2023年09月19日

あのチームがJ2からやって来るかもしれない 昇格争い編

J1・J2が残り7試合(J2の一部除く)、J3が残り11試合になりました。そうなると、気になるのは、優勝・昇格・残留の争い全てのカテゴリで、この3つの争いが起こる今年のJリーグ、現状どうなっているのか見ていきましょう。

今回は、一番日程が過密で、一番日程が早く終わるJ2から。ルヴァンカップや天皇杯の影響で日程がゆったり組まれているJ1や逆に日程は詰まっていながらも開始時期の影響で12月まで行われるJ3は、後日(10月入ってから)行う予定です。となると、J2は終了が迫ったらもう1回やるってことだな(ニヤニヤ)。


ということで、まずは昇格争いから見ていきましょう(左から、順位・チーム名・勝ち点・得失点差になります)。なお、※は残り試合数が多いチームです。


01位 町 田(68)+30 ※
02位 清 水(63)+37
=== 昇 格 ラ イ ン ===
03位 磐 田(62)+22
04位 東京V(60)+21
05位 長 崎(55)+15
06位 千 葉(54) +2
=== 昇格プレーオフライン ===
07位 甲 府(52) +6
08位 群 馬(51) +7 ※
09位 岡 山(51) +6
10位 山 形(51) +4
11位 大 分(51) -3


来年から全てのカテゴリが20チームに揃えられるため、3~6位までで行われるプレーオフに勝ったチームも入れ替え戦無しで昇格するという特例シーズンになるのからなのか、結構激しい争いになっています。日程が詰まっているのは、このプレーオフの影響もあるのですけどね(ニヤニヤ)。


トップを走っているのが、FC町田ゼルビア。サイバーエージェントの強化策が実ってきた格好になりますね。異例の高校サッカーから転身した監督の戦術が見事にハマって、ここまでやって来ました主力のケガが気掛かりですけど、緻密な戦略が功を奏しているだけに、このまま昇格まで突っ走るのではと思ってます。

自動昇格を争っているのが、清水エスパルスとジュビロ磐田の静岡勢なのは、何とも。特に磐田は外国人選手の絡みで補強禁止処分の中で、当初は1年でのJ3行きもささやかれていた中、よく頑張っています。さすがJ1に長いこといたチームだなと感心しています。

それ以外で注目しているのが、ザスパクサツ群馬
こちらも監督の戦術が浸透して、序盤からの好調を維持しています。先日には『お気持ち表明』を出し、発破を掛けています。しかも群馬は試合を2試合(下位にいる藤枝MYFCと首位に立っている町田)多く残しています2試合残したことで過密日程になるというデメリットもありますけど、この2試合に勝てば一気に上位に詰めることができるチャンスでもあります。念願のプレーオフ参戦と悲願のJ1昇格に向け、突っ走ってほしいと思っています。


次回は残留争いです。今年一番ざわつかせているあのチームは、どうなるのか。


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Posted by alexey_calvanov at 23:58Comments(0)

2021年11月25日

最終展開に差し掛かったJリーグ J2編

J3もまだ決まっていない状況ですけど、J2もまだまだの状況。
・・・といっても、J1への昇格争いはジュビロ磐田が決定京都サンガF.C.は前節引き分けに終わったものの、昇格はほぼ手中にあると思っています。なので、今回は残留争いをクローズアップしていきます。
この残留争い、まだ決まっていない状況なのですけど、遂に次節で決まるんじゃないのかというところまで来ました。しかもJ1の時と同じく3チームというふうだから、何か呪われているんじゃないのかと(汗)。ということで、見ていきましょう(左から、順位・チーム名・勝ち点・得失点差・残り試合になります)。


16位 群 馬(40) -19
17位 大 宮(38) -7
18位 相模原(37) -18
=== 降 格 ラ イ ン ===
19位 金 沢(37) -22
20位 北九州(35) -26
21位 愛 媛(34) -28
22位 松 本(33) -34


上にレノファ山口FC(14位・勝ち点42)と栃木SC(15位・勝ち点42)がいるんですけど、試合数分の勝ち点が取れれば残留できるという法則があるようなので、恐らく残留を手中に収めているというふうかもしれません。そうなると、それより下のチームが危険水域と言えるわけで。

この中で、最も危険なのが松本山雅FCでしょう。何度も言ってますけど、直近5試合で勝てない状況。さらに得失点差も-34とかなり積み上がっている状況で、残り2試合全て勝つしか残留の条件がないという有様。あまつさえ上位が勝ち進むとそこで終戦確定という大窮地。とりあえず直接対決のSC相模原には勝っておきたい
直近5試合で松本山雅よりもヤバいのが愛媛FC。こちらは直近5試合で1分4敗と、ここだけ切り取ったら松本山雅よりも酷い状況。これも何度も言ってますけど、ガス欠の予感が的中(汗)。ガンバ大阪のサポが出した「勝て勝て勝て勝てホームやぞ!!」の弾幕がニンジニアスタジアムで出てこないのが不思議。
ここも浮上のきっかけが掴めないズルズルと言ってしまわないか心配ではあります。というのも、松本山雅も愛媛もJ3に同じ県のチーム(それぞれAC長野パルセイロとFC今治)があり、ダービーマッチになってしまうからです。特に愛媛は南海放送の強力なサポートがあり、録画ながらも全試合放送までしてくれる関係。そう考えると、降格が決まった場合、来年もそのサポートが受けられるのか心配になってきます。

残り2チームがまだわからない。ギラヴァンツ北九州が少しずつ降格の深みにハマっているようですけど、直近5試合で愛媛と同じ状況に陥っている大宮アルディージャが俄然怪しくなってきた。しかも今後の相手が、引き分けを挟みながらも負けなしの町田ゼルビアFCに残留争いを競っているザスパクサツ群馬というやりにくい方々。ただ、町田に勝てば、残留をぐっと引き寄せられるでしょうね。

なお、この残留争いの中でヤバいにおいが漂い始めたのが、群馬。何と元社長の不正会計が明らかになって調査中とのこと。この手の不祥事が出るとチームの勢いに影響が出ますからね・・・。大宮同様、磐田というやりにくい相手の跡に前述の大宮ですから、40勝ち点を積み上げているとはいえ、相手の動向を気にしながら戦わないといけないのね・・・。


ただ、J3の動向が決まっていないので、J2の降格枠も決まらない残留争いをしているチームの関係者は、テゲバジャーロ宮崎のチーム名を念仏のように唱えているんじゃないのかと(苦笑)。ゆえに、私も危険なのは、松本山雅・愛媛・大宮とにらんでるんですけどね・・・。それでもあと1つが決められない(汗)。どうなることやら。


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Posted by alexey_calvanov at 22:01Comments(0)

