで棄却されたみたいです。どうも、サムスンの技術はアップルの特許技術の範囲には含まれないというふうみたいです。
そのことで、TBS(JNN)系のニュースでは、知的財産権に詳しい人がこんなことを言っていました

「アップルの製品の方が機能がはるかに高級なもの。(サムスンの製品は)別物というほど機能が低かった。だから模倣していないことになる」


・・・すげぇ言われよう(苦笑)。どのあたりが高級なのか低俗なのか素人目にはわからんのですけど、まぁ、iOSの処理速度の速さとかに言及したのかなと思っております。触った時の滑らかさは異常だもんなぁ・・・。


これでサムスン電子は首の皮一枚繋がった(つまりはGALAXYの販売はこれまで通りできる)のですが、まだ今回の訴訟は序盤でしかなかったようで。
実はアップルは同期に関する訴訟だけでなく、様々な訴訟を出しているようで、先述のサムスン電子の技術力をケチョンケチョンに言った人は、一番ネックになるのはタッチディスプレイに関する訴訟だそうで。タッチディスプレイの部分で特許侵害があると判断されれば、GALAXSYシリーズの販売差し止めに繋がるのだそうです。


今後も特許訴訟から目が離せません。状況によってはアメリカや韓国を代表する企業が吹き飛びかねないのですから。


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Posted by alexey_calvanov at 23:59Comments(0)TrackBack(0)

2011年05月30日

夏の新機種2011 ドコモ編③

夏の新機種ドコモ編、3回目は海外メーカーからの機種紹介です。


8:GALAXY S Ⅱ(SC-02C)
韓国サムスン電子が製作したストレートタイプのスマートフォン。GALAXY Sシリーズの2代目、日本での通算(GALAXYシリーズとしては)3代目に当たる。OSはAndroid2.3。
4.3インチの大型ディスプレイには傷の付きにくいゴリラガラスを採用している。

個人的感想
カメラも800万画素(インカメラは200万画素)、1.2GHzの高速CPUを利用しており、日本向けとしてはワンセグのみではあるが搭載しており、海外モデルでありながら日本向けを意識した機種設計をしている。そればかりかバランスがいいので、日本製の機種とも互角に戦えると思われる


9:Optimus bright(L-07C)
韓国のLGエレクトロニクスが製作したストレートタイプのスマートフォン。Optimusシリーズの3代目(タブレット端末も含む)。OSはAndroid2.3。
LG独自のIPS液晶であるNOVA液晶を搭載。屋外でも見やすい700カンデラという高輝度でありながら、省電力モードを利用して消費電力を抑えることも可能になっている。

個人的感想
Wi-Fiルーター的な機能は使えるようにはなっているものの、ワンセグやおサイフケータイといった日本向けの機能が搭載されていないのが痛い。単純にPCの代わり、電話とメールだけ・・・と割り切っているなら大丈夫だろうけれども。


10:BlackBerry Bold 9780
カナダのリサーチ・イン・モーション(RIM)が製作したキーボード付のストレートタイプのスマートフォン。日本での同シリーズは5代目に当たる。OSはBlackBerry 6.0。
文字ベースだったメニューがアイコン化。端末内やmicroSD内、SNSやネット動画などを横断的に検索できる機能も搭載している。

個人的感想
どうしても画面が小さい、タッチパネルではないなど様々なデメリットがあるものの、ビジネス用と割り切れば、それほど気にならないのかもしれない。外国へしばしば行く人向けの機種だとも。


次回はドコモの一般機種の紹介です。


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Posted by alexey_calvanov at 22:50Comments(0)TrackBack(0)