夏の新アニメ、10回目は富士見ファンタジア文庫で連載中のライトノベルが原作の作品「神さまのいない日曜日」です。
2009年のファンタジア大賞受賞作だそうで、作品そのものもヒットしているそうですが、正直ライトノベルを読んでいない人間なので何とも言えないですね(苦笑)。
あらすじはこう(以下PCではイタリック体で表記)。
今から15年前、月曜に世界を作った神様は日曜になって世界を捨てた。その報いなのか、それ以来、人は死ななくなってしまった(いわゆるヘッドショット以外)。そんな中で人に安らぎを与えるのが墓守と言われる存在である。
アイは幼いながらも墓守として生きている。彼女は親を亡くし、いわゆる里親によって育てられているのだが、そんな辛さは微塵も感じずに、村の人達と楽しく生きていた。
村人全員47人分の墓を掘り終えた時、本当の父親の名前と同じ人物ハンプニーハンバートがやって来た。彼はある人物を探していたのだが、いないとわかったからなのか、彼は村人全員を殺してしまう。
残酷な運命に晒され、しまいには彼を恨むアイ。しかしながら冷酷に彼は言うのだった「お前は墓守なんだろう」と。
この本当の意味を知るために、本能とも言えるかのごとく、アイは彼に着いた行くことを決めた。
というふう。
シリアスになるんじゃないかと思っていたら案の定。初回から相当重い作品になってしまいました。
緩やかながらも平穏な暮らしが一変してしまい、ハンプニーハンバートの行動がわからないままに進行していってしまっているので、正直そのあたりは消化不良になっていますけれども、総じてドラスティックな驚かされる展開になっていましたね。最初の数分で見せた彼女の怒りがこういうふうな過程で起こっていたのかというのが非常にわかりやすかったのは好印象でしたね。
あとはこういったヤマがきちんと作れるのか・・・そこだけだと思います。作品そのものは面白そうなので、今後が楽しみです。
放送時間の詳細は「続きを読む」にて。
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