2021年11月17日

混沌さに深みが出てきた2021年のJ2残留争い

J2の残留争い、以前に比べると混沌さが増して、カオスという表現も生易しくなるほど苛酷さを増してきました。今回はそんなJ2の残留争いを見ていきましょう。

なお昇格争いは、1枠目をジュビロ磐田が決めました。2枠目も京都サンガF.C.でほぼ確定でしょう。今年は、この2チームが強かった・・・。


順位は以下の通りです(左から、順位・チーム名・勝ち点・得失点差・残り試合になります)。


15位 栃 木(39) -15
16位 群 馬(39) -19
17位 大 宮(38) -5
18位 金 沢(37) -21
=== 降 格 ラ イ ン ===
19位 北九州(35) -24
20位 相模原(34) -19
21位 愛 媛(34) -27
22位 松 本(32) -34


前よりも対象チームが増えてる(汗)。実は、この上(14位)にレノファ山口FCも控えているのですが、必要な勝ち点が試合数(J2は42試合)とイコールとされる中、41稼いでいるので実質クリアでもいいのかなと思っているのですよ。ただ、もう落ちて来ないだろうと踏んでいた大宮アルディージャがやって来た(汗)。そうなると、山口も今後の展開次第ではうかうかできないのよね・・・。松本山雅FC(第40節)と愛媛FC(最終節)の試合を残しているから。

この中で次節に負けると降格確定になるのが松本山雅。しかも先程紹介した山口との試合で決まるんですよ・・・。松本山雅は監督交代が裏目に出たとも言われています。なかなか勝てないという評し方が、ここまでしっくりくるのかというふうに思えるくらい負けが込んでいて、来年J3に行った時、1年で帰れるのか心配になってしまうほど反町康治元監督の頃のような圧倒感が無いのがそもそもの原因なんでしょうけど、J3に行った時、その圧倒感を取り戻せるかが課題になるんでしょうね。しかし、J3にやって来ると、レンタルで来ているFC岐阜の三ツ田啓希選手は呼び戻されることが確定だろうなぁ・・・。

次に危険なのが愛媛でしょう。ここは予想通りガス切れを起こしている状況ですね。ホームで勝てないのが全ての原因。これもウチが経験してきたやつだ(苦笑)。SC相模原と山口の試合がホームになるのですけど、このどちらかで勝てないと、残留争いをしている相手という意味でもヤバい

で、また悩む残りの2枠(爆)。
普通に考えれば、ギラヴァンツ北九州とSC相模原なんですよ。ただ、北九州はこの降格枠の中では一番勝ち点を稼いでいる相模原は直近5試合で見ると、勝敗数が残留圏にいるザスパクサツ群馬やツエーゲン金沢と同じ(1勝2分2敗)なんですよね。
そんな中、勢いで見ると、北九州が山口に勝ってブーストを掛けようかという雰囲気(若干ぬけぬけ気味なのが気掛かり)なのに対して、相模原はイマイチ乗り切れない状況(こちらもぬけぬけ気味)。そうなると残留圏にいながら急転直下になってしまっている大宮が非常に危ない誰だよ、無事残留できるなんて言ったのは!<オマエやろ!
同時に直近5試合で2分けのみになってしまっている栃木SCも少々ムチを入れないと危険水域に没しかねないです。ただ、ここは守備の面に力を入れているとのことなので、そこが発揮されれば乗り切れると信じています。


・・・と、ここまで降格枠4で見てきましたけど、現在J3ではテゲバジャーロ宮崎が首位に立っています今後の展開次第では2位以内を確定させる可能性もあるので、降格枠が3になるかもしれないのです。そうなると、19位に飛び込んだチームは生き残れる可能性もあるのです。それが確定できる可能性があるのは、11/21の試合ないしは11/28の試合になると思われます。なお、宮崎は11/28の試合で最終節になるため、11/21で2位以内を決めるんじゃないかなと思います。実は、宮崎が引っ掻き回してくれないと岐阜は2位以内が難しくなるというジレンマも抱えていまして・・・。すまんな(苦笑)。


次回はJ1の残留争いを見て行く予定です。


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Posted by alexey_calvanov at 23:54Comments(0)

2021年10月28日

明はくっきり、暗は混沌のJ2

前回J1の残留争いを書きましたが、今回はJ2の昇格・残留争いをば。
残り7試合となったJ2は昇格枠は変更無し(2枠)となっているものの、降格枠は昨年降格無しだったことで枠が倍増(4枠)となりました。なので、来年J3がJ2降格4枠がメインのサバイバルレースになるのではないかと予測しているので、一足先に残留争いがサバイバルレースと化しているわけです。


では、見ていきましょう。最初は昇格争いから(左から、順位・チーム名・勝ち点・得失点差)。


1位 磐 田(74) +27
2位 京 都(72) +25
=== 昇 格 ラ イ ン ===
3位 甲 府(66) +23
4位 長 崎(62) +15
5位 新 潟(61) +22
6位 山 形(61) +12


実は、この下にFC町田ゼルビア(7位・59)やFC琉球(8位・55)も控えているんですけど、ちょっと離され過ぎているかな・・・とも。琉球に至っては監督の交代もあり、状況によっては失速する可能性もあります。前半は調子がよかっただけに誠に残念でなりません。

そんな中、ジュビロ磐田と京都サンガF.Cが半ば独走状態3位の勝ち点が6~8ということを考えると、ちょっと逆転は苦しいかなと。ましてや磐田の調子がよ過ぎる(苦笑)。となると、2位の京都を崩すことができるかなんでしょうけど、磐田ほどではないけど調子は良好なので、これまた苦しい。3位の甲府に頑張って頂きましょう。
以上のことから、甲府の頑張り次第でカオス化するかもしれないけど、現状なら磐田・京都のホットライン(笑)が昇格ということになるでしょう。前者はほぼ圧倒的な、後者は念願の復帰となるわけです。

ちなみに、2019年までは3位~6位まではプレーオフ枠というのがあったんですけど、これがあったら、町田にも琉球にも、さらに言えばジェフユナイテッド千葉(9位・53)や水戸ホーリーホック(10位・50)までチャンスがあったのにねぇ・・・。つくづくコロナが憎いと思っているサポーターも多いことでしょう。


一方で、残留争いは昇格争いよりも混沌としてきております。見てみましょう。


16位 山 口(34) -15
17位 群 馬(34) -17
18位 金 沢(33) -17
=== 降 格 ラ イ ン ===
19位 愛 媛(33) -23
20位 北九州(31) -23
21位 松 本(31) -31
22位 相模原(30) -18


