レコゲー、最後はPSPの作品紹介です。
まずPSPで最注目の作品は、「ファイナルファンタジーⅢ」(★)。
1990年に発売されたファミコン版をベースに2006年にリメイクされたニンテンドーDS版をベースにしたもので、2011年~2012年にiOS・Android版として移植されたものをベースにして制作されたものです。
ニンテンドーDS版からの違いは、16:9の画面構成に再調整された点やギャラリーの追加、オリジナルとなるファミコン版BGMの追加、オートバトルの導入、英語版搭載など。それ以外にも細やかな違いや追加要素が加えられています(一部iOS・Android版で既に加えられているものもある)。
お求めやすくなっている値段なので、きれいになった画面で手軽にプレイしたいという人や懐かしい思いのある人には是非ともやってほしい作品です。
続いては「SDガンダム ジージェネレーション オーバーワールド」(★)。
2011年にWiiとPSPで発売された同ワールドに登場したジェネレーションシステムを深く掘り下げたもので、ワールドツアー・ワールドコアの2つのモードで収録されている他、マスタースキルというマスターキャラクターのみが利用できるスキルがあります。ジェネレーションブレイクは、2回目のジェネレーションブレイクの後に更なる条件を満たした場合、オーバーインパクトというものが発生し、自軍以外の全てのユニット(ゲストも含む)が敵ユニットに変貌するというモノが追加されています。
なお、同ポータブルか同ワールド(PSP版)を持っている人は、引き継ぎ要素があります。
3番目は「TIGER & BUNNY オンエアジャック!」(★)。
2011年春に放送され、今年映画化も決まっているアニメのゲーム化。
ゲームでは原作アニメのストーリーをトレースする形で進行していき、原作同様カッコいいところを見せていくのがポイントとなります。なお、基本はアクションゲームとなっています。
カッコいいとこを見せれば、SNS(ツイッターやフェイスブック)を通じて新聞記事として配信可能になっています。
原作同様のカッコいいシーンを見せたい、追体験したいという人にオススメです。
残りの作品はギャルゲーなので、簡単に。
①「恋と選挙とチョコレート ポータブル」
2010年にPCで発売。今年7月からテレビアニメ化されている同作品の移植版。
コンシューマー版への追加要素として、ヒロインの追加が行われており、限定版では、3種類のミニゲーム(ヒロインの一人と24時間体感するゲーム・花札・パズルゲーム)が収録されたUMDが入っています。
②「そらいろ Portable」
2009年にPCで発売された恋愛シミュレーションゲーム。意外なことに、この移植がコンシューマー初移植になります。
PSP移植に際し、新規シナリオ4本追加、新規CGも追加、16:9の画面構成にリファインされています。
③「シュクレ PORTABLE」
2011年にPCで発売された恋愛シミュレーションゲーム。
PSP版に移植に際し、ヒロインの追加とそれに伴うシナリオの大幅追加、新規CGや新規オープニングの追加など、新作を作り直したかのような構成になっています。
携帯ゲーム機編 結論
今月もPSPの一人勝ち状態。それでも、PS Vitaにはいい作品が揃い始めているので、これから買いたいという人には十分食指が動くのではないかと思われ。