J1・J2が残り7試合(J2の一部除く)、J3が残り11試合になりました。そうなると、気になるのは、優勝・昇格・残留の争い。全てのカテゴリで、この3つの争いが起こる今年のJリーグ、現状どうなっているのか見ていきましょう。
今回は、一番日程が過密で、一番日程が早く終わるJ2から。ルヴァンカップや天皇杯の影響で日程がゆったり組まれているJ1や逆に日程は詰まっていながらも開始時期の影響で12月まで行われるJ3は、後日(10月入ってから)行う予定です。となると、J2は終了が迫ったらもう1回やるってことだな(ニヤニヤ)。
ということで、まずは昇格争いから見ていきましょう(左から、順位・チーム名・勝ち点・得失点差になります)。なお、※は残り試合数が多いチームです。
01位 町 田(68)+30 ※
02位 清 水(63)+37
=== 昇 格 ラ イ ン ===
03位 磐 田(62)+22
04位 東京V(60)+21
05位 長 崎(55)+15
06位 千 葉(54) +2
=== 昇格プレーオフライン ===
07位 甲 府(52) +6
08位 群 馬(51) +7 ※
09位 岡 山(51) +6
10位 山 形(51) +4
11位 大 分(51) -3
来年から全てのカテゴリが20チームに揃えられるため、3~6位までで行われるプレーオフに勝ったチームも入れ替え戦無しで昇格するという特例シーズンになるのからなのか、結構激しい争いになっています。日程が詰まっているのは、このプレーオフの影響もあるのですけどね(ニヤニヤ)。
トップを走っているのが、FC町田ゼルビア。サイバーエージェントの強化策が実ってきた格好になりますね。異例の高校サッカーから転身した監督の戦術が見事にハマって、ここまでやって来ました。主力のケガが気掛かりですけど、緻密な戦略が功を奏しているだけに、このまま昇格まで突っ走るのではと思ってます。
自動昇格を争っているのが、清水エスパルスとジュビロ磐田の静岡勢なのは、何とも。特に磐田は外国人選手の絡みで補強禁止処分の中で、当初は1年でのJ3行きもささやかれていた中、よく頑張っています。さすがJ1に長いこといたチームだなと感心しています。
それ以外で注目しているのが、ザスパクサツ群馬。
こちらも監督の戦術が浸透して、序盤からの好調を維持しています。先日には『お気持ち表明』を出し、発破を掛けています。しかも群馬は試合を2試合(下位にいる藤枝MYFCと首位に立っている町田)多く残しています。2試合残したことで過密日程になるというデメリットもありますけど、この2試合に勝てば一気に上位に詰めることができるチャンスでもあります。念願のプレーオフ参戦と悲願のJ1昇格に向け、突っ走ってほしいと思っています。
次回は残留争いです。今年一番ざわつかせているあのチームは、どうなるのか。