・・・J1の時もそうだったけど、J2の得失点差も酷いなぁ(汗)。さらに怖いのは、勝ち点が煮詰まってるところ(苦笑)。現状同じ勝ち点でも得失点差で明暗が分かれているのが、ツエーゲン金沢と愛媛FCですね。
まだ7試合あるので、残留圏に残れる可能性もまだまだありますけど、直近5試合の勝敗を見てみると、愛媛(2勝1分2敗なので勝ち点7相当)と金沢(1勝2分2敗なので勝ち点5相当)以外は負けが込んでいるようにも思えますね。21位にいる松本山雅FCは勝ち点4相当を稼いでいるんですけど、その直後に3連敗を喫していて安定していないだけでなく、稼いだ勝ち点をフイにしているとも。
残留圏にいるはずのレノファ山口FC・ザスパクサツ群馬と20位にいるギラヴァンツ北九州・最下位に沈んでいるSC相模原は星並びは違えど、勝ちが無い(2分3敗)状況なので、今後の試合展開次第では一気に降格ラインにまっしぐら(山口・群馬)ないしは残留圏に上がれない(北九州・相模原)状況になるでしょう。
そんな難しい状況ではあるのですけど、負けの混んでいる松本山雅と最下位に沈んでいる相模原が現状一番厳しいかなと。
松本山雅は『ポスト反町』が全くでき上がっていないことが今季の成績の全てでしょう。何とか今年生き残れても、来年また同じふうになるでしょうね。2018年・2019年のFC岐阜のごとくに。
相模原に関しては、これまた2019年の鹿児島ユナイテッドFCと同じ事態かも。J2に上がったはいいけど、戦力が整えられず草刈り場になってしまったと。すごく頑張ってはいるんですけど、やっぱりJ3とJ2のサッカーは違うんでしょう。J3で通じた戦術やプレースタイルは、J2では全く通じないこともあります。審判のジャッジも甘くない。そこらへんに上手く適用できないと、厳しいんですよね・・・。それゆえに、昇格1年目で全てをクリアしたブラウブリッツ秋田は素晴らしい。しかし、草刈り場がいなくなった来年が勝負だと思いますよ。戦術も見極められているでしょうから、更なるブラッシュアップが必要になってくることでしょう。

で、残り2枠が全く読めない。愛媛と金沢が逃げ切れば、自動的に山口・群馬・北九州となるでしょうけど、一筋縄にはいかんだろうなぁ。特に愛媛はガス切れを起こすと浮上するのに苦労している感があるので、最終盤にコイツが出ると厄介ですよ・・・。個人的には、J3経験のある金沢・山口・群馬・北九州のいずれかが生き残ると思います。愛媛は直近の勝ち星で見れば大丈夫そうだけど、正直ヤバいかな。


なお、残留争いに巻き込まれていた大宮アルディージャは、今年は無事に残留できるんじゃないかなと思っています。ちぇー(ニヤニヤ)。<オマエがNACK5スタジアムに行きたいだけだろ!


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Posted by alexey_calvanov at 23:25Comments(0)

2019年12月08日

2020年のJ3が決まる

2019年のJリーグもいよいよ大詰め。昨日はJ1、本日J3の最終節になりました。
注目は、最終盤で2位に上がったザスパクサツ群馬がJ2に復帰できるか否か。群馬は藤枝MYFCの結果次第で変わってきますが、基本的に勝ってしまえば復帰決定、引き分けの場合は相手の勝ち以外で復帰決定、負けた場合は勝ちと引き分けにならなければ復帰できます。条件的にはあまり厳しいものではないのですけど、最終節に掛かってくるプレッシャーは相当のものですから、変におかしくならなければいいのですが・・・。


その最終節、群馬はアウェイで福島ユナイテッドFCと、藤枝はホームでギラヴァンツ北九州と戦いました。
群馬は、福島に押し込まれる格好になっていたようですが、後半に何とか立て直し、最終盤に1点差に詰め寄られたものの、何とか逃げ切りました
同じ時刻に行われた藤枝は、優勝とJ2復帰が決まりフレッシュな戦力を試す場になった北九州とはいえ、がっぷり四つな展開に。アディショナルタイムに入ってから、藤枝がやっと決勝点を挙げ、1-0で勝利を挙げました。
この結果、群馬は2年ぶりのJ2復帰が決定藤枝は3位に終わりました。そして、群馬のJ2復帰が決まったことで、J2で21位に付いた鹿児島ユナイテッドFCがJ3降格となりました。わーい、また姉妹県ダービーができるよー(泣)。


これにより、来年のJ3は以下のようになります(太字が新規参入およびJ2からの降格組)。


  • ヴァンラーレ八戸

  • いわてグルージャ盛岡

  • ブラウブリッツ秋田

  • 福島ユナイテッドFC

  • Y.S.C.C.横浜

  • SC相模原

  • 長野パルセイロAC

  • アスルクラロ沼津

  • 藤枝MYFC

  • カターレ富山

  • FC岐阜

  • ガイナーレ鳥取

  • カマタマーレ讃岐

  • 今治FC

  • ロアッソ熊本

  • 鹿児島ユナイテッドFC

  • FC東京U-23

  • ガンバ大阪U-23

  • セレッソ大阪U-23



来年は奇数チームになるため、大体2週間に1回のペースでお休みが挟まってきます。そして、動向次第ではU-23チームが参加する最後のシーズンになります。

地域的な面で見ると、西少東多なチーム構成に。特に東北に4チームあるんですよ(泣)。ゆえに飛行機大活躍(大泣)。名古屋からだと福島以外は飛行機になるのよね・・・。
西も西で鹿児島が飛行機ですけど、熊本は早く取れればバスで行ける(爆)。ウソだと思うでしょう?ホントなんだよ(ゲラゲラゲラ)!まぁ、熊本は飛行機ないしは新幹線でも行ける大変便利なところです(鹿児島もだけどね)。

アクセス面で問題になるのは、鳥取と今治。この2つは、名古屋から直行で行けないので、前者は米子、後者は松山を経由していくことになりそうです。もっとも、鳥取の試合が米子(YAJINスタジアム)だったらば、直行で行けることになるんですけどね・・・。

それでもJ3でよかったと思う点は、近場のアウェイが増えた点沼津・藤枝・長野・富山に加え、G大阪とC大阪が入るから、数時間で行けるアウェイは結構便利。ただ、長野だけがしなの頼りになるので、夜の試合だとキツい・・・。一方で関東圏も新幹線を使えば近場にはなるのだけど、3チームしかない(汗)。


でもね、できることなら1年でJ2に戻りたい。圧倒的じゃないかと言われるように来年は頑張ろう。


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Posted by alexey_calvanov at 23:24Comments(0)

2019年11月26日

残り1枠がどうなるかでJ2の運命も決まるJ3

J2の全日程(リーグ戦)が11/24に終了しましたけれども、まだ降格枠がどうなるかわかりません。現状では21位になった鹿児島ユナイテッドFCが降格となりますが、J3の結果次第で残留ともなるのです。どうしてそうなるのかは、昇格の掛かったチームのみをピックアップした順位表で確認してみましょう。


1位 北九州 (65) +25 ★確
2位 藤 枝 (60) +13
--- 昇 格 圏 ---
3位 群 馬 (57) +23 ★
4位 熊 本 (54) +6 ★


『★』で表したのが、クラブライセンス(この場合J2ライセンス)を取得しているチーム。ギラヴァンツ北九州は既に先日の試合でJ2復帰を決めています。

今年は藤枝MYFCのみクラブライセンスを取得しなかったため、残り2試合全勝なら2位以上が確定し、降格枠を1つ減らす結果になります。ゆえに鹿児島にも残留のチャンスが残っていると言えます。
一方で、ザスパクサツ群馬ないしはロアッソ熊本が2位になった場合、鹿児島が降格になります。特に熊本になった場合は、去年の借りを返す格好になるばかりか、大分トリニータに続いて1年でのJ2復帰という大記録を打ち出します。FC岐阜にとっては同期の奮闘、似たチームレベルという点でJ2復帰の好材料になるのですが・・・。

ちなみに、群馬が2位以内に入るための条件は、藤枝が1勝以上(勝ち点63)した場合、残り2試合を全勝(勝ち点63)なら得失点差で上回われるので昇格藤枝全敗(勝ち点60)で残り2試合を1勝1分(勝ち点61)なら勝ち点で上回ることができ昇格、同じく2試合を1勝1敗(勝ち点60)なら全勝の時と同じく得失点差で上回れるので昇格となります。
熊本の場合、藤枝が全敗(勝ち点60)かつ全勝(勝ち点60)でも得失点差の関係でかなり厳しい。というのも、得失点差は7点差もあり、かつ敵失に頼る部分もあり、さらに複数点を確実に取って失点を防がないといけないからで、京都サンガF.C.のような玉砕に至らないとことを願うばかりです。


以上の観点から、残る1枠は藤枝と群馬の一騎打ちの様相を呈しているかと。藤枝優勢ではあるけれども、試合の展開次第では群馬がひっくり返してしまう可能性を秘めています。第三者目線で見たら、これは面白い(笑)。


ちなみに、この3チームが戦う試合は2試合とも全て同時刻開催(第33節は14時キックオフ、第34節は13時キックオフ)。ゆえに、試合結果はほぼ同時にわかります。混戦になっているJ2昇格への最後のカギはライセンス持ちか否か・・・。


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Posted by alexey_calvanov at 23:24Comments(0)

2017年07月30日

FC岐阜観戦記2017 第13節 この状況を変えるのは自分達次第

SHV32_1199FC岐阜、今回は、ザスパクサツ群馬との一戦でした。
写真はアウェイ側の様子。ご存じの通り、岐阜は2連敗中ですが、群馬は7連敗中先日行われたロアッソ熊本戦でやっと引き分けたものの、まだ連敗を止めただけ今日の試合で勝たなければ、引き分けを挟んで再び連敗になります。今年の群馬は総じて調子が悪く、J3への降格筆頭候補とさえ言われてしまっています。
それゆえに出された横断幕「この状況を変えるのは自分達次第」奇しくも今の岐阜にも言えることで。

今日の試合は、先日の試合、庄司悦大選手のチョンボでレッドカードをもらってしまい、出場停止という非常事態。しかも今日のメンバーの中には難波宏明選手も連ねていません。大丈夫なのか・・・と思ったら、庄司選手の位置に小野悠斗選手、難波選手の位置にクリスチャン選手、そして先日横浜F・マリノスから期限付き移籍してきた中島賢星選手が初めてベンチ入りしていました。
この3人が、試合で躍動したなんて、この時には思ってもいませんでしたよ。



SHV32_1196最初に向かったのは、岐阜農林高等学校ブース。岐農林ですね。
ここでは、毎年恒例の「岐農林アイス」が売り出されておりました。今年もあの「まくわうりアイス」が頂けるのか・・・。
と思ったら、こちらも売っていた。その名は「まくわうり大福」(左)。なぜか凍らせて販売していたらしく、解凍してから頂いて下さいとのこと。とはいうものの、この暑さなら、このまま頂いても何の問題も無い(笑)。



「まくわうり大福」の味はと言うと、中にクリームチーズが入っているので、まくわうりのあっさりとした甘みにチーズの濃厚さが加わり、意外にもバランスのいいものに。これがメロンならこうもいかんだろうね。


SHV32_1198続いては、「たくみのフランクフルト」
たくみやという店で売っている1本1本手間暇かけて作ったという触れ込みの商品です。



ケチャップとかが無いので大丈夫なのかなと思ったら、ちゃんと塩味が付いているではないか。程よい塩味が付いているので、食べやすい。程よいとはいえ、お酒のつまみにイケそうなレベルの味と言えば、どのくらいの濃さなのかわかるのではないのでしょうか(ニヤニヤ)。


SHV32_1200さて、気になる試合は、最初から岐阜が押している展開に。相手の群馬は精彩を欠いた動きになっていたとも。
そんな中に生まれたのが、前半6分のクリスチャン選手の先制ゴール小野選手が相手のトラップミスを見逃さず奪い、滑りながらもクリスチャン選手にパスを回し、そのボールを最後まで大事にゴール前まで持って行って決めたものでした。

その後は、この虎の子の1点を守る格好に岐阜はなり、前半戦の終わりに投入された群馬のカン・スイル選手が徐々に機能し始めてきました岐阜も追加点を挙げようと奮闘したものの、最後にゴールポストに当たったり、敵の選手に阻まれたりと散々。特に風間宏矢選手は久しぶりのスタメンだったので奮闘したのにもかかわらず、せっかくのJ2での200試合出場セレモニーまで行われたのに、先述の結果で、ある意味かわいそうだったなと。

そんな苦しい状況下の中、やっと追加点をもぎ取ることができたのは、後半の終わり、後半27(72)分のコーナーキックからでした。小野選手の蹴った球が吸い込まれるようにゴールの中に。キーパーがかき出そうとしたものの、時既に遅し。最初見た時、オウンゴールなんじゃないかと思ったのですが、小野選手のゴールになったようです。

この1点で、群馬の戦意は削がれたのか、決定打も出ず、試合終盤には♪アイーダ(岐阜の勝利の際に歌われるチャント)が流れるほどの余裕を持って、岐阜が2-0で勝利を収めました



今日の岐阜は、確かに良かったものの、相手が群馬だからとも言えるわけで。とにかく群馬のプレーは粗かった(かつ荒かった)。アウェイ戦の時よりかまとまりのあるプレーになったかなと思ったら、あまり変わってないどころか、さらに酷くなったとも。まとまりのある時間が少ない群馬は、昔の岐阜よりも酷いチームになってしまったなと。このままでは群馬はまずいなぁ・・・。
対して岐阜は、もっと点を取れたはず。少なくとも後半のクリスチャン選手が掴んだ大チャンス(シュートはキーパー正面に飛んだあのシーン)そのクリスチャン選手に代わって出場した中島選手の、終盤の小野選手のパスからのチャンス(最終的にスルーしてしまった)の2つは決めてほしかった。中島選手は動きがよかっただけになおのこと。恐らくクリスチャン選手の後釜に据えられるのは間違いないでしょう。そうなれば、外国人枠を上手く生かせるのではないかとも。ただ、今回クリスチャン選手が決めたので、しばらくはクリスチャン・シシーニョ・ビクトルの3人体制を維持することになるのでしょうね。早いこと中島選手は岐阜の選手との連携に慣れてほしいです。


SHV32_1203そんな複雑な思いで勝利を噛み締める中、これか(笑)。
やられた、実にやられた(爆)。新しいアニメゲーフラ誕生の瞬間に立ち会ったのかもしれない。
ちなみに、こちらは「ガーリッシュナンバー」の主人公烏丸千歳のセリフから。確かにクリーンシート(無失点)での勝利という意味なら合うね(苦笑)。



岐阜は、次回長崎でV・ファーレン長崎との一戦になります。今度は群馬戦のように上手くは行かないでしょう。今回の結果は、まぐれと偶然と相手のコンディションが奇跡的に重なって勝てたのだと思って戦わないと、また足をすくわれるでしょう。庄司選手も難波選手も出てくることでしょう。彼らがいなくても勝てるというおごりは持たず、彼らがいれば勝ちを手繰り寄せれるんだという意気込みで挑んでほしいものです。


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Posted by alexey_calvanov at 23:40Comments(0)

2017年05月06日

FC岐阜観戦記2017 アウェイ編 その6 大木サッカーが本物になった瞬間

SHV32_0762FC岐阜、5/3は正田醤油スタジアム(群馬県立敷島公園県営陸上競技場)でザスパクサツ群馬とのアウェイ戦に挑みました。



対戦相手の群馬は、この試合まで1分9敗と燦々たる成績。遂に4/29に行われた名古屋グランパスとの試合に負けたことで、サポーターの怒りが爆発試合終了後にサポーターの一部が居残って、社長を呼べという事態にまでなりました。この時、高校生のサポーターが社長を呼ばないと塾サボってやると叫んだことで、大人のサポーターの塾は行けなどと返答したやり取りが、サッカー関係のブログ(まとめサイト)だけでなく、ニュースサイトでも取り上げられて話題になりました。
このサポーターの居座りにより後日、サイト上でもお詫び文が掲載され、一応サポーターの怒りは収まったのかなと思いますけれども、塾の子の一件もあって、やりにくい試合になってしまいました。
というのも、こちらもこちらで、(引き分けを挟みながらも)チーム新記録の5連勝が掛かっております。できる限り貯金を稼ぎたいというのもあって、勝ちたいんですよ。


SHV32_0766そんな正田醤油スタジアムのピッチ。新緑の季節ということもあって、芝がきれいですわ。



SHV32_0728成績が悪い中でも、駅前には群馬を応援するのぼりが立っております



SHV32_0778そして、前橋駅前のコンビニSAVE ON(セーブオン)には、群馬を応援するスペースがあります。グッズも売ってましたよ。
ぐんまちゃんと湯友(ゆうと)くんとの2トップでJ2残留、そして将来のJ1昇格を頑張ってほしいものです。



SHV32_0763ここからは、正田醤油スタジアムでのスタメシの紹介です。


最初は、北日本フーズの「もつ煮」
群馬県では非常に有名な、永井食堂のもつ煮を商品化した物です。お土産でも買えるんですよ。ただし生物なので、クール便での配送必須ですが。



味噌の風味は薄め。どちらかというと素材の味を重視したふうです。ただ、しょうがが入っているので、しょうがの味わいは強いです。


SHV32_0764お次は、そば処 大村総社の「おそば屋さんのソースかつ丼」



SHV32_0765中はこんなふう。
上州豚のひれかつにそばつゆベースのソースが掛かった一品です。



かつもソースもあっさりしているんですね。脂っこさは一切無い。すごく食べやすいと思いますよ。なお、かつも結構柔らかいので、誰でも美味しく頂けると思います。


SHV32_0775最後は、群馬ではお馴染みの一品。登利平の「鳥めし弁当(竹)」。
「鳥めし弁当」は様々な種類が売られているのですが、スタジアムで買えるのは竹になります。それ以外の弁当も売っているので、「鳥めし弁当」が買えなかったといっても嘆くことなかれ。



SHV32_0776中はこんなふう。
スライスした鶏肉と鶏肉の刻んだものがいっぱい入ってタレの染み込んだご飯が詰まっております。



味は抜群です。スライスした鶏肉の味わい、タレの味わい、それが染み込んだご飯、どこを取っても美味いのよね。さすが群馬を代表する一品、Jリーグのスタグルで大賞を取るだけのことはあるわ。

ちなみに、群馬県内なら(恐らく)どこでも売っているのですが、なかなか買えないんですよね。困ったらここで買うのもアリかも。ただし、足が早いので要注意スタジアムで買う場合、3時間くらいを目安にして下さい。要は買う前に消費期限をよく見なさいということです。


SHV32_0767この日の試合は、何としてでも勝ちが欲しい群馬のサポーターがコレオ(コレオグラフィー)を掲示しておりましたね。



SHV32_0770ハーフタイムには湯友くんがやって来てくれました。
すまんのぅ。本当なら一番にホームに行って盛り上げたかっただろうに。本当にありがとうね。



SHV32_0771そんな試合はというと、序盤は群馬がいいペースを掴んでおりました。これはまずいなぁ・・・と思いながら試合の状況を眺めていると、岐阜も徐々にペースを掴み始めました。そこに飛び込んだのが、前半19分の田中パウロ淳一選手のゴール。幸先いい先制点を獲得できましたよ。
この後は、岐阜のペースを維持前半25分には難波宏明選手が近距離から振り向きざまのシュートで追加点を挙げ、一気に押せ押せムードを醸しだしてきました。
ところが、その後に点が取れない。後半に入ると、徐々に群馬がペースを掴み直そうと躍起なってきます。それでも、交代枠を上手く使ってしのいだなと思います。

結果は0-2で完勝。課題はあるのかもしれないけれども、相手に救われた格好になるのですかね。



SHV32_0772試合後にやって来た田中パウロ淳一選手とメイン席にやって来た岐阜サポーターに挨拶する他の選手(奥)。



これで、参考記録となりながらも、5連勝達成大木監督が行っているサッカーが着実に身に付き、本物になってきているのを実感しております。
ただ先述の通り、課題はあります。一番大きいのは90分同じポテンシャルで戦えるのかという部分。後半に息切れするのが目立つんですよね。特に夏場は厳しい戦いが予想されますので、その間にどうするのかが見ものです。
もう一つは、変えの利く選手がきちんといるのか。特に今回シシーニョ選手が累積3枚ヘニキ選手も既に3枚になっています。どちらか、もしくは両方共にカード1枚出ただけで大窮地となりかねません。若手の奮闘が欲しいところです。もしかすると、クリスチャン選手がシシーニョ選手の代役で出るのか?それはそれで楽しみだけど・・・。


次は、5/8の大分トリニータ戦です。J3からJ2へ復帰したとはいえ、岐阜にとっては苦手なチーム。攻撃的な面が強いチームなので、上手くいなせれば勝てるかなというふう。決して気の抜けない相手だけに、今はとにかく勝って兜の緒を締めよということでしょう。勝っている今が一番危ない。慢心せず、常に勝利への執念を燃やし続けることです。念ずれば開く。この気持ちを忘れないで頂きたいです。


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Posted by alexey_calvanov at 23:24Comments(0)TrackBack(0)

2017年05月03日

新しい歴史の1ページを刻んだぞ!

今日、FC岐阜はアウェイ(正田醤油スタジアム)でザスパクサツ群馬と対戦し、0-2と完勝しました!
最初動きが重いなと思ったものの、点が入ってからは勢いが付いて押せ押せムード。ただ後半から敵の修正能力がじわじわ出始め、再び押され気味でしたねぇ。まぁ、敵のシュート精度に助けられた感はあるものの、欲を言えば追加点が欲しかった。

それでも引き分け挟んで5連勝と連勝の新記録は(参考だとしても)作ったわけですよ。これは選手を褒めてあげたい。


詳細はまた後日。勝ってよかったことだけをお伝えしておきます。


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2016年11月03日

FC岐阜観戦記2016 第18節 名古屋グランパスエイトのJ2降格が決まったその日

FC岐阜、今日はザスパクサツ群馬との試合でした。


今日の試合を振り返る前に、J1が今日で終わったので、そこから話していきましょう。


既に湘南ベルマーレとアビスパ福岡のJ2降格が決まった中、最終節までに名古屋グランパスエイト・アルビレックス新潟・ヴァンフォーレ甲府・ジュビロ磐田の4チームが残留を賭けて争うという白熱したものとなっていました。中でも名古屋は約四半世紀守ってきたJ1に残れるかが焦点になり、去年の清水エスパルスに続いてオリジナル10の一角が落ちるのか否か、固唾を呑んで見守っていた人も多かったのではないのでしょうか(前売り券が完売だったので、当日はNHK名古屋かスカパーで試合を見た人が多かったのでは)。

試合は磐田はベガルタ仙台と戦い0-1で負け、新潟はサンフレッチェ広島と戦い0-1で負け、そして名古屋グランパスエイトは湘南ベルマーレと戦い1-3で負けました。この結果により、名古屋はJ2降格が決まりましたジョロブスキー監督の就任も田中マルクス闘莉王選手の復帰もJ1残留には結びつかなかったのは、残念であると同時に、皮肉なものだなと。いい選手がいても、いい監督が就いてもダメな時はダメなのだと。これは岐阜の現状にも当てはまりかねないので、気を引き締めて見てほしいものです。

しかし、逆を言えば、いいモチベーションができたとも。名古屋のファン・サポーターには申し訳ないのですけれども、名古屋がJ2降格になったことで、岐阜は頑張って戦い抜いて残留すれば、念願の名岐ダービーができるのです。先日行われたギラヴァンツ北九州に負け、最下位に落ち苦しい状況下にある中で、一筋の光明になってくれればいいのですが・・・。


さて、今日の試合は名古屋の試合が終わった約2時間半後の18:00に開始となりました。祝日なのにナイトマッチなのは、仕事や学校があるところが多かったためかと。しかし、観客は3920人今日の天気のようにお寒い動員になってしまっておりました。しかし、こんな時は何かをやるのが岐阜。過去の劇的勝利も観客動員数が少ない時に起こされるのが多いのです(いつも少ないじゃんというツッコミは無しよ(苦笑))
かくいう私も、仕事があったので、ハーフタイムの時に入場するほど。しかし、今日はラジオ中継がぎふチャンで行われておりました。しかも今日はぎふチャンがスタジアムでラジオの無料レンタルをしていたらしい。でも夜はエリアの岐阜でもぎふチャンが入りにくいのに大丈夫か?


SHV32_0123そんな試合は、前半31分に群馬がセットプレーで得た1点を守る形で後半を迎えました。不用意な失点はいつものことなので突っ込むのもバカバカしいのですが、前半25分に群馬の乾大知選手は2枚イエローを食らって退場処分になり、10人になったのに、追い付けないのはちょっとヤバいぞと思っていたわけですわ。その後群馬はガッチリ守備固めしていたし。

ところが、岐阜は後半から猛チャージを掛けます
半7(52)分にはレオミネイロ選手の芸術的なシュートで同点に追い付き、以降岐阜の押せ押せムードになりました。やっと数的有利を生かせるようになったとも言えますね。それでも群馬の固い守備を破れず悶々としていた中、遂に均衡を破る一発が後半42(87)分、一人の伏兵によって起こされたのです。
ゴール前でごちゃごちゃした中、放たれたゴロシュートがサイドバーに当たってゴールに吸い込まれたのです。それを放った伏兵が冨士祐樹選手。2015年に北九州からやって来たものの、1年以上ゴールから遠い存在でした。常にスタメンに出られない中で静かに闘志を燃やしてきた伏兵がやってくれたのです。
結果的に、この得点が響き、2-1で逆転勝ち。連敗を5で止めたのです。



SHV32_0126勝利をファンやサポーターと共にかみしめる岐阜の選手達。右端のオレンジのバンドを付けているのが、同点弾を放ったレオミネイロ選手。



SHV32_0127そして、逆転弾を放った冨士祐樹選手。インタビューを受けていたので、後から1人で登場。



SHV32_0128久しぶりのホーム勝利に沸くサポーター。私も次はここにいたい。



次の試合が11/6の横浜FC戦だったということもあり、2つの意味で大きいと思います。
一つは、中2日という苦しい日程になる中で勝てたということ。しかも終盤に逆転勝ちという劇的な勝ち方だったので、正直勢いが付いた厳しい言い方をすれば、10人になっている相手に、ここまで苦しめられるのはまずいんじゃないのかと思うけれども、勝てばよかろうなのだ)と思っています。
もう一つは相手の横浜FCが5連勝という中なので、互角にぶつかるには勝利が絶対条件だと思っていたからです。
田森大己・鈴木潤両選手のケガが痛いですけど、シーズン開始前から誰もがレギュラーになれると思っている選手層なので、誰かがフォローしてくれるものと思っています今日の試合であれば、田中パウロ淳一選手がそのいい例です。次の試合も鈴木選手の穴を埋めるディフェンダー(ではなくてもいいけど)が出てくれることを願っています。


その後はアウェーでロアッソ熊本、そしてホームで最終戦の東京ヴェルディが控えています。負けられない試合が続きますし、勝ち点で同じでも得失点差でかなり不利な状況下に置かれている岐阜にとって、勝ち点を積み上げること、強引かつ極端な言い方をすれば、絶対に負けられないかつ勝たないといけない状況下になっています。
そして、先述しましたが、岐阜にもモチベーションになる材料ができました北九州は新スタジアム落成・福岡ダービーというモチベーションで戦い抜いています。だからこそ北九州は残留圏に食い込めているのだと思います。岐阜も『最後の一枠』に勝ち抜くために全力でかつ負けない闘志をむき出しにして戦い抜きましょう。ホーム2試合は絶対に有利ではありません(今年のホームでの成績を見たら一目瞭然(泣))。


勝ち抜こう。そしてJ2にやって来る『新参者』の名古屋に『先輩』として一泡吹かせてやろう。ここがJ2という厳しいカテゴリーなのだと。


J2残り試合は3。最下位・入れ替え戦順位との勝ち点差は無いものの、得失点差次第でどちらかに落ちかねない厳しい状況。


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2016年02月27日

2016年のJリーグ、いよいよ開幕

今日(2/27)、J1が開幕しました。ほとんどの試合がデイマッチで行われ、FC東京×大宮アルディージャのみがナイトマッチで行われました。


その開幕戦、結構な番狂わせになったと思いました。
昨年年間優勝したサンフレッチェ広島は川崎フロンターレに負け、今年小倉隆史新監督になりながらも、調整が不安視されていた名古屋グランパスはJ2から昇格したジュビロ磐田に勝ちました。少し磐田に押され気味だったので、辛勝だったようにも。そして、同じくJ1昇格組の大宮は後半シュートが打てない中で放った一発が得点に繋がるという珍しいパターンで勝利を得ることになりました。後半を少し見て頂けなので何とも言えなかったですけど、東京が終始押していただけあったので、東京としては嫌な負け方をしたとも。大宮はJ1昇格組の中で唯一勝利を掴むことになりました。


明日(2/28)にはJ1の残り試合(ガンバ大阪×鹿島アントラーズ)とJ2全試合が行われます。その中で、FC岐阜はアウェイ戦となりザスパクサツ群馬と戦います

初戦でアウェイ、昨年もそうでした。その時の相手だったファジアーノ岡山には3-0の完敗でした。昨年群馬には1勝1分け(しかもアウェイの試合では一度延期になってからの勝利だった)、通算でも6勝6敗6分けと互角。全く読めない展開になっていますが、昨年負けたことで厳しい戦いを強いられただけに、勝って弾みを付けたいところです。

この試合の模様は、岐阜サイドからはアウェイになるためスカパーやパブリックビューイングでの鑑賞になると思われがちです(地元では群馬テレビでの放送があります)。しかし、手軽に放送が聞ける手段としてラジオでの放送があり、今回群馬の地元放送局であるエフエム群馬で行われます普段はJFN(全国FM放送協議会)に加盟しているため、試合の放送される14:00はTOKYO FM発の全国ネット番組を放送しているのですが、特例で開幕戦は放送することになりました(そこで放送される番組は、その日の18:00以降に放送)。
しかし、FMなので地元以外では聴取できないんじゃないのと思っている方、radikoプレミアム(350円(税別)/月)なら全国のradiko加盟局なら聴取可能になっています。もちろん、サッカー観戦以外にも野球観戦の際にも使えますし、地元や故郷の番組の聴取などにも使えます(一部番組除く)。


このように手軽にも聞けるツールがあるので、岐阜など東海3県から、そして全国にいる岐阜のサポーターの皆様、テレビの前に向かえないならば、radikoで岐阜を応援しましょう。


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2015年06月28日

FC岐阜観戦記2015 第11節 双方決め手なし

今日、FC岐阜はザスパクサツ群馬との一戦を迎えました。しかし、ザスパクサツ・・・って言いにくいなぁ(苦笑)。


そういえば、FC岐阜は勝てないと思ったジュビロ磐田に大逆転勝利を収めています。いやぁ、ホントよく頑張りましたよ。正にタナボタ、ジャイアントキリングな勝利を収め、ここでさらにステップアップといきたいところですが、はてさてどうなんでしょうか。


ちなみに今日は、岐阜市民総力戦ということで、先着5000人の岐阜市民が無料招待ということになったからなのか、マイナーカード(苦笑)なのに、たくさん来場していました。とはいっても、8517人。できることなら1万人の大台は超えたいのになぁ・・・。しかも、タダ券が無ければ3517人ということはやっぱり苦しいなぁ。


SHL23_1679そんな、岐阜市民総力戦となった今日は、岐阜市のグルメが勢揃いとなりました。
最初は、クローバーコーヒーの「どて丼」。何だか「どて丼」ばかりとか言わない(ニヤニヤ)。
中は牛すじの他、手でちぎったこんにゃくがいっぱい入っておりました



味付けは甘めでコクある味噌なのですけど、アクセントとしてしょうがが入っていて、これが結構効いています。それでも辛くなく、むしろ爽やかさが増してくれるので、この時期には特にいいのかもしれないですね。


SHL23_1680お次も同じクローバーコーヒーの「ベトコン焼そば」。あのベトコンラーメンの焼そば版です。
ベトコンというのは2つの定義があり、元は南ベトナム解放戦線(ベトコン)から来ていたのですが、当時の世相からこれではまずいと思った一部の店舗では、ベストコンディションにしてくれるという意味で使われるようになり、それが定番化しました。



味は、元々ベトコンラーメンから端を発しているので、辛い!食べただけでこうもガツンと来る辛さはそうそうないですね。なぜか一緒に添えられていたにんにくが甘いという奇跡(ギャハ)。加熱しているからだとは思うのですが、ここまで甘く感じたのは初めてかもしれない。
汁モノでない焼そばでこれですから、ラーメンになったら台湾ラーメンクラスの辛さになってしまうに違いない(汗)。


SHL23_16853番目は、るんるん食品から「牛玉焼」飛騨地方(高山)で有名な飛騨牛入りのたこ焼きです。



こちら、肉の風味が非常によくて、甘みのある肉とたこ焼きの粉モノが実にマッチしています。ソースが無くてもこれだけ頂けるのですから、実に肉の旨味を生かした料理なのかがわかります。


SHL23_1684こちらは、伊奈波商會(『會』は『会』の旧字)の「長良川サイダー」
長良川の伏流水(鏡岩水源地)から採った水を利用し、グラニュー糖でのみ甘み付けしただけのシンプルなもの
ちなみに、この写真は、フェイスブックにでも何でも挙げて宣伝してねという主人のご厚意で使わせてもらいます



こちらは、甘みがグラニュー糖のみということもあって、実にすっきりとした甘さに仕上がっています。ベタ付いた甘さはまるでなく、水もいいからなのか、とても飲みやすいものになっております。これはオススメです。


SHL23_1686さて、アウェイの群馬サポーターは、去年もそうですけど、かなり少ないアウェイ席全体で100人いるかどうかの数。
そんな彼ら、少ないのにすごく響いていましたよ。
そして、去年も見掛けた「J1昇格」ののぼり去年は「おまえらその前に財務大丈夫なのか(笑)」というふうで見てましたが、今年は笑えない(汗)。うちも赤字なんですけど、後ろにはJ3の影がちらちらとちらついているわけですから・・・。
あ、一緒に来ていた湯もみ娘姿のサポーター、やる気出して応援してやれ(ギャハ)。もっと腰を使って湯もみ棒振る!



SHL23_1687対して、岐阜サポーターは、今日が岐阜市民総力戦ということもあって、気合十分バック自由席全体を使って、巨大フラッグがお目見えしました。去年もそうでしたけど、圧巻ですわ。しかも今年は声援がより力強さを増してますし。



SHL23_1694そんな気合の入ったサポーター達とは裏腹に、試合は双方決め手なしな展開。しかし、前半21分にほんの1ピースの守備が欠けたことをきっかけに一気に攻められ、最後は江坂任(あたる)選手に決められ、先制点を献上してしまいます。

その後、後半に入ってからは岐阜が群馬に攻め入る機会が多くなり、ゴールそばまで来るものの、決まらない。ホント、ゴール枠を狙うつもりで蹴らないと。ただ打つだけではだめですよ。狙って行かなきゃ。
・・・と、嘆き節を繰り出していた後半20(65)分に縦横無尽のヘニキ選手の弾丸シュート!決まった!
・・・もう目の覚める一撃というのは、このシュートを指すのだろうと言いたくなるくらい。これで何とか引き分けに持ち込みました。


ホントは勝っててもおかしくない試合だったんだけどなぁ。まぁ、引き分けに持ち込めただけよかったというふうにしておきましょう。逆に群馬はコンディション最悪(前節は完敗している)な中でここまで持ちこめたので、次は勝てるかもしれないですね。



これでFC岐阜は7/4に行われるアウェイの一戦、ジェフユナイテッド千葉戦で前半戦が終了。いよいよ次のホームゲームから後半戦に入ります。しかも、次のホームゲームは7/8と連戦になるので、かなり苦しい折り返しになります。しかもその相手は東京ヴェルディ1969。・・・うっ、味スタの悲劇が(泣)。

この試合は平日ナイトマッチなのにもかかわらずアニサカ指定試合なので、どんだけお客が入るのか未知数。さらに半額チケット販売に突入しているので、どうなるのか事態わからない。まぁ、平日なのでチケット売り切れは無いと思うのですが、仕事が終わってから向かえるのかが心配(苦笑)。毎度そう言ってギリギリ着いているので、何とかなるかいなとは思ってますがね(ニヤニヤ)。


いよいよ折り返し、一つでも順位と勝ち点を積み上げていきましょう。


岐阜のご当地サイダー 清流の香り漂う長良川サイダー 24本入リケース
岐阜のご当地サイダー 清流の香り漂う長良川サイダー 24本入リケース



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Posted by alexey_calvanov at 23:43Comments(0)

2014年04月29日

雨中の一戦 雨は勝利の歓喜に

サッカーJ2のFC岐阜、今週は群馬にあるザスパクサツ群馬との一戦を迎えました。


前節は松本で松本山雅と対戦。J1昇格経験のないチームの中では強敵とも言えた松本に惜敗という結果に終わりました。正直ボロ負けになるんじゃないかと思っていただけに、入れられた点がフリーキックでの失点のみということを考えれば、十分互角な勝負をしていたのではないかと思います。実に惜しい。

今回対戦する群馬は正直格下のチーム。おまけに累積赤字が大変な額になっているため、J2チームとしても存続の危機にあるとされ、ある種岐阜の状況とよく似ていました。特に群馬はアルテ高崎というJFLのチームを失っているだけに、今回群馬も無くすということになれば、群馬県のサッカー文化が消滅しかねない事態に陥っている中でのシーズンを迎えています。


SHL23_0125そんな中でも、今回は郡上市ホームデーということもあって、郡上市にある下呂温泉のマスコット(右端)と群馬の草津温泉のマスコット(左端)、さらにファミリーデーということもあってピカチュウ(左から2番目)がいました。そしてFC岐阜のマスコットを買って出てくれたミナモ(中央)と日本一ソフトウェアのマスコットとも言え、FC岐阜に期限付き移籍してくれたプリニー(右から2番目)
・・・プリニー妙に馴染んでやがる(笑)。



SHL23_0130後にプリニーは個人でも登場。
ここでも子供達やゲーマー達とわきあいあい・・・ってオマエ、下級とはいえ悪魔やないのか(ニヤニヤ)?
人間に馴染んでどうするよ。デーモン閣下じゃないんだから。もうちょっと敵のサポーターの魂を狩るくらいに(以下略)。
とりあえず、エトナ様にお仕置きしてもらうようご報告しておかねば(ニヤニヤ)。



SHL23_0129そんな日本一ソフトウェアも小ぢんまりとではありますが出展しておりました
・・・しかし、今後出る作品が明らかにファミリーデーとは(以下自主規制)



SHL23_0126この日は朝から大雨、最高気温は15゚Cほどと肌寒い中での試合になりました。ピッチもかなり滑る状態だったらしい。
ということもあって、高みの観戦・・・という名の上の席での観戦
思った以上に見やすい。陸上競技場なので、選手が豆粒クラスになるんじゃないかと思ったんですけど、そうは感じなかったですね。



SHL23_0131そんな大雨降る中でも元気な岐阜のサポーター達。
ちなみに、アウェー席は屋根が全くないかわいそうな状態(汗)。ゆえにサポーターだけのようなふうにも。たぶん、屋根付のアウェー席はあるんだろうね、スーパーシートの右側がそうなんじゃないかと。



SHL23_0128先程も話しましたけど、今日の試合は郡上市ホームデーということもあって、郡上市名物のけいちゃんが来ておりました
郡上と言ってますが、正確には岐阜の名物とも言えるふうですね。主に飛騨地方で盛んな料理だったとされていますが、郡上市のように美濃地方の一部でも食されています



味は結構濃い味噌味なんですが、後味はあっさり。でもビールには合うね(ニヤリ)。


SHL23_0127こちらは、岐阜市にある餃子道の餃子丼。一般の屋台の一つでもあります(試合によっては来ていない場合もあり)。



辛味と酸味の利いたタレ(たぶんラー油と酢が入ってるものと思われ)が食欲をそそり、餃子の肉の風味を生かしてくれていますね。元々ご飯に合いますからね。


SHL23_0133で、試合はというと1-0で岐阜の勝利


積極的に攻めていて形にはなってたんですけど、詰めが甘い。もう少し最後の繋ぎをよくしないと。マークをくぐり抜けられる当たりのいい選手をもっと出さないといかんですね。

それでも、ナザリト選手を出さないでここまでやれたのは大きい後半途中でナザリト選手は登場しましたけれども、それまでに点を入れられましたから、上手く繋げばPKなどのチャンスは掴めることを立証してくれました(実際、この試合の1点は難波選手のPK)。


それにしても、ナザリト選手がいると攻撃の形がまるで違いますね。とんでもなくアグレッシブになるし、軸もできる。入って数ヶ月なのに、もう岐阜にいないといけない選手になってしまった感が。ゆえに、現状累積警告3枚で次イエローカードが出ると退場になってしまい、次の試合に出られない。だからこそ、ナザリト選手のいない中で試合の形づくりができるようにするのが課題になるわけです。
しかも、ゴールデンウィーク中は過酷な日程ですからねぇ。ホントは休ませたかったのかもしれない。



次の試合は5/3に東京ヴェルディ戦を国立で迎えた後、5/6に千葉との対戦になります。下位に沈んでいるとはいえ、J1経験チーム。気は抜けません。


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Posted by alexey_calvanov at 17:54Comments(0)TrackBack(